新指揮官探し難航のスパーズ、モウと入れ替わりにローマ去ったフォンセカ招へいか?
2021.06.10 05:04 Thu
新指揮官探しに難航するトッテナムが、今シーズン限りでローマを退団したパウロ・フォンセカ氏(48)と交渉を行っているようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏など複数メディアが報じている。
今年4月にジョゼ・モウリーニョ監督を解任し、ライアン・メイソン暫定監督の下で今シーズンのプレミアリーグで7位フィニッシュしたトッテナム。
新シーズンに向けた最重要課題となる新指揮官探しでは、パリ・サンジェルマン(PSG)を指揮しているマウリシオ・ポチェッティーノ監督の再招へい、インテルを退任したばかりのアントニオ・コンテ氏の招へいに動いたが、いずれも交渉はまとまらず。
現在はアヤックスとの契約を更新したばかりのエリク・テン・ハグ監督、ブライトンのグラハム・ポッター監督、前ウォルバーハンプトン指揮官ヌーノ・エスピリト・サント氏など、様々な候補の名前が挙がっている。
そういった中、今回新たな候補として浮上しているのが、ポルトガル人指揮官のフォンセカ氏だ。
先日にはエバートンの新指揮官候補に挙がっていたフォンセカ氏は、ノースロンドンでの仕事を熱望しており、トッテナムが同氏の招へいを決断した場合、交渉成立の可能性は高いようだ。
フォンセカ氏は前指揮官モウリーニョ監督と同じ戦術的ピリオダイゼーションをベースとする戦術家で、母国ではポルトやブラガなどの指揮官を歴任。また、シャフタール・ドネツクではリーグ3連覇など多くの国内タイトルを獲得した。
しかし、直近のローマでは得意とする[4-2-3-1]の布陣から[3-4-2-1]という新たな布陣を取り入れ、持ち味のポゼッションスタイルをベースに攻撃的なフットボールを志したものの、2シーズンを通じて守備面に多くの問題を抱えた結果、2年連続で目標のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃し、事実上の更迭となっていた。
トッテナムにとって決して理想的な指揮官とは言えないが、奇しくもモウリーニョの新天地となったローマの前指揮官を招へいすることになるのか…。
今年4月にジョゼ・モウリーニョ監督を解任し、ライアン・メイソン暫定監督の下で今シーズンのプレミアリーグで7位フィニッシュしたトッテナム。
新シーズンに向けた最重要課題となる新指揮官探しでは、パリ・サンジェルマン(PSG)を指揮しているマウリシオ・ポチェッティーノ監督の再招へい、インテルを退任したばかりのアントニオ・コンテ氏の招へいに動いたが、いずれも交渉はまとまらず。
そういった中、今回新たな候補として浮上しているのが、ポルトガル人指揮官のフォンセカ氏だ。
ロマーノ氏が伝えるところによれば、トッテナムはフォンセカ氏招へいに向けて3年契約での交渉を進めており、その話し合いには新フットボール・ディレクター就任間近と言われる元ユベントスのファビオ・パラティッチ氏も絡んでいるようだ。
先日にはエバートンの新指揮官候補に挙がっていたフォンセカ氏は、ノースロンドンでの仕事を熱望しており、トッテナムが同氏の招へいを決断した場合、交渉成立の可能性は高いようだ。
フォンセカ氏は前指揮官モウリーニョ監督と同じ戦術的ピリオダイゼーションをベースとする戦術家で、母国ではポルトやブラガなどの指揮官を歴任。また、シャフタール・ドネツクではリーグ3連覇など多くの国内タイトルを獲得した。
しかし、直近のローマでは得意とする[4-2-3-1]の布陣から[3-4-2-1]という新たな布陣を取り入れ、持ち味のポゼッションスタイルをベースに攻撃的なフットボールを志したものの、2シーズンを通じて守備面に多くの問題を抱えた結果、2年連続で目標のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃し、事実上の更迭となっていた。
トッテナムにとって決して理想的な指揮官とは言えないが、奇しくもモウリーニョの新天地となったローマの前指揮官を招へいすることになるのか…。
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「トッテナム」は禁止、「スパーズ」で…クラブが改めて通達、放送局からも「トッテナム」表記が消える
現在はアンジェ・ポステコグルー監督が指揮し、韓国代表FWソン・フンミンらが所属。かつては戸田和幸氏も在籍したことがあるトッテナム・ホットスパーだが、クラブは「トッテナム」と呼ばれることを望んでいない。 チーム名は「トッテナム・ホットスパー」。愛称は「スパーズ」として知られているが、「トッテナム」と称されることも多い。 「トッテナム」と言えば、「トッテナム・ホットスパー」と誰もが考える状況。イギリス『スカイ・スポーツ』もプレミアリーグの順位表などを伝える時には「Tottenham(トッテナム)」とこれまで表記してきた。しかし、ここにきて「Spurs(スパーズ)」の表記に変更されていた。 『The Athletic』によると、2月10日、クラブからプレミアリーグの放送局に通達があったとのこと。「トッテナム・ホットスパーの名称変更」というメールが届いたという。 「トッテナム・ホットスパーはクラブ名に関して説明を行った。クラブは主にトッテナム・ホットスパーとして知られるよう要請し、短縮形としてスパーズが好まれている。クラブはトッテナムと呼ばれないよう要請する」 この通達は世界中のプレミアリーグの放送局に対して送られたとのこと。プレミアリーグの公式サイトでも、「Tottenham(トッテナム)」の表記はなく、「Tottenham Hotspur(トッテナム・ホットスパー)」か「Spurs(スパーズ)」のみになったという。 そもそも、クラブは2011年以来、「トッテナム」と呼ばれることは好ましくないというスタンス。「トッテナム」とは地域の名前であり、クラブ名ではないということが理由だ。 2024年11月にリマスターされたブランドアイデンティティを発表。「ユナイテッド、シティ、ローバーズが溢れるこの世界で、ホットスパーはただ1つ、トッテナム・ホットスパーだけです。チームやブランドについて言及する際は、『トッテナム・ホットスパー』、『トッテナム・ホットスパー・フットボール・クラブ』、または『THFC』を使用してください。決して我々のクラブを『トッテナム』、『トッテナム・ホットスパーFC』、または『TH』と呼ばないでください」とのことだ。 「スパーズ」でも確かに多くの人にとっては印象付けられる一方で、世界的に見ればNBAの「サンアントニオ・スパーズ」もあり、混同される可能性もゼロではない。むしろ「トッテナム」の方が唯一無二。いずれにしても、クラブの方針としては「トッテナム」とは呼ばれなくないようなので、ファン・サポーターの方は改めて認識すると良いかもしれない。 2025.02.22 23:55 Sat2
AZがスパーズのアイルランド代表FWパロットを確保へ…昨季オランダで17ゴール
AZがトッテナムのアイルランド代表FWトロイ・パロット(22)を完全移籍で獲得することが決定的となった。イギリス『フットボール・ロンドン』が報じている。 報道によると、1シーズンのレンタル移籍で加入した昨シーズンのエクセルシオールでエールディビジ25試合10ゴール、入れ替え戦プレーオフ4試合7ゴールを記録したストライカーは、800万ユーロ(約13億8000万円)の移籍金でAZに完全移籍することになり、現地でのメディカルチェックも予約されているという。 パロットは2017年夏に母国のベルヴェディアからトッテナムのユースチームに加入した万能型ストライカー。2019年2月のファーストチーム昇格後、同年9月に行われたEFLカップのコルチェスター・ユナイテッド戦で公式戦デビューを飾り、同年11月には17歳でアイルランド代表デビューを果たした。 しかし、以降はファーストチーム定着には至らず、ミルウォールやイプスウィッチ、MKドンズ、プレストンと国内の下部カテゴリーのクラブへの武者修行を繰り返していた。 AZでは日本代表DF毎熊晟矢に続く新戦力となるパロットは、ベンフィカに完全移籍した昨季リーグ得点王のギリシャ代表FWヴァンゲリス・パヴリディスの後釜を担うことになる。 2024.07.12 17:30 Fri3
10年前、当時21歳のベイルがCLで覚醒…!インテル相手に記録した衝撃のハットトリック【CL名場面プレイバック】
20日、遂に新シーズンの幕が上がったチャンピオンズリーグ(CL)。今まで数多くの名場面が生まれてきたが、その中でも選りすぐりの名場面を振り返る。今回は、トッテナム時代のウェールズ代表FWガレス・ベイルが今から10年前に見せた驚愕のハットトリックだ。 育成の名門サウサンプトンで育ったベイルは2007年夏にトッテナムに加入。当初は左サイドバックとしてプレーしていたが、2010-11シーズンに一列前で起用されるようになると、その攻撃力が爆発した。 <div id="cws_ad">◆10年前、伝説となったベイルのサン・シーロでの夜<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJiUGM1dHM4WSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ベイルがその才能を覚醒させるきっかけの1つとなった試合が、2010年10月20日にサン・シーロで行われたCLグループリーグのインテル戦だった。 試合は開始2分でインテルが先制すると、その後8分にはトッテナムのGKエウレリョ・ゴメスが一発退場。10人になったトッテナムは前半だけで4失点と数的不利を背負うという絶望的な状況に置かれた。 しかし後半、ベイルが覚醒する。52分に自陣でボールを持ったベイルがドリブルを開始。相手を寄せ付けない高速ドリブルでぐんぐん加速し、あっという間にボックス左に侵入すると、そのまま左足を振りぬいてシュートを放つ。ゴール右下の完璧なコースに鋭いシュートを突き刺して1点を返した。 その後は膠着状態が続いたものの90分、左サイドのスペースで味方からのボールを得たベイルが、またも高速ドリブルでボックス左に侵入。1点目とほぼ同じ位置からシュートを放つと、再びゴール右下のコースにシュートを突き刺して2点目を奪った。 直後の92分、中央突破に成功したMFアーロン・レノンがペナルティアーク内までボールを運ぶと、ボックス内のベイルにパスを送る。このパスを受けたベイルが再びゴール右下にシュートを突き刺し、1点差に迫る3点目を記録した。 トッテナムの反撃もここまでとなり、試合は4-3でインテルが制したが、当時世界最高のサイドバックの一人であった元ブラジル代表DFマイコンの守るインテルの右サイドを完全に圧倒してのハットトリックは世界に衝撃を与えた。 その後、天職とも言えるポジションを手にしたベイルは、トッテナムの攻撃を牽引し、ワールドクラスのアタッカーへと成長を遂げる。2013年夏にレアル・マドリーへ巨額の移籍金で加入し、数々のタイトルを勝ち取ったベイルは、今シーズンからブレイクを果たしたトッテナムに復帰した。ベイル擁するトッテナムは今季、CL出場を逃しているものの、チームを再びCLの舞台に導く活躍に期待だ。 2020.10.21 20:15 Wed4
トッテナムが4選手の退団を発表! レンタル中のダイアー、ペリシッチ、タンガンガにセセニョンも契約満了
トッテナムは5日、2023-24シーズン限りでの4選手の退団を発表した。 今回発表されたのは、イングランド代表MFエリック・ダイアー(30)、クロアチア代表FWイバン・ペリシッチ(35)、DFライアン・セセニョン(24)、DFジャフェット・タンガンガ(25)となった。 ダイアーは、2014年7月にスポルティングCPから完全移籍で加入。今年1月にバイエルンへとレンタル移籍するまで9年半在籍した。 公式戦通算365試合に出場し13ゴールを記録。しかし、今シーズンはアンジェ・ポステコグルー監督の下で出番に恵まれずバイエルンへとレンタル移籍。ブンデスリーガで15試合、チャンピオンズリーグ(CL)で5試合に出場していた。そのままバイエルンにフリーで加入することになる。 ペリシッチは、2022年7月にインテルから完全移籍で加入。1年目は公式戦44試合に出場し1ゴールを記録したが、今シーズンは開幕から5試合で起用されるもその後は負傷離脱。1月に出番を求め、母国のハイドゥク・スプリトへレンタル移籍していた。 セセニョンは2019年8月にフルアムから完全移籍で加入。スピードを武器とした左サイドバックとして大きな期待が寄せられていた。 しかし、2020年10月からはホッフェンハイムへとレンタル移籍。その後はトッテナムでプレーを続けたが、4シーズンで公式戦57試合に出場し3ゴールに終わり、今季はケガでプレミアリーグでのプレーはなかった。 タンガンガはトッテナムのアカデミー育ちで、2020年1月にファーストチームに昇格。今シーズンはアウグスブルク、そしてミルウォールと武者修行が続いた。 センターバックと右サイドバックでプレーできる中、2シーズン半分で公式戦50試合の出場に終わった。 また、U-21のDFチャーリー・セイヤーズ(20)、MFビリー・ヒープス(19)も退団。U-18のMFキーラン・モーガン(18)、MFハン・ウィルホフト・キング(18)も退団する。 2024.06.05 17:59 Wed5
