好調・福岡が横浜FMに先制許すも逆転勝利! 藤本一輝、見木友哉のゴールで3連勝で暫定首位浮上 【明治安田J1第10節】

2025.04.12 15:56 Sat
逆転ゴールを決めた見木友哉
Getty Images
逆転ゴールを決めた見木友哉
12日、明治安田J1リーグ第10節のアビスパ福岡vs横浜F・マリノスがベスト電器スタジアムで行われた。開幕3連敗から一転、その後の6試合で5勝1分けと絶好調の福岡と、今季はわずか1勝で降格圏に位置する横浜FMの対戦となった。

福岡は直近のリーグ戦から2名を入れ替え、北島、岩崎が外れ、藤本、名古が入った。この試合は4バックで臨んでいる。
対する横浜FMはミッドウィークに川崎フロンターレとの壮絶な打ち合いでドロー。中2日と厳しい日程の中で4名を入れ替え、ジェイソン・キニョーネスジャン・クルード井上健太植中朝日が外れ、トーマス・デン渡辺皓太アンデルソン・ロペス天野純が起用された。今季のリーグ戦わずか1試合のエースFWアンデルソン・ロペスは3試合ぶりの出場となる。

川崎F戦では攻撃陣がついに躍動した横浜FM。本来の姿を見せたいところだったが試合の序盤に早速ゴールを奪う。
11分、横浜FMは右サイドを仕掛けた宮市亮がアーリークロス。アンデルソン・ロペスには届かなかったが、こぼれ球を拾った遠野大弥がボックス内から決め切り、横浜FMが先制。遠野は古巣相手のゴールとなった。

幸先良く先制した横浜FMは16分にはGK朴一圭のロングフィードを抜け出した遠野がトラップから攻勢をかけると、横パスを後方から走り込んだ天野がダイレクトシュート。GK村上昌謙が弾いたボールがゴールに向かうが、これはクロスバーに当たってゴールとはならない。

福岡は21分、左サイドを志知孝明が持ち上がると早めにクロス。これをボックス内でシャハブ・ザヘディがヘッドで合わせるが、ミートしない。

27分には横浜FMがビッグチャンス。ボックス付近で細かくパスをつなぐ中、福岡のクリアがヤン・マテウスの元に溢れるとボックス内からシュート。ミートせずに流れたボールにアンデルソン・ロペスが滑り込んで蹴り込みに行くが、わずかに届かない。福岡は28分に左サイドから藤本一輝が仕掛けると、宮市、トーマス・デンを置き去りにしたボックス内に入るが、シュートまで行けない。

徐々に福岡が攻め込む回数が増える中で33分、ボックス際のライン間で受けた名古新太郎が左足でシュート。しかし、これはわずかに枠を越えていく。

すると37分、福岡はバイタルエリアでパスを受けた藤本がトーマス・デンと対峙しながらも右足一閃。ゴール左隅に決まる見事なシュートで移籍後初ゴールが同点弾となった。

追いついた福岡は45分にシャバブ・ザヘディがクロスからヘッド。ファーサイドにしっかりと沈めたが、わずかにラインを出ておりオフサイドでゴールは認められない。

1-1で迎えた後半。福岡は田代雅也を下げて上島拓巳を起用し古巣対決に。横浜FMも宮市を下げて松原健を起用した。

後半も互いに攻め込んでいく展開となる中で、お互いにゴールに迫るシーンがあるが得点は生まれない。

福岡は67分にザヘディと藤本を下げて、ナッシム・ベン・カリファ岩崎悠人と投入。すると68分にその岩崎のロングスローからボックス内で混戦となるがシュートはクロスバーに嫌われる。

74分にも岩崎が決定機。背後へのロングボールにスピードを生かして抜け出した岩崎がボックス内でGKと一対一のチャンス。シュートを放つが、これはわずかに触られゴールとはならない。

それでも81分に福岡が勝ち越しに成功。ボックス右を仕掛けた前嶋洋太が低い高速クロス。これを見木友哉がニアサイドでダイレクトで合わせて逆転に成功する。

横浜FMは後半アディショナルタイムに猛攻。何度となくボックス内に入り攻め込むがゴールを奪えず。2-1で福岡が逆転勝利を収めて3連勝。勝ち点を19にし暫定首位に浮上した。

アビスパ福岡 2-1 横浜F・マリノス
【福岡】
藤本一輝(前37)
見木友哉(後36)
【横浜FM】
遠野大弥(前11)

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東京ヴェルディは7日、2025シーズンのトップチーム体制ならび、選手背番号を発表した。 2024シーズン、16年ぶりのJ1の戦いに挑んだ東京Vは、城福浩監督の下で明治安田J1リーグで6位フィニッシュという躍進を果たした。そして、J1復帰2年目となる新シーズンはJ1定着をノルマに、ACL出場権獲得とともにタイトル獲得を目指した戦いに臨む。 今冬の移籍市場においては、躍進に貢献したMF山田楓喜(京都→ナシオナル)が期限付き移籍期間満了、MF見木友哉(アビスパ福岡)が完全移籍で退団。さらに、複数名がチームを離れた。 一方で、チーム得点ランキング上位で躍進を支えたFW木村勇大、FW山見大登、FW染野唯月の3選手、ディフェンスラインの主力を担ったDF林尚輝を期限付き移籍から完全移籍に移行。 さらに、DF鈴木海音、MF平川怜をジュビロ磐田、MF福田湧矢をガンバ大阪、GK馬渡洋樹を湘南ベルマーレから完全移籍で獲得。大学サッカー界からFW熊取谷一星、DF内田陽介を明治大学、3年時より特別指定選手としてプレーしていたMF新井悠太が東洋大学から加入、東京ヴェルディユースからMF川村楽人が昇格した。 背番号では京都サンガF.C.から完全移籍加入の木村が昨季の「20」から「10」に変更。新戦力では鈴木は「15」、平川は「16」、福田は「14」、馬渡は「31」に。 また、昨季から在籍している選手ではDF千田海人が「5」、MF松橋優安が「19」、FW山田剛綺が「13」と背番号を変更している。 ◆選手背番号一覧 GK 1.マテウス 21.長沢祐弥 31.馬渡洋樹←湘南ベルマーレ/完全移籍 41.中村圭佑 DF 2.深澤大輝 3.谷口栄斗 4.林尚輝←鹿島アントラーズ/完全移籍移行 5.千田海人※背番号変更 6.宮原和也 15.鈴木海音←ジュビロ磐田/完全移籍 26.内田陽介←明治大学/新加入 29.佐古真礼←いわてグルージャ盛岡/復帰 MF 7.森田晃樹 8.齋藤功佑 14.福田湧矢←ガンバ大阪/完全移籍 16.平川怜←ジュビロ磐田/完全移籍 17.稲見哲行 19.松橋優安※背番号変更 20.食野壮磨※背番号変更 22.翁長聖 23.綱島悠斗 28.山本丈偉※背番号変更 30.川村楽人←東京Vユース/昇格 39.仲山獅恩←東京Vユース/2種登録 40.新井悠太←東洋大学/新加入 FW 9.染野唯月←鹿島アントラーズ/完全移籍移行 10.木村勇大←京都サンガF.C./完全移籍移行 11.山見大登←ガンバ大阪/完全移籍移行 13.山田剛綺※背番号変更 25.熊取谷一星←明治大学/新加入 27.白井亮丞※背番号変更 2025.01.07 15:59 Tue

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【明治安田J1第11節まとめ】京都が史上初のJ1首位、柏が2位に浮上、首位福岡は清水に完敗

19日、20日にかけて明治安田J1リーグ第11節の10試合が各地で行われた。 <h3>【清水vs福岡】松崎快が3ゴールに絡み首位撃破</h3> 10位の清水エスパルス(勝ち点15)が首位のアビスパ福岡(勝ち点19)をホームに迎えた試合。在帝的に京都サンガF.C.に首位の座を明け渡している福岡は4連勝を目指した中、開始3分に清水の松崎快がいきなり先制ゴールを奪う。 しかし、福岡は9分に見木友哉が同点ゴール。首位を争う姿をしっかり見せたかと思われたが、清水は前半アディショナルタイムにマテウス・ブエノ、松崎が連続ゴール。後半はゴールが生まれず、3-1で清水が勝利し、福岡は8試合ぶりの黒星で首位陥落となった。 <h3>【湘南vs柏】柏が1点を守り2位に浮上</h3> 12位につける湘南ベルマーレ(勝ち点14)と5位の柏レイソル(勝ち点17)の一戦となった。 今シーズンは昨シーズンの残留争いが嘘かのように上位で争っている柏。湘南もこのところは失速しているが開幕3連勝を果たすなど、良い戦いを見せている。 試合は前半は互いに攻めるもこう着状態となりゴールレス。そのまま行くかと思われたが、48分に細谷真大が左サイドをドリブルで仕掛けると、グラウンダーのクロスをニアサイドで垣田裕暉がGKの前でダイレクトで蹴り込み、0-1で柏が勝利を収めた。 <h3>【横浜FCvsG大阪】またしても対戦は決着つかず</h3> 15位の横浜FC(勝ち点11)と13位のガンバ大阪(勝ち点13)の対戦。過去2試合はどちらもドローとなっている中で、この試合もこう着状態となっていく。 すると7分にCKの流れから、最後はンドカ・ボニフェイスが決めて横浜FCが先制。しかし、G大阪は15分に反撃。GK一森純のフィードをトラップした山下諒也が古巣相手にロングループシュートを決めた。 後半は横浜FCが押し込む展開となり、古巣対戦となった山田康太がネットを揺らしたがハンドでノーゴールに。G大阪も反撃したが、1-1のドロー。3試合連続のドローとなった。 <h3>【C大阪vsFC東京】調子が上がらない両者は痛み分け…</h3> 14位のセレッソ大阪(勝ち点12)と17位のFC東京(勝ち点9)の対戦。両チームともに新監督で迎えているシーズンだが、どちらも思うような結果が出ていない。 すると試合は6分、ボックス手前からのクロスをボックス内右でルーカス・フェルナンデスがヘッドで折り返すと、ラファエル・ハットンがヘディングで飛び込みC大阪先制する。 幸先良く先制したC大阪だったが、FC東京は19分に佐藤恵允がPKをしっかりと決めて同点に。その後は互いにゴールを奪えず、1-1のドローに終わった。 その他、唯一の19日開催となったアルビレックス新潟vs京都サンガF.C.は1-2で京都が勝利。先制を許すも、エースのラファエル・エリアス、奥川雅也ががゴールを奪い、1-2で勝利してクラブ史上初となるJ1首位に立つこととなった。 <h3>◆明治安田J1リーグ第11節</h3> ▽4/19(土) アルビレックス新潟 1-2 京都サンガF.C. 【新潟】 矢村健(前19) 【京都】 ラファエル・エリアス(後28) 奥川雅也(後41) ▽4/20(日) 横浜FC 1-1 ガンバ大阪 【横浜FC】 ンドカ・ボニフェイス(前7) 【C大阪】 山下諒也(前15) 清水エスパルス 3-1 アビスパ福岡 【清水】 松崎快(前3、前45+5) マテウス・ブエノ(前45+2) 【福岡】 見木友哉(前9) 名古屋グランパス 2-1 サンフレッチェ広島 【名古屋】 マテウス・カストロ(前40、後3) 【広島】 菅大輝(後37) ヴィッセル神戸 1-0 FC町田ゼルビア 【神戸】 オウンゴール(後17) ファジアーノ岡山 1-2 鹿島アントラーズ 【岡山】 佐藤龍之介(前44) 【鹿島】 チャヴリッチ(後5) ターレス・ブレーネル(後28) 川崎フロンターレ 0-0 東京ヴェルディ 湘南ベルマーレ 0-1 柏レイソル 【柏】 垣田裕暉(後3) セレッソ大阪 1-1 FC東京 【C大阪】 ラファエル・ハットン(前6) 【FC東京】 佐藤恵允(前19) 浦和レッズ 3-1 横浜F・マリノス 【浦和】 マテウス・サヴィオ(前45+8) 渡邊凌磨(後1) ダニーロ・ボザ(後43) 【横浜FM】 山根陸(後14) <span class="paragraph-title">【動画】垣田裕暉のゴールで柏が2位に浮上</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1913855842669023354?ref_src=twsrc%5Etfw">April 20, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.20 22:40 Sun
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【J1注目プレビュー|第11節:清水vs福岡】前節はともに横浜FMに逆転勝利、福岡は首位を守りたい

【明治安田J1リーグ第11節】 2025年4月20日(日) 14:00キックオフ 清水エスパルス(10位/15pt) vs アビスパ福岡(1位/19pt) [IAIスタジアム日本平] <h3>◆劇的な逆転勝利を勢いに【清水エスパルス】</h3> ミッドウィークに行われた横浜F・マリノス戦では前半の2点ビハインドから後半一気に3ゴール。見事な逆転勝利を収めた。 チームとしては4試合ぶりの勝利となり、今季4勝目。敗戦の可能性もあった中での逆転劇は、チームを勢いづかせるものだろう。秋葉忠宏監督も「This is football」と試合後に発言。会心の勝利だった。 勝敗は五分(4勝3分け4敗)に戻ったが、それでも2失点を喫してしまったことは課題。4試合連続失点中、そのうち3試合は2失点と徐々に守備に綻びが見えており、チームとしては早い段階で解決策を見つけておきたいところだ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:沖悠哉 DF:北爪健吾、高橋祐治、蓮川壮大、吉田豊 MF:宇野禅斗、マテウス・ブエノ MF:松崎快、乾貴士、カピシャーバ FW:北川航也 監督:秋葉忠宏 <h3>◆首位をしっかり守りたい【アビスパ福岡】</h3> 勢いそのままに首位に躍り出た福岡。前節はホームに横浜FMを迎えて2-1で勝利を収めた。 先制を許したものの、しっかりと逆転勝利を収めて3連勝。開幕3連敗から一転、7試合で6勝1分けと現在絶好調。そしてチームは史上初の首位に躍り出た。 特にこの好調を支えているのは、堅い守備。3試合連続クリーンシートこそ逃したが、無敗の7試合ではわずか3失点という状況。チームとしても自信になる。 今節の相手である清水はアウェイで5戦勝利がない相手。システムの使い分けも共通した上、ともに直近は横浜FMに逆転勝利を収めているだけに、この勢いをしっかりと結果に繋げ、首位をキープしたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:前嶋洋太、田代雅也、安藤智哉、志知孝明 MF:松岡大起、見木友哉 MF:紺野和也、名古新太郎、藤本一輝 FW:シャハブ・ザヘディ 監督:金明輝 2025.04.20 10:00 Sun
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3回戦の対戦カード、日程が決定! J1対決は4試合、J2で勝ち上がった3チームは生き残れるか!?【ルヴァンカップ】

Jリーグは16日、YBCルヴァンカップ2回戦が終了したことを受け、3回戦の対戦カードと日程を発表した。 9日と16日にかけて行われたルヴァンカップ。J1、J2、J3の60チームが参加する中、2回戦では波乱が起こっている。 9日には、鹿島アントラーズがレノファ山口FC相手にPK戦までもつれ込み敗退。また、清水エスパルスはジュビロ磐田との“静岡ダービー”に敗れてこちらも敗退。16日には名古屋グランパスがカターレ富山にPK戦の末に敗れ、敗退となった。 3つのJ1クラブが敗退となった2回戦が終わり、3回戦ではJ1同士の対決も実現。横浜FCvsFC町田ゼルビア、アルビレックス新潟vs東京ヴェルディ、湘南ベルマーレvsFC東京、京都サンガF.C.vsセレッソ大阪の4カードが実現した。 すでにJ3クラブは全滅しており、J2クラブは3チームのみが勝ち上がっている状況。磐田はガンバ大阪と、山口は柏レイソルと、富山はアビスパ福岡と対戦する。 3回戦の7試合はいずれも5月21日(水)に開催される。試合日程は以下の通り。 <h3>◆YBCルヴァンカップ 3回戦日程</h3> ▽5/21(水) 《18:30》 【42】横浜FC vs FC町田ゼルビア [ニッパツ三ツ沢球技場] 《19:00》 【43】ジュビロ磐田 vs ガンバ大阪 [ヤマハスタジアム(磐田)] 【44】レノファ山口FC vs 柏レイソル [維新みらいふスタジアム] 【45】アルビレックス新潟 vs 東京ヴェルディ [ヤマハスタジアム(磐田)] 【46】湘南ベルマーレ vs FC東京 [レモンガススタジアム平塚] 【47】京都サンガF.C. vs セレッソ大阪 [サンガスタジアム by KYOCERA] 【47】カターレ富山 vs アビスパ福岡 [富山県総合運動公園陸上競技場] 2025.04.16 22:55 Wed
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松崎快の全得点に絡む活躍で首位福岡を下した清水が8連戦を連勝で締めくくる!【明治安田J1第11節】

明治安田J1リーグ第11節の清水エスパルスvsアビスパ福岡が20日にIAIスタジアム日本平で行われ、3-1でホームの清水が勝利した。 AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の影響でミッドウィークに前倒しで行われた第12節の横浜F・マリノス戦で見事な逆転勝利を飾った10位の清水は、その試合から先発を4人変更。アフメド・アフメドフや矢島慎也、中原輝、羽田健人に代えて乾貴士、北川航也、松崎快、北爪健吾を先発で起用した。 一方、前節終了時点でクラブ史上初のJ1首位に立った福岡は、ミッドウィークに行われたYBCルヴァンカップ2回戦で栃木SCに勝利。4連勝をかけた今一戦では、栃木SC戦の先発から田代雅也以外の10人変更。最前線にシャハブ・ザヘディ、2列目に紺野和也、名古新太郎、藤本一輝を並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。 試合は開始早々にスコアが動く。清水は3分、敵陣中盤でボールを受けた松崎がドリブルでバイタルエリア手前から左足一閃。濡れたピッチで球足が伸びたグラウンダーのシュートは相手GKの前でバウンドすると、そのままゴール右隅に突き刺さった。 先制を許した福岡だったが、すぐに反撃。5分、ボックス左から縦に仕掛けた藤本が乾に倒されると、VARの末にPKを獲得。このPKを見木友哉がゴール左に突き刺した。 振り出しに戻った試合は、追いついた福岡が攻守にアグレッシブな姿勢を打ち出したことで主導権を握る。すると43分、ボックス左手前でボールを受けたザヘディが縦への仕掛けから左足を振り抜いたが、強烈なシュートはGK沖がセーブ。 ハーフタイムにかけてはややオープンな展開が続くと、前半終了間際にホームチームが勝ち越す。追加タイム2分、松崎の右CKをニアのマテウス・ブエノが頭で合わせると、これがゴール左隅に決まった。 さらに清水は50分にも、乾の左クロスをボックス右まで駆け上がった北爪のダイレクトで折り返すと、最後はゴール前に走りこんだ松崎がゴールを決め、3-1で前半を終えた。 迎えた後半もボールを動かして前進する福岡に対して、素早い帰陣で囲い込む守備から清水がカウンターを狙う構図に。そのなか、2点を追いかける福岡は64分に右クロスのこぼれ球をボックス内で拾った藤本がチャンスを迎えたが、シュートは枠の上に外れた。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かず。試合はそのまま3-1でタイムアップ。リーグ戦連勝で8連戦を終えた清水が暫定4位に浮上、公式戦10試合ぶりの黒星を喫した福岡は首位陥落となった。 清水エスパルス 3-1 アビスパ福岡 【清水】 松崎快(前3) マテウス・ブエノ(前45+2) 松崎快G(前45+5) 【福岡】 見木友哉(前9)【PK】 2025.04.20 16:20 Sun
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【ルヴァンカップ2回戦まとめ】J1最下位の王者・名古屋がPK戦でJ2富山に敗れる波乱! 5試合が延長戦までもつれる激闘に

16日、YBCルヴァンカップ2回戦の6試合が各地で行われ、5試合が延長戦にもつれ込む波乱の展開となった。 <h3>【RB大宮vsFC東京】延長戦にもつれ込むもマルセロ・ヒアンのハットが炸裂</h3> J2で2位につけるRB大宮アルディージャとJ1のFC東京の対戦。試合は互いに攻め合う展開となるもゴールが生まれず。RB大宮は前半終了直前に富山貴光がFKからのクロスをヘッドで合わせてネットを揺らすが、これはオフサイドで取り消された。 すると後半に入りFC東京が先制。56分に右サイドからの東慶悟のクロスを小泉慶がボックス内で胸で落とすと、長友佑都がダイレクトでクロス。これをマルセロ・ヒアンが合わせて先制した。 RB大宮はなかなかゴールを奪うことができず、敗れるかと思われたが、82分にスペースに抜け出したオリオラ・サンデーがボックス内左からクロスを入れると、動き直した杉本健勇がヘッドで決めて同点に。延長戦いに入った中、98分にはパスカットした高宇洋のスルーパスにマルセロ・ヒアンが反応すると、GK加藤有輝もかわしてゴール。FC東京が勝ち越すと、延長前半アディショナルタイムには橋本拳人の自陣からのロングフィードにオフサイド気味のタイミングで飛び出たマルセロ・ヒアンが反応。そのまま決めて、ハットトリックを達成し、1-3でRB大宮を下した。 <h3>【富山vs名古屋】PKまでもつれた試合は富山に軍配!</h3> J2で11位のカターレ富山とJ1最下位の名古屋グランパスの一戦。全くリーグ戦で良いところのない名古屋は、格下相手に苦しい戦いを強いられることとなる。 試合は名古屋がペースを握るもゴールが生まれず。徐々に富山が押し込む展開へと推移すると、90分を終えてゴールレス。延長戦に入ると、延長前半9分に富山が波状攻撃。GKピサノアレクサンドレ幸冬堀尾のセーブで凌いだかと思われたが、こぼれ球を拾われ、最後は布施谷翔のクロスを武颯が頭で決め、富山が先制する。 負けられない名古屋はすぐに反撃。延長前半11分にマテウス・カストロが一矢報いて同点とするがPK戦へ。そのPK戦は富山1人目の武が失敗するが、名古屋は4人目の宮大樹、7人目の佐藤瑶大と両CBが失敗し、まさかの敗退となった。 <h3>【今治vsC大阪】今治は一時逆転も、延長で力尽きる</h3> J2初昇格ながら4位につけるFC今治と、J1で14位のセレッソ大阪の戦い。この試合は思わぬ撃ち合いとなった。 まずは12分、ハーフウェーライン付近でパスを受けたヴィトール・ブエノがドリブルで持ち出し右サイドへ展開。ボックス内右でパスを受けたジャルンサックウォンコーンの折り返しを、ヴィトール・ブエノがダイレクトで蹴り込んだ。さらに15分、柴山昌也が左サイドを仕掛けるとクロスをジャルンサックウォンコーンが合わせて一気に2点を奪う。 2点ビハインドとなった今治だったが32分に左CKから竹内悠力がヘッドで決めて1点を返すと、34分には相手のミスからクロスを入れると、GKが倒してPKを獲得。藤岡浩介がしっかりと決めて同点に追いつく。 2-2で迎えた後半、48分には相手のパスを奪うと、左からのクロスをファーサイド市原亮太が頭で折り返し、最後は日野友貴がダイビングヘッドで合わせ逆転に成功する。 今治はこのまま逃げきれるかと思われたが、80分にボックス内でヴィトール・ブエノを 西袋裕太が倒してPK。香川真司がしっかりと決めて、3-3に追いつき延長戦に突入した。 その延長戦では今治も粘りを見せてゴールを許さないまま進んでいったが、118分に左サイドを崩されると、最後はクリアボールを後方から走り込んだ奥田勇斗が低空ミドルを沈めて勝負あり。C大阪が3-4でなんとか勝利を収めた。 その他、延長戦にもつれ込んだ試合では東京ヴェルディがブラウブリッツ秋田を1-2で下し3回戦へ。ガンバ大阪も水戸ホーリーホックに1-0で勝利した。また、J1首位のアビスパ福岡は、J3の栃木SCと対戦し、1-2で勝利。J3の福島ユナイテッドFCとJ1の柏レイソルの試合は、福島が2点差を追いつくも、柏がなんとか勝ち越して勝利を収めた。 <h3>◆YBCルヴァンカップ2回戦</h3> ▽4/16(水) ブラウブリッツ秋田(J2) 1-2 東京ヴェルディ(J1) 【秋田】 石田凌太郎(前33) 【東京V】 木村勇大(後45+2) 福田湧矢(延後13) 福島ユナイテッドFC(J3) 2-3 柏レイソル(J1) 【福島】 矢島輝一(前45、前45+2) 【柏】 ジエゴ(前5) 戸嶋祥郎(前19) 渡井理己(後38) 水戸ホーリーホック(J2) 0-1 ガンバ大阪(J1) 【G大阪】 ファン・アラーノ(延前4) 栃木SC(J3) 1-2 アビスパ福岡(J1) 【栃木SC】 屋宜和真(後26) 【福岡】 佐藤颯之介(前4) 紺野和也(後36) RB大宮アルディージャ(J2) 1-3 FC東京(J1) 【RB大宮】 杉本健勇(後27) 【FC東京】 マルセロ・ヒアン(後11、延前8、延前15+1) カターレ富山(J2) 1-1(PK:6-5) 名古屋グランパス(J1) 【富山】 武颯(延前9) 【名古屋】 マテウス・カストロ(延前11) FC今治(J2) 3-4 セレッソ大阪(J1) 【今治】 竹内悠力(前32) 藤岡浩介(前34) 日野友貴(後3) 【C大阪】 ヴィトール・ブエノ(前12) ジャルンサック・ウォンコーン(前15) 奥田勇斗(後14) 香川真司(後35) ギラヴァンツ北九州(J3) 1-2 横浜FC(J1) 【北九州】 渡邉颯太(後7) 【横浜FC】 駒沢直哉(前11) オウンゴール(後4) ▽4/9(水) モンテディオ山形(J2) 0-1 京都サンガF.C.(J1) 【京都】 永田倖大(前45+1) ヴァンフォーレ甲府(J2) 0-1 FC町田ゼルビア(J1) 【町田】 仙頭啓矢(前45+2) 松本山雅FC(J3) 0-2 アルビレックス新潟 【新潟】 笠井佳祐(前19) 奥村仁(後18) ジュビロ磐田(J2) 2-1 清水エスパルス(J1) 【磐田】 川﨑一輝(後8) リカルド・グラッサ(後35) 【清水】 アフメド・アフメドフ(前1) レノファ山口FC(J2) 1-1(PK:5-3) 鹿島アントラーズ(J1) 【山口】 小澤亮太(後19) 【鹿島】 師岡柊生(後36) V・ファーレン長崎(J2) 1-2 湘南ベルマーレ(J1) 【長崎】 七牟禮蒼杜(後19) 【湘南】 ルイス・フェリッピ(前34) 鈴木章斗(延前13) 2025.04.16 22:30 Wed

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