大賀理紗子 OGA Risako

ポジション DF
国籍 日本
生年月日 1997年01月04日(27歳)
利き足
身長 169cm
体重 53kg
ニュース
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清家貴子が10試合連続得点の浦和、リーグ記録タイの9連勝で首位堅持!C大阪vs東京NBにはWE歴代2位の6651人が来場【WEリーグ】

21日、2023-24WEリーグ第16節の6試合が各地で行われた。 前節から中2日で行われる3連戦の最終戦。首位の三菱重工浦和レッズレディースは9位マイナビ仙台レディースとアウェイで対戦し、3-0で勝利を収めた。 15分に栗島朱里のWE初ゴールで試合を動かすと、50分には伊藤美紀が7試合ぶりのゴールを決めてリードを広げる。 74分には清家貴子が記録更新となる10試合連続ゴールを挙げ、首位堅持の9連勝。昨季浦和自身が残したWEリーグ記録に並んだ。 直近2試合を1分け1敗で浦和との勝ち点差が「7」にまで開いた2位INAC神戸レオネッサは、未勝利続く最下位ノジマステラ神奈川相模原の敵地に乗り込み、3試合ぶりの白星を手にした。 大賀理紗子負傷の隙を突いて37分に守屋都弥が試合を動かすと、折り返しての67分には2列目から飛び出した成宮唯が追加点を奪い、73分には髙瀬愛実がPKを沈めて3-0で勝利を収めた。 一方、N相模原はワーストタイとなる今季2度目の5連敗。昨季から24試合勝利なしと苦境が続いている。 逆転優勝に望みをつなげたい3位アルビレックス新潟レディースは、道上彩花のPKを皮切りに、石田千尋と園田瑞貴には今季初ゴールが誕生。WE参入後はクラブ最多タイとなる4得点を挙げ、11位AC長野パルセイロ・レディースに4-1と快勝。3点差を付けての勝利も、クラブにとっての最大点差となった。 敗れたAC長野はクラブワースト更新の8試合未勝利と、N相模原同様、こちらも苦しいシーズンを送っている。 ヨドコウ桜スタジアムで行われた10位セレッソ大阪ヤンマーレディースvs4位日テレ・東京ヴェルディベレーザには、WE歴代2位の6651人が来場。押し込み続けた東京NBが鈴木陽のゴールで75分に均衡を破ったが、C大阪もその4分後にキャプテン脇阪麗奈が意地のヘディング弾を挙げ、1-1の引き分けに終わった。 堅守速攻にポジショナルプレーを加え、進化を続ける7位ちふれASエルフェン埼玉は、新加入選手の早期フィットで調子を上げる6位サンフレッチェ広島レジーナとホームで対戦。 EL埼玉が吉田莉胡のPKで29分に試合を動かせば、S広島Rも55分に小川愛のリーグ戦初ゴールで同点に追い付く。 決勝点は76分、左ウイングバックで先発し、後半からは3ボランチの一角へ入った金平莉紗のスルーパスに吉田が抜け出し、一対一を制した。 また、5位大宮アルディージャVENTUSvsジェフユナイテッド市原・千葉レディースの一戦はゴールレスドローに終わっている。 ◆2023-24WEリーグ第16節 セレッソ大阪ヤンマーレディース 1-1 日テレ・東京ヴェルディベレーザ マイナビ仙台レディース 0-3 三菱重工浦和レッズレディース アルビレックス新潟レディース 4-1 AC長野パルセイロ・レディース ちふれASエルフェン埼玉 2-1 サンフレッチェ広島レジーナ ノジマステラ神奈川相模原 0-3 INAC神戸レオネッサ 大宮アルディージャVENTUS 0-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース <span class="paragraph-title">【動画】清家貴子の10試合連続得点含む3ゴールで浦和が快勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="8puvhlvZqa0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.21 17:25 Sun

途中出場選手の躍動で東京NBが未勝利続くN相模原に逆転勝ち!松田紫野が同点ゴール演出、山本柚月がダメ押し弾【WEリーグ】

18日、2023-24 WEリーグ第15節の日テレ・東京ヴェルディベレーザvsノジマステラ神奈川相模原が味の素フィールド西が丘で行われ、ホームの東京NBが3-1で勝利を収めた。 前節は2位のINAC神戸レオネッサと好ゲームを展開するも、ドローで上位追走へは足踏みとなった4位の東京NB。一方のN相模原も3試合連続無得点の3連敗で、未だ今季勝利なしと、苦しい戦いが続いている。 3連戦の中日へは両チームともに前節からスタメンをいじり、東京NBは6人、N相模原は4人を入れ替えた。 両者はウインターブレイク明け直後に対戦し、東京NBが2-0で勝利。リーグ戦では対N相模原戦5戦5勝、いずれも複数得点と好相性を誇る。 序盤は東京NBのボール保持が続き、3分には[3-4-1-2]のトップ下に入った藤野あおばが、切れ込んでの右足を見せる。[4-4-1-1]のN相模原も前2人、笹井一愛と南野亜里沙が、東京NBのボランチに睨みを効かせ、徐々にパスを引っ掛け始めるが、東京NBも切り替えが早く、奪ったボールをつなげない。 そのプレスにも慣れ始めた東京NBのポゼッションが再び増加するも、アタッキングサードでのアイデアを欠いてこう着状態が続くと、ワンチャンスを生かしたN相模原が37分に試合を動かす。 機を見て攻撃参加した大賀理紗子が持ち運び、浜田芽来、榊原琴乃を経由して再び右に開いた大賀へ。クロスに浜田が頭で触り、シュートにはならなかったが、クリアされたボールをゴール正面から南野が蹴り込み、ネットを揺らした。 追い掛ける展開となった東京NBはハーフタイムに3枚替えを決行。池上聖七、柏村菜那、土方麻椰に代わり、松田紫野、松永未夢、山本柚月がピッチに立つ。 48分には神谷千菜のボレーがGKを強襲し、53分には相手CKをしのいでカウンターから藤野のクロスに山本が飛び込む。鈴木陽も投入し、さらにクロス攻勢の圧力を高めると74分、松田のクロスが相手のオウンゴールを誘発し、ついに試合を振り出しに戻す。 さらにその6分後、松永がドリブルでのボックス侵入を図ると、これは阻まれるも、こぼれ球を拾った藤野がボックス手前で相手をかわし、右足を一閃。左隅へと逆転ゴールを突き刺した。 勢いの止まらないホームチームは84分、右サイド深い位置でボールを受けた山本がカットインからの技あり左足フィニッシュを流し込み、一気呵成にリードを広げてそのままタイムアップ。交代選手が役割を果たし、逆転勝ちで優勝へ望みをつなげた。 一方、急転の劣勢となったN相模原は育成組織ドゥーエ出身の木竜有姫がWEリーグデビューを果たしたものの、流れを変えることはできず。失意の逆転負けでまたもトンネルを抜け出せなかった。 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 3-1 ノジマステラ神奈川相模原 【東京NB】 オウンゴール(74分) 藤野あおば(80分) 山本柚月(84分) 【N相模原】 南野亜里沙(37分) <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】途中出場選手が絡み東京NBがN相模原に逆転勝ち!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="z-82AU8q9-I";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.18 20:05 Thu

川澄奈穂美が決勝点!5連戦の新潟LがN相模原との我慢比べを制し、タイトル争いへ食らい付く【WEリーグ】

2023-24 WEリーグ第13節、ノジマステラ神奈川相模原vsアルビレックス新潟レディースが30日に相模原ギオンスタジアムで行われ、アウェイの新潟Lが1-0で勝利を収めた。 2分け10敗とトンネルが続く最下位のN相模原。前節負傷交代の下山莉子の代わり、川島はるなが2試合ぶりの先発復帰を果たすなど、スタメンを3枚変更して臨んだ。 対して3位新潟L(勝ち点26)は過酷な5連戦の最終戦。上位対決となった27日の三菱重工浦和レッズレディース戦から中2日で迎える今節は、道上彩花がケガ明け後初の先発に名を連ねるなど、スタメンを3人変更した。 明治安田J3第7節のSC相模原vsカマタマーレ讃岐とのダブルヘッダーとして行われた一戦。9分の新潟Lは今季初先発となった田中聖愛が突破を試みるも、大賀理紗子が好守備を披露。18分にもボックス内で道上に収まるが、ここも大賀が対応する。 新潟Lの[4-4-2]に攻撃の糸口がつかめないN相模原は、27分、29分と、3試合ぶり先発の浜田芽来が右の高い位置で仕掛ける場面を作るが、新潟Lも園田瑞貴がふたをした。 互いが守備に隙を見せず、攻撃面でもファイナルサードでの質を欠いたことで、ファーストシュートは前半終了間際まで待つことに。ただ、古巣対戦となった石田千尋のミドルは枠の右へ外れた。 後半開始直後は一転、N相模原は南野亜里沙が長い距離から足を振り、新潟Lも道上のヘッドにカットインから石淵萌実の右足とフィニッシュシーンが続いた中で、試合を動かしたはアウェイチームだった。 57分、GK岩崎有波から小野奈菜へのパスがずれたのを川澄奈穂美が見逃さず、奪い切ってボックス手前右から左隅へのコントロールショットを沈めた。 均衡を破った新潟Lは61分に3枚替えを決行。フレッシュな選手の投入でギアを上げると、68分には途中出場、こちらも古巣戦となる杉田亜未がこぼれ球に反応してボックス内右から右足を振るが、力が入ったかクロスバーを越えた。 その杉田は81分、足の具合を気にしてピッチを後に。橋川和晃監督は浦川璃子の投入で5バックへ変更し、逃げ切りを図る。最終盤にはホームで維持を見せたいN相模原が攻勢を強めたものの、我慢比べを制した新潟Lがタフな試合をモノにした。 ノジマステラ神奈川相模原 0-1 アルビレックス新潟レディース 【新潟L】 川澄奈穂美(57分) 2024.03.30 19:45 Sat

3年目を迎えたWEリーグ、20名が通算50試合出場達成!歩みは確かなものに

日本初の女子プロサッカーリーグとして、2021-22シーズンの幕開けから3年目を迎えたWEリーグ。11チーム編成での2シーズンを経て、今季からはセレッソ大阪ヤンマーレディースが新たに参入し、計12チームで行われている。 16日に行われた今季の第10節は、発足からちょうど50節目となり、開幕時からケガや出場停止なく出場し続けた皆勤賞の選手12名が、WEリーグ通算50試合出場の節目を迎えた。 20日の第11節も含めて、計20名がWEリーグ通算50試合出場を達成。今週末23日と24日の第12節でも、多数の記録達成者が見込まれている。 ◆WEリーグ通算50試合出場達成者 ()内は現所属 ▽第10節にて達成 伊藤美紀(三菱重工浦和レッズレディース) 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース) 井上綾香(大宮アルディージャVENTUS) 仲田歩夢(大宮アルディージャVENTUS) 岸みのり(ちふれASエルフェン埼玉) 園田悠奈(ちふれASエルフェン埼玉) 木下桃香(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 大賀理紗子(ノジマステラ神奈川相模原) 成宮唯(INAC神戸レオネッサ) 髙橋美夕紀(サンフレッチェ広島レジーナ) 中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ) 松本茉奈加(サンフレッチェ広島レジーナ) ▽第11節にて達成 國武愛美(マイナビ仙台レディース) 中島依美(マイナビ仙台レディース) 吉田莉胡(ちふれASエルフェン埼玉) 宮川麻都(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 石田千尋(アルビレックス新潟レディース) 脇阪麗奈(セレッソ大阪ヤンマーレディース) 三宅史織(INAC神戸レオネッサ) 市瀬千里(サンフレッチェ広島レジーナ) 2024.03.21 16:30 Thu

N相模原は11戦未勝利での折り返しに…片山由菜がWE初ゴールも、AC長野とドロー【WEリーグ】

20日、2023-24 WEリーグ第11節のノジマステラ神奈川相模原 vs AC長野パルセイロ・レディースが相模原ギオンスタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。 明治安田J3リーグ第5節、SC相模原vs大宮アルディージャとのダブルヘッダーとして開催された一戦。ここまで1分け9敗と苦しみ、前節は三菱重工浦和レッズレディースに0-5の大敗を喫したホームの最下位・N相模原だが、悪い雰囲気を払拭するように、果敢なプレスを生かして主導権を握る。 立ち上がりには右のニアゾーンを取った南里杏のシュートがクロスバーを叩けば、39分にはインターセプトから大賀理紗子が自らフィニッシュまで持ち込む。 前半終了間際には、南野亜里沙とのワンツーで右ポケットを取った大竹麻友が岡本祐花に倒され、PKを獲得。だが、右上隅を狙った自らのキックはバーを越えた。 ハーフタイムには浜田芽来、61分にはAFC U20女子アジアカップ帰りの笹井一愛を投入して攻勢を強めるN相模原だが、1点が遠い。 一方、中盤タイプの三谷沙也加や福田ゆいを最終ラインに組み込んだ7位のAC長野は、N相模原の圧力を受けながらも我慢の時間を切り抜けると、少ないチャンスを生かして74分に試合を動かす。 ボックス内での岡本の突破は阻まれるも、こぼれ球に反応した菊池まりあがボックス手前左から思い切り良く左足を振ると、クロスバーに当たって跳ね返ったミドルシュートは、GK池尻凪沙の背中に当たり、ゴールに吸い込まれた。 攻め続けながらも手痛い失点を喫したN相模原だが89分、右深い位置からのスローインを起点に波状攻撃を仕掛けると、大竹のラストパスを受けた片山由菜が右足でシュート。気持ちのこもった一振りはGKの手を弾き、左のポストに当たってゴールインした。 今冬にニッパツ横浜FCシーガルズから新加入した片山のWEリーグ初ゴールで、辛うじて追い付いたN相模原。連敗こそ「5」で止めたものの、11戦未勝利のままリーグ戦を折り返すこととなった。 ノジマステラ神奈川相模原 1-1 AC長野パルセイロ・レディース 【N相模原】 片山由菜(89分) 【AC長野】 菊池まりあ(74分) <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】AC長野が菊池まりあのミドルで先制も、N相模原が片山由菜のWE初ゴールで追い付く</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="PM36oXsHRzs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.20 15:25 Wed

再開初戦黒星で未勝利続くも…N相模原に変化の兆し、大賀理紗子「きっかけは掴めている」 WEリーグデビューの大竹麻友「気持ちの変化はあった」

体制新たにリーグ戦再開を迎えたノジマステラ神奈川相模原だったが、またしても今季初勝利はお預けとなった。 N相模原は3日、ウインターブレイクが明けての再開初戦、2023-24 WEリーグ第8節で日テレ・東京ヴェルディベレーザとホームで対戦。0-2で敗れた。 中断前の戦績は1分け6敗の最下位。リーグワーストの得点数「4」にとどまった攻撃面を補うべく、なでしこリーグ1部で3年連続二桁得点の大竹麻友や、昨季12ゴールを挙げた片山由菜を補強し、2月5日には監督交代も決断した。 今節はこれまでの[4-3-3]ではなく、[3-4-3]の布陣で臨むと、東京NBの3バックに対し、立ち上がりは3トップのプレッシングが噛み合い、度々のショートカウンターも発動。だが、19分に先制を許すと、冷静さを取り戻した相手に主導権を握られ、終盤の反撃も及ばなかった。 就任から1カ月弱でチームを作ることとなった小笠原唯志暫定監督は試合後、「期間的にも詰め込む形にはなりましたが、選手たちはその中でよくやってくれたと思っています」と新たな試みにトライした選手を労うとともに、個々のさらなる成長にも期待を寄せた。 「前からプレッシングに行くのは準備期間でやってきたことなので、臆病にならずに10分から15分は行けたと思っています。90分ずっと行ってほしいですが、体力的な部分もあるので(それが難しいのは理解している)。ただ、立ち上がりの部分はこれからも継続していきたい」 「(プレスを)1本外されたら逆にリスクにはなるので、ギリギリに感じたかもしれませんが、個人の能力を上げれば(剥がされたとしても最後は)破られないので、その力を上げたい育成の部分も兼ねているので。行けば行くほど外された側面もありますが、それを怖がっていると今後に繋がらないので、どこかでエネルギーを使って取ることを、リスクを負いながらでもやっていきたいと思っています」 ゲームキャプテンを務めた大賀理紗子は、「後半は後手後手になったかなと感じました」と、東京NBの対応力に上回られたことを認めながらも、「迷いなくできたのは成果で、チームとしてはきっかけをつかめてきている」との感触も口にしている。 「チームとして変化があった中で、役割がはっきりした分、前から行くところでは、迷いなくできたのは成果です。前半戦は前から行きたくても、はまらないことがたくさんあったので、今日の前半の最初は、前がコースを限定してくれた中で後ろが強くいけたのは良かったと思います。チームとしてはきっかけをつかめてきているとは思います」 パスコースを限定させ、受け手への強いアプローチで奪い切れていた序盤から、徐々にセカンドボール争いでも後れを取る場面が散見され始めた。「流れの悪い時間帯は、こぼれたボールが相手に行く回数が多いと感じていた」という点については、「こぼれたあとに全体の重心が後ろになっていたので、そこでもう1つ詰められていたら、取り切れたかもしれない。前半の最初は、どっちのボールかという場面で、もう一歩が詰められていたと思うので、そういう一歩の差で、セカンドボールの回収率も上がるのかなとは思いました」との見解を示した。 3トップの中央で先発出場した新加入の大竹は「立ち上がりから行こうという話はしていたので、そこはしっかりハマったと思いますけど、そこで決め切れないと、苦しい展開になるんだなと改めて思いました」とゲームを振り返る。 この試合では大竹以外にも、片山、根府桃子、東京NBの神谷千菜、鈴木陽と、今冬になでしこリーグのチームから加入した各選手がWEリーグデビューを果たしている。 「よりサッカーに打ち込める環境を作ってもらって、サッカー以外のときもサッカー以外のことを考えるようになりました。(東京NBを含めてWEリーグチームとは)皇后杯などで戦ってきましたけど、自分自身がプロサッカー選手になったという、気持ちの変化はありました」 周囲が"なでしこリーグを代表する選手"との目で期待を寄せるなかで、大竹は「なでしこリーグ、WEリーグ関係なく、自自身のプレーをすることがチームのためになると思うので、まずは初勝利と初ゴールを挙げられるように頑張ります」と、次戦以降への意気込みを語った。 N相模原は次節、10日にちふれASエルフェン埼玉とアウェイで対戦する。新たな戦い方での公式戦を1つ経て、この1週間でどれだけブラッシュアップを図れるだろうか。 2024.03.05 16:30 Tue

カップ戦準優勝の新潟Lが今季初勝利!エース道上負傷もCKから2発でN相模原を下す【WEリーグ】

19日、2023-24 WEリーグ第2節のアルビレックス新潟レディースvsノジマステラ神奈川相模原が新潟市陸上競技場で行われ、ホームの新潟Lが2-0で勝利を収めた。 WEリーグカップ準優勝の新潟Lは、初戦のINAC神戸レオネッサ戦を0-1で落とした。対してカップ戦では未勝利に終わったN相模原も、開幕戦は大宮アルディージャVENTUSに惜敗。リーグ戦初勝利を懸けた一戦へは、互いに前節と同じスターティングイレブンを並べた。 特徴あるウイングを擁する両チームだが、主導権を握ったのはホームの新潟L。サイド攻撃を軸にN相模原を押し込むと、15分に試合を動かす。 上尾野辺めぐみの右CKに対し、ニアへ道上彩花が飛び込むと、ストーンの川島はるなのクリアがゴール前に流れ、園田瑞貴と競り合った南野亜里沙の頭に当たってゴールに吸い込まれた。 幸先よく先制した新潟Lだが、直後にアクシデント。道上がボールをはたいた後に右のハムストリングを気にして倒れ込み、20分に担架でピッチを後にした。 橋川和晃監督は古巣対戦となる石田千尋を送り出し、[4-2-3-1]のボランチでスタートした杉田亜未を一列前に。滝川結女が左ワイドに回り、石淵萌実が最前線を務めた。 エースが急遽の交代を余儀なくされた新潟Lだが、以降もペースは変わらず、27分にはセットプレー崩れから川澄奈穂美のクロスに三浦紗津紀が合わせ、6分後には園田のクロスを収めた川澄のヒールパスから白沢百合恵が左足を振る。 [4-3-3]のワイドが守備に時間を割かれ、前線に人数を掛けられないN相模原は40分に藤原加奈がミドルシュート。折り返しての51分には榊原琴乃のFKから大賀理紗子が頭で合わせるが、わずかにポストの左へ逸れる。 雨脚が強まる中で次のゴールを奪ったのはまたも新潟L。55分、杉田の右CKをニアで園田がフリックすると、石淵との空中戦で大賀のクリアが後方へ逸れ、反応した山谷瑠香が押し込んだ。 2点のビハインドを負ったN相模原は笹井一愛に加え、2021年の加入後公式戦初出場となる下山莉子を投入する。下山は2021-22WEリーグ開幕直前にヒザを負傷し、その後の度重なる大ケガに見舞われるも復帰。待望のWEリーグデビューを果たした。 追うN相模原は83分、途中出場・常田菜那のインターセプトを起点に波状攻撃を仕掛けたが、新潟L粘りの守備の前に決定的なシュートまで持ち込めない。対する新潟Lは、山本結菜の短期突破からのフィニッシュがポストを叩く。 新潟Lは最終盤、最終ラインの枚数を増やしてN相模原の攻撃をシャットアウト。2-0の完封勝ちで、今季のリーグ戦初白星を手にしている。 ◆2023-24 WEリーグ第2節 ▽11月19日 アルビレックス新潟レディース 2-0 ノジマステラ神奈川相模原 【新潟L】 オウンゴール(前15) 山谷瑠香(後10) ▽11月18日 マイナビ仙台レディース 0-3 INAC神戸レオネッサ ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1-3 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 三菱重工浦和レッズレディース 2-1 ちふれASエルフェン埼玉 大宮アルディージャVENTUS 1-0 セレッソ大阪ヤンマーレディース AC長野パルセイロ・レディース 1-0 サンフレッチェ広島レジーナ 2023.11.19 15:00 Sun

S広島Rが浦和Lを下しクラブ史上初の決勝進出!ボランチ2人の得点で昨季王者を敵地で破る【WEリーグカップ】

17日、2023-24 WEリーグカップ グループステージ グループA第4節の2試合が各地で行われた。 3連勝でグループ首位に立つサンフレッチェ広島レジーナが、2勝1分けで2位につける昨季王者の三菱重工浦和レッズレディースの敵地へ乗り込んだ一戦は、S広島Rがしたたかに勝利。クラブ史上初の決勝進出を決めた。 気温34.4℃のなかで行われた首位攻防戦。勝てばグループステージ突破が決まるS広島Rは、開始早々にチャンスが到来。最終ラインからのロングボールで裏を取った中嶋淑乃が左サイドをえぐってのシュートを放つも、浦和もGK福田史織が好セーブを披露する。 逆転突破へ向けて勝利必須の浦和は、徐々にポゼッション率を高めて相手陣内での時間を増やし、菅澤優衣香をターゲットにした両サイドのクロスで好機を作る。30分には中央もショートパスで攻略し、菅澤がミドルを狙えば、前半終了間際には左CKから高橋はなが惜しいヘディングを見せた。 ハーフタイムには両ベンチが動き、浦和は右サイドハーフの塩越柚歩に代えて島田芽依、S広島Rは右サイドバックの近賀ゆかりを下げて藤生菜摘を送り込むと、後半早々に試合を動かしたのはS広島Rだった。 48分、前線の駒を欠く中で先発の機会を得た渡邊真衣が右足ミドル。これで右CKを得て柔らかいボールを送ると、左山桃子が落としてゴール前の柳瀬楓菜が反転から右足を振り抜き、ネットを揺らした。 近賀に代わって後半からキャプテンマークを巻いた柳瀬のプロ初ゴールで試合を動かしたS広島Rは、その5分後に追加点を奪取。ボックス左角付近でFKを獲得すると、中距離砲を武器とする小川愛がニアポストの内側を掠めるこれ以上ないコースへ蹴り込み、リードを広げる。 立て続けに得点を重ねたS広島Rだが、58分に市瀬千里が右足のもも辺りに違和感を覚え、担架でピッチを後にするアクシデント。浦和は直後の再開後のFKから高橋がヘッドで狙うも、左ポストを叩いた。 攻勢を強める浦和はさらに清家貴子、柴田華絵と力のある選手を次々と送り込み、終盤には高橋を前線に上げてのパワープレーを決行。追加タイム2分に島田のラストパスから清家が1点を返すも、時すでに遅し。 S広島Rは9分の追加タイムも粘り強い守備を続け、連勝を「4」に。昨季2冠の浦和を下し、クラブ史上初の決勝進出を決めた。 一方で懸念は負傷者の状態か。殊勲の柳瀬も83分に担架で運ばれ、試合後には左足首をアイシングしながら松葉杖をつく姿が確認されている。 グループAのもう1試合、ノジマステラ神奈川相模原vsジェフユナイテッド市原・千葉レディースは、引き分けに終わった。 開幕から無得点が続くN相模原だったが、今節は開始1分も経たないうちに先制点をマーク。中盤で起用された榊原琴乃のスルーパスから、開幕戦以来の先発となった右ウイングの浜田芽来が抜け出し、GKとの一対一を冷静に制した。 今季初ゴールを挙げたN相模原は笹井一愛にも好機が訪れる。30分過ぎには左サイドへ抜け出し、飛び出したGKを見てループで狙えば、5分後にも厚みのある攻撃からゴール前で触れば1点をいうシーンを迎えた。 一方、千葉はビハインドで折り返すこととなったが、51分にアジア競技大会の日本女子代表メンバーに選出された大澤春花が試合を振り出しに戻す。最終ラインからのロングボールで裏へ抜け出すと、大賀理紗子をかわしてGKの頭上を越すループを沈めた。 以降は互いにチャンスを作ったものの、N相模原は平田ひかりのカットインからの右足がポストを叩くなど、新たなゴールは生まれず。1-1の引き分けに終わっている。 ◆WEリーグカップグループステージ第4節 ▽9月16日 ▼グループA セレッソ大阪ヤンマーレディース 3-1 マイナビ仙台レディース ▽9月17日 ▼グループA 三菱重工浦和レッズレディース 1-2 サンフレッチェ広島レジーナ ノジマステラ神奈川相模原 1-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース ▼グループB アルビレックス新潟レディース vs 大宮アルディージャVENTUS 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs INAC神戸レオネッサ AC長野パルセイロ・レディース vs ちふれASエルフェン埼玉 2023.09.17 17:22 Sun

WEリーグ優秀選手30名が発表! 初優勝の浦和Lからは最多10名、MVPは誰の手に?

WEリーグは11日、2022-23シーズンの優秀選手賞受賞選手30名を発表した。 10日に2022-23シーズンの最終節が行われたWEリーグ。三菱重工浦和レッズレディースが初優勝を飾り、2代目女王となっていた。 優秀選手30名は、WEリーグ11クラブの監督および選手による投票結果をもとに決定。この中から、今シーズンの最優秀選手賞、ベストイレブンの受賞者は、優秀選手賞受賞者の中から決定する。 30名の優秀選手の中には、優勝した浦和レディースから最多の10名が選出。その他、2位のINAC神戸レオネッサから7名、3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザから得点女王の植木理子ら6名が選出された。 その他、4位のマイナビ仙台レディースから2名、5位のサンフレッチェ広島レジーナ、7位のAC長野パルセイロ・レディース、8位のジェフユナイテッド市原・千葉レディース、9位のノジマステラ神奈川相模原、10位のアルビレックス新潟レディースからそれぞれ1名が選出され、6位の大宮アルディージャVENTUSと最下位のちふれASエルフェン埼玉からは選出されなかった。 なお、12日に行われる「2022-23WEリーグアウォーズ」で、最優秀選手賞、ベストイレブン、得点王などの各受賞者が表彰される。 ◆2022-23WEリーグ優秀選手賞受賞者 GK【12】福田史織(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:18 試合/出場時間:1620 分/得点(失点):(16) GK【1】平尾知佳(アルビレックス新潟レディース) 出場:19 試合/出場時間:1676 分/得点(失点):(27) GK【18】山下杏也加(INAC神戸レオネッサ) 出場:19 試合/出場時間:1710 分/得点(失点):(15) DF【10】安藤梢(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:20 試合/出場時間:1546 分/得点:5 DF【17】遠藤優(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:17 試合/出場時間:1347 分/得点:2 DF【30】石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:20 試合/出場時間:1800 分/得点:1 DF【3】村松智子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 出場:18 試合/出場時間:1547 分/得点:2 DF【6】宮川麻都(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 出場:20 試合/出場時間:1784 分/得点:1 DF【5】大賀理紗子(ノジマステラ神奈川相模原) 出場:20 試合/出場時間:1800 分/得点:4 DF【2】守屋都弥(INAC神戸レオネッサ) 出場:19 試合/出場時間:1710 分/得点:3 DF【3】土光真代(INAC神戸レオネッサ) 出場:19 試合/出場時間:1710 分/得点:0 DF【5】三宅史織(INAC神戸レオネッサ) 出場:19 試合/出場時間:1710 分/得点:0 MF【9】宮澤ひなた(マイナビ仙台レディース) 出場:20 試合/出場時間:1771 分/得点:1 MF【8】猶本光(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:20 試合/出場時間:1769 分/得点:7 MF【11】清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:20 試合/出場時間:1732 分/得点:12 MF【18】柴田華絵(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:18 試合/出場時間:1514 分/得点:0 MF【19】塩越柚歩(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:19 試合/出場時間:1492 分/得点:3 MF【10】鴨川実歩(ジェフユナイテッド千葉レディース) 出場:20 試合/出場時間:1664 分/得点:5 MF【11】藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 出場:20 試合/出場時間:1748 分/得点:11 MF【20】木下桃香(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 出場:20 試合/出場時間:1772 分/得点:2 MF【10】瀧澤莉央(AC長野パルセイロ・レディース) 出場:20 試合/出場時間:1720 分/得点:4 MF【6】伊藤美紀(INAC神戸レオネッサ) 出場:20 試合/出場時間:1723 分/得点:2 MF【10】成宮唯(INAC神戸レオネッサ) 出場:20 試合/出場時間:1789 分/得点:4 MF【11】中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ) 出場:20 試合/出場時間:1799 分/得点:7 FW【14】松窪真心(マイナビ仙台レディース) 出場:12 試合/出場時間:1076 分/得点:4 FW【9】菅澤優衣香(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:20 試合/出場時間:1654 分/得点:11 FW【15】島田芽依(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:20 試合/出場時間:1241 分/得点:8 FW【9】植木理子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 出場:19 試合/出場時間:1682 分/得点:14 FW【10】小林里歌子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 出場:18 試合/出場時間:1217 分/得点:6 FW【9】田中美南(INAC神戸レオネッサ) 出場:19 試合/出場時間:1710 分/得点:11 2023.06.11 12:55 Sun

東京NBは3度のリードを守り切れず…藤野あおばが2得点もAC長野とドロー、1pt積算のマイ仙台は4位確定《WEリーグ》

3日、Yogibo WEリーグ第21節の4試合が各地で行われた。 3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザは、前節に首位・三菱重工浦和レッズレディースの優勝を阻止した7位のAC長野パルセイロ・レディースを味の素フィールド西が丘に迎えた。 長谷川唯(マンチェスター・シティ)も古巣戦に来場した一戦は、14分に藤野あおばのクロス気味のシュートがそのままゴールに吸い込まれて東京NBが先制する。5分後にビルドアップが捕まり、同点弾を献上したものの、前半終了間際に藤野が自ら得たPKを決め、リードして前半を終えた。 だが、AC長野も後半に反撃に転じ、途中出場のルーキー上田莉帆の加入後初ゴールで、CKから69分に再び追い付く。76分には三度リードを奪われながらも、前節浦和を沈めた鈴木日奈子が89分にこの日も価値あるゴール。AC長野が粘って勝ち点1をもぎ取り、東京NBはホーム最終戦を勝利で飾ることができなかった。 ホームラストマッチとなった4位・マイナビ仙台レディースは、9位・ノジマステラ神奈川相模原と対戦。4分に宮澤ひなたのゴールで先制したが、33分に大賀理紗子にPKを決められて追い付かれた。 以降は互いに勝ち越しのチャンスを迎えながらも、決定力を欠いてドローで試合終了。1ポイントを積み上げたマイ仙台は、他会場の結果により、昨季を上回る4位が確定した。 なお、今季限りでの現役引退を表明している万屋美穂と市瀬菜々は、それぞれ73分と後半開始からピッチに立っている。 ホーム最終戦を「浴衣できん祭」と盛り上げる8位・サンフレッチェ広島レジーナは、2日に田邊友恵監督が辞任し、強化担当の安達宏道氏が指揮を執る最下位のちふれASエルフェン埼玉と顔を合わせ、75分の相手オウンゴールにより、1-0で勝利を収めた。 また、首位の三菱重工浦和レッズレディースはホームで4位・大宮アルディージャVENTUSを4-0で下し、初のWEリーグ優勝を飾っている。 ◆WEリーグ第21節 ▽6月3日 マイナビ仙台レディース 1-1 ノジマステラ神奈川相模原 三菱重工浦和レッズレディース 4-0 大宮アルディージャVENTUS 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 3-3 AC長野パルセイロ・レディース サンフレッチェ広島レジーナ 1-0 ちふれASエルフェン埼玉 ▽6月4日 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース vs INAC神戸レオネッサ WE ACTION DAY(今節試合なし) アルビレックス新潟レディース <span class="paragraph-title">【動画】打ち合いとなったベレーザvsAC長野</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="psqrA7ulLFA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.06.03 21:30 Sat
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