「彼を守らなければならない」クラブ創設100周年のメモリアルマッチで南野拓実がメンバー外、指揮官が理由を説明「彼は重要な選手」
2024.09.30 17:40 Mon
モナコのアディ・ヒュッター監督が、日本代表MF南野拓実の不在について説明した。
クラブとしてのメモリアルマッチでの不在は驚きを与えた中、ヒュッター監督は南野を欠場させた理由について説明。疲労を考慮してのものだとし、この先の戦いに備えているとした。
「私のチームは、ザグレブ、レンヌとの重要な試合がいくつか控えているので、彼を守らなければならないと説明した。確かに、タクミは次の数試合で戻ってくることは間違いない」
「彼は重要な選手であり、水曜日(ディナモ・ザグレブ戦)はプレーできるかもしれない。彼はスングトゥ・マガサと同じく欠場だった。毎回のミーティングで、全ての選手がローテーションし、彼らがチーム内で重要であると感じられるように努めている」
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28日、モナコはリーグ・アン第6節でモンペリエをホームに迎えた。この試合は、クラブ創設100周年記念試合として開催されたが、南野の姿はなし。メンバー外となった中、試合は、後半アディショナルタイム8分にラミーヌ・カマラがゴールを奪い、2-1で勝利を収めた。今シーズンはリーグ・アンで開幕から5試合に出場し、1ゴール1アシストを記録。チャンピオンズリーグ(CL)のバルセロナ戦でも相手を退場に追いやる動きを見せるなど、調子の良さを見せていた。「私のチームは、ザグレブ、レンヌとの重要な試合がいくつか控えているので、彼を守らなければならないと説明した。確かに、タクミは次の数試合で戻ってくることは間違いない」
「私はよくローテーションを行う。例えば、タキは日本に何度ももう行っている」
「彼は重要な選手であり、水曜日(ディナモ・ザグレブ戦)はプレーできるかもしれない。彼はスングトゥ・マガサと同じく欠場だった。毎回のミーティングで、全ての選手がローテーションし、彼らがチーム内で重要であると感じられるように努めている」
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南野拓実の所属するモナコは7日、リーグ・アン第14節でトゥールーズと対戦し2-0で勝利した。南野は79分までプレーしている。 10位トゥールーズ(勝ち点18)をホームに迎えた4位モナコ(勝ち点26)は、前節のマルセイユ戦からスタメンを6人変更。南野は[4-2-3-1]のトップ下で公式戦4試合ぶりのスタメン出場となった。 ウォームアップ中に負傷したザカリアに代わってマタゾが急遽スタメンで起用されるアクシデントに見舞われたものの、集中した入りを見せたモナコは11分に決定機。右サイドからカットインしたヴァンデウソンのくさびのパスをゴロビンがフリック。このボールに反応したイレニーエナがDFの裏に抜け出すとループシュートでゴールを狙ったが、これは右ポストに弾かれた。 その後も押し込む時間が続くモナコは、35分にもゴロビンがミドルシュートでゴールを狙うと、GKレストの弾いたボールをイレニーエナが詰めたが、シュートはクロスバーに嫌われた。 さらに前半追加タイム1分には、ゴロビンのスルーパスで左サイドを抜け出した南野の折り返しからイレニーエナに決定機が訪れたが、左足のダイレクトシュートはわずかにゴール左に逸れた。 ゴールレスで迎えた後半、モナコは早い時間にスコアを動かす。50分、ボックス左横で獲得したFKからカマラがクロスを入れると、ファーサイドのシンゴがヘディングでネットを揺らした。 待望の先制点を奪ったモナコは、63分にイレニーエナとマタゾを下げてエンボロとベン・セギルを、79分に南野を下げてワタラを投入。すると82分、J・キングのバックパスを敵陣中盤で奪ったアクリウシェがボックス内にラストパスを送ると、DFクレスウェルにディフレクトした浮き球をエンボロが頭でゴールに流し込んだ。 結局、試合はそのまま2-0でタイムアップ。モナコが公式戦3試合ぶりの白星を飾った。 モナコ 2-0 トゥールーズ 【モナコ】 ウィルフリード・シンゴ(後5) ブリール・エンボロ(後37) 2024.12.08 03:20 Sun4
南野拓実不出場のモナコがCL初黒星…ディ・マリア圧巻2アシストのベンフィカに逆転負け【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節、モナコvsベンフィカが27日にスタッド・ルイ・ドゥで行われ、アウェイのベンフィカが2-3で逆転勝利した。なお、モナコのFW南野拓実はベンチ入りも出場機会はなかった。 ここまで3勝1分けの無敗で3位に躍進するモナコは、19位に沈むポルトガル屈指の名門ベンフィカとのホームゲームに臨んだ。直近のスタッド・ブレストを3-2で競り勝ったチームでは日本代表帰りで温存された南野のスタメン復帰が予想されたものの、この試合ではベンチスタートとなった。 比較的オープンな入りとなった試合はベンフィカのアンヘル・ディ・マリアのファーストシュートを皮切りに、モナコもベン・セギル、ザカリアと際どいシュートを放っていく。 ゴールを匂わせる展開通り、試合は早い時間帯に動く。13分、自陣左サイドでのコンビネーションプレーで見事にプレス回避したモナコは右で大きな展開を受けたヴァンデウソンがボックス内に持ち込んで右足シュート。これはGKトルビンにはじかれるが、ファーへのこぼれをゴロビンが丁寧に折り返すと、最後はベン・セギルが右足ワンタッチで押し込んだ。 早々にビハインドを背負ったベンフィカも、失点後は素早いリアクション。右サイドのディ・マリア、バーのコンビを軸に幾つか良い崩しを見せるが、最前線のパヴリディスへのラストパスが合わない。 前半半ばから終盤にかけてはベンフィカペースで試合が進む。遅攻の局面では苦戦が続くが、37分には相手の軽率なバックパスをかっさらったディ・マリアにGKと一対一のビッグチャンスが舞い込む。しかし、ここはGKマイェッキのビッグセーブに遭う。以降もアクトゥルコールらに決定機が訪れたものの、モナコの守備陣が耐え切って前半を終えた。 後半は開始直後にモナコがエンボロの右ポスト直撃のシュートでゴールに迫ったが、先にゴールをこじ開けたのはベンフィカだった。48分、DFカイオ・エンヒキの不用意なGKへのヘディングでのバックパスを狙っていたパヴリディスがGKをかわして無人のゴールへシュートを流し込んだ。 1-1の振り出しに戻った試合はよりオープンな展開に。その流れでアクリウシュ、バーと互いにゴールネットを揺らしたが、いずれも際どいオフサイド判定でノーゴール。 この直後にはモナコにアクシデントが発生。前半1枚カードをもらっていたシンゴが2枚目のカードをもらって57分に退場となった。 この退場をきっかけに両ベンチが積極的に動きを見せると、モナコの交代策が嵌る。退場直前に2枚替えで投入していた左サイドバックのマウィサが左のポケットに抜け出して鋭角なグラウンダーのマイナスパスを供給。これを同じく途中出場のマガサがペナルティアーク付近から抑えの利いた右足ダイレクトシュートでゴール左隅へ突き刺した。 数的不利を撥ね返して勝ち越しに成功したモナコ。ここからは堅守速攻の形で逃げ切りを意識するが、カウンターチャンスではしっかりと人数をかけて3点目を目指していく。そのため、ベンフィカも攻撃に全振りという形には持ち込めず。 その後、試合終盤までは冷静にゲームを進めたモナコだったが、ベンフィカの千両役者が土壇場で試合を動かした。 84分、カウンターから左サイドのスペースでボールを持ったディ・マリアが高精度のアーリークロスをゴール前のスペースへ送り込むと、これを途中出場のカブラウがDFと交錯しながらもダイビングヘッドで押し込む。 これで同点に追いついたポルトガルの雄は直後の88分、ボックス手前右から再びディ・マリアが上げた高精度のクロスを、今度はアムドゥニが頭で合わせて試合を引っくり返す逆転ゴールとした。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ベンフィカが敵地で劇的逆転勝利を収めた。一方、敗れたモナコは今季CL初黒星となった。 モナコ 2-3 ベンフィカ 【モナコ】 エリーズ・ベン・セギル(前13) スングトゥ・マガサ(後22) 【ベンフィカ】 ヴァンゲリス・パヴリディス(後3) アルトゥール・カブラウ(後39) ゼキ・アムドゥニ(後43) 2024.11.28 07:20 Thu5