菅原先発のAZ、後半4失点でまさかの逆転負け… フランクフルトはホームで白星発進【ECL】
2023.09.22 06:32 Fri
カンファレンスリーグ(ECL)グループステージ第1節が21日に欧州各地で行われた。
創設3年目を迎えるチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)に次ぐUEFA3番目のコンペティションにはAZのDF菅原由勢やフランクフルトのMF長谷部誠、クラブ・ブルージュのMF本間至恩、ヘントのDF渡辺剛、ディナモ・ザグレブのMF金子拓郎、ヘルシンキのMF田中亜土夢ら日本人6選手が参戦。
菅原が先発出場したAZは、アウェイでズリニスキ・モスタルと対戦し3-4で敗戦した。AZは10分に右サイド深くまで切り込んだラードのクロスをファーサイドのファン・ブレデローデが右足ボレーで流し込んだ。
先制したAZは32分にも、パヴリディスの右クロスをデ・ウィトがヘディングシュート。これは相手GKに弾かれたが、こぼれ球をマイナンスがゴールに押し込んだ。
さらに44分には、パヴリディスの縦パスをボックス中央で受けたデ・ウィトが反転からシュートをゴール左隅に流し込み、3-0で前半を終えた。
連続失点で追いつかれたAZは、81分に逆転を許す。キシュのスルーパスでゴール前に抜け出したマレキヌシッチがシュート。これは左ポストに弾かれたが、こぼれ球をコジュリに押し込まれた。
結局、試合はそのまま3-4でタイムアップ。後半にまさかの4失点を喫したAZは黒星スタートとなった。
そのほか、長谷部のフランクフルトはホームでアバディーンと対戦し2-1で勝利、本間のクラブ・ブルージュはホームでベシクタシュと対戦し1-1の引き分け、渡辺のヘントはアウェイでゾリャと対戦し1-1の引き分け、金子のディナモ・ザグレブはホームでアスタナと対戦し5-1で圧勝、田中のヘルシンキはホームでPAOKと対戦し2-3で敗戦した。
◆グループA
リール 2-0 オリンピア・リュブリャナ
スロヴァン・ブラチスラヴァ 2-1 KIクラクスヴィーク
◆グループB
マッカビ・テル・アビブ 3-2 ブレイザブリク
ゾリャ 1-1 ヘント
◆グループC
ビクトリア・プルゼニ 1-0 バルカニ
ディナモ・ザグレブ 5-1 アスタナ
◆グループD
クラブ・ブルージュ 1-1 ベシクタシュ
ルガーノ 0-0 ボデ/グリムト
◆グループE
レギア・ワルシャワ 3-2 アストン・ビラ
ズリニスキ・モスタル 4-3 AZ
◆グループF
ヘンク 2-2 フィオレンティーナ
フェレンツヴァーロシュ 3-1 チュカリチュキ
◆グループG
フランクフルト 2-1 アバディーン
ヘルシンキ 2-3 PAOK
◆グループH
ルドゴレツ 4-0 スパルタク・トルナヴァ
フェネルバフチェ 3-1 ノアシェラン
創設3年目を迎えるチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)に次ぐUEFA3番目のコンペティションにはAZのDF菅原由勢やフランクフルトのMF長谷部誠、クラブ・ブルージュのMF本間至恩、ヘントのDF渡辺剛、ディナモ・ザグレブのMF金子拓郎、ヘルシンキのMF田中亜土夢ら日本人6選手が参戦。
菅原が先発出場したAZは、アウェイでズリニスキ・モスタルと対戦し3-4で敗戦した。AZは10分に右サイド深くまで切り込んだラードのクロスをファーサイドのファン・ブレデローデが右足ボレーで流し込んだ。
さらに44分には、パヴリディスの縦パスをボックス中央で受けたデ・ウィトが反転からシュートをゴール左隅に流し込み、3-0で前半を終えた。
後半開始早々の48分にコジュリの直接FKから失点したAZは、68分にチョルルカのゴールで1点差に詰められると、71分にもフルバノビッチにネットを揺らされ、試合を振り出しに戻された。
連続失点で追いつかれたAZは、81分に逆転を許す。キシュのスルーパスでゴール前に抜け出したマレキヌシッチがシュート。これは左ポストに弾かれたが、こぼれ球をコジュリに押し込まれた。
結局、試合はそのまま3-4でタイムアップ。後半にまさかの4失点を喫したAZは黒星スタートとなった。
そのほか、長谷部のフランクフルトはホームでアバディーンと対戦し2-1で勝利、本間のクラブ・ブルージュはホームでベシクタシュと対戦し1-1の引き分け、渡辺のヘントはアウェイでゾリャと対戦し1-1の引き分け、金子のディナモ・ザグレブはホームでアスタナと対戦し5-1で圧勝、田中のヘルシンキはホームでPAOKと対戦し2-3で敗戦した。
◆グループA
リール 2-0 オリンピア・リュブリャナ
スロヴァン・ブラチスラヴァ 2-1 KIクラクスヴィーク
◆グループB
マッカビ・テル・アビブ 3-2 ブレイザブリク
ゾリャ 1-1 ヘント
◆グループC
ビクトリア・プルゼニ 1-0 バルカニ
ディナモ・ザグレブ 5-1 アスタナ
◆グループD
クラブ・ブルージュ 1-1 ベシクタシュ
ルガーノ 0-0 ボデ/グリムト
◆グループE
レギア・ワルシャワ 3-2 アストン・ビラ
ズリニスキ・モスタル 4-3 AZ
◆グループF
ヘンク 2-2 フィオレンティーナ
フェレンツヴァーロシュ 3-1 チュカリチュキ
◆グループG
フランクフルト 2-1 アバディーン
ヘルシンキ 2-3 PAOK
◆グループH
ルドゴレツ 4-0 スパルタク・トルナヴァ
フェネルバフチェ 3-1 ノアシェラン
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日本人6人目を獲得したサウサンプトン/六川亨の日本サッカー見聞録
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「練習中でもタバコ吸ってんのか」サッカー界きっての“愛煙家”サッリ監督の指導姿が反響!1日60本吸うことで話題
ラツィオを指揮するマウリツィオ・サッリ監督の指導姿が話題だ。 2021-22シーズンからラツィオを率いているサッリ監督。今シーズンはセリエAで3位につけ、ヨーロッパリーグ(EL)はグループステージで敗退したもののヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の舞台で戦っている。 7日にはECLのラウンド16・1stレグでDF菅原由勢が所属するAZと対戦したラツィオだが、試合前の練習時のサッリ監督を捉えた姿を『ESPN』が伝え、注目を集めている。 グラウンドで選手たちを見守るサッリ監督だが、その手には火のついたタバコが。サッリ監督は度々タバコをくゆらせていた。日常的な光景なのか、選手や周りのスタッフたちも特にそれに触れることなく練習は継続していた。 フットボール界屈指の戦術家としてだけでなく、愛煙家としても有名なサッリ監督。1日60本以上のタバコを吸うことでも話題になったことがあり、過去には試合中にピッチサイドで喫煙する姿がたびたび…。チェルシー時代は試合中の喫煙が禁じられたことで、紙タバコを口に含みながら指揮を執っていた。 イメージ通りの光景ではあるが、改めて目の当たりにしたファンからは「サッリ、練習中でも煙草吸ってんのかいw」、「サッリのおっさん当たり前のように練習中にタバコ吸ってんの草」、「何吸ってるんだろう」と驚きの声が上がっていた。 <span class="paragraph-title">【動画】通常運転?練習中に選手の目の前でタバコを吸うサッリ監督</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Maurizio Sarri casually smoking a cigarette in Lazio training ahead of their Europa Conference League clash against AZ Alkmaar.<br><br>Classic Sarri <br><br>(via <a href="https://twitter.com/ESPNnl?ref_src=twsrc%5Etfw">@ESPNnl</a>) <a href="https://t.co/JGfX3trjNp">pic.twitter.com/JGfX3trjNp</a></p>— ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1633118181735661568?ref_src=twsrc%5Etfw">March 7, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.03.08 19:45 Wed3
平均年齢24.5歳の日本代表、“旬”よりも優先した将来の壮大な目標を見据えたメンバー選考【日本代表コラム】
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25日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第8節のサウジアラビア代表戦に臨む日本代表のスターティングメンバーが発表された。 5日前のバーレーン代表戦で史上最速のW杯出場を決めた日本。上田綺世や守田英正が離脱したなか、別メニュー調整や前日トレーニング回避の長友佑都と三笘薫がメンバー外となった。 ゴールマウスには引き続きGK鈴木彩艶。3バックは板倉滉、伊藤洋輝、高井幸大となった。 ボランチは遠藤航と田中碧。右ウイングバックは菅原由勢、左に中村敬斗が入り、シャドーは久保建英と鎌田大地。1トップは前田大然となった。 サウジアラビア戦はこの後19時35分キックオフ。テレビ朝日系列で地上波生中継、『DAZN』でもライブ配信される。 <h3>◆日本代表スタメン</h3> GK 鈴木彩艶(パルマ) DF 高井幸大(川崎フロンターレ) 板倉滉(ボルシアMG) 伊藤洋輝(バイエルン) MF 遠藤航(リバプール) 田中碧(リーズ・ユナイテッド) 菅原由勢(サウサンプトン) 中村敬斗(スタッド・ランス) 鎌田大地(クリスタル・パレス) 久保建英(レアル・ソシエダ) FW 前田大然(セルティック) <h3>◆ベンチ入りメンバー</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 関根大輝(スタッド・ランス) 中山雄太(FC町田ゼルビア) 瀬古歩夢(グラスホッパー) MF/FW 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン) 南野拓実(モナコ) 堂安律(フライブルク) 伊東純也(スタッド・ランス) 旗手怜央(セルティック) 古橋亨梧(スタッド・レンヌ) 町野修斗(ホルシュタイン・キール) <h3>◆メンバー外</h3> 三笘薫(ブライトン&ホーブ・アルビオン) 長友佑都(FC東京) 2025.03.25 18:38 Tue5
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レンジャーズは18日、かつて同クラブで活躍した元オランダ代表DFフェルナンド・リックセン氏が亡くなったことを発表した。43歳だった。 リックセン氏は、現役引退後の2013年に筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患ったことを発表。闘病生活を送っていたが、レンジャーズによれば18日の朝に息を引き取ったという。 1994年にオランダのフォルトゥナ・シッタートでプロデビューしたリックセン氏は、AZでのプレーを経て、2000年にレンジャーズへ加入。6シーズンを過ごしたレンジャーズでは、2度のリーグ優勝など7つのタイトル獲得に貢献。2004-05シーズンにはリーグ最優秀選手賞も受賞した。 2006年からレンタルで加入したゼニトに翌年完全移籍を果たしたリックセン氏だが、2009年に双方合意の上でゼニトを退団。1年以上の無所属期間を経て、2010年にプロキャリアをスタートさせた古巣のフォルトゥナ・シッタートに復帰し、2013年の現役引退までプレーした。 また、オランダ代表としても2000年から2003年にかけてプレー。オランダ代表としては12試合に出場していた。 2019.09.19 00:01 Thu3
ポリターノ弾のナポリが敵地でソシエダに勝利!菅原のAZが2連勝スタート《EL》
ヨーロッパリーグ(EL)グループF第2節、レアル・ソシエダvsナポリが29日に行われ、0-1でナポリが勝利した。 開幕節でリエカに勝利したソシエダとAZに敗れたナポリの好カード。 共に[4-3-3]で臨んだ中、ソシエダは3トップに右からポルトゥ、イサク、オヤルサバルと並べ、ナポリは3トップに右からポリターノ、ペターニャ、インシーニェと並べた。 互角の攻防で立ち上がった中まずは7分、ナポリにチャンス。GKレミロのパスミスを拾ったインシーニェがボックス左から際どいコントロールシュートを浴びせた。しかし22分、そのインシーニェが足を負傷しロサーノとの交代を強いられる。 ソシエダは24分、ゴール前に飛び込んだメリノが際どいヘディングシュートを浴びせてナポリを牽制。前半半ば以降は膠着状態が続き、互いにチャンスを生めずにゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半も慎重な展開で推移していたが、ナポリが55分に均衡を破った。右サイドからカットインしたポリターノが左足を振り抜くと、強烈なシュートがDFに当たってコースが変わりネットを揺らした。 失点を受けて前がかるソシエダは、オシムヘンとメルテンスを投入してきたナポリに対し、66分に同点のチャンス。だが、シルバを起点にポルトゥが決定的なシュートを浴びせるも、GKオスピナのファインセーブに阻まれた。 その後、ウィリアン・ジョゼ投入して攻撃に変化を付けにかかったソシエダは、78分にオヤルサバルがボックス左から際どいシュートを浴びせたが、自陣に引いたナポリからゴールを割れずに敗戦。ソシエダとナポリが共に1勝1敗スタートとなっている。 また、グループF第2節のもう一試合、DF菅原由勢の所属するAZがリエカをホームに迎えた一戦は、4-1でAZが圧勝。菅原はベンチ入りも出場機会はなかった。AZは2連勝スタートとなっている。 レアル・ソシエダ 0-1 ナポリ 【ナポリ】 ポリターノ(後10) AZ 4-1 リエカ 【AZ】 コープマイネルス(前6)【PK】 グズムンドソン(前20) カールション(後6) グズムンドソン(後15) 【リエカ】 クレノビッチ(後27) 2020.10.30 06:57 Fri4
AZが元オランダ代表DFマルティンス・インディをストークから完全移籍で獲得
AZは5日、ストーク・シティから元オランダ代表DFブルーノ・マルティンス・インディ(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2025年6月30日までの4年間となる。 フェイエノールトの下部組織出身のマルティンス・インディは、2012年1月にファーストチームへ昇格。2014年7月にポルトへと完全移籍すると、ストーク・シティへのレンタル移籍を経て、2017年7月に完全移籍。2020-21シーズンはAZへとレンタル移籍で加入していた。 AZでは2020-21シーズンのエールディビジで27試合に出場し1ゴール1アシスト。ヨーロッパリーグでも5ゴール1アシストを記録していた。 マルティンス・インディは完全移籍について「AZは僕にあったクラブだと思う。プレースタイルやプロジェクトの進め方にとても魅力を感じている」とコメントした。 また「AZではオランダのトップでプレーでき、その上でヨーロッパの大会にも出られる。クラブのプロジェクトを信じているし、自分にはまだ与えられるものがあると思っている。昨シーズンはそれ以上を味わったよ」と語り、AZでのキャリアを楽しんでいるようだ。 2021.07.06 12:05 Tue5
