アスレティックがローマ撃破で逆転突破! 久保&毎熊はベスト16敗退…【ELまとめ】

2025.03.14 07:56 Fri
アスレティックが逆転突破
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アスレティックが逆転突破
ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・2ndレグが13日に行われた。

リーグフェーズを1位~8位で終えたストレートイン8チームと、プレーオフを制した8チームがホーム&アウェイ形式で準々決勝進出を争うラウンド16。

今ラウンド屈指の好カードとなったアスレティック・ビルバオvsローマは、ホームのアスレティックが3-1で勝利した。この結果、2戦合計4-3としたアスレティックの準々決勝進出が決まった。
1stレグはホームのローマが劇的な2-1の逆転勝利で収めたなか、アスレティックホームのの2ndレグでは互いにサスペンションや負傷者の影響で若干メンバーを入れ替えて相対した。

拮抗した入りとなったが、ローマに痛恨のアクシデント発生。最後尾でボールを持ったフンメルスが横パスをサンナディにカットされると、すかさずスライディングタックルで倒す。ゴールから距離があり、味方のマンチーニもギリギリでカバーできそうな位置にいたが、決定機阻止でのレッドカードが掲示された。
試合開始15分を経たずに数的優位を得たアスレティックはここから攻勢を強めていく。ニコ・ウィリアムズイニャキ・ウィリアムズの両サイドを起点に仕掛けると、サンナディのGKとの一対一や左サイドのニコが得意のカットインから右足シュートと決定機を作り出すが、シュートミスや右ポストに阻まれる。

以降も集中したローマの守備に苦戦が続いたホームチームだったが、前半アディショナルタイムの48分にゴールをこじ開ける。左サイドのイニャキの右足インスウィングのクロスがファーに流れると、ニコの右足シュートがDFアンヘリーニョの出した足にディフレクトしてニアへ突き刺さった。

2戦合計2-2のイーブンで折り返した後半はベレンゲルの投入で攻勢を強めたアスレティックが引き続きハーフコートゲームを展開。すると、67分には左CKの場面でユーリがドンピシャのヘディングシュートを右隅へ流し込み、2戦合計スコアで引っくり返した。さらに、82分にはユーリとの連携で左サイドを突破したニコがボックス内への侵入からカットインシュートを突き刺し、ドブレーテを達成。決定的な3点目を奪取した。

その後、後半アディショナルタイムにはスーレとエル・シャーラウィの途中出場コンビで獲得したPKをパレデスが決めてアウェイチームが意地を見せたが、アスレティックが逆転でベスト8進出を決めた。

リーグフェーズ首位通過のラツィオは、ビクトリア・プルゼニとホームで対戦し、1-1で引き分けた。この結果、2戦合計3-2で8強入りを決めた。

9人の状況で迎えた1stレグの後半ラストプレーの劇的ゴールによって2-1のスコアで先勝したラツィオ。ただ、ホームでのリターンマッチはプルゼニのアグレッシブなスタイルに苦戦。自分たちでチャンスを作りながらも幾度か際どいシーンを許した。

すると、0-0で折り返した後半序盤にシュルツに先制点を奪われ、2戦合計でタイに戻される。以降はなかなか相手を押し返せずにいたが、77分には1stレグ同様にセットプレーからロマニョーリが値千金のヘディングシュートを決めて勝ち越しに成功。後半終盤の相手の反撃も凌いで準々決勝進出を決めた。

フランクフルトvsアヤックスはホームのフランクフルトが4-1で快勝。連勝のブンデスリーガ強豪は2戦合計6-2で突破を決めた。

敵地での初戦を2-1で先勝したフランクフルトは、立ち上がりからアヤックスを圧倒。バオヤ、ゲッツェの連続ゴールによって2点リードで試合を折り返すと、後半もエキティケのゴールとゲッツェの見事なロングシュートが決まり、4-1の圧勝で強豪対決を制した。

MF久保建英レアル・ソシエダ、DF毎熊晟矢AZはいずれもプレミアリーグの強豪2チームに挑んだ。

しかし、ソシエダはマンチェスター・ユナイテッドに2戦合計2-5、AZはトッテナムに2戦合計2-3で敗れて無念のベスト16敗退となった。

その他ではリヨン、ボデ/グリムトが快勝で突破を果たし、今ラウンド唯一PK戦までもつれ込んだレンジャーズvsフェネルバフチェは、レンジャーズがモウリーニョ率いるフェネルバフチェを破っている。

◆ラウンド16 2ndレグ
▽3/13(木)
オリンピアコス 2-1(AGG:2-4) ボデ/グリムト
フランクフルト 4-1(AGG:6-2) アヤックス
ラツィオ 1-1(AGG:3-2) ビクトリア・プルゼニ
アスレティック・ビルバオ 3-1(AGG:4-3) ローマ

レンジャーズ 0-2(AGG:3-3[PK:3-2]) フェネルバフチェ
リヨン 4-0(AGG:7-1) FCSB
トッテナム 3-1(AGG:3-2) AZ
マンチェスター・ユナイテッド 4-1(AGG:5-2) レアル・ソシエダ

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ブルーノ2発のユナイテッドが敵地で3-0の先勝! アスレティックは厳しい判定でのPK献上&退場で窮地に…【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグ、アスレティック・ビルバオvsマンチェスター・ユナイテッドが1日にサン・マメスで行われ、アウェイのユナイテッドが0-3で先勝した。 アスレティックは前ラウンドでスコットランドの強豪レンジャーズ相手に2戦合計2-0で勝利。サン・マメス開催のファイナル進出へまた一歩近づく4強入りとなった。直近のラス・パルマス戦を1-0で制し、ラ・リーガでも4位キープのチームはその試合から先発2人を変更。GKをウナイ・シモンからアギレサバラに入れ替えたほか、負傷でメンバー外のサンセトに代わってエースのニコ・ウィリアムズが復帰した。 一方のユナイテッドは延長戦までもつれ込んだリヨンとの死闘を延長後半からの3連続ゴールによって劇的な逆転勝利で飾った。ただ、14位に低迷するプレミアリーグでは直近のボーンマス戦で10人相手に1-1のドローに持ち込んで連敗こそストップしたが、難しいチーム状態で敵地へ乗り込んだ。アモリム監督はその試合から先発2人を変更。ショーとメイヌーに代えてリンデロフ、ウガルテを起用した。 紅白に染まったサン・マメスで幕を開けた強豪対決は立ち上がりからオープンな攻防が繰り広げられていく。開始4分にはユナイテッドがショートカウンターからガルナチョがゴールネットを揺らしたが、ここは際どいオフサイド判定でゴールは認められず。 対するアスレティックは7分、ベレンゲルの鋭いミドルシュートでGKオナナの好守を強いると、このプレーで得た左CKからユーリのヘディングシュート。11分には左に流れたベレンゲルからのピンポイントクロスをイニャキ・ウィリアムズが頭で合わせたが、これは惜しくもクロスバーの上を越えた。 以降は基本的にユナイテッドがボールを保持する形に落ち着いたが、アスレティックが出足鋭い守備からのカウンターでゴールへ迫っていく。19分には右で背後を取ったイニャキがボックス右に持ち込んでのグラウンダークロスを起点に、こぼれに詰めたベレンゲルが決定的なシュートを枠の左へ飛ばすが、これはDFリンデロフのゴールカバーに阻まれる。 立ち上がり以降はなかなかフィニッシュまで持ち込めない状況が続いたアウェイチームだったが、得意のセットプレー流れからゴールをこじ開ける。30分、FKの二次攻撃から右サイド深くで仕掛けたマグワイアが正確なクロスを供給。ニアのウガルテがヘディングでファーに流したところをフリーのカゼミロが冷静にヘディングで合わせた。 守勢のなかでワンチャンスを活かした赤い悪魔はさらに畳みかける。32分、右サイド深くでマズラウィがグラウンダーで折り返したボールに対してゴール前に抜け出したホイルンドとDFビビアンが交錯。オンフィールド・レビューの末、ビビアンが後方から手をかけた決定機阻止という微妙な判定でPKに加えてレッドカードが掲示される。 このPKをキッカーのブルーノ・フェルナンデスが冷静に右隅へ蹴り込み、ユナイテッドは数的優位とともに2点のリードを手にした。一方、これで厳しくなったホームチームは42分、デ・マルコスとベレンゲルを下げてゴロサベル、プラドスを同時投入。守備のテコ入れを図る。 前半終了間際の45分にはカゼミロの縦パスを起点にペナルティアーク付近での混戦からウガルテのヒールパスでゴール前に抜け出したブルーノが冷静にGKとの一対一をチップキックで制し、3点目まで奪取。その後、マズラウィの強烈なミドルシュートはクロスバーに阻まれたが、大きなリードを得て試合を折り返した。 迎えた後半もユナイテッドが優勢に試合を進めると、60分過ぎにはウガルテ、カゼミロの連続シュートでゴールへ迫っていく。 65分にはマグワイア、ウガルテを下げて負傷明けのデ・リフトをマウントとともに同時投入。さらに、74分にはマズラウィに代えてショーをピッチに送り込み、各自のプレータイムをコントロールする。 4点目こそ奪えないものの、相手の攻撃を冷静に封じ込めるユナイテッドは試合終盤にデ・リフトに続き負傷明けのアマドをピッチに送り込む余裕の采配でこのままゲームをクローズ。 この結果、敵地で3-0の完勝となったユナイテッドが大きなアドバンテージを得てホーム開催の2ndレグを戦うことになった。敗れたアスレティックは再びヨーロッパの戦いでサン・マメスに戻ってくるため、奇跡の逆転劇を目指す。 アスレティック・ビルバオ 0-3 マンチェスター・ユナイテッド 【マンチェスター・U】 カゼミロ(前30) ブルーノ・フェルナンデス(前37[PK]、前45) 2025.05.02 06:01 Fri
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マウント芸術弾2発で逆転ユナイテッドが連勝で4季ぶり決勝進出! スパーズとの同国対決へ【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ、マンチェスター・ユナイテッドvsアスレティック・ビルバオが8日にオールド・トラッフォードで行われ、ホームのユナイテッドが4-1で逆転勝利。この結果、2戦合計7-1としたユナイテッドの決勝進出が決まった。 先週行われた1stレグはアウェイのユナイテッドが3-0で先勝。数的不利に陥ったアスレティックを撃破し、ファイナル進出へ王手をかけた。 望外の結果で初戦を終えたユナイテッドは、先週末のリーグ戦で大幅なターンオーバーを敢行。主力の休養を図った一方、ブレントフォードに3-4で敗戦。今回の一戦に弾みを付けるには至らなかった。アモリム監督は1stレグと全く同じスタメンを採用した。 対して厳しい形で初戦を終えたアスレティックは、先週末のリーグ戦でレアル・ソシエダとのバスク・ダービーを0-0のドローで終えた。同試合ではターンオーバーを敢行した一方、ニコ・ウィリアムズ、イニャキ・ウィリアムズのウィリアムズ兄弟が負傷離脱。さらに、ビビアンがサスペンションと主力数名を欠くなか、ジャロやウナイ・ゴメス、ウナイ・ヌニェスを代役に据えて敵地での奇跡を目指した。 立ち上がりからアスレティックがボールを保持して押し込む展開に。開始9分にはボックス中央でウナイ・ゴメスからパスを受けたベレンゲルに決定機も、右足シュートは枠を捉え切れず。 一方、3点リードもあって相手の攻撃を受け止めながらロングカウンターの形で一発を狙うユナイテッド。15分を過ぎた辺りから前線の選手に良い形でボールが収まり始めると、ガルナチョとドルグの際どいボックス内への抜け出しやブルーノ・フェルナンデスのミドルシュートとゴールを匂わせる。 ホームチームに流れが傾き始めたが、先にゴールを奪ったのはアウェイチーム。31分、ロングボールを入れた流れでDFマグワイアのミスパスを高い位置でカットしたジャロがミドルシュート。これはDFヨロのブロックに遭うが、こぼれに反応したジャウレギサルがペナルティアーク手前で放った右足ミドルシュートがGKオナナの手をはじいてゴール右隅に突き刺さった。 21歳MFの鮮烈な一撃によって試合前から余裕のムードが漂っていたオールド・トラッフォードに少し緊迫感が生まれる。 その後、少し全体のギアを上げて押し込む形も作り出したユナイテッドは、前半終盤に決定機を迎える。43分、カウンターの形からドルグの絶妙なスルーパスで完璧に背後を取ったガルナチョがGKと一対一を迎えたが、右足のチップキックは枠の左に外れて絶好機を逸した。 2戦合計3-1で折り返した後半。立ち上がりから睨み合いの状況が続くなか、赤い悪魔が冷静に時計を進めていく。 その後、両チームは60分を過ぎて積極的にメンバーを入れ替えると、マウント、アマドらを投入したユナイテッドが一気に試合を引っくり返す。 72分、波状攻撃からボックス手前で仕掛けたヨロからボックス中央で足元にパスを受けたマウントが絶妙なファーストタッチからの右足反転シュートをゴール右隅に突き刺し、公式戦2試合連続ゴールを奪取。さらに、79分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのブルーノがゴール前のスペースに送り込んだボールをニアに飛び込んだカゼミロが肩付近にうまく当てて1stレグに続く2試合連続ゴール。瞬く間に試合を引っくり返した。 これで完全に心を折られたアスレティックの隙を見逃さないユナイテッドは85分、カウンターから味方との連携で右のポケットに侵入したアマドのプルバックをゴール前でフリーのホイルンドがワンタッチで合わせて3点目。さらに、試合終了間際の91分にはエリア外に飛び出した相手GKのクリアミスを収めたマウントがハーフウェイラインを越えた辺りから見事な左足ロングシュートを無人のゴールへ突き刺し、トドメを刺した。 そして、2試合連続大勝で2戦合計7-1としたユナイテッドが2020-21シーズン以来のEL決勝進出。21日には再びサン・マメスに舞い戻り、トッテナムとの同国対決でタイトル獲得を目指す。 マンチェスター・ユナイテッド 4-1(AGG:7-1) アスレティック・ビルバオ 【マンチェスター・U】 メイソン・マウント(後27、後46) カゼミロ(後35) ラスムス・ホイルンド(後40) 【アスレティック】 ミケル・ジャウレギサル(前31) 2025.05.09 06:06 Fri

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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.18“カペッロ・ローマ”スクデットに貢献した中田/ローマ[2000-2001]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.18</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2000-2001シーズン/ローマ 〜カペッロ・ローマ〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2000-01roma.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ファビオ・カペッロ(54) 獲得タイトル:セリエA 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">常勝のカペッロ・ローマ</div> 1999-00シーズン、同じ街のライバル・ラツィオにスクデットを獲得され、ローマは屈辱のシーズンに終わった。迎えた2000-01シーズン、チームはフィオレンティーナから“ヴィオラの英雄”バティストゥータを獲得。その他、エメルソンやサムエルといった実力者を手に入れて、スクデットを獲得するために十分な戦力を整えた。 リーグが開幕すると、ローマはトッティの創造性溢れるプレーとバティストゥータらストライカーの決定力で破壊的な攻撃を見せつけた。さらに、就任2年目のカペッロ監督が採用する堅い守備戦術も機能し、着実に勝ち点を積み重ねていく。結局、序盤戦からほぼ独走状態を続けたチームは22勝9分3敗、68得点という成績で18年ぶり3回目のスクデットを戴冠した。 2年目のシーズンとなった当時の日本代表MF中田は、あくまでトッティの控えという位置付けだった。それでも腐らなかった中田は終盤戦の第29節、2位ユベントスとの天王山で大仕事をやってのける。2点ビハインドの中、トッティに代わって投入された中田は、見事なミドルシュートでゴールを奪取。さらに、再び自身のシュートからモンテッラの同点弾を演出した。この大一番での活躍が、ローマのスクデット獲得をより確実なものにしたといっても過言ではないだろう。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">前線のトライアングル</div> カペッロ監督の下、チーム内に規律と結果へのこだわりを植え付けられたローマ。守備面では、3バックの中央に入ったサムエルを中心に堅守を披露。ウイングバックに入ったカフーとカンデラは豊富な運動量で上下動を繰り返した。また、ボランチのエメルソンとトンマージが中盤で相手から自由を奪う。 そして、主に攻撃を担当したのが前線の3枚。トップ下に入るトッティを中心としたトライアングルで高速カウンターを仕掛けて得点を重ねた。中田がこの当時、ローマの攻撃がボールを縦に運ぶのが速すぎると漏らしたほど、彼らはボールを縦へ縦へと繋いで相手ゴールを目指した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFフランチェスコ・トッティ(23)</span> ローマの“プリンチペ(王子)”が自身の愛する街に栄冠をもたらした。豪快なシュートに加え、柔らかなタッチのトラップやパスなど、ファンタジー溢れるプレーで攻撃陣を操った。13ゴール挙げるなど得点力を発揮したトッティは、ローマのバンディエラとして現役生活を終えた。 2019.04.12 12:00 Fri
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ローマが次代のリーダー候補と新契約締結! 昨年に伊代表デビューの20歳逸材

ローマは23日、イタリア代表MFニッコロ・ピジッリ(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 ローマ生まれで地元クラブのASDヘリオスから8歳でジャッロロッシのアカデミーに加入した万能型MFは、2023年5月に行われたセリエAのインテル戦でファーストチームデビュー。翌シーズンのヨーロッパリーグ(EL)のシェリフ戦では初ゴールも記録した。 迎えた今シーズンはダニエレ・デ・ロッシ、イバン・ユリッチ、クラウディオ・ラニエリと3人の指揮官の下でも信頼を獲得し、中盤の準主力に定着。途中出場が多いものの、ここまで公式戦31試合3ゴール1アシストの数字を残している。 さらに、その将来性を高く評価するルチアーノ・スパレッティ監督の下、昨年にイタリアのA代表デビューも飾っている。 クラブレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が“ローマのガビ”と評する180cmのボックス・トゥ・ボックスMFは、セントラルMFを主戦場に高い戦術眼とテクニック、献身性を併せ持つ万能型。ローマ界隈ではトッティの良き相棒の一人として知られたシモーネ・ペッロッタの再来としての活躍が期待されている。 2025.02.24 07:00 Mon
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差別を許さないモウリーニョ監督の行動に称賛の嵐、クラブへの処分も罰金115万円に軽減

ジョゼ・モウリーニョ監督の行動が、ローマへの制裁を軽減することとなった。 スポーツ・ジャッジは、2日に行われたセリエA第28節のローマvsサンプドリアにおいて、ローマのサポーター集団「Curva Sud(クルバ・シュッド)」が差別的なチャントを歌ったとした。 このチャントはサンプドリアのデヤン・スタンコビッチ監督へ向けたもので、ルーツを差別するもの。最大のライバル、ラツィオで現役時代を過ごしていたことも影響していたようだ。 この行為に対し、スポーツ・ジャッジはローマに8000ユーロ(約115万円)の罰金を課すことを決定。しかし、これはモウリーニョ監督の行動により緩和されているということも発表されている。 モウリーニョ監督はスタンコビッチ監督の現役時代にインテルで指揮。3冠を達成する主軸であったスタンコビッチ監督を守るため、差別チャントが歌われた際にベンチを出て、右手を上げて歌うのを止めるように指示。これを受けてチャントが止むと、親指を立てて感謝していた この行為に対しては、多くの称賛のコメントが寄せられ、スタンコビッチ監督は「ジプシー(東欧出身の者に対する差別表現)であることを誇りに思うし、気分を害していない。ジョゼもそれは知っている」とコメントしていた。 ジャッジに怒りを露わにしたり、何度も退席処分を受けるなど、あまり良いイメージを持たれないモウリーニョ監督だが、一貫して差別的な行動への嫌悪は隠さず、毅然とした態度を取り続けている。今回は結果としてチームを助けることにもなったが、スペシャル・ワンと呼ばれる理由の1つとも言えるだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】モウリーニョ監督、差別チャントを歌うサポーターを制止する行動が称賛を受ける</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="fr" dir="ltr">Chants racistes à l’encontre de Stankovic, Mourinho est intervenu en plein match pour calmer ses propres fans : <br><br>&quot;Je l&#39;ai fait pour un grand homme et un grand ami. Il a des enfants et une famille et ce n&#39;est pas beau. Nos fans sont géniaux, mais on ne touche pas à mes amis.&quot; <a href="https://t.co/tjRwprwyzY">pic.twitter.com/tjRwprwyzY</a></p>&mdash; José Mourinho Show (@Jmshow10_) <a href="https://twitter.com/Jmshow10_/status/1642601627667296258?ref_src=twsrc%5Etfw">April 2, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.04.05 14:30 Wed
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モウリーニョ解任のローマに“レジェンド”デ・ロッシが帰還! 監督就任に「この感動は言葉では言い表せない」

ローマは16日、新監督にダニエレ・デ・ロッシ氏(40)が就任することを発表した。 契約期間は2024年6月30日までの残りシーズンとなる。 デ・ロッシ新監督は、ローマ育ちでアカデミー出身者。2002年にファーストチームに昇格すると、2019年7月にボカ・ジュニアーズに移籍するまでプレー。ローマ時代には2007年、2008年にはコッパ・イタリアで優勝。2007年にはスーペル・コパも制し、フランチェスコ・トッティ氏が引退してからはキャプテンとしてチームを支えた。 引退後はイタリア代表のテクニカルコーチを務め、2021年のユーロ優勝に貢献。2022年10月から2023年2月まではSPALで指揮を執っていたが、半年でわずか3勝に終わり解任されていた。 ローマでは公式戦通算616試合に出場し63ゴール。18年間プレーしたクラブに監督として復帰することとなったデ・ロッシ新監督は、クラブを通じてコメントしている。 「ローマのテクニカル面でのリーダーシップの責任を私に託してくれたフリードキンファミリーに感謝したい。私としては、今からシーズン終了までの間に待ち受ける試練に立ち向かうため、日々の犠牲を払い、自分の中にある全てを捧げる必要があると思っている」 「ベンチに座ることができる感動は言葉では言い表せない。私にとってローマがどんな存在であるかは、誰もが知っているが、我々全員を待っている仕事は既に引き受けた」 「我々には時間がなく、選択肢もない。競争力を持ち、目標のために戦い、達成しようとすることがスタッフと私が自分たちに与える唯一の優先事項だ」 ローマは16日、4シーズン目を迎えていたジョゼ・モウリーニョ監督を解任。就任1年目の2021-22シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグで優勝。2022-23シーズンはヨーロッパリーグで決勝に進むも、セビージャにPK戦の末に敗れて準優勝。今シーズンはリーグ戦で序盤から調子が上がらず、14日に行われたセリエA第20節でミランに敗れ、3戦未勝利となっており、9位と苦しんでいた。 2024.01.16 22:15 Tue
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デル・ピエロ氏がトッティとの“不仲説”に「話をしなくても、よく理解していた」

ユベントスのレジェンドである元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が、過去の不仲説について明かした。イタリア『トゥットスポルト』が伝えた。 デル・ピエロ氏は、1991年7月にパドヴァでプロキャリアをスタートすると、2年後の1993年7月にユベントスへと完全移籍。2012年7月までプレーを続けた。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJ6Nll5Mm5kNCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> ユベントスで10番を背負っていたデル・ピエロ氏は、同じ時期にローマで頭角を現していた元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ氏と比較されることが多く、常にライバルとして扱われてきた。 また、イタリア代表でも背番号10を争うことや、同じポジションであったことで“不仲説”が流れることもしばしばあったが、デル・ピエロ氏はこの件について否定。理解し合っていたが、監督が色々と試していたと語った。 「多分代表チームでだったと思うけど、よく覚えていない。私たちは若かった。2つの異なる世界を代表していたけど、互いに尊敬しあっていた」 「長年にわたって2人のキャリアは似ていて、お互いに話をしなくても、よく理解していた」 「2002年のワールドカップでも、トラパットーニ(当時イタリア代表監督)は私にフランチェスコ(・トッティ)と何度もプレーさせた。何度かあったけど、もう少し試したかったのではないかと後悔したよ」 一方で、2006年のドイツ・ワールドカップでは優勝を達成。決勝戦のフランス代表戦に途中出場したデル・ピエロ氏は、当時を回想した。 「(2006年の)ワールドカップ決勝後に最初に経験したのは、サッカー選手が完全に感じることができる完成度だった。説明するのは難しいけど、キャリアの頂点であり、最大の満足感だったよ」 2020.04.13 10:30 Mon

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