劇的ドローリヨン、フォンセカ監督は「試合の内容には満足している」と一定の満足感を示す

2025.04.11 09:45 Fri
Getty Images
リヨンパウロ・フォンセカ監督が10日に行われ、2-2で引き分けたヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝1stレグのマンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。

後半戦での巻き返しによってリーグ・アンで5位に浮上したリヨンが、ホームに優勝候補の難敵ユナイテッドを迎えた第1戦。リヨンは25分に相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのアルマダがボールをゴール前のスペースに落とすと、GKオナナの手前で大きく弾んだボールがそのままゴール右隅に決まった。

前半終了間際にセットプレーの二次攻撃から流れからヨロのゴールで追いつかれたリヨンは、後半終盤の88分にもザークツィーにゴールネットを揺らされ、逆転を許す。
それでもリヨンは後半ラストプレーの95分、波状攻撃からボックス内で細かく繋いでミカウタゼが右足シュート。これはGKオナナにセーブされたが、こぼれ球に詰めたシェルキが冷静に左足で流し込み、土壇場で2-2のドローに持ち込んだ。

試合後のインタビューでフォンセカ監督は試合を振り返り、勝利こそ出来なかったが、選手達のパフォーマンスに一定の満足感を示した。
「我々には2点目を決めるチャンスがあったし、2-0、そして2-1と逆転するチャンスもあった。結果には不満だが、試合の内容には満足しているよ」

また、敵地“オールド・トラッフォード”での2ndレグについて以下のように意気込みを語った。

「マンチェスターという最高の場所で戦うことは、決して簡単なことではないが、不可能なことではない。ユナイテッドは攻守のトランジションの部分で非常に危険なチームだ。その部分は改善していかなければならない。それ以外の部分に関しては、これまでと同じく勇気を持ってプレーする必要があると思う。後半に3、4回チャンスを作れたし、私たちには強い気持ちがある」

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