不調ミラン、夏に暴れるため複数の主力の売却で資金集めか?
2025.04.08 22:30 Tue
ミランが売却する考えがあるというテオ・エルナンデス
今シーズンは低迷が続くミラン。新シーズンに向けて夏の移籍市場では補強に資金を投じたい中、主軸2人を売却する予定だという。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ミランはフランス代表DFテオ・エルナンデス(27)と、イングランド代表DFフィカヨ・トモリ(27)を売却することを検討しているという。
今シーズンはパウロ・フォンセカ監督の下でスタートしたミラン。しかし、成績が上がらずにいると、セルジオ・コンセイソン監督を2024年12月に招へいした。
一時は持ち直したかと思われたが、その後再び不調に。チームは現在9位に位置しており、来シーズンのヨーロッパの大会に出られるか微妙なラインにいる。
そのミランはこの低迷状態から脱するために夏の移籍市場で資金投下を考えている状況。テオは2026年夏、トモリは2027年夏までの契約となっており、今夏の売却が望ましいようだ。
また、この2人以外にもMFユヌス・ムサ(20)、MFルベン・ロフタス=チーク(28)、FWサミュエル・チュクウェゼ(25)、DFエメルソン・ロイヤル(26)らもオファーが来れば手放す考えがあるようだ。
ただ、コンセイソン監督も今夏で去る可能性があり、さらには新たなスポーツ・ディレクター(SD)も決定していない状況。チーム立て直しに向けて大きな改革が起こるかもしれない。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ミランはフランス代表DFテオ・エルナンデス(27)と、イングランド代表DFフィカヨ・トモリ(27)を売却することを検討しているという。
今シーズンはパウロ・フォンセカ監督の下でスタートしたミラン。しかし、成績が上がらずにいると、セルジオ・コンセイソン監督を2024年12月に招へいした。
そのミランはこの低迷状態から脱するために夏の移籍市場で資金投下を考えている状況。テオは2026年夏、トモリは2027年夏までの契約となっており、今夏の売却が望ましいようだ。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、テオに関しては3000万ユーロ(約48億2000万円)+ボーナス程度の移籍金になると見られている。トモリも同等の価格になると見られている。
また、この2人以外にもMFユヌス・ムサ(20)、MFルベン・ロフタス=チーク(28)、FWサミュエル・チュクウェゼ(25)、DFエメルソン・ロイヤル(26)らもオファーが来れば手放す考えがあるようだ。
ただ、コンセイソン監督も今夏で去る可能性があり、さらには新たなスポーツ・ディレクター(SD)も決定していない状況。チーム立て直しに向けて大きな改革が起こるかもしれない。
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元イタリア代表FWマリオ・バロテッリがローマのジョゼ・モウリーニョ監督、そして古巣ミランについて語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 バロテッリは昨夏スイスのシオンへ加入も、チームは2部リーグに降格し自身も1年で契約満了。今月15日、2021-22シーズンにリーグ戦31試合出場で18ゴール4アシストを叩き出したトルコのアダナ・デミルスポルへと約1年ぶりに復帰した。 かつてインテルで神童または悪童として鮮烈にデビューした奔放なストライカーも今年で33歳。2019年にブレシアへ移籍して以降、1年ごとにクラブを転々とする生活を送っているが、今でも10代の頃にインテルで師事したジョゼ・モウリーニョ監督(現:ローマ)を慕っているようだ。 イタリア『TV Play』に出演したバロテッリは「モウリーニョは素晴らしい試合を演出する監督じゃない。けど、特別なカリスマ性があり、選手に競争力と決断力を与えてくれる。もちろん試合へのアプローチはあるけど、重点は戦術じゃないんだ。まさに人格者だよ」と“スペシャル・ワン”を称える。 さらに「ローマでは1年目にヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)で優勝した。当然だよ。常に勝利すべき監督なのだからね。いつも攻撃的に攻めるタイプではないけど、彼のチームは難攻不落だ。ロベルト・マンチーニ(監督)にも信念があるが、モウリーニョほどは勝てない」と語り、プロデビュー時とマンチェスター・シティで共闘したマンチーニ監督よりワンランク上の指揮官とした。 一方で、古巣ミランのステファノ・ピオリ監督については「ピオリ? 好きだけど、ラファエル・レオンの調子が悪ければミランはほとんど何もできないじゃないか。レオが悪ければミランが勝つのは難しい…」とし、ミランの現状をシンプルに考察した。 また、ミランがフランス代表FWオリヴィエ・ジルー(36)の後継者を探し続け、今夏も多くのFWを獲得したことについて問われると、若い選手がその役割を担うのは容易ではないと冗談混じりに主張する。 「若い選手じゃなきゃダメなのか? ここにいるじゃないか(笑) ミランが若い選手と契約するのはいいんだけど、問題は彼らがプレーするのはそこらのスタジアムではなく、サン・シーロであるということだよ。あの舞台で力を発揮するには、個性のある者でなければいけないんだ」 2023.09.26 20:50 Tue4
「イタリアは容赦ないな」サン・シーロにドンナルンマを描いた偽札が舞う、フリーでPSGに移籍「まだ許されてない」
パリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマがミラニスタの洗礼を浴びた。 2015年に16歳でプロデビューを飾ったドンナルンマ。ミランで成長を遂げ、2021年夏にPSGへ移籍した。だが、移籍の形態は移籍金が発生しないフリー移籍。そのこともありミランのファンやサポーターからは反感を買っていた。 その中、PSGは7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループF第4節でミランと対戦。ドンナルンマにとっては初のサン・シーロ凱旋となった。 ドンナルンマを待っていたのは、ブーイングと偽札の嵐。ブーイングを浴びるだけでなく、ドンナルンマの顔が印刷された無数の偽札がスタンドの観客たちからピッチに投げ入れられた。 PSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペも思わずニヤリと笑ってしまうような光景。SNS上のファンからも「イタリアは容赦ないな」、「まだ許されてないのか」、「偽札ばら撒かれてる」と反響が寄せられることとなった。 ミランを離れて以降、イタリア代表としてサン・シーロで2度プレーする機会があったが、その時もファンからブーイングを受けていたドンナルンマ。ファンの怒りが消えることはなさそうだ。 <span class="paragraph-title">【写真&動画】かなり凝って作られたドンナルンマ紙幣、ばら撒かれる光景にムバッペもニヤリ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">'Dollarumma' <br><br>Milan fans welcome Gianluigi Donnarumma back to the San Siro <a href="https://t.co/UrEynLqGu5">pic.twitter.com/UrEynLqGu5</a></p>— B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1721983709795037383?ref_src=twsrc%5Etfw">November 7, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">AC Milan fans throw fake money at Gianluigi Donnarumma in protest at him moving for the money <br><br>'Dolla-rumma' <a href="https://t.co/SPwN4EDqVb">pic.twitter.com/SPwN4EDqVb</a></p>— LiveScore (@livescore) <a href="https://twitter.com/livescore/status/1721984318707257705?ref_src=twsrc%5Etfw">November 7, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.08 14:30 Wed5