ボーンマス、フルアム前指揮官スコット・パーカー氏を新監督に招へい

2021.06.29 22:27 Tue
Getty Images
チャンピオンシップ(イングランド2部)のボーンマスは28日、スコット・パーカー氏(40)の新監督就任を発表した。契約期間は2024年6月30日までの3年となる。

チェリーズの新指揮官に就任した元イングランド代表MFはクラブ公式チャンネルを通じて、新天地での意気込みを口にしている。

「今回の契約は両者にとって完璧にフィットするものだと信じている」
ハリー・アーターとの関係でボーンマスには馴染みがある。長年にわたって彼を見てきてよく知っているフットボールクラブだ」

「倫理観、評判、ここでの旅と挑戦は、私と私のスタッフにとって非常にエキサイティングなものだ」
「我々は、ファンが誇りに思えるような、自分たちを代表していると感じられるようなチームを作りたいと思っている。早くスタートしたいね」

今シーズンのチャンピオンシップをジェイソン・ティンダル、ジョナサン・ウッドゲイトと2人の指揮官の下で戦ったボーンマスは昇格プレーオフ圏内の6位でフィニッシュ。しかし、プレーオフではブレントフォードに敗れて1年でのプレミアリーグ復帰を逃し、27日付けでウッドゲイト監督の退任が発表されていた。

そして、イギリスメディアの既報通り、新指揮官として招へいされたのは、フルアム前指揮官のパーカー氏となった。

現役時代にチャールトンやチェルシー、ウェストハム、、ニューカッスル、トッテナムなどプレミアリーグのクラブで活躍したパーカー氏は、古巣トッテナムのアカデミーでの指導者経験を経て、2018年に古巣フルアムのアシスタントコーチに就任。その後、暫定指揮官を経て2019年5月から正指揮官に就任し、昨シーズンは昇格プレーオフを制してクラブをプレミアリーグ復帰に導いていた。

しかし、今シーズンのプレミアリーグを18位で終えたことで、1年での2部降格となった。そして、ボーンマスの新指揮官就任に向けてフルアムとの契約を双方合意の下で解消していた。

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