レアルの放出計画は久保建英含めて残り5人、残り4人は?

2022.07.09 14:28 Sat
【動画】久保建英もレアルのトレーニングに参加

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【CL決勝プレビュー】ドルトの27年ぶり2度目の優勝か、マドリーの2季ぶり最多15度目の戴冠か…聖地ウェンブリーで運命の大一番

チャンピオンズリーグ(CL)決勝、ドルトムントvsレアル・マドリーが、日本時間1日28:00にウェンブリー・スタジアムでキックオフされる。聖地で繰り広げられる欧州王者の座を懸けた全世界注目の一戦だ。 今大会のグループステージ最激戦区でパリ・サンジェルマン(PSG)、ミラン、ニューカッスルを退け首位通過を決めたドルトムント。決勝トーナメントではPSV、アトレティコ・マドリー相手に得意のホームで勝ち切り、ベスト4進出を決定。さらに、グループステージ対峙したPSGとの再戦となった準決勝では主砲フュルクルクがいずれの試合でも挙げた1点を守り抜き、2戦合計2-0の連勝で2012-13シーズン以来のファイナル進出を果たし、1996-97シーズン以来2度目のビッグイヤー獲得へ王手をかけた。 苦戦したブンデスリーガでは首位レバークーゼンに27ポイント差を付けられ、5位フィニッシュとなったが、フォーマット変更の恩恵によって来季CL出場権を確保。ダルムシュタットとの今季最終戦では今季限りでの退団が発表されたMFロイスの1ゴール1アシストの活躍によって4-0の完勝を収め、最高の形でロンドンに乗り込んでいる。 一方、2シーズンぶり最多15度目の戴冠を目指すマドリーはナポリ、ウニオン・ベルリン、ブラガと同居したグループステージを全勝で突破。続く決勝トーナメントではRBライプツィヒに競り勝って8強入りを決めると、準々決勝では最大の壁となった昨季王者マンチェスター・シティと激突。2試合共に守勢を強いられたものの、傑出した決定力と勝負強さによっていずれもドローに持ち込み、最後はGKルニンが躍動したPK戦を制した。準決勝では同じくバイエルンに厳しい戦いを強いられたが、敗退濃厚となった2ndレグの後半最終盤に伏兵ホセルが殊勲のドブレーテを達成。2戦合計4-3で2ラウンド連続の劇的な勝ち上がりでウェンブリーへの切符を手にした。 国内ではバルセロナ、ジローナのカタルーニャ勢を退けて2シーズンぶりのラ・リーガ制覇。早々に優勝を決めたことで、残りの4試合では主力のコンディション調整にあてることができ、心身ともに万全な状態だ。最後の2試合ではビジャレアル戦で今季最多4失点を喫するらしくない戦いも見せたが、今年1月18日のコパ・デル・レイのアトレティコ戦の敗戦を最後に、公式戦25試合無敗と抜群の安定感を維持したまま今回のファイナルを迎えている。 なお、両チームの通算戦績はマドリーが6勝5分け3敗と勝ち越している。直近は2017-18シーズンのグループステージで対戦しており、マドリーが3-1、3-2といずれも勝利。ドルトムントの同カードでの勝利は2014年4月(2-0)まで遡り、現在は4戦未勝利(2分け2敗)だ。 ◆ドルトムント◆ 【4-1-4-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240601_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:コベル DF:リエルソン、フンメルス、シュロッターベック、マートセン MF:ジャン MF:サンチョ、ザビッツァー、ブラント、アデイェミ FW:フュルクルク 負傷者:DFベンセバイニ、モレイ、FWデュランヴィル 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはベンセバイニ以外に主力クラスで離脱者はいない。 スタメンに関しては準決勝のPSG戦と全く同じスタメンで臨む可能性が高い。これがドルトムントでのラストマッチとなるロイスやマレン、アラーといった攻撃的なカードはベンチから出番を待つことになる。 ◆レアル・マドリー◆ 【4-3-1-2】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240601_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:クルトワ DF:カルバハル、リュディガー、ナチョ、メンディ MF:バルベルデ、ベリンガム、カマヴィンガ、クロース FW:ロドリゴ、ヴィニシウス 負傷者:GKルニン、DFアラバ、MFチュアメニ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはアラバとチュアメニが不在となり、体調不良のルニンはベンチスタートとなる。 注目のGKはクルトワの復調とルニンのコンディション不良によって大きな議論を巻き起こすことなく、今季CL初出場のベルギー代表が起用されることになった。 フィールドプレーヤーに関してはシステム次第で立ち位置に変化はあるものの、前述のメンバーがウェンブリーのピッチに立つことになりそうだ。 ★注目選手 ◆ドルトムント:MFユリアン・ブラント <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240601_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> PSG戦に続くハイパフォーマンスで番狂わせ起こせるか。ドルトムントでのラストマッチとなるロイス、ヴィニシウスらと対峙するフンメルス、リエルソンの守備陣、CL3戦連発中のフュルクルクも重要なキーマンとなるが、中盤で攻撃のカギを握る司令塔のパフォーマンスがドルトムントにとってより重要になるはずだ。 今シーズンここまでは公式戦46試合10ゴール16アシストと傑出した数字を残しつつ、ビルドアップやカウンターの起点としても絶大な存在感を示す28歳。今回の決勝では同胞クロースや元同僚ベリンガムというワールドクラスの相手中盤を相手に攻守両面でのハイパフォーマンスが求められる。とりわけ、守勢を強いられる展開においては守備面のハードワーク、サンチョ、アデイェミの快足アタッカーを活かすカウンターの起点としての仕事がより重要となる。 ◆レアル・マドリー:MFトニ・クロース <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240601_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 正真正銘マドリーのラストマッチで有終の美飾れるか。マドリーでは古巣対戦のベリンガムとリュディガー、今季CL初出場のクルトワ、エースのヴィニシウスがキーマンだ。ただ、ユーロ2024を最後に現役引退を決断した34歳MFのクラブレベルでのラストマッチでの一挙手一投足に注目したい。 古巣対戦のバイエルン戦で見せた異次元のパフォーマンスを見れば、あと数年はトップレベルでプレー可能ではあるものの、自身の美学によってこのタイミングを引き際と悟ったマエストロにはその決断に相応しいパフォーマンスをこの試合でも見せてほしいところだ。 なお、バイエルン、マドリーと常勝軍団に長らく在籍していたクロースだが、ドルトムントとの対戦成績は意外にも6勝5分け8敗と負け越している。今回の一戦ではそのかつての宿敵をきっちりと撃破し、最高のフィナーレを迎えたい。 プレー面ではタフなザビッツァーやドイツ代表の同僚たちと戦いつつ、その特徴をよく知るフンメルスとシュロッターベックのセンターバックコンビの弱点を突いたチャンスメークでヴィニシウスら自慢のアタッカー陣を操りたい。 2024.06.01 18:00 Sat

15度目のCL制覇目指すレアル、アンチェロッティ監督「チームは集中しているし、自信がある」

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督がチャンピオンズリーグ(CL)決勝を前にコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。 5月上旬に行われたラ・リーガ第34節カディス戦でラ・リーガ制覇を決め、1カ月近くCL決勝に照準を定めてきたマドリー。1日にウェンブリー・スタジアムでドルトムントとの決戦に挑む。 ラ・リーガとスーペルコパ・デ・エスパーニャを合わせた3冠、クラブにとって15度目となるCL制覇を目指すアンチェロッティ監督は、前日会見でチームの状態を説明。ドルトムントを警戒しつつも、準備はできていると語った。 「試合の準備に必要な時間があった。チームは集中しているし、ドレッシングルームにはベストを尽くすために必要な自信がある」 「今シーズンの最も重要な試合をプレーするため、自信を持って臨まなければならない。我々は常に相手に多大な敬意を払っているし、決勝まで到達するにふさわしいチームが相手だ。全てがうまくいくことを祈ろう」 また、インフルエンザに苦しんだウクライナ代表GKアンドリー・ルニンは「明日はベンチスタートとなり、クルトワが先発するだろう」とベルギー代表GKティボー・クルトワの起用を明言。移籍の憶測が飛び交ったブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスについては、「選手たちは全力を尽くしてくれるだろうし、ロドリゴもそうだろう。彼は我々にとって非常に重要な選手だし、将来的にもそうなるはずだ。それは間違いない」とコメントしている。 一方、何度も重要な試合で勝利を収めてきたアンチェロッティ監督だが、当然負けることへの不安もあると吐露。それを乗り越えてタイトルを手にすると意気込んだ。 「決勝は決勝だ。最も重要な試合であり、最も危険な試合でもある。ここに来られたことを喜ばなければならないし、うまくいかない可能性も考慮しなければならない」 「チャンピオンズリーグで優勝するという、サッカーにおいて最も重要な瞬間が目の前にある。それを逃してしまうかもしれないという恐れもあるが、そういうものだ」 「事をうまく運ばなければならない。少しの運も必要だし、決して諦めてはいけない… 決勝に進んで成功が目の前にあるが、そうなってからは不安が募ってくる。明日は恐怖や心配が高まるが、それは普通のことだ。恐怖が大きければ大きいほど、勝利した時の喜びは大きくなる」 2024.06.01 14:07 Sat

「誰も予想していなかった」…紆余曲折の末に故郷で運命の大一番臨むサンチョ「まだ実感が湧かない」

ドルトムントのイングランド代表FWジェイドン・サンチョが、紆余曲折を経て臨む故郷での運命の一戦への想いを語った。 2021年にドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドへ鳴り物入りで加入したサンチョ。しかし、その新天地ではコンディション不良、ピッチ上での低調なパフォーマンスに加え、素行問題も取り沙汰され、キャリアにおいて最も厳しい時期を過ごすことになった。 とりわけ、今シーズン序盤にはエリク・テン・ハグ監督との衝突によって完全に構想外の扱いとなり、今年1月にレンタル移籍という形で古巣に帰還した。 その古巣では徐々に試合勘やコンディションを取り戻し、公式戦20試合3ゴール3アシストを記録。ブンデスリーガでのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に加え、CL決勝進出に貢献した。 そして、6月1日に行われるレアル・マドリーとの決戦の地は、奇しくも自身が生まれ育ったロンドンにある聖地ウェンブリー・スタジアムだ。 その決戦を間近に控えた中、サンチョはアメリカ『CNN』のインタビューで「正直、現実離れした感じ」と、激動の数カ月を経て故郷で戦う大一番へ率直な想いを語った。 「正直なところ、まだ実感が湧かないんだ。おそらく数日後、ロンドンに移動する頃に、実感が湧くだろうね」 「僕は新しい友達を作るのが苦手なタイプなんだ。信頼についてとても深く考えて、人を簡単に信頼するのは難しいと考えているんだ。でも、南ロンドンで育ったから、そういう風に教えられたんだと思う。そこではまるでひとつの大きな家族みたいだからね。だから、ドルトムントではすごくつながりを感じているんだ」 「ちょっとクレイジーな感じだよ。誰もこんなことは予想していなかったと思う。特に、自分の出身地で、チャンピオンズリーグ決勝に出場できるなんてね。ただ本当に嬉しいんだ」 下馬評ではマドリー優位は揺らがないが、ここまで激動のシーズンを歩んでいるイングランド代表FWは故郷で最高のフィナーレを迎えることはできるか。 2024.05.31 22:05 Fri

クルトワ復帰にインフル感染…CL決勝帯同できぬルニンが悲しみ吐露「人生最大の試合になるはずだった。つらい」

レアル・マドリーのウクライナ代表GKアンドリー・ルニンが悲しみに暮れる。スペイン『Relevo』が伝えている。 今季のマドリーは開幕直後にGKティボー・クルトワが重傷で離脱。クラブはGKケパ・アリサバラガの緊急補強に動いたが、多くの試合でゴールマウスを守るのはルニンとなった。 ラ・リーガ優勝とチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に大貢献したルニン。しかし、最終盤にきて復帰したクルトワが3試合連続クリーンシートを達成し、6月1日のCL決勝・ドルトムント戦はベンチに座ることが確実とされた。 そんななか、インフルエンザ感染による隔離措置でロンドン・ウェンブリー遠征へも帯同できないことになり、ルニンはSNSに「人生で最も重要な試合になるはずだった。チームメイトと準備さえできないことが辛い」と投稿した。 現在、水面下で2029年6月までの延長を目処とした契約交渉が進んでいるというルニン。今季の活躍を背景に代理人がクラブへ様々な“圧力”をかけてきたというが、署名はチームがCL決勝から帰還後に行われるとの見立て。 つい先日には、戦火のウクライナを離れてマドリードへ呼び寄せた母スヴィトラーナさんから「アンチェロッティさん!ルニンがスターターですよね。彼をCL決勝で起用しなければ高い代償を払うことになりますよ」というコメントも。 インフル感染前の時点で、ドルトムント戦のクルトワ起用を受け入れていたとされるが、来季こそは定位置を奪えるか。卓越したGKであることは間違いない。 2024.05.31 18:05 Fri

経営難で堕ちた名門を甦らせた“Mr.ドルトムント”…ヴァツケCEOが引退前に理念語る「最高の選手でも売らねば」

ドルトムントの最高経営責任者(CEO)を務めるハンス・ヨアヒム・ヴァツケ氏が、“引退”を前にあれこれ語った。 1日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝でレアル・マドリーと激突するドルトムント。11年ぶりのFINALを控え、スペイン『アス』のインタビューに登場したのはヴァツケCEOだ。 ヴァツケCEOは2005年に就任。現在はドイツサッカー連盟(DFB)副会長を務め、UEFAの理事会にも名を連ねるが、2025年末をもって全ての職務から離れる予定に。 CL優勝で欧州の頂点に立った1997年など、90年代後半の栄光から一転、株式上場の大失敗による経営難で堕ちていったドルトムント…そんな黄黒の名門を甦らせた64歳は、引退を前に沢山の思い出を語る。 「私がドルトムントで選手補強の職務をスタートさせたとき、当時はまだ、とにかく安くて若い選手を獲得するしか選択肢がないクラブだったことが印象深い」 「ロベルト・レヴァンドフスキ、マリオ・ゲッツェ、アーリング・ハーランド、ジュード・ベリンガム…こういった選手も獲得できるようになったが、できれば手放したくなかったね」 「結局、解決策はお金なんだよ。最高の選手に残ってもらいたいなら、唯一できることは給料を4倍にすること。しかし、その選手はそれで何かを得られるか? ロッカールームで他の選手が不満をこぼすだけだ。だから、最高の選手に残ってほしくても、どこかで必ず売る」 約20年のチーム編成キャリアで感じ取った新陳代謝の重要性を語るヴァツケCEO。一方で、CL決勝で対戦を控える元所属選手、マドリーのベリンガムについてもコメントした。 「マドリーへの売却交渉は決して不愉快じゃなかった。彼らのスーパーリーグ構想には反対してきたがね(笑) 間違いなく世界最大のクラブであり、私はジュードにいつも『ドルトムントを去るならマドリーへ行け』と言っていた。今の彼は、私のアドバイスのおかげだぞ?(笑)」 2024.05.31 14:25 Fri