【CLリーグフェーズ第1節プレビュー③】南野が絶好調バルサに挑む! シティ戦控えるアーセナルはEL王者とのタフなアウェイ戦

2024.09.19 19:00 Thu
南野がバルサと再戦
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南野がバルサと再戦
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズが9月17日に開幕。ここでは開幕節3日目の19日に開催されるカードの展望を紹介していく。

2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととになる。

◆リーグフェーズ第1節③
▽9/19(木)
《25:45》
フェイエノールト vs レバークーゼン
ツルヴェナ・ズヴェズダ vs ベンフィカ
《28:00》
モナコ vs バルセロナ
アタランタ vs アーセナル
アトレティコ・マドリー vs ライプツィヒ
ブレスト vs シュトゥルム・グラーツ
◆南野が絶好調のバルサに挑む
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FW南野拓実を擁するモナコは開幕前のジョアン・ガンペールカップで対戦したばかりのバルセロナと対戦する。

今夏の移籍市場ではFWベン・イェデルやDFマリパンらベテランに加え、MFフォファナらがチームを離れた中、MFラミーヌ・カマラやDFマウィサ、FWイレニーエナら若手を中心に補強を行い、世代交代に踏み切ったモナコ。[4-2-3-1]への布陣変更も施し、開幕からは3勝1分けと好調を維持。とりわけ、4試合1失点の守備の安定感が際立つ。そんななかで南野は負傷明けの司令塔ゴロビンに代わって中盤と前線のリンクマンを担い、攻守両面でチームを牽引。直近のオセール戦では日本代表帰りのコンディションを考慮され短いプレー時間にとどまっており、良い状態で今季CL初戦に臨めるはずだ。ボールを持たれる展開の中で守備では2センターバック、2セントラルMFに制限をかけながら攻撃では相手のハイラインに対して2列目からの飛び出しを意識して決定的な仕事に絡みたい。
対するバルセロナはハンジ・フリック新体制でラ・リーガ開幕5連勝と絶好調だ。引き続き財政問題を抱える中、高年俸のベテラン選手を放出し、MFダニ・オルモの獲得に逸材揃いのカンテラーノを抜擢しながらシーズンをスタート。開幕直後はFWレヴァンドフスキの決定力やFWラミン・ヤマルの個人技に依存傾向が見受けられたが、試合を経るごとにチームパフォーマンスを上げている。ここにきてオルモやMFフェルミン・ロペスら負傷者が出ているが、その穴を埋めるべく血気盛んなカンテラーノが台頭の気配を示しておりチーム状態も良好だ。

前述のジョアン・ガンペール杯は多くの主力を欠いたバルセロナ相手にモナコが3-0の完勝を収めているが、今回のリターンマッチでは本気のバルセロナが優位に試合を進めることになるはずだ。また、開幕から懸念されるスタッド・ルイ・ドゥの芝が改善され、両チームが力を発揮できることを期待したい。

◆週末に大一番控えるアーセナルはEL王者と激突
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今週末にマンチェスター・シティとのプレミアリーグ頂上決戦を控えるアーセナルは敵地ベルガモでヨーロッパリーグ王者のアタランタと対戦する。

退場者を出した第3節のブライトン戦こそ1-1で引き分けたものの、直近のノースロンドン・ダービーではMFライス、MFウーデゴールら中盤の要が不在となった中、DFガブリエウがセットプレーで奪った虎の子の1点を持ち味の堅守で守り切るなど3つの完封勝利で3勝1分けの4戦無敗と好スタートを切ったアーセナル。今シーズンはリーグ戦同様にCLの舞台でもさらなる躍進が期待される。

消耗戦を強いられたトッテナム戦から中3日で行われる今回のアタランタ戦を挟み、週末には中2日で同じくアウェイでのシティ戦を戦うため、アルテタ監督としてはターンオーバーを含めたチームマネジメントが試されるところだ。ウーデゴールの戦線離脱が明かされた一方、軽傷を抱えるDFカラフィオーリとFWサカの2選手は起用可能となったが、昨季ELではリバプールも屈した相手のハイインテンシティのスタイルに対して、結果と共に離脱者を出さずに週末の大一番を迎えることはできるか。なお、DF冨安健洋は引き続き欠場となる。

一方、MFコープマイネルスの移籍にFWスカマッカ、DFスカルヴィーニの戦線離脱とセンターラインの離脱者の影響でパフォーマンスの安定を欠くアタランタだが、2度のビハインドを撥ね返した直近のフィオレンティーナ戦をしぶとく制するなど、ここからの上昇気配を色濃く見せる。ここに来てFWレテギやDFベッラノーバ、MFブレシャニーニら新戦力も力を発揮しており、圧倒的なホームアドバンテージを活かしながら重要なリーグ連戦を挟む強豪相手に好勝負が期待できそうだ。マンツーマンで真っ向勝負を挑む中、サカとの対峙がDFルッジェーリやDFディムスティ、強力守備陣と対峙するレテギやFWデ・ケテラエルらのパフォーマンスが勝敗のカギを握る。

◆レバークーゼンにアトレティコ登場
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昨シーズンの国内無敗での2冠にEL準優勝を果たしたシャビ・アロンソ率いるレバークーゼンは、今大会の注目クラブのひとつ。そのブンデスリーガ王者は、FW上田綺世を擁するフェイエノールトと初戦を戦う。

主力の流出を最低限にとどめた上、MFアレイシ・ガルシアやDFムキエレ、FWテリエら実力者を補強して選手層に厚みを増したチームだが、今季開幕3戦目でRBライプツィヒに2シーズンぶりのブンデスリーガ黒星を喫するなど調子はいまひとつ。引き続きMFヴィルツを中心とする攻撃の破壊力は絶大も、CLの舞台では開幕から失点が目立つ守備面の改善が重要となる。とはいえ、この初戦では開幕から不調の相手に主導権を握れる可能性が高く、4-1で快勝した直近のホッフェンハイム戦のように敵地でアグレッシブな戦いを見せたい。

一方、フェイエノールトはリバプールに引き抜かれたスロット監督の後任にプリスケ監督を招へいした中、ここまで1勝3分けと微妙な滑り出しに。主砲サンティアゴ・ヒメネス、DFハンツコの慰留に成功した一方、DFヘールトライダとMFヴァイファーのオランダ代表コンビの穴埋めは一筋縄ではいかない。攻守両面で課題を残す中で難敵相手の初戦では今後に繋がるパフォーマンスを見せたい。なお、開幕から公式戦5試合連続途中出場の上田は2ゴールを挙げたバーレーン戦の活躍を追い風に途中出場から今季初ゴールを狙っていきたい。

積極補強を敢行した昨季CLベスト8のアトレティコ・マドリーは難敵ライプツィヒとのCL開幕戦に臨む。開幕からややパフォーマンスに波はあるものの、リーグ5試合中4試合でクリーンシートを記録し、3勝2分けの無敗を維持するシメオネのチーム。直近のバレンシア戦では開幕節で早々にゴールを記録したFWセルロートに続き、MFギャラガー、FWアルバレスが待望の初ゴールを記録。クラブと代表で不調が囁かれたエースFWグリーズマンにもゴールが生まれ、最高の状態でホーム開催のCL初戦を迎えた。

対するライプツィヒは直近のウニオン・ベルリン戦を0-0のドローで終えたが、王者レバークーゼンを撃破するなど、こちらも開幕から公式戦3勝1分けと好調を維持。難所メトロポリターノでタフな戦いを強いられることは間違いないが、新10番シャビ・シモンズにFWシェシュコ、FWオペンダの強力ストライカー陣の活躍で堅守攻略を期待したい。

その他では開幕数試合でシュミット監督を解任し、ブルーノ・ラージを呼び戻した再建途中のベンフィカ、昨季リーグ・アンで大躍進したスタッド・ブレストの初陣にも注目だ。

◆リーグフェーズ第1節 日程・結果
▽9/17(火)
ヤング・ボーイズ 0-3 アストン・ビラ
ユベントス 3-1 PSV
ミラン 1-3 リバプール
バイエルン 9-2 ディナモ・ザグレブ
レアル・マドリー 3-1 シュツットガルト
スポルティングCP 2-0 リール

▽9/18(水)
スパルタ・プラハ 3-0 ザルツブルク
ボローニャ 0-0 シャフタール・ドネツク
セルティック 5-1 スロバン・ブラチスラヴァ
クラブ・ブルージュ 0-3 ドルトムント
マンチェスター・シティ 0-0 インテル
パリ・サンジェルマン 1-0 ジローナ

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「オプションを持つ課題をもらった」守備固めるサウジアラビアを崩し切れずゴールレスドロー、森保一監督は無得点を反省も複数のトライを評価「力をつけていきたい」

日本代表の森保一監督が、サウジアラビア代表戦を振り返った。 25日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本は埼玉スタジアム2002にサウジアラビアを迎えた。 20日に行われたバーレーン代表戦に勝利し、8大会連続8度目のW杯出場を史上最速で決めていた日本。そのバーレーン戦からは先発6名を変更して2位を目指すサウジアラビアと戦った。 試合は前半から日本が押し込んでいく展開となったが、5バックを採用したサウジアラビアは徹底して守備を固める戦いに。後半も日本がボールを保持した中で、サウジアラビアの守りを崩すことができず、0-0のゴールレスドローに終わった。 試合後、記者会見に臨んだ森保監督は、勝利できなかった悔しさを示しつつ、選手たちの準備とトライについては評価した。 「W杯出場を決めて、選手の様子、チームの雰囲気も緩むことなく、W杯出場を決めることが目標ではなく、その先に大きな目標があるという雰囲気の中で、今日のホームでの試合で勝とうということで選手たちは良い準備をしてくれました」 「内容的には我々がコントロールして押し込んだ内容での試合だったので、そういった部分での我々がやろうとすること、メンタル的にも集中力を持って相手にカウンターをさせない、押し込んでチャンスを作るというところを、戦術的にもメンタル的にも良くやってくれたと思います」 「ここから先、押し込んだだけで満足ではなく、チャンスを決め切るという部分を監督として次の手を打てるように、プランB、プランC等々、今後力をつけていかなければいけないですし、チームとして戦い方の勝ち切るオプションを持つということを課題としていただいたゲームだったと思います」 「いずれにしても、選手たちは非常に良い準備をしてくれたので、これから先に我々が大きな目標を持っているというプレーを見せてくれたことは繋げていきたいと思います」 メンバーを入れ替えて戦った中で、善戦しながらも勝利に必要なゴールを奪えなかったことを反省した森保監督。W杯ではさらに力のある相手からゴールを奪わなければ優勝は果たせない。 「あらゆる戦いを想定しながら、我々の戦い方、戦術的な幅をよりチームとして持っていかなければいけないということが、今日の結果にも表れたのかと思います。押し込んだ展開の中で、今日の試合であればどうやって勝っていくか。システム変更なのか、さらに人を代えるのか、相手のどこを突いていくかということをオプション、選択肢として持っていきたいです」 「これまでやってきた戦いの中で、選手をバーレーン戦から6人を代えた中では継続ということで、選手を代えながらチーム力を上げていく、選手層を厚くするという中で、選手たちがトライしてくれたと思います」 「これだけ選手を代えた中で、ギクシャクしたところはバーレーン戦からはなかった。ギクシャクしてもおかしくない代え方の中で、誰が出ても機能する、勝てませんでしたが、誰が出ても勝つということを示してくれた部分。その先に向けて力をつけていきたいです」 課題がありながらも、一定の手応えもあったという森保監督。ゴールが奪えなかったことについては、サポーターを喜ばせることができなかったと反省しながらも、崩されずに無失点で終えたことを評価した。 「今日も埼玉スタジアムには多くのサポーターが応援に駆けつけてくださいましたし、ここに居られるメディアの皆さんを通して多くの日本代表サポーターの皆さんが応援してくださった中、得点を奪うこと、勝利をお届けするということを目指してチャンスは作りましたが、残念ながら得点を奪うことはできなかったです」 「得点を奪うスポーツなので、無失点は良かったですが、サウジアラビアは力のあるチームで、それ以上の力があるチームを相手に得点を奪える力をつけなければいけないということは、試合を終えて課題として反省しなければいけないかなと思っています」 「ただ、得点が入らなかった部分で、押し込まれてチャンスができなかったというわけではないです。サッカーをする中で、攻めていても、何本シュートを打っても、決定的なチャンスがあっても得点が入らないことはあると思うので、得点にこだわりを持つという課題の修正は必要ですが、崩れずに無失点で試合を終えられたところはポジティブに考えながら、試合の進め方としては自信を持ちながら、再度上積みをしていきたいと思います」 上田綺世(フェイエノールト)がケガで離脱した中、前田大然(セルティック)を1トップで起用。新しいオプションを試す形となった。 「我々がこれまでやってきたことから積み上げていくときに、(前田)大然が1トップに入り、より相手に前線からプレッシャーをかけながら、縦に早い攻撃を仕掛けられるというところは、今日の試合でも得点を奪えるチャンスができていました。彼個人の起用の仕方と、周りとの連係連動を考える上では良いオプションになるトライができたと思います」 「よりレベル高い相手になった時に、スピードのある攻撃、縦に早い攻撃が必要になってくると思いますし、前線からのチェイシングというところは相手のレベルが上がった時に我々がやっていかなければいけない部分なので、彼が自分の良さを出しながら、今日の戦いの流れを作ってくれたと思います」 また、後半途中には遠藤航(リバプール)を下げて、鎌田大地(クリスタル・パレス)をボランチに置き、旗手怜央(セルティック)をシャドーに配置。さらに、南野拓実(モナコ)を投入したことで、旗手をボランチに下げて戦った。 こちらも新たな試みとなったが、「今日のゲームの中で、選手の変更の中で、まずはホームでの試合で勝利に結びつけるということで臨みました」と勝利を考えての采配だったとし、「スタメンの起用についても、交代カードのポジション変更については、これからどう作っていくかというところで、勝利を目指しながら可能な限りチームとして積み上げができるように、チャレンジしました」と、オプションを増やすための判断だったと明かした。 その中で評価については「ダブルボランチで(田中)碧と(鎌田)大地に代えたところは、攻撃で押し込んでいる中で、ボランチからウインガーを使ったり2列目の飛び出しを使ったりというところでチャンスを作った部分は、大地がボランチでチャンスを作ってくれたところ、攻撃的な部分をより発揮してくれたと思いますし、守備の部分ではプレミアリーグで強度を培っているように、隙なく試合の流れを繋げていってくれたと思っています」と、攻守にわたって期待した動きをしてくれたとコメント。旗手については「レオ(旗手怜央)を起用したのは、後半はなかなか相手の守備をこじ開けられなかったので、レオを起用して2列目から、ボランチでも機動力を使って、相手の守備を混乱させる、チャンスを作るという狙いがありました。その中で、彼にとっては短い時間だったと思いますが、チームのために彼の良さをしっかり発揮してくれたと思います」と、こちらも一定の評価ができるとした。 また、3バックの一角では高井幸大(川崎フロンターレ)が先発デビュー。最終予選では初戦の中国代表戦で代表デビューを果たしており、2試合目の出場となった。 高井については「とても落ち着いていて、攻守共に今日のコントロールした試合で流れを作る大きな貢献をしてくれたと思います」と評価。「引いた相手を崩すために幅を使いながら、数的有利を作りながら前線に配球していくという攻撃の起点としても彼の持っている技術を発揮してくれましたし、守備の部分でも相手がカウンター狙いであり、キープレーヤーの1人であるサレム・アル・ドサリ選手とマッチアップする中で、しっかりリスク管理のバランスを取りながら、相手の起点を抑えるという非常に良いプレーをしてくれたと思います」と、攻守にわたって期待通りだったとコメント。「ピッチ上でJリーグ代表として良いプレーをするという部分、存在感を発揮してくれたと思います」と、少ない国内組の選手としてしっかりと力を発揮してくれたと称えた。 また「今日は相手が守備的に戦ってきた中で良いところを発揮してくれましたが、まだまだ伸び代があると思うので、Jリーグの舞台でJリーグを盛り上げながらチームを勝たせてもらい、日本代表の選手としてさらに力をつけてもらいたいと思います」と語り、Jリーグでのさらなる成長に期待を寄せているとした。 ケガやコンディション不良で離脱選手がいる中で、この先の強化を考えれば、2チーム以上の編成が可能な戦力が欲しい日本。森保監督は「2チーム分ぐらいという意味では、ケガ人が戻ってきて、選手全員がパーフェクトな状態でプレーできれば、各ポジション2人ずつは世界と戦える選手層があると思っています」と語りつつ、「ケガやアクシデント等々あるので、2チームから3チームを作れるぐらいの戦力を作っていきたいと思っています」とコメント。「Jリーグでもヨーロッパの舞台でも、日本人の選手がたくさん力を示してくれている選手、可能性のある選手がたくさんいると思いますので、これからさらに代表の戦力として力を見せてくれる選手たちをより期待して選手たちの活動を見ていきたいと思います」と、これまで以上に選手を追いかけて、自チームでのパフォーマンスをチェックしていきたいとした。 <span class="paragraph-title">【動画】日本が主導権を握るも、サウジアラビアとはゴールレスドロー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="6Cclma1MS1I";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.26 06:30 Wed
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南野拓実が先発のモナコがニースとの上位対決で逆転勝利!連勝で2位浮上【リーグ・アン】

南野拓実の所属するモナコは29日、リーグ・アン第27節でニースと対戦し2-1で勝利した。南野は84分までプレーしている。 リーグ戦3試合負けなしの3位モナコ(勝ち点47)が、同勝ち点で並ぶ4位ニースをホームに迎えた上位対決。日本代表帰りの南野は[4-4-2]の左MFで先発出場している。 モナコは開始早々の4分にチャンス。ボックス内のサンタマリアがGKに戻したバックパスにビエレスがプレスをかけるとGKブルカの中途半端なクリアをボックス左の南野が頭で折り返す。これに反応したエンボロがサンタマリアに倒されると、主審はPKを宣告。しかし、ビエレスのPKはGKブルカのファインセーブに防がれた。 その後は一進一退の展開が続くなか、モナコは41分に失点を許す。右サイドを持ち上がったボンビトのスルーパスからボックス右横のクラウスがダイレクトクロス。これをボガがヘディングシュートでゴール左に流し込んだ。 1点ビハインドで前半を終えたモナコだが、後半早い時間に試合を振り出しに戻す。55分、カマラの楔のパスをペナルティアーク右手前でアクリウシェがフリック。このパスに反応したビエレスがボックス内に侵入すると、ゴール右上にシュートを突き刺した。 追いついたモナコは73分、ボックス手前のビエレスとパス交換したアクリウシェがボックス内まで切り込みラストパス。これを受けたエンボロがDFに寄せられながらも右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。 逆転に成功したモナコは84分に南野を下げてディアタを投入。91分にはアクリウシェのロングカウンターを阻止したDFダンテにレッドカードが提示され、数的優位を得た。 結局、試合はそのまま2-1でタイムアップ。ニースとの上位対決を逆転勝利で制したモナコが2位に浮上している。 モナコ 2-1 ニース 【モナコ】 ミカ・ビエレス(後10) ブリール・エンボロ(後28) 【ニース】 ジェレミー・ボガ(前41) 2025.03.30 07:55 Sun
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選手採点&寸評:日本代表 2-0 バーレーン代表【2026W杯アジア最終予選】

20日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第7節の日本代表vsバーレーン代表が行われ、2-0で勝利した森保ジャパンの本大会出場が決定した。 超ワールドサッカーの選手採点と寸評は以下の通り。 ▽日本代表採点[3-4-2-1] <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/fom20250320jpn_bhr_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし GK1 鈴木彩艶 5.5 前後半ともプレー機会は多くなかったが、先制直後のピンチを好判断で回避。今やニッポンの守護神、古巣埼スタでのW杯出場決定にあっぱれ。 DF22 瀬古歩夢 5.0 冨安や谷口の不在により先発。チャンスの起点となるような効果的なパスはなく、大きなミスもないが、消極的なプレー判断が目立つ。 DF4 板倉滉 5.5 最終ライン3枚を中央で統率。冨安が不在ながらも7試合2失点という堅守、3試合を残して本大会切符を掴めたのは、この板倉がいてこそ。 DF21 伊藤洋輝 5.0 現代表屈指のビッグクラブマンだが、今予選初出場で全体的にプレー判断がイマイチ。一方で鎌田の先制点を呼び込む気の利いた縦パスも。 MF6 遠藤航 5.5 CKからの先制点はVARで取り消し。その後はいつも通りの安定感を披露した。 MF5 守田英正 5.5 前半終盤に三笘へのラストパスで魅せるも、ケガ明けを考慮されたか、ハーフタイムで交代。 →MF17 田中碧 6.0 後半頭より投入され、イングランド移籍からの進化を証明。コンディションも良く、攻撃面ではバランサーとして機能した。 MF10 堂安律 5.0 今予選における定位置・右ウイングバックで奮闘。久保との共存が今後も議論されそうだ。 →MF14 伊東純也 5.5 0-0の状況でピッチへ。ワイドで幅をとり、結果的に久保も活きたか。 MF7 三笘薫 5.0 前半終盤のビッグチャンスは左足シュートが大きく枠上へ。味方と呼吸が合わないシーン多数で、この一戦では決定的な存在になれず。 →MF13 中村敬斗 - 出場時間が短く採点なし。 MF20 久保建英 7.0 攻撃陣を牽引。果敢なチェイシングでのボール奪取からカウンター発動など“進化”をみせ、鎌田の先制点をアシスト。自ら2点目も。 MF8 南野拓実 5.5 果敢なフリーランニングで攻撃の活性化を図るも、決定的な役割は担わずに交代。 →MF15 鎌田大地 6.5 W杯出場を手繰り寄せる値千金の先制点。日本国民の期待に一発回答で応えた。 FW9 上田綺世 5.5 鎌田の先制点につながるポストワーク。自らの決定機なしも、最前線でよく身体を張った。よく頑張った。 →FW18 町野修斗 - 出場時間が短く採点なし。 監督 森保一 6.0 結果的に鎌田&伊東の投入タイミングがバッチリだったということに。 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ 久保建英(日本) 1G1A。問答無用、説明不要のMOM 日本 2-0 バーレーン 【日本】 鎌田大地(後21) 久保建英(後42) <span class="paragraph-title">【動画】ニッポンが誇るタケ・クボのゴラッソ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">圧巻の久保建英<br><br>大一番で輝く日本の至宝<br>得意の左足でニアをぶち抜いた<br>先制アシストに続いてこのゴラッソ<br><br>AFCアジア最終予選<br>日本×バーレーン<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<br><br>最強の <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#代表みようぜ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://t.co/nMevXSgb0M">pic.twitter.com/nMevXSgb0M</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1902698428943008144?ref_src=twsrc%5Etfw">March 20, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】選手全員で森保監督を祝福</span> <span data-other-div="movie2”></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">ずぶ濡れでも最高の気分<br><br>森保一監督のウォーターシャワー<br><br>AFCアジア最終予選<br>日本×バーレーン<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<br><br>最強の <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#代表みようぜ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9C%80%E9%AB%98%E3%81%AE%E6%99%AF%E8%89%B2%E3%82%92?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#最高の景色を</a> <a href="https://t.co/fnuoduOUN7">pic.twitter.com/fnuoduOUN7</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1902709536466624566?ref_src=twsrc%5Etfw">March 20, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】日本国民の期待に一発回答で応えた鎌田大地</span> <span data-other-div="movie3”></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">ついに均衡破った<br><br>完璧な中央突破でこじ開けた<br>鎌田大地がW杯出場を手繰り寄せる一撃<br><br>AFCアジア最終予選<br>日本×バーレーン<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<br><br>最強の <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#代表みようぜ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://t.co/qJGOQuwmUY">pic.twitter.com/qJGOQuwmUY</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1902693354556838131?ref_src=twsrc%5Etfw">March 20, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.20 22:05 Thu

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負傷交代のダニ・オルモは2週間の離脱か、フリック監督は「この試合をプレーするには最高の日ではなかった」と悔やむ

バルセロナのスペイン代表MFダニ・オルモが約2週間離脱するようだ。ハンジ・フリック監督が明かしている。 ダニ・オルモは27日にホームで行われ、3-0で快勝したラ・リーガ第27節延期分オサスナ戦に先発。PKで追加点を挙げる活躍を見せたが、股関節を負傷した様子でピッチに座り込み、28分に交代となっていた。 フリック監督はシーズン佳境の過密日程を迎える中での初戦でダニ・オルモを失ったことを悔やんでいる。 「オルモが負傷した。このスケジュールで2週間離脱となると欠場する試合は多い。我々にとって悪いニュースだ。ベストを尽くしたが、この試合をプレーするには最高の日ではなかったし、オルモが負傷して大きな代償を支払った」 そして改めて過密日程に苦言を呈した。 「選手たちと監督の意見に耳を傾ける必要がある。この夏にはクラブ・ワールドカップとネーションズリーグが行われる。大金は稼げるが、選手たちにとって厳しいものになるだろう。選手たちのためにもそれは止めなければならない」 バルセロナは3日後にジローナ戦を戦い、4月2日にコパ・デル・レイ準決勝2ndレグのアトレティコ・マドリー戦、5日にベティス戦を戦った後、9日にチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグのドルトムント戦を控えるが、ダニ・オルモを欠くことになりそうだ。 2025.03.28 10:00 Fri

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