ローマ戦に臨むミラン、主力数名が欠場に…「プリシックはベンチ入りもできない」

2024.12.29 19:30 Sun
プリシックがローマ戦欠場に
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プリシックがローマ戦欠場に
ミランは年内最終戦となるローマとのビッグマッチに主力複数名を欠いての戦いを強いられることになる。イタリア『スカイ・スポルト』が伝えている。

前節、エラス・ヴェローナ相手のウノゼロで3戦ぶりの白星を挙げたものの、ここまでセリエAで8位と低迷するミラン。2024年最終戦となる第18節では同じく不振のローマとのビッグマッチに臨み、2025年の巻き返しへ繋げる勝利を目指す。

しかし、この大一番に向けてはチーム最多5ゴールを挙げているFWクリスチャン・プリシックを始め、前線の数選手を欠くことになるようだ。
パウロ・フォンセカ監督はローマ戦の前日会見で最新のチームニュースを提供。ヴェローナ戦を欠場したMFイスマイル・ベナセル、FWアルバロ・モラタの2選手の復帰を明言した一方、プリシックやMFルベン・ロフタス=チーク、MFユヌス・ムサ、FWラファエル・レオンら数選手の欠場を明かした。

「プリシックは出場できると思っていた。彼は元気で、ふくらはぎの故障から回復したが、ここ2日間は足首に故障があった」
「故障は回復過程で発生し、明日の試合には出場できない。ベンチ入りもできない」

また、個人としては古巣対戦となる一戦に向けて指揮官は「ローマは素晴らしいクラブで、素晴らしいチーム。私の友人もたくさんいる。だが、90分間、勝つことしか考えていない」と特別な感情を抱きながらも、勝ち点3奪取に集中していると語っている。

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気づけば28歳…ミリンコビッチ=サビッチが契約延長を拒否、ビッグクラブ移籍は今夏がラストチャンスか

ラツィオのセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(28)は、今夏がステップアップのラストチャンスとなりそうだ。 ここ5〜6年、夏の移籍市場が近づくたびにビッグクラブ移籍が噂されるミリンコビッチ=サビッチ。ラツィオはクラウディオ・ロティート会長が莫大な額の移籍金を要求することによって引き留めに成功してきたが、今夏ばかりはそうもいかない可能性が高いとみられている。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ミリンコビッチ=サビッチは契約が2024年6月までとなっているなか、延長の申し出を拒否。対するロティート会長に白旗を振るつもりはなく、契約解除金を設定したうえで年俸を400万ユーロ(約5億9000万円)に引き上げるという前提のもと、シーズン終了まで話し合いを延期しているとのことだ。 選手本人も8年間在籍するラツィオに愛着があり、決して今夏の退団ありきではないものの、気づけば28歳となり、新たな旅に出る必要性に駆られている模様。2023-24シーズンが終わるころには20代最後の1年となっており、今夏をビッグクラブ移籍のラストチャンスだと捉えているようだ。 一方で、虎視眈々と獲得のチャンスを窺うユベントス、ミランにロティート会長を満足させるだけの資金力があるわけではないのも事実。深刻な財政難にあえぐユベントスはさておき、ミランも収支バランスに気を使いながらやりくりしている状況であり、実際に優先順位はチェルシーの元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(27)より下だという。 ロティート会長がミリンコビッチ=サビッチの年齢も考慮したうえで要求額を4000万ユーロ(約59億8000万円)以下に引き下げれば、ミランもチャレンジする可能性があるようだが、実現性は未知数といったところ。ラツィオにはここ数日でプレミアリーグのクラブからも照会依頼が舞い込んでおり、可能性としてはこちらの方が高いと見るのが妥当だろう。 2023.05.25 17:56 Thu

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