18歳・松窪真心の2戦連発弾でマイ仙台が7試合ぶり白星!N相模原も大賀理紗子のPKなどで4試合ぶり勝利《WEリーグ》
2023.04.01 16:15 Sat
1日、Yogibo WEリーグ第13節の3試合が各地で行われた。
フクダ電子アリーナで行われた10位・ジェフユナイテッド市原・千葉レディースと、5位のサンフレッチェ広島レジーナの一戦はゴールレスドローに終わった。
千葉Lは27分に今井裕里奈のボール奪取からショートカウンターを仕掛けて鴨川実歩がGKとの一対一を迎えた。41分や前半の追加タイムには大澤春花に決定機が訪れたが、いずれも決め切れず。S広島Rも60分に蓮輪真琴へチェイスした中嶋淑乃がフィニッシュまで持ち込むも、GK清水栞がセーブを披露。互いにゴールを奪えぬまま、タイムアップを迎え、両者ともに2試合連続の引き分けで終えた。
8位・ちふれASエルフェン埼玉の敵地へ乗り込んだ7位・マイナビ仙台レディースは、前節WE初ゴールを決めた18歳・松窪真心が再び結果を残した。開始早々の6分、速攻から右サイドを突いて矢形海優がGKとDFに間に絶妙なグラウンダーのクロスを入れると、滑り込みながらこれに合わせる。一度はGKに阻まれてアシスト殺しとなるも、こぼれ球を自ら蹴り込んだ。
対するEL埼玉は61分に瀬戸口梢のクロスから西川明花がネットを揺らすもオフサイドの判定となると、最後までゴールを奪えないまま、1-0で試合終了。EL埼玉は対マイ仙台リーグ戦4連敗となり、マイ仙台は7試合ぶりの白星を手にしている。
◆第13節
▽4月1日
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-0 サンフレッチェ広島レジーナ
ちふれASエルフェン埼玉 0-1 マイナビ仙台レディース
ノジマステラ神奈川相模原 2-0 AC長野パルセイロ・レディース
▽4月2日
三菱重工浦和レッズレディース vs アルビレックス新潟レディース
日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs 大宮アルディージャVENTUS
WE ACTION DAY(今節試合なし)
INAC神戸レオネッサ
フクダ電子アリーナで行われた10位・ジェフユナイテッド市原・千葉レディースと、5位のサンフレッチェ広島レジーナの一戦はゴールレスドローに終わった。
千葉Lは27分に今井裕里奈のボール奪取からショートカウンターを仕掛けて鴨川実歩がGKとの一対一を迎えた。41分や前半の追加タイムには大澤春花に決定機が訪れたが、いずれも決め切れず。S広島Rも60分に蓮輪真琴へチェイスした中嶋淑乃がフィニッシュまで持ち込むも、GK清水栞がセーブを披露。互いにゴールを奪えぬまま、タイムアップを迎え、両者ともに2試合連続の引き分けで終えた。
対するEL埼玉は61分に瀬戸口梢のクロスから西川明花がネットを揺らすもオフサイドの判定となると、最後までゴールを奪えないまま、1-0で試合終了。EL埼玉は対マイ仙台リーグ戦4連敗となり、マイ仙台は7試合ぶりの白星を手にしている。
相模原ギオンスタジアムで顔を合わせた6位・ノジマステラ神奈川相模原と9位・AC長野パルセイロ・レディースは、シュート数ではAC長野が上回ったものの、N相模原が終盤の2ゴールで2-0と勝利。84分に大賀理紗子のPKで先制すると、2分後には浜田遥に加入後初得点が生まれ、N相模原が4試合ぶりに3ポイントを獲得した。
◆第13節
▽4月1日
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-0 サンフレッチェ広島レジーナ
ちふれASエルフェン埼玉 0-1 マイナビ仙台レディース
ノジマステラ神奈川相模原 2-0 AC長野パルセイロ・レディース
▽4月2日
三菱重工浦和レッズレディース vs アルビレックス新潟レディース
日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs 大宮アルディージャVENTUS
WE ACTION DAY(今節試合なし)
INAC神戸レオネッサ
鴨川実歩
大澤春花
中嶋淑乃
松窪真心
矢形海優
瀬戸口梢
西川明花
大賀理紗子
浜田遥
マイナビ仙台レディース
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
ノジマステラ神奈川相模原
AC長野パルセイロ・レディース
ちふれASエルフェン埼玉
サンフレッチェ広島レジーナ
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「強みは出せた」S広島R・笠原綺乃が加入後初先発で確かな存在感、手応えと課題を口に「次は点を決めて勝つところを」
2023-24WEリーグ第14節のマイナビ仙台レディース戦で、新加入選手が躍動したサンフレッチェ広島レジーナ。今冬に早稲田大学から加入したMF笠原綺乃もその1人だ。 14日に味の素フィールド西が丘でマイ仙台と対戦したS広島Rは、立花葉、李誠雅のゴールで2-1と勝利。3試合ぶりの白星を手にした。 これまでの出場2試合は途中出場だった笠原にとって、この日がプロ入り後初の先発出場となった。19分には自らの縦パスをスイッチに、流れるようなパスワークで中央を割って決定機も迎えるなど、タレントが揃うS広島Rの中盤で確かな存在感を示した。 ミックスゾーンでの取材に応じた22歳は、「(初先発に関して)少しは緊張したんですけど、今までやってきたことを全部出しきろうと思っていました。自分の強みであるゴール前のワンタッチツータッチでうまく周りと連携して関わっていくプレーは出せましたが、最後決め切ることが今日はできなかったので、そこの質に練習からこだわっていきたいなと思いました」と、ゲームを振り返る。 入団会見時の雨野裕介強化本部長の言葉を借りれば、「常に相手とスペースをコントロールしながらゲームメイクできる大変気の利くバランサーで、レジーナにいないタイプの中盤」。 ワンタッチで相手の逆を取るプレーは「自分の強みでもあるし、チームで今やってきていることでもある」と、笠原自身も手応えを口にする。守備のセットアップ時は終始首を振り、大学の先輩FW廣澤真穂への縦パスコースを切るなど、ボールのないところでも輝きを見せた。 一方で、自身のシーンも含めて「自分たちのペースの時にしっかり決め切るところが今の課題」と捉えている。また、前半の中盤以降、マイ仙台に主導権を渡してしまった要因に関しては「取った後にマイボールにし切れなかった、すぐ相手にボールを(渡して)ロストしてしまったのと、前線の守備からのはめ方があまりうまくできていなくて、チームで意図して奪えなかったところ」と要因を分析している。 今節の会場となった西が丘は、関東の学生サッカー選手にとってはメッカの1つだ。笠原も早稲田大学の一員として、3カ月前に味フィ西でインカレ準決勝・決勝を戦ったばかり。2年前には大雪下での優勝も経験している。 縁のある地で、プロ選手としてプレーしたことについては「レジーナの選手として戻って来られたのはすごく嬉しい」と顔を綻ばせ、「次は点を決めて勝つところを」と、さらなる意気込みも語った。 「インカレとか決勝戦とかでプレーした思い出の地なので、またこのレジーナの選手として戻って来られたのはすごく嬉しいですし、やっぱり関東で地元(神奈川県)にも近いので、今日も家族とかが応援してくれましたし、またこのピッチに立って、次は点を決めて勝つところを頑張りたいなと思います」 2024.04.15 16:20 Mon4
SOMPO WEリーグのキックオフカンファレンス開催! 12クラブの選手が集結、「みんなが主人公になるためにプレーする」
26日、2024-25シーズンのSOMPO WEリーグのキックオフカンファレンスがJFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」で行われた。 新シーズンの開幕を前に、12クラブの代表選手が集った中、1部と2部に分かれて行われた。 第1部では髙田春奈チェアが新シーズンに向けた挨拶。また、新たにタイトルパートナーとなった「SOMPOホールディングス」のグループCEO取締役代表執行役社長の奥村幹夫氏が登壇。今回のパートナーシップ契約についての説明を行った。 髙田チェアは4シーズン目を迎えるWEリーグを前に昨シーズンを振り返り、「リーグ戦は三菱重工浦和レッズレディースが連覇と強さを見せつけたわけですが、WEリーグカップではサンフレッチェ広島レジーナが創設3年目で初タイトル、1月の皇后杯では三菱重工浦和レッズレディースをやぶって、INAC神戸レオネッサが優勝するということで、本当に色々なクラブが出てきたシーズンになったと思う」とコメントした。 「みんなが主人公になるためにプレーする」という言葉をテーマにしている新シーズンのWEリーグ。「クラブにおいてもどのクラブが主人公になってもおかしくない、色々な主人公が生まれてくると私自身もワクワクしています」と語った。 また、昨シーズンからは多くの選手が海外へと移籍していった。特になでしこジャパンの選手たちが多く移籍している。「WEリーグ寂しくなったんじゃないの?と言われることも多いですが、実際に寂しさもあります。ただ、中を見れば、あの選手がいる、この選手がいるとワクワクする選手たちが日本にはたくさんいて、その選手たちが主人公になっていくということを考えると、培った日本の女子サッカーの育成を感じますし、これから益々新しい主役を生み出していくリーグになることが求められていると思います」と、新シーズンへの想いを語った。 奥村氏は今回のタイトルパートナー契約の経緯について言及。「WEリーグの理念である、『女子サッカー、スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、1人1人が輝く社会の実現・発展に貢献する』というものと、SOMPOのパーパスである『安心・安全・健康で溢れる未来へ』という理念が共鳴し合ったのが最初のキッカケです」と語った。 その後、トークセッションが行われ、損害保険ジャパン株式会社の常務執行役員[CHRO・CCuO]の酒井香世子さん、SOMPOひまわり生命保険株式会社の執行役員 CHROである野田美智子さん、SOMPOケア株式会社の執行役員 CHROである恒松敬子さんと髙田チェア、そしてWEリーグのコミュニオーガナイザーを務める元なでしこジャパンGKの海堀あゆみさんがWEリーグとSOMPOホールディングとの協力による今後の展開について語り合った。 第2部では12クラブの代表選手が登壇。開幕節の対戦カードごとに登場し、お互いの印象やここまでのチームの完成度、自身の目標などを語った。プレゼンターは昨シーズン限りで現役を引退した元なでしこジャパンの鮫島彩さんが務め、選手たちは「2桁ゴール」、「得点王」、「タイトルを獲る」、「5ゴール5アシスト」など、具体的な目標を掲げていた。 SOMPO WEリーグの開幕は9月14日に開幕。8月31日からは WEリーグ クラシエカップが開催され、12クラブがカップ女王を目指して戦う。 ◆参加選手 マイナビ仙台レディース:廣澤真穂 三菱重工浦和レッズレディース:島田芽依 大宮アルディージャVENTUS:林みのり ちふれASエルフェン埼玉:吉田莉胡 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース:大熊環 日テレ・東京ヴェルディベレーザ:木下桃香 ノジマステラ神奈川相模原:榊原琴乃 AC長野パルセイロ・レディース:伊藤めぐみ アルビレックス新潟レディース:滝川結女 セレッソ大阪ヤンマーレディース:脇阪麗奈 INAC神戸レオネッサ:水野蕗奈 サンフレッチェ広島レジーナ:瀧澤千聖選手 2024.08.26 22:20 Mon5