鎌田が決勝点アシスト、ラツィオがジェノアにウノゼロ勝利【セリエA】

2024.04.20 03:25 Sat
Getty Images
ラツィオは19日、セリエA第33節でジェノアとのアウェイ戦に臨み、1-0で辛勝した。ラツィオのMF鎌田大地はフル出場している。前節サレルニターナ戦を4-1と快勝した7位ラツィオ(勝ち点49)は、鎌田が[3-4-2-1]のボランチで引き続きスタメンとなった。

12位ジェノア(勝ち点39)に対し、タティ・カステジャノスフェリペ・アンデルソンルイス・アルベルトの1トップ2シャドーで臨んだラツィオは5分、カレブ・エクバンにボックス内から際どいシュートを打たれると、13分にもマテオ・レテギにボックス内から際どいシュートを打たれた。
いずれも枠外で助かったラツィオがポゼッションする流れで推移するも、なかなかシュートに繋げることができない。

結局、前半に好機は作れずゴールレスでハーフタイムに入った。
迎えた後半も押し込むラツィオは61分にフェリペ・アンデルソンがボックス内から際どいシュートを打つと、67分に先制した。

鎌田がフェリペ・アンデルソンのスルーパスをボックス右ポケットで引き出すと、折り返したクロスをL・アルベルトがゴールに流し込んだ。

終盤にかけてはラツィオが試合をコントロール。追加点に迫るような好機こそ作れなかったものの、ジェノアにも付け入る隙を見せずにシャットアウト勝利。ウノゼロで終え、連勝とした。



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ジェノアが10月契約のバロテッリを放出へ、クラブ幹部が退団を明言

ジェノアが元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(34)を今冬の移籍市場で放出するようだ。ジェノアのディレクターを務めるマルコ・オットリーニ氏が明言している。 10月に無所属からジェノア入りしたバロテッリ。しかし自身を欲したアルベルト・ジラルディーノ前監督が解任され、かつてバロテッリと敵対、互いへの不信感も公言したパトリック・ヴィエラ氏が新指揮官となって構想外に。ここまでセリエA6試合の途中出場、わずか56分の出場に留まり、直近2試合は招集外となっていた。 そのバロテッリについてオットリーニ氏は「彼はもっと出場時間を得たいと熱望している。移籍期限の最終日までに我々全員にとって最善の解決策となるよう努力することになる。我々は彼がプレーできる場所を探している」とコメント。 ヴィエラ監督とバロテッリは、かつてインテルとマンチェスター・シティでチームメイトだったなか、ニースでは監督と選手の関係性に。しかし、ヴィエラ監督はニース指揮官時代、ウェイトオーバーでプレシーズン入りしたバロテッリへメディアを通じて叱責し、関係性が悪化していた。 2025.01.28 10:00 Tue
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「Kリーグ1の2クラブが獲得に動く準備」 早くもジェノアを退団しそうなバロテッリが韓国へ? 日本も選択肢か

早くもジェノアを退団しそうな元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(34)だが、次はどこが舞台となるのだろうか。 かつてインテルやマンチェスター・シティ、ミラン、リバプールといった欧州の錚々たるクラブでもプレーしたバロテッリ。近年はクラブを転々とし、昨季でアダナ・デミルスポルを退団すると、昨年10月下旬まで無所属が続いた。 そうしてジェノアでセリエAの舞台に舞い戻ったが、まもなくして予想外の監督人事に直面。自身を求めたアルベルト・ジラルディーノ前監督がすぐ解任され、ニース時代に確執のパトリック・ヴィエラ氏が後任に招へいされたのだ。 すると、出場機会が激減し、ここまでセリエA6試合の出場で、プレータイムも1試合分にすら満たずの56分。直近の2試合はベンチにすら入れず、ジェノアのディレクターを務めるマルコ・オットリーニ氏は退団の可能性を認める。 となれば、注目されるのが新天地。フランス『Foot Mercato』はバロテッリにまだ現役意欲ありとした上で、「まだクラブ名こそはっきりしないものの、Kリーグ1の2クラブが獲得に動く準備をしている」とレポートする。 さらに、「数カ月前に日本、オーストラリア、インドのクラブからもアプローチがあった」とも。優先した母国でのプレーが終わりそうな今、国外に目を移し、韓国に次ぐホットな移籍先に「日本」も挙がっているという。 韓国や、日本のクラブが新天地となれば、昨年からKリーグ1のFCソウル入りした元イングランド代表MFジェシー・リンガードに匹敵する話題性のある移籍だが、34歳悪童の去就やいかに。 2025.01.29 20:20 Wed
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ジェノアがベシクタシュで不遇のカメルーン代表MFオナナをレンタル移籍で獲得!

ジェノアは30日、ベシクタシュのカメルーン代表MFジャン・オナナ(25)をレンタル移籍で獲得した。 高い身体能力を持つ189cmのボックス・トゥ・ボックス型の守備的MFは、リールやボルドー、RCランスでのプレーを経て、2023年7月にベシクタシュへ完全移籍。 しかし。ベシクタシュでは出場機会を得られず、わずか半年でマルセイユへレンタル移籍。マルセイユではリーグ・アン13試合で1得点を記録したが、復帰したベシクタシュでは立場が変わらず、今季ここまで6試合で163分の出場に留まっていた。 また、ジェノアは同日にヴェネツィアのアイスランド代表MFミカエル・エギル・エラートソン(22)を完全移籍で獲得したことを発表。しかし、今シーズン終了までヴェネツィアへレンタル移籍で加入するため、合流はシーズン終了後となる。 2025.01.31 12:45 Fri
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ジェノアが10月契約のバロテッリを早くも放出? “確執”ヴィエラ監督からは突き放すような発言も

ジェノアが元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(34)を早くも来年1月に放出か。 10月に無所属からジェノア入りしたバロテッリ。近年は本人こそ楽しんでいるようだが、所属先が頻繁に変わり、基本的に1年以上同じクラブにとどまることがない。 ジェノアは停滞感を拭い去る起爆剤としてバロテッリと契約したことが明らかだが、その数週間後に新戦力を裏切る監督人事。 バロテッリを欲したアルベルト・ジラルディーノ監督を解任したうえで、かつてバロテッリと敵対、互いへの不信感も公言したパトリック・ヴィエラ氏を後任として招聘したのである。 当然、ヴィエラ氏はバロテッリを先発起用せず、直近のミラン戦は出番なし。試合後、指揮官は「バロテッリ? 投入は不要だった。チームは統制が取れていた」とまで言い放つ。 バロテッリの契約は今季いっぱい残るも、イタリア『Repubblica』いわく、契約にはクラブ側から発動できる破棄条項も。1月の契約解除は、決してあり得ない話ではないそうだ。 ヴィエラ監督とバロテッリは、かつてインテルとマンチェスター・シティでチームメイトだったなか、ニースで監督と選手の関係性に。 ヴィエラ監督はニース指揮官時代、ウェイトオーバーでプレシーズン入りしたバロテッリへメディアを通じて叱責。 ここから関係性が悪くなり、退任後はバロテッリについて「チームスポーツに不向き」「かなり独自の価値観があり、私はどうすればいいかわからなかった」などとコメントしている。 なお、バロテッリは17日にインフルエンザに罹患したとのこと。21日のセリエA第17節・ナポリ戦(H)は欠場濃厚となっているそうだ。 2024.12.17 22:15 Tue
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ローマがアタランタのGKゴッリーニを完全移籍で獲得、移籍した豪代表GKライアンの穴を埋める

ローマは24日、アタランタの元イタリア代表GKピエルルイジ・ゴッリーニ(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「95」に決定した。 ゴッリーニはフィオレンティーナやマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、エラス・ヴェローナでキャリアをスタート。2016年7月にアストン・ビラへ完全移籍すると、アタランタへのレンタル移籍を経て、2018年7月に完全移籍した。 アタランタ加入後は、トッテナムやフィオレンティーナ、ナポリ、ジェノアとレンタル移籍を繰り返していた。 セリエA通算139試合に出場。今シーズンはジェノアへとレンタル移籍しており、開幕から7試合連続で出場していたが、臀部のケガにより離脱すると、その後は出番がなかった。 ローマは、セルビア代表GKミレ・スヴィラルが正守護神を務めていた中、冬の移籍市場でオーストラリア代表GKマシュー・ライアンがRCランスに完全移籍。控えGKが不在となっていた。 2025.01.24 20:20 Fri

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