ミランが後半ATの2ゴールで劇的逆転勝利! パルマの鈴木彩艶は好守見せるも軽率PK献上含む3失点【セリエA】

2025.01.26 22:46 Sun
ミランが劇的逆転勝利
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ミランが劇的逆転勝利
セリエA第22節、ミランvsパルマが26日にサン・シーロで行われ、ホームのミランが3-2で逆転勝利した。なお、パルマのGK鈴木彩艶はフル出場した。

前節、ユベントスとのビッグマッチに0-2で完敗となった8位のミランと、ヴェネツィアとの1-1のドローで3戦未勝利の16位パルマの一戦。

直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではレオンのゴールを守り切ってジローナにウノゼロ勝利のロッソネリはその試合から先発2人を変更。負傷のエメルソン代役にカラブリア、ベナセルに代わってプリシックが復帰した。
対するパルマでは日本人守護神が引き続きスタメンに入り、新戦力のジュリッチがスタメンデビューとなった。

やや疲労感を窺わせるホームチームに対して、試合序盤はパルマも局面の勝負でイーブンの展開に持ち込み、拮抗した攻防が続いていく。
中盤の潰し合いがメインで、互いに決定機まで持ち込めずにいたが、アウェイチームが先手を奪った。24分、右サイドでヴァレリからサイドチェンジを受けたカンチェッリエーリが足を滑らせたDFテオ・エルナンデスとのマッチアップで果敢に仕掛け、ペナルティアーク付近から左足のコントロールシュートをゴール左下隅へ突き刺した。

一瞬の隙を突かれてビハインドを負ったホームチームはすぐさま反撃を開始。良い形でのトランジションから積極的に背後を狙うモラタがいくつかチャンスに絡むが、ことごとくオフサイドにかかる。

それでも、幸運な形で得たFKの流れから獲得した左CKの場面でニアにポジションを取って競ろうとしていたパブロビッチをGK鈴木が後ろから両手で突き倒すと、このプレーでPKを獲得。軽率なファウルでPK献上となった日本人GKとしては何とかミスを挽回したいところだったが、キッカーのプリシックがコースを読まれながらも左隅へ蹴り込んだ。

1-1のイーブンに戻った試合はややオープンな展開となったが、前半終了間際にボックス左に抜け出したラインデルスの決定機はGK鈴木が見事なセーブではじき出し、なんとか均衡を保った。

迎えた後半、ミランはテオとレオンを下げてバルテサーギ、ベナセルを同時投入。これでムサを右ウイング、プリシックを左ウイングに配置換えした。開始直後にはモラタにゴール前で決定機も、ここはGK鈴木のセーブと微妙なオフサイド判定でゴールとはならず。

以降は前半終盤の流れを踏襲するような行ったり来たりの展開が続くと、コンセイソン監督は再びの2枚替え。56分、モラタとフォファナを下げてエイブラハム。チュクウェゼを同時投入し、より攻撃的な布陣に変化した。60分にはラインデルスがミドルシュートを枠に飛ばすが、ここはGK鈴木が冷静にセーブした。

対するパルマは疲れの見え始めたジュリッチ、マン、エルナニを下げてカマラ、アルムクヴィスト、ハジ・モハメドとフレッシュなアタッカータイプの選手たちを送り込んだ。

以降も一進一退の攻防が続くなか、先にゴールをこじ開けたのはアウェイチーム。80分、ハーフウェイライン付近の左サイドでのパスカットからカウンターを発動。ゾームとのパス交換でゴール前に抜け出したカマラのシュートはGKメニャンの好守に阻まれるが、こぼれ球に反応したデル・プラートが無人のゴールへ泥臭く押し込んだ。

再びビハインドを背負ったミランはここからなりふり構わぬ姿勢でゴールを目指していく、88分にはパブロビッチがセットプレーから打点の高いヘディングシュートを叩き込んだが、ここはかなり際どいオフサイドでノーゴールに。

それでも、コンセイソン新体制で逆転の印象が色濃いロッソネリが土壇場で底力を示した。

まずは92分、ムサのラストパスでボックス右に抜け出したラインデルスがGK鈴木との駆け引きを制し、ニア下へ右足シュートを流し込んで同点に追いつく。続く95分にはパワープレーを仕掛けると、バルテサーギの左クロスをパブロビッチが頭で合わすと、うまく最終ラインと入れ替わる形でゴール前に飛び出したチュクウェゼが左ももに当てると、当たり損ねとなった浮き球のボールをGK鈴木がはじき出すことができず、ボールはそのままゴールラインを割った。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、後半アディショナルタイムの2ゴールで大逆転勝ちのミランがリーグ2戦ぶりの勝利を収め、CLディナモ・ザグレブ戦を挟んだ迎えるインテルとのデルビーへ弾みを付けた。

一方、破れたパルマは4戦未勝利で厳しい残留争いが続く。

ミラン 3-2 パルマ
【ミラン】
クリスチャン・プリシック(前38[PK])
タイアニ・ラインデルス(後47)
サムエル・チュクウェゼ(後50)
【パルマ】
マッテオ・カンチェッリエーリ(前24)
エンリコ・デル・プラート(後35)

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中田英寿氏が波乱万丈のサッカーキャリア回想…『The Atletic』のロングインタビューに答える

元日本代表MFの中田英寿氏が、『The Atletic』のロングインタビューで自身のサッカーキャリアを振り返った。 中田氏はベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)でプロキャリアをスタートし、以降は2006年の現役引退までペルージャ、ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナのイタリア5クラブ、イングランドのボルトンでプレー。 また、日本代表としては1998年フランス大会、2002年日韓大会、2006年ドイツ大会と3度のワールドカップに出場し、通算77キャップを刻んだ。 そのアジアを代表するレジェンドは『The Atletic』で29歳での現役引退を始め、キャリアにおけるトピックについて語った。 2006年ドイツW杯のグループステージ最終節のブラジル代表戦での1-4の敗戦後、スパイクを脱ぐ決断を下したMFは、その突然の引退から19年を経たなかで改めて決断の理由に言及。 「プロのサッカー選手になる夢は一度もなかったが、どういうわけかそれが実現し、ワールドカップでプレーし、イタリアとイングランドに行った。情熱のためにいつもプレーしていた。私はサッカーのファンではなく、サッカーをプレーするのが好きだった。それが私が引退した理由だ。情熱を失っていたし、情熱がなければ、自分に嘘をついているようなものだった」 「私が好きなのはプレーすることであり、コーチやコメントをすることではない。それが引退後に『別の情熱を見つけなければならない』と言った理由だった」 インタビュー冒頭で、サッカーキャリアの終わりについて語った元日本代表はここからキャリアの最初期に立ち戻り、「当時は、プロサッカー選手になることを夢見る人は誰もいなかった。日本で一番人気のスポーツは野球だった。だけど、結局、私は漫画『キャプテン翼』が大好きだったから、サッカーをやろうと決めた」と、サッカーを始めた理由を明かした。 続けて日本代表が初めてW杯に出場した1998年フランスW杯での奇抜な髪色については「(W杯前でさえ)毎日髪の色を変えていたが、海外でプレーしたかったので世界に知られることが重要だった。だから注目されたいと思っていた」と、振り返る。 その目論見通り、W杯直後にはセリエAのペルージャへ完全移籍。イタリアでのキャリアをスタート。その新天地では加入1年目から鮮烈な輝きを放ったが、プレーすること以外でサッカーに関心がなかったことが良い意味でプラスに働いたという。 「私はサッカーの大ファンではなかったし、サッカーを見たり新聞で読んだりもしなかった。そういう人間ではないんだ。ただサッカーをするのが好きで、毎日もっといい選手になりたいと思っていた」 「イタリアに来たときは、セリエAが世界最高のリーグで、ジネディーヌ・ジダンやアレッサンドロ・デル・ピエロのような選手がいたが、私は選手をあまり知らなかった。リーグのチームの半分も知らなかった」 「でも、そのおかげで自分のプレーに集中できたし、それが私の強みだった。とにかく恐れがなかった」 そのペルージャでの活躍によって2000年にはローマへステップアップ。当時、頭角を現わしていたフランチェスコ・トッティとのポジション争いで苦戦を強いられた一方、2005年1月のユベントス戦ではクラブ史に刻まれた圧巻のロングシュートを突き刺し、ジャッロロッシのスクデット獲得に大きく貢献した。 中田氏はそのローマ時代について「ローマに戻るたびに、ファンのみんなが私のところに来て『ありがとう、ナカタ』と言ってくれる」と、自身の重要な働きに満足感を示した。 その後、1年でイタリアの首都を離れてパルマに活躍の場を移すと、コッパ・イタリア優勝に貢献。2年連続のタイトル獲得を経験。そして、日韓W杯では大会の目玉選手の一人として日本代表史上初の決勝トーナメント進出に貢献した。 「もっといい結果を出せたはず」トルコ代表に敗れてのベスト16に不満を示しながらも、「雰囲気は素晴らしかった」と、自国開催のW杯をポジティブに振り返った。 「日本では誰もが、私たちがグループリーグを突破して決勝トーナメントに進出するだろうと期待していたが、それはとても大変だった」 「私たちはとても若いチームで、ほとんどのメンバーがワールドカップでプレーしたことがなかった。当時、海外でプレーしていたのは数人だけで、プレッシャーは大きかった。しかし同時に、国全体が私たちを応援してくれたので、雰囲気は素晴らしかった」 その後、チェーザレ・プランデッリ監督との衝突を機に、ボローニャ、フィオレンティーナとイタリア国内での移籍を繰り返した後、2005年に7年間過ごしたイタリアを離れ、プレミアリーグのボルトンへレンタル移籍。 自身最後のクラブとなったマンチェスターのクラブではキック&ラッシュでお馴染みのサム・アラダイス監督が率いたチームということもあり、イタリアと大きく異なる環境面を含めて難しい日々を過ごした。 「イタリアから来たので、サッカーはまったく違っていた。多くのチームがロングボールをプレーしていた。それは少しショックだった。そしてイタリアからマンチェスターに来て、食べ物の面でも違ったし、雨も多かった。そういった意味で少し大変だった」 その後、前述のドイツW杯での現役引退で中田氏の波乱万丈のサッカーキャリアは締めくくられた。 そして、自身のサッカーキャリアを通じて「どのように記憶されたいか?」との問いに対して、中田氏は「私は美しいプレー、優雅さが好きだ。ジネディーヌ・ジダンのようなプレーが美しい。スピードやパワーではなく、美しいパス、美しいプレー。ゴールである必要はない。私は優雅さが好きで、サッカーだけでなく人生でもそうだ。優雅で美しいものが好きだ。つまり美しい服、美しい建築物、デザイン、景色…」と返答している。 現役引退後は3年間に渡っておよそ100カ国以上を巡る放浪の旅に出て、以降は魅了された日本酒造りや日本茶のブランド立ち上げなど、日本の文化や食文化の発信者として活躍する48歳。 今回のロングインタビューの最後には改めて自身の生き方について語り、これからも自身の情熱の赴くがままに様々なことにチャレンジしたいと結んだ。 「29歳で引退したとき、たくさんの人から『まだプレーできるよ』とか『サッカー業界で働いてコーチでもしたらどうだ』と言われた」 「でも、できるからやることを選んでいるわけではない。やりたいからやっている」 「私は好きなことをやっている。だからファッションが好きならファッションをやるし、他の文化が好きなら他の文化。日本酒が好きなら日本酒をやる」 「他の人は時々その理由が理解できないことがある。それは私が情熱を持ってやっているからだ」 2025.03.19 00:14 Wed
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パルマが米企業クローズ・グループによる買収を発表

パルマは18日、米企業クローズ・グループが株式の90%を取得したことを発表した。 クローズ・グループはアメリカ中西部でコンビニエンスストアを運営する他、観光や不動産、ワイン業に農業など、様々な事業を展開している。 同グループのオーナーであるカイル・クローズ氏はパルマの買収について「イタリアのサッカーに興味があるのは、私の母がイタリア人であることに由来している。私自身、イタリア系アメリカ人でサッカーに強い情熱を持っている。クラブを買収する機会を窺っていたし、そうなるよう夢を見ていた。パルマは1990年代、素晴らしいファンとスタジアムを持っていた。そんなクラブに関われることは本当に嬉しいことだ」 「我々は新シーズン、新監督、新たなスポーツ・ディレクターの下で出発する。チームとして協力しつつ学ぶ必要がある。ファンには我慢を強いることがあるかもしれない。とはいえ、近い将来トップ選手をパルマに迎え入れることができたら、それは素晴らしいことだ。10年後、チームの歴史を振り返ってどれだけ成長したかを確認したい。我々の街で生まれた新たなカンナバーロのような存在を発掘できればと思っている」とコメントした。 2015年に破産宣告を受けたパルマは4部から再起を図り、2018年にセリエAに復帰していた。 2020.09.19 00:20 Sat
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パルマが日本代表GK鈴木彩艶の獲得を発表!2029年までの5年契約を締結

パルマは15日、シント=トロイデンから日本代表GK鈴木彩艶(21)を完全移籍で獲得した。契約期間は2029年6月30日までとなる。 日本代表デビューも果たし、2024年1月のアジアカップでもプレーした鈴木は、2023年8月に浦和レッズからシント=トロイデンにレンタル移籍。当時はマンチェスター・ユナイテッドも関心を寄せるなど、高く評価されていた。 海外挑戦1年目でジュピラー・プロ・リーグで32試合に出場し正守護神に君臨。その活躍を受けて、今夏再びユナイテッドも関心を寄せ、チェルシーも興味を持っていたが、セリエAに挑戦を決断した。 パルマへの移籍が決まった鈴木は、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「パルマの一員になれることを嬉しく思います。このクラブは素晴らしい歴史があり、世界中に多くのファンがいて、新シーズンをセリエAで戦います。そのために常にベストを尽くして、チームの成功のために全力で貢献したいと思っているよ」 なお、移籍金について詳細な契約は明かされていないが、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、移籍金は750万ユーロ(約13億円)に加え、ボーナスで250万ユーロ(4億3000万円)が支払われる総額1000万ユーロ(約17億3000万円)になると見られている。 また、シント=トロイデンには将来の移籍に関して、10%のマージンを得られる条項も含まれているとのことだ。 <span class="paragraph-title">【動画】日本人GK初のセリエA挑戦! 鈴木彩艷のセーブ集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tKjOOjbiQPs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.16 06:00 Tue
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レスターがパルマの主力SBを獲得! 手薄な右サイドのテコ入れに

レスター・シティは15日、パルマからフランス人DFウォヨ・クリバリ(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月30日までの4年半となる。 クリバリは日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマの主力サイドバックで、今シーズンが自身初のトップディビジョン。2021年夏にフランス2部のル・アーヴルから加入後、セリエBで3年間プレーし、昨シーズンはセリエA昇格を掴み取った。 イタリア『カルチョメルカート』によると、複数の国内外クラブが、今冬のクリバリ獲得へ正式オファー。その中で最も大きな額を提示したのが、レスターだったという。 契約が今季限りとなっていたなか、400万ユーロ(約6億4000万円)のオファーが受け入れられたという。 爆発的なスピードと粘り強いタックル、攻撃への貢献度も高い実力派の右サイドバックは、元ポルトガル代表DFリカルド・ペレイラの離脱が続くフォクシーズの手薄な右サイドをカバーする役割が期待される。 2025.01.16 06:00 Thu

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