清水栞のPKストップで千葉Lが三上尚子体制WE初勝利、S広島Rは近賀ゆかりのヘッドなどでマイ仙台に逆転勝ち《WEリーグ》
2023.03.18 16:40 Sat
18日、2022-23 Yogibo WEリーグ第11節の3試合が各地で行われた。
フクダ電子アリーナでは10位のジェフユナイテッド市原・千葉レディースが、4位の大宮アルディージャVENTUSを迎え撃ち、7試合ぶりの勝利を収めた。
3連敗で6試合勝利から遠ざかっている千葉に対し、前節のサンフレッチェ広島レジーナ戦を5-0の大勝で飾った大宮。千葉はここまで全試合に先発出場していた田中真理子がメンバー外となり、右ウイングバックに城和怜奈を起用した。
早い時間に鴨川実歩のヘッドでゴールに迫った千葉は16分、その鴨川の右CKが先制点を演出。今季オルカ鴨川から千葉に復帰した鶴見綾香がニアで合わせ、WEリーグ初ゴールを挙げる。さらには、2試合連続スタメン起用となった新加入の小川由姫の左足が左ポストを叩くなど、主導権を握ったまま45分を終えた。
だが、後半は前節同様一転。押し込まれる展開が続くと、井上綾香のシュートはクロスバーに助けられたが、63分にはPKを献上してしまう。
8位・サンフレッチェ広島レジーナvs5位・マイナビ仙台レディースの一戦は、元なでしこジャパン勢がネットを揺らした。
3分にカウンターから中島依美がヘディングを決めて仙台が先制すると、広島は25分に小川愛のFKから近賀ゆかりが頭で合わせてリーグ戦初ゴールとなる同点弾を奪取。再び試合が動いたのは58分、ボックス右から柳瀬楓菜、こぼれ球に大内梨央と、続けざまにクロスバーを叩くと、最後は上野真美がプッシュしてゴールラインを割った。
これが決勝点となり、広島は4試合ぶりの勝利で前節の大敗を払拭。仙台は5試合未勝利となった。
9位のAC長野パルセイロ・レディースは、7位・ちふれASエルフェン埼玉と敵地で対戦し、3-0で快勝。常葉大学付属橘高校からの新加入選手、榊原琴乃が左ハイサイドでの仕掛けから巻いた一撃をファーへ流し込んで9分に先手を取ると、前半終了間際にはセットプレーから大久保舞が追加点を奪取。78分には小澤寛が加点と、3選手がWEリーグ初ゴールをマークし、5試合ぶり今季2勝目を手にしている。
▽3月18日
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1-0 大宮アルディージャVENTUS
ちふれASエルフェン埼玉 0-3 AC長野パルセイロ・レディース
サンフレッチェ広島レジーナ 2-1 マイナビ仙台レディース
▽3月19日
日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs INAC神戸レオネッサ
ノジマステラ神奈川相模原 vs 三菱重工浦和レッズレディース
WE ACTION DAY(今節試合なし)
アルビレックス新潟レディース
フクダ電子アリーナでは10位のジェフユナイテッド市原・千葉レディースが、4位の大宮アルディージャVENTUSを迎え撃ち、7試合ぶりの勝利を収めた。
3連敗で6試合勝利から遠ざかっている千葉に対し、前節のサンフレッチェ広島レジーナ戦を5-0の大勝で飾った大宮。千葉はここまで全試合に先発出場していた田中真理子がメンバー外となり、右ウイングバックに城和怜奈を起用した。
だが、後半は前節同様一転。押し込まれる展開が続くと、井上綾香のシュートはクロスバーに助けられたが、63分にはPKを献上してしまう。
だが、ここで立ちはだかったのがGK清水栞。左を狙った髙橋美夕紀のキックをストップすると、以降も守勢が続いたものの、最後までゴールを死守。千葉が虎の子の1点を守り抜き、三上尚子監督体制後、初勝利を手にしている。
8位・サンフレッチェ広島レジーナvs5位・マイナビ仙台レディースの一戦は、元なでしこジャパン勢がネットを揺らした。
3分にカウンターから中島依美がヘディングを決めて仙台が先制すると、広島は25分に小川愛のFKから近賀ゆかりが頭で合わせてリーグ戦初ゴールとなる同点弾を奪取。再び試合が動いたのは58分、ボックス右から柳瀬楓菜、こぼれ球に大内梨央と、続けざまにクロスバーを叩くと、最後は上野真美がプッシュしてゴールラインを割った。
これが決勝点となり、広島は4試合ぶりの勝利で前節の大敗を払拭。仙台は5試合未勝利となった。
9位のAC長野パルセイロ・レディースは、7位・ちふれASエルフェン埼玉と敵地で対戦し、3-0で快勝。常葉大学付属橘高校からの新加入選手、榊原琴乃が左ハイサイドでの仕掛けから巻いた一撃をファーへ流し込んで9分に先手を取ると、前半終了間際にはセットプレーから大久保舞が追加点を奪取。78分には小澤寛が加点と、3選手がWEリーグ初ゴールをマークし、5試合ぶり今季2勝目を手にしている。
▽3月18日
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1-0 大宮アルディージャVENTUS
ちふれASエルフェン埼玉 0-3 AC長野パルセイロ・レディース
サンフレッチェ広島レジーナ 2-1 マイナビ仙台レディース
▽3月19日
日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs INAC神戸レオネッサ
ノジマステラ神奈川相模原 vs 三菱重工浦和レッズレディース
WE ACTION DAY(今節試合なし)
アルビレックス新潟レディース
鴨川実歩
小川由姫
井上綾香
中島依美
小川愛
近賀ゆかり
柳瀬楓菜
大内梨央
榊原琴乃
大久保舞
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
大宮アルディージャVENTUS
サンフレッチェ広島レジーナ
マイナビ仙台レディース
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6日、明治安田J2リーグ第14節のジェフユナイテッド千葉vsRB大宮アルディージャが国立競技場で行われた。 首位に立つ千葉と3位に転落したRB大宮の対戦。WEリーグのジェフユナイテッド・市原レディースvs大宮アルディージャVENTUSも行われ、千葉vs大宮のダブルヘッダーとなった。 千葉は引き分けに終わった前節のサガン鳥栖戦から6名を変更する大胆なターンオーバー。鈴木椋、松田、日高、杉山、林、横山が外れ、ホセスアレス、鈴木大、前、椿、石川、Cジュニオが入った。 対するRB大宮も前節はカターレ富山とドロー。そこから3名を変更し、浦上、谷内田、Oサンデーが外れ、関口、和田、豊川が起用された。 J2の上位対決となった国立決戦。雨の降る悪天候の中、ゴールデンウィーク最終日には4万9991人がスタンドに駆けつけ、大声援を送った。 試合は開始5分、右CKからRB大宮がデザインされたプレー。カプリーニのグラウンダーのパスをニアで小島幹敏がダイレクトパス。これを最後は豊川雄太が流し込み、RB大宮が先制する。 さらに15分にもRB大宮が決定機。カプリーニ、杉本健勇と繋ぎ、最後は豊川がボックス内でシュートも、枠の右にわずかに外れる。 首位の千葉は先制を許した中で18分にアクシデント。エドゥアルドが傷んで倒れ込んでしまい、横山暁之と交代。千葉は失点、そしてアクシデントに見舞われたが首位の維持。23分、左サイドを崩すと、ボックス左から前貴之がフリーで上げたクロスに石川大地がフリーでヘッド。千葉が前半のうちに追いついた。 さらに千葉は33分、カルリーニョス・ジュニオのスルーパスから田中和樹がシュートも、GK笠原昂史がわずかに触ってセーブし、ゴールを許さない。38分には直接FKを獲得した千葉は品田愛斗が直接狙うが、これもGK笠原がセーブする。 1-1で迎えた後半は千葉が押し込む展開に。それでも53分、小島が自陣でボールを奪うとそのままドリブルスタート。中央を1人で持ち上がるとボックス手前でラストパス。これに反応したカプリーニが中央へ折り返すと、豊川が飛び込んでいた中で相手DFがクリアしきれずにオウンゴールでRB大宮が勝ち越しに成功する。 千葉は69分にビッグチャンス。左サイドから仕掛けた横山のスルーパスをボックス内右で受けた石川がシュート。しかし、GK笠原が前に出てシュートをセーブする。 すると千葉は71分、右サイドからのクロスに対して飛び込んだカルリーニョス・ジュニオが合わせてゴールかと思われたが、完全に右手を伸ばして手で触れておりノーゴール。イエローカードとなり、カルリーニョス・ジュニオは2枚目で退場となる。 千葉は押し込み続けていく中で、RB大宮は集中した守備でやらせない。最後までGK笠原が千葉の前に立ちはだかり、大宮は8分のアディショナルタイムも乗り切って1-2で勝利を収めた。 なお、WEリーグの試合は、大宮Vの髙橋美紀、千葉Lの石田菜々海がゴールを決めて1-1で迎えた89分に千葉Lの林香奈絵がゴール。千葉Lが逆転勝利かと思われた中、後半AT3分に大宮Vの西尾葉音が劇的同点ゴールを決め、2-2の引き分けに終わっていた。 ジェフユナイテッド千葉 1-2 RB大宮アルディージャ 【千葉】 石川大地(前23) 【RB大宮】 豊川雄太(前5) オウンゴール(前8) ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1-2 大宮アルディージャVENTUS 【千葉L】 石田菜々海(前44) 林香奈絵(後44) 【大宮V】 髙橋美紀(前30) 西尾葉音(後45+3) <span class="paragraph-title">【動画】これはお見事!デザインされたCKから豊川雄太</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1919654648413085772?ref_src=twsrc%5Etfw">May 6, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.06 18:30 Tue3
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20日、2022-23 WEリーグカップ第2節の3試合が各地で行われた。 浦和駒場スタジアムでは三菱重工浦和レッズレディースとアルビレックス新潟レディースが対戦。互いの男子チームでプレーをした元日本代表FW田中達也氏の娘、2トップの一角で先発起用された16歳・新潟の田中聖愛に注目が集まった。 見せ場はいきなりやってきた。7分、上尾野辺めぐみからのパスを自陣中央右で受けた田中は相手を1枚剥がすと、そのままスピードに乗って独走。ボックス手前右まで運んでのラストパスは若干遠藤優に引っ掛かったが、中央でフリーの山谷瑠香が蹴り込み、新潟に先制点をもたらした。 対する浦和はボールポゼッションで勝り、中央を崩しての清家貴子の右足から安藤梢がお手本のようなファー詰めを決めて11分に振り出しに戻すと、20分には清家のファーへのクロスに今度は菅澤優衣香が頭で合わせて逆転に成功した。 自力に勝る浦和は後半も主導権を握ると、67分に菅澤がボックス内で塩越柚歩のパスのこぼれ球を収め、DFをかわして右足で流し込む。新潟は二種登録の選手、18歳の白沢百合恵や17歳の長崎咲弥をピッチに送り込むも、82分に浦和は猶本光にもゴールが生まれて勝負あり。昨年の皇后杯女王が地力を見せ付け、4-1と逆転勝ちを収めている。 長野Uスタジアムで行われたAC長野パルセイロ・レディースと大宮アルディージャVENTUSの前半は、大宮VENTUSがゴールに近づいた。CKのこぼれ球から仲田歩夢がミドルを放ち、GKが弾いたボールを大熊良奈が蹴り込むが、オフサイド。井上綾香のシュートは枠の左角に嫌われるなど、決定機を創出した。 対照的に後半は長野のゲームとなった。キックオフ直後から各選手が積極的に足を振っていき、稲村雪乃のシュートはクロスバー。怒涛の攻撃が実ったのは81分、伊藤めぐみのパスから瀧澤莉央がボックス左で左足を振ると、相手に当たってゴール前へこぼれると、伊藤が押し込んでネットを揺らした。これが決勝点となり、長野が田代久美子新監督に初勝利をプレゼントしている。 アメリカ遠征からの帰国後、国内での今季初戦を迎える日テレ・東京ヴェルディベレーザは、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースの敵地へ乗り込んだ。 フィード1本で千葉玲海菜に背後を取られた場面では岩清水梓が懸命のカバーを見せ、飲水タイム明け後には左サイドの崩しから植木理子にチャンスが到来したが、GK清水栞に阻まれた。 前半は互いにゴール前でのシーンを作ったが、後半は疲労からかベレーザが押し込まれる時間が続き、前線でもボールを収め切れない。ベンチ入りメンバーも5人という台所事情や、宮川麻都が戻りのスプリント時に足を痛めるなどのアクシデントもあった中で、ゼロに抑えてゴールレスドロー。苦しみながらも勝ち点「1」を拾っている。 ◆WEリーグカップ グループステージ 第2節 ▽8月27日 グループA <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">三菱重工浦和レッズレディース 4</span>-1 アルビレックス新潟レディース <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">AC長野パルセイロ・レディース 1</span>-0 大宮アルディージャVENTUS グループB ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-0 日テレ・東京ヴェルディベレーザ ▽8月28日 グループB ノジマステラ神奈川相模原 vs INAC神戸レオネッサ 2022.08.27 20:07 Sat5