ユナイテッドが7発圧勝で4回戦へ! 鎌田大地アシストのパレスが斉藤光毅のQPR撃破【EFLカップ】

2024.09.18 06:55 Wed
ユナイテッドが7発圧勝
Getty Images
ユナイテッドが7発圧勝
カラバオカップ(EFLカップ)3回戦の7試合が17日に行われた。

マンチェスター・ユナイテッドはEFLリーグ1(3部)のバーンズリーとホームで対戦し、7-0の圧勝を飾った。

ウガルテをスタメン起用し、コリアーを左サイドバックに置くなどいくつかのポジションでターンオーバーを敢行したユナイテッド。しかし、立ち上がりから格下相手に力の差を見せつけた。
開始16分にガルナチョからのサイドチェンジを受けたラッシュフォードがそのままボックス内に持ち込んで公式戦2試合連続ゴールを記録。さらに、35分にはアントニーがPKを決めて今季初ゴール。さらに、前半終了間際と後半立ち上がりにはガルナチョが連続ゴールを決めて早々に試合を決めた。

その後、ラッシュフォードもガルナチョに続いてこの試合2ゴール目を決めると、後半終盤にはエリクセンが見事なコントロールシュートなどこちらも連続ゴールを挙げ、ホームで7-0の圧勝を飾った。
QPRのFW斉藤光毅クリスタル・パレスのMF鎌田大地がいずれもスタメンで日本人対決を戦った一戦は、アウェイのパレスが1-2で勝利してロンドン・ダービーを制した。

立ち上がりから主導権を握ったアウェイチームは16分、相手陣内での意表を突くリスタートからボックス右でエゼのパスを受けたエンケティアが鋭いグラウンダーシュートで移籍後初ゴールを奪取。

迎えた後半は立ち上がりにQPRがセットプレーからサム・フィールドのゴールで同点に追いつく。だが、64分には自陣中央でボールを受けた鎌田からパスを受けたエゼがそのままボックス付近まで運んでミドルシュート。これがゴール前のDFにディフレクトしてGKの反応の逆を突く形でゴールネットを揺らし、鎌田のアシストから勝ち越しに成功した。

その後、68分には斉藤、試合終了間際の93分には鎌田がピッチを去った中、最後まで冷静にゲームをコントロールしたイーグルスがプレミアリーグ勢の貫録を示した。

また、DF菅原由勢がメンバー外となったサウサンプトンはエバートンとのプレミアリーグ勢対決をPK戦の末に制して4回戦進出。MF瀬古樹がベンチ入りしたストーク・シティは格下のフリートウッド・タウンを同じくPK戦の末に下した。

その他ではチャンピオンシップ(2部)のプレストンと対戦したフルアムが、互いに17人目までもつれ込む壮絶なPK戦に敗れ、ここまでの3回戦で唯一の1部勢敗退となった。

◆EFLカップ3回戦
▽9/17(火)
ストーク・シティ(2) 1-1(PK:2-1) フリートウッド・タウン(4)
ブラックプール(3) 0-1 シェフィールド・ウェンズデイ(2)
ブレントフォード 3-1 レイトン・オリエント(3)
エバートン 1-1(PK:5-6) サウサンプトン
プレストン(2) 1-1(PK:16-15) フルアム
QPR(2) 1-2 クリスタル・パレス
マンチェスター・ユナイテッド 7-0 バーンズリー(3)

▽9/18(水)
ブライトン vs ウォルバーハンプトン
コヴェントリー・シティ(2) vs トッテナム

▽9/24(火)
ウィンブルドン(4) vs ニューカッスル
チェルシー vs バロー(4)
マンチェスター・シティ vs ワトフォード(2)
ウォルソール(4) vs レスター・シティ
ウィコム・ワンダラーズ(3) vs アストン・ビラ

▽9/25(水)
アーセナル vs ボルトン(3)
リバプール vs ウェストハム

※()内は所属カテゴリー

鎌田大地の関連記事

リバプールのアルネ・スロット監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 5日、プレミアリーグ第7節でクリスタル・パレスとのアウェイゲームに臨んだリバプール。日本代表MF遠藤航と日本代表MF鎌田大地はそれぞれ終盤からの出場となったなか、ポルトガル代表FWジオゴ・ジョタの序盤のゴールを守りきったリバプールが勝 2024.10.06 13:47 Sun
プレミアリーグ第7節のクリスタル・パレスvsリバプールが5日にセルハースト・パークで行われ、アウェイのリバプールが0-1で勝利した。なお、パレスのMF鎌田大地は88分から、リバプールのMF遠藤航は89分から途中出場した。 パレスは前節、エバートンとの未勝利対決に1-2の逆転負けを喫し、開幕6戦未勝利に。首位チーム 2024.10.05 22:35 Sat
先週末に行われた第6節は首位マンチェスター・シティが引き分けに終わったことで、連勝のリバプールが首位に浮上。ここにきて上位争いは混戦模様の様相を示している。 インターナショナルマッチウィーク前の第7節はMF鎌田大地とMF遠藤航、DF冨安健洋とDF菅原由勢の直接対決に、MF三笘薫を擁するブライトンとトッテナムという 2024.10.05 12:00 Sat
さてさて日本代表の今回の山場、早くもやって来ました!! アウェイのサウジアラビア戦は前回も勝ってないし、追い詰められたオーストラリアが強いのはこれまでのプレーオフで明らかだし。でもってオーストラリアの監督やコーチは広島時代の森保監督を、選手ではチームメイト、ACLでは対戦相手として知ってるってところで、9月みたいに相手 2024.10.05 11:30 Sat
日本代表の森保一監督が、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けた日本代表メンバー27名を発表。久々に招集した2選手について言及した。 3日、10月の最終予選2試合に向けた日本代表メンバーが発表。9月のメンバーが中心となった中、中山雄太(FC町田ゼルビア)、浅野拓磨(マジョルカ)、細谷真大( 2024.10.03 15:13 Thu

マンチェスター・ユナイテッドの関連記事

プレミアリーグ第7節のアストン・ビラvsマンチェスター・ユナイテッドが6日にビラ・パークで行われ、0-0のドローに終わった。 アストン・ビラは前節、昇格組イプスウィッチ相手に2-2のドローという痛恨の取りこぼしに。ただ、チャンピオンズリーグでは格上バイエルンとのホームゲームで会心の1-0の勝利を収め、今回の強豪対 2024.10.07 00:28 Mon
マンチェスター・ユナイテッドが16歳の超逸材を確保した。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。 今年7月にアーセナルのアカデミーを退団したU-17デンマーク代表FWチド・オビ=マルティン(16)は5日、自身のインスタグラムを通じてユナイテッド加入を発表した。 オビ=マルティンは契約書 2024.10.06 08:00 Sun
先週末に行われた第6節は首位マンチェスター・シティが引き分けに終わったことで、連勝のリバプールが首位に浮上。ここにきて上位争いは混戦模様の様相を示している。 インターナショナルマッチウィーク前の第7節はMF鎌田大地とMF遠藤航、DF冨安健洋とDF菅原由勢の直接対決に、MF三笘薫を擁するブライトンとトッテナムという 2024.10.05 12:00 Sat
マンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーであるジム・ラトクリフ氏がエリク・テン・ハグ監督(54)の将来に言及した。 2022年夏からユナイテッドを指揮するようになり、今季で3年目のテン・ハグ監督。ラトクリフ氏からなる『INEOS』グループが新たに運営に携わってのシーズンだが、プレミアリーグでは開幕6試合で早くも 2024.10.05 11:45 Sat
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアがエリク・テン・ハグ監督に言及した。 今季のプレミアリーグ開幕から6試合で早くも3敗を喫し、13位に沈む状況から、さっそく解任話が浮かぶテン・ハグ監督。この1週間の結果が進退に左右するといわれるなか、3日のヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第 2024.10.04 10:10 Fri

EFLカップの関連記事

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、ボルトン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 25日、アーセナルはEFLカップの初戦でEFLリーグ1に所属するボルトンと対戦した。 マンチェスター・シティとのビッグマッチからは8名を変更。リッカルド・カラフィオーリ、デクラン・ライス、ブカヨ・サカが続けて先発し、若手 2024.09.26 12:55 Thu
今シーズン初先発を果たしたリバプールの日本代表MF遠藤航はまずまずの評価を受けている。 25日、カラバオカップ(EFLカップ)3回戦で、リバプールはウェストハムと対戦した。 アルネ・スロット監督が今シーズンから率いる中、昨シーズンとは打って変わって大きく出番を減らしている遠藤。今季はプレミアリーグ、チャンピ 2024.09.26 12:35 Thu
アーセナルのU-19イングランド代表MFイーサン・ヌワネリが、ボルトンとのカラバオカップ(EFLカップ)を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 25日、アーセナルはEFLカップの初戦でEFLリーグ1に所属するボルトンと対戦した。 マンチェスター・シティとのビッグマッチからは8名を変更。リッカルド・カラフィ 2024.09.26 12:15 Thu
リバプールのアルネ・スロット監督が、大幅なターンオーバーを敢行しての快勝に満足感を示した。 リバプールは25日、カラバオカップ(EFLカップ)3回戦でウェストハムと対戦し、ホームで5-1の快勝を収めた。 開幕からメンバーを固定して自らもターンオーバーが不得手であることを認めていたオランダ人指揮官だったが、こ 2024.09.26 09:30 Thu
カラバオカップ(EFLカップ)4回戦の組み合わせ抽選が25日に行われた。 プレミアリーグのUEFAコンペティション出場チームも参戦した3回戦ではフルアムがチャンピオンシップ(2部)のプレストンに敗れたものの、プレミアリーグのクラブが順当に勝ち抜けを決めた。なお、大雨による洪水の影響でスタジアムの一部が陥没し延期と 2024.09.26 06:53 Thu

記事をさがす

鎌田大地の人気記事ランキング

1

日本代表、オーストラリア代表戦の地上波テレビ放送、ネット配信の予定は? キックオフ時間、無料視聴方法を紹介

日本代表は15日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選兼2027アジアカップ予選の第4戦でオーストラリア代表と対戦する。 この記事では、サッカー日本代表の試合日程・キックオフ時間・テレビ放送予定・視聴方法をまとめた。 <span class="paragraph-subtitle">■日本代表vsオーストラリア代表 試合日程・キックオフ時間</span> 2次予選では6連勝を記録した日本。最終予選も9月シリーズは中国代表、バーレーン代表に連勝と、盤石のスタートを切った。 オーストラリア戦は、日本時間2024年9月17日(火)19:35にキックオフ予定となっている。 オーストラリアは最終予選の初戦でバーレーンに敗戦。第2節はインドネシア代表と引き分けていた。 <span class="paragraph-subtitle">■日本代表vsオーストラリア代表 放送・配信予定</span> 8大会連続8度目のW杯出場を懸けて戦う日本。今回の試合は、地上波ではテレビ朝日系列で地上波独占生中継。また、インターネットでは『DAZN』がライブ配信を行う。 <span class="paragraph-subtitle">◆2026北中米ワールドカップW杯アジア最終予選 オーストラリア代表戦詳細</span> 日時:2024年10月15日(火)19:35 キックオフ 会場:埼玉スタジアム2002(日本/埼玉) 対戦国:日本代表 vs オーストラリア代表 放送局:テレビ朝日系列、DAZN <span class="paragraph-subtitle">■日本代表vsオーストラリア代表 無料視聴方法</span> 今回はテレビ朝日系列の地上波で放送されるため、無料で視聴が可能となっている。 <span class="paragraph-subtitle">■日本代表メンバー(vsオーストラリア代表)</span> ※初招集 GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) 鈴木彩艶(パルマ/イタリア) DF 長友佑都(FC東京) 谷口彰悟(シント=トロイデン/ベルギー) 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ) 町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー) 瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス) 菅原由勢(サウサンプトン/イングランド) 望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア) 高井幸大(川崎フロンターレ) MF/FW 遠藤航(リバプール/イングランド) 伊東純也(スタッド・ランス/フランス) 南野拓実(モナコ/フランス) 守田英正(スポルティングCP/ポルトガル) 大橋祐紀(ブラックバーン・ローバーズ/イングランド)※ 鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 小川航基(NECナイメヘン/オランダ) 前田大然(セルティック/スコットランド) 旗手怜央(セルティック/スコットランド) 堂安律(フライブルク/ドイツ) 上田綺世(フェイエノールト/オランダ) 田中碧(リーズ・ユナイテッド/イングランド) 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス) 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン/ベルギー) <span class="paragraph-subtitle">■2026北中米ワールドカップW杯アジア最終予選</span> アジアの18カ国が6カ国ずつ3つのグループに分かれ、ホーム・アンド・アウェイの2回総当たりで対戦。各組1位、2位のチームがW杯の出場権を獲得。各グループ3位、4位の6カ国がプレーオフに進出する。 日本代表は最終予選では2大会連続で初戦で黒星だった中、9月には中国、バーレーン相手に連勝。グループ内で唯一連勝スタートを切って首位に立っている。 2024.10.03 14:30 Thu
2

競り勝ったリバプールがリーグ3連勝で首位キープ! 鎌田大地&遠藤航が後半最終盤にピッチ上で共演【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第7節のクリスタル・パレスvsリバプールが5日にセルハースト・パークで行われ、アウェイのリバプールが0-1で勝利した。なお、パレスのMF鎌田大地は88分から、リバプールのMF遠藤航は89分から途中出場した。 パレスは前節、エバートンとの未勝利対決に1-2の逆転負けを喫し、開幕6戦未勝利に。首位チーム相手のホームゲームで初勝利を目指した一戦で鎌田はスタメンを外れてベンチスタートとなった。 一方のリバプールは前節、ウォルバーハンプトン相手に思わぬ苦戦を強いられたが、きっちり2-1の勝利。さらに、チャンピオンズリーグのボローニャ戦も2-0の快勝を収め、公式戦連勝を継続した。首位キープと共にリーグ3連勝を狙うイーグルスとの一戦に向けてはボローニャ戦から先発4人を変更。ロバートソン、ソボスライ、ルイス・ディアス、ヌニェスに代えてツィミカス、カーティス・ジョーンズ、ガクポ、ジョタを起用した。 土曜ランチタイムキックオフの一戦はキックオフ直後にホームチームが決定機を創出。右からの折り返しにゴール前で反応したエンケティアがワンタッチシュートを決めるが、ここは惜しくもオフサイドの判定に。 いきなり冷や汗をかいたものの、リバプールは後ろ重心の相手に対してボールを握って押し込む形を作り出すと、ファーストチャンスをモノにする。9分、ツィミカスの内側を通す絶妙スルーパスで左サイドの深い位置へ抜け出したガクポが正確なグラウンダークロスを供給。これをゴール前に絶妙なタイミングで走り込んだジョタが右足ワンタッチで仕留めた。 開始早々の先制点によってラクな展開となったアウェイチームは失点後の相手の出方を窺いながら、以降もボールを保持してハーフコートゲームを展開。引き続き外回りの攻撃がメインも質の高いコンビプレーで際どいシーンを作り出す。 ボールを失っても即時奪回の形でショートカウンターからもチャンスを作ると、29分にはアレクサンダー=アーノルドの鋭いミドルシュート。34分には右サイドを完璧に破ったアレクサンダー=アーノルドのグラウンダークロスに中央のジョタが反応するが、右足ダイレクトシュートは当たりが薄く枠の左に外れる。 先制点献上にムニョスの負傷でクラインのスクランブル投入を余儀なくされるアクシデントを含め防戦一方の厳しい流れが続くパレス。それでも、何とか2失点目を免れると、前半終了間際にはラクロワからの縦パスに抜け出したサールがボックス付近に持ち込んで鋭い右足シュートでGKアリソンを急襲。1-1での折り返しとはならずも、ようやくファーストシュートを記録して前半を終えた。 迎えた後半、リバプールはマク・アリスターを下げてソボスライをハーフタイム明けに投入。この交代でソボスライがトップ下、ジョーンズがセントラルMFに1列ポジションを下げた。 互いにハーフタイムで修正を施したが、試合展開に大きな変化はなし。引き続き主導権を握るリバプールはボールを動かして相手のスライドのズレを生みながら、隙を窺う。57分にはボックス右で左からのクロスに抜け出したサラーがすかさずシュートに持ち込むが、至近距離からのシュートはGKヘンダーソンの好守に遭う。 一方、ここまで1失点で耐えてきたパレスは60分にミッチェル、ウォートンを下げてマテタとヒューズを同時投入。シャドーのサールを右ウイングバックに移す攻撃的な布陣で勝負に出る。 すると、ここから攻勢を強めたホームチームはエンケティア、エゼと前線の選手が続けて際どい枠内シュートを放つなど、後半半ばから幾度も良い形を作っていく。 これに対して連戦の疲労が出てきたリバプールはサラーを下げてディアスを投入するが、直後に思わぬアクシデントが発生。右ハムストリングを痛めた守護神アリソンがプレー続行不可能となり、頼れるセカンドGKケレハーが体調不良でメンバーを外れていた中、23歳のチェコ代表GKヤロシュをファーストチームデビューさせた。 84分にはパレスにこの試合最大の決定機。自陣ボックス手前でボールを奪ったヒューズからマテタを経由した高速カウンターが左サイドのエゼに展開されるが、やや焦って放ったシュートはGKヤロシュの正面を突いた。 その後、試合終了間際の88分には鎌田、遠藤が同じタイミングで投入されてピッチ上での日本人対決が実現。最終盤の攻防では遠藤が出足鋭い守備や攻撃時の効果的なサポートで存在感を示した一方、なかなかボールに絡めなかった鎌田は後半ラストプレーで前線への縦パスを入れたが、これがDFにカットされてタイムアップとなった。 そして、後半半ば以降は苦しみながらもきっちり勝ち切ったリバプールがリーグ3連勝で首位キープに成功し、インターナショナルマッチウィークの中断期間に入ることになった。 クリスタル・パレス 0-1 リバプール 【リバプール】 ジオゴ・ジョタ(前9) <span class="paragraph-title">【動画】鮮やかな左の崩しからジョタが先制点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">リヴァプールでの<br>公式戦100試合目の先発となった<br>ディオゴ・ジョタが<br>素晴らしいムーブで先制ゴールをゲット<br><br>プレミアリーグ 第7節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#クリスタル・パレス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/N0OzcgMvQU">pic.twitter.com/N0OzcgMvQU</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1842533320070197334?ref_src=twsrc%5Etfw">October 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.05 22:35 Sat
3

「6番だけでなく8番でも」久々招集のパリ五輪主将の藤田譲瑠チマへ森保一監督も期待、瀬古歩夢は「今の実力プラス将来の伸び代を」

日本代表の森保一監督が、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けた日本代表メンバー27名を発表。久々に招集した2選手について言及した。 3日、10月の最終予選2試合に向けた日本代表メンバーが発表。9月のメンバーが中心となった中、中山雄太(FC町田ゼルビア)、浅野拓磨(マジョルカ)、細谷真大(柏レイソル)が外れ、藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、瀬古歩夢(グラスホッパー)が久々の招集。そして、FW大橋祐紀(ブラックバーン・ローバーズ)が唯一の初招集となった。 パリ・オリンピック世代ではキャプテンとしてチームを牽引。2022年には日本代表も経験した中で、久々の招集となった藤田。瀬古は森保監督の2期目となった2023年3月に招集されて以来となった。 記者会見で森保監督は、両選手について言及。藤田については、パリ五輪世代としての活躍と、クラブでのプレーを見ての判断だとし、起用法についても語った。 「ジョエルはオリンピックでもアジア予選、オリンピック本大会の舞台でもチームの中心としてキャプテンとしてチームをまとめて引っ張り、国際舞台でも十分A代表の舞台でも通用するプレーを見せてくれていました」 「オリンピックが終わって、ベルギーの所属チームの中でも安定して先発でチームの戦いに貢献しているというプレーを確認させてもらい、招集ということに繋げさせていただきました」 「プレーとしては、ボランチとして6番のプレーを主に彼の特徴として見ていますが、作りのところの6番のプレーだけでなく、8番の攻撃的なボランチとしてのプレーをこの代表の中で見てみたいと思いますし、普段やっていることを発揮してもらい、代表の戦力として存在感を活動の中で示してもらいたいと思います」 遠藤航(リバプール)、守田英正(スポルティングCP)、田中碧(リーズ・ユナイテッド)、鎌田大地(クリスタル・パレス)など競争も激しい中で、新たな世代としてどう食い込んでいくのか。期待され続けた中での活躍は注目だ。 また、CBとしてプレーする瀬古についても、1年半ぶりの招集となる中で、しっかりと成長を見届けてきたと語った。 「瀬古歩夢については、このチームの立ち上げ、私の2期目のスタートの時に招集させてもらっていた中、そのあと中々招集していませんでしたが、彼のプレーはその後も追っていました」 「その中で、彼が成長しているところ、彼自身が自チームでレベルアップしているというところを確認させてもらっていますし、今の我々の戦いの中にも、彼がグラスホッパーでやっていることを自然と発揮してもらえば、戦力になると考えて招集させてもらっています」 「さらに、まだ若い選手ですし、今の実力プラス将来の伸び代を持っていると思っているので、今の戦力、未来のレベルアップを期待して、ジョエルも歩夢も、そして大橋選手も、久々と初招集ということで招集させてもらっています」 最終ラインは冨安健洋(アーセナル)が負傷離脱中で今季はまだプレーしていない状況。伊藤洋輝(バイエルン)も負傷している中、板倉滉(ボルシアMG)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)、谷口彰悟(シント=トロイデン)が軸となり、高井幸大(川崎フロンターレ)が9月にデビューした。瀬古がどこまで特徴を見せられるのかにも注目が集まる。 2024.10.03 15:13 Thu
4

鎌田大地先発のクリスタル・パレスがエバートンとの未勝利対決で逆転負け…【プレミアリーグ】

鎌田大地の所属するクリスタル・パレスは28日、プレミアリーグ第6節でエバートンと対戦し1-2で敗戦した。鎌田は62分までプレーしている。 リーグ戦3試合連続ドロー中のクリスタル・パレスが、今季リーグ戦勝利のないエバートンのホームに乗り込んだ一戦。クリスタル・パレスの鎌田はボランチで2試合連続のスタメン出場となった。 クリスタル・パレスは立ち上がりの10分にセットプレーから先制する。ショートコーナーを受けた鎌田の返しからウォートンが右クロスを供給すると、ファーサイドのラクロワが頭で折り返したボールをグエイが右足でゴールに流し込んだ。 先制後は互いになかなか決定機まで持ち込めないまま時間が経過。43分には左クロスのこぼれ球からボックス手前のウォートンがボレーシュートでゴールに迫ったが、GKピックフォードに正面でキャッチされ、前半はクリスタル・パレスの1点リードで終了した。 迎えた後半、クリスタル・パレスは開始早々に失点を許す。47分、自陣でのボールロストからショートカウンターを受けると、右サイドを持ち上がったA・ヤングの横パスをボックス右手前で受けたマクニールが左足一閃。コントロールショットがゴール左に吸い込まれた。 試合を振り出しに戻されたクリスタル・パレスは、54分にもFKのこぼれ球をを拾ったハリソンの右クロスから再びマクニールにゴールネットを揺らされた。 逆転を許したクリスタル・パレスは、62分に鎌田を下げてサールを、73分にエンケティアを下げてシュラップを投入。終盤にかけて攻勢を強めたが、最後まで同点弾は生まれず。 試合はそのまま1-2でタイムアップ。逆転負けを喫したクリスタル・パレスが、エバートンに今季リーグ戦初勝利を献上した。 エバートン 2-1 クリスタル・パレス 【エバートン】 ドワイト・マクニール(後2) ドワイト・マクニール(後9) 【クリスタル・パレス】 マーク・グエイ(前10) 2024.09.29 00:56 Sun
5

【プレミアリーグ第7節プレビュー】2つの日本人対決に、崖っぷちユナイテッドはアストン・ビラ戦

先週末に行われた第6節は首位マンチェスター・シティが引き分けに終わったことで、連勝のリバプールが首位に浮上。ここにきて上位争いは混戦模様の様相を示している。 インターナショナルマッチウィーク前の第7節はMF鎌田大地とMF遠藤航、DF冨安健洋とDF菅原由勢の直接対決に、MF三笘薫を擁するブライトンとトッテナムという日本人選手所属クラブの戦いに注目が集まる。 クリスタル・パレスは前節、エバートンとの未勝利対決に1-2の逆転負けを喫し、開幕6戦未勝利に。鎌田はセントラルMFでスタメン出場したが、球際での攻防の劣勢や全体的なプレー精度の問題によって持ち味を発揮し切れず。チーム同様にリーグ戦においては厳しい戦いが続く。今節は首位チーム相手のホームゲームで守備的な戦いが見込まれる中、ベンチスタートが濃厚か。起用の際には難敵相手に爪痕を残し、チームの初勝利に貢献したいところだ。 一方、リバプールは前節、ウォルバーハンプトン相手に思わぬ苦戦を強いられたが、DFコナテのプレミア初ゴールにFWサラーのPK弾によって2-1の勝利。2連勝で首位に浮上した。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)のボローニャ戦もサラーの1ゴール1アシストの活躍で2-0の快勝を収め、公式戦連勝を継続している。首位キープを狙うイーグルスとの一戦に向けて死角はないが、遠藤に関しては鎌田同様にベンチスタートが濃厚。過密日程の中でクローザー役として出番を得たいところだ。 王者シティと共に開幕から無敗を継続するアーセナルは前節、レスター・シティ相手に一時2点差を追いつかれるまずい試合運びとなったが、後半アディショナルタイムにオウンゴールとFWハヴァーツの連続ゴールによって4-2の劇的勝利。しぶとく勝ち切ってリーグタイトルレースのメインキャストを演じている。また、CLではパリ・サンジェルマン相手に完成度の差を見せつけて2-0の勝利、欧州の舞台でも今季初勝利を挙げて好調を維持する。降格圏に沈む昇格組をホームで迎え撃つ一戦に向けてはPSG戦で新天地デビューを飾ったMFメリーノに加え、DFティンバーやDFホワイトと共に全体練習に復帰した冨安らの活躍に期待したい。 前節はボーンマスに1-3と完敗し、開幕から1分け5敗の19位と1年ぶりのプレミアリーグで厳しい戦いが続くサウサンプトン。菅原は右のウイングバック、サイドバックで奮闘を見せているが、なかなかチームの結果に繋がらない。この成績不振によってラッセル・マーティン監督の解任が取り沙汰されており、今回の一戦では難敵相手のアウェイゲームとはいえども、何とか勝ち点を持ち帰りたい。 ブライトンは前節、チェルシー相手に新体制初黒星を喫した。元守護神ロベルト・サンチェスの2つのミスを突いて2ゴールは奪ったものの、再三のビルドアップのミスとハイラインの背後を突かれ続けて4失点。今季ワーストに近い内容で惨敗した。今回の対戦相手はチェルシー同様に前線に快足アタッカーを揃え、後方からの繋ぎも得意としている相手だけにヒュルツェラー監督の修正力が試される。また、チェルシー戦で不完全燃焼に終わった三笘にはDFペドロ・ポロやDFロメロというタフな相手とのマッチアップで違いを生む仕事を見せたい。 一方、トッテナムは前節マンチェスター・ユナイテッド相手にFWブレナン・ジョンソンとFWソランケのリーグ連発の活躍などで3-0の快勝。今季のリーグ戦初の連勝を飾った。さらに、10代4選手を抜擢したヨーロッパリーグ(EL)もフェレンツヴァーロシュとのアウェイゲームに2-1の勝利。公式戦5連勝を達成した。ターンオーバーを行ったものの、日程面ではディスアドバンテージを負うが、公式戦5試合連発と絶好調のジョンソンら好調の攻撃陣の力で相手のウィークを突いて勝ち切りたい。 今節の最注目カードはアストン・ビラvsマンチェスター・ユナイテッド。テン・ハグ監督の就任3年目で今夏は積極補強を敢行した中、開幕から低空飛行が続く赤い悪魔にとっては序盤の正念場だ。 ユナイテッドは前節、トッテナムに0-3の惨敗を喫すると、ELのポルト戦も3-3のドロー。MFブルーノ・フェルナンデスが公式戦2試合連続退場となる窮地に見舞われたが、後半最終盤にDFマグワイアがセットプレーで決めた劇的同点ゴールによって辛くも敗戦を回避した。ただ、試合全体を通しては2点リードを引っくり返される失態も演じており、弾みを付ける結果とはならなかった。ブルーノの3試合停止は取り消されたが、MFメイヌーやMFマウントらのコンディションの問題に加え、準備期間が1日少ない状況でのアウェイゲームで底力を示せるか。 アストン・ビラは前節、昇格組イプスウィッチ相手に2-2のドローという痛恨の取りこぼしとなった。ただ、CLでは格上バイエルンとのホームゲームをFWデュランの見事なロングシュートと守護神マルティネスの好守によって勝ち切ってバウンスバックを果たした。現状のフォームを鑑みれば、ユナイテッド相手に圧倒的優位と言えるが、対ユナイテッドは直近のリーグ戦3連敗中と分が悪い。油断することなく不調の相手を叩きのめしたい。 直近のリーグ戦2試合連続ドローとMFロドリの不在も感じる失速傾向にある王者シティ。今節は2連勝中の曲者フルアムとのホームゲームで3試合ぶりの白星を目指す。1-1のドローに終わったニューカッスル戦は決定力を含め微妙な内容に終わったが、4-0で圧勝したCLのスロバン・ブラチスラヴァ戦ではMFフォーデンがようやく本領発揮の構えを見せており、この試合では昨季MVPと好調のFWハーランドの2選手を軸に押し切りたい。 リーグ戦3連勝に加え、直近の公式戦4試合では全試合で3ゴール以上を挙げるなど攻撃が好調のチェルシーは、ノッティンガム・フォレストとホームで対戦。リバプールに今季初黒星を与えた侮れない相手に対しては、FWジャクソンとMFパーマーの好調コンビを軸にソリッドな相手の守備をこじ開けたい。 《プレミアリーグ第7節》 ▽10/5(土) 《20:30》 クリスタル・パレス vs リバプール 《23:00》 アーセナル vs サウサンプトン ブレントフォード vs ウォルバーハンプトン レスター・シティ vs ボーンマス マンチェスター・シティ vs フルアム ウェストハム vs イプスウィッチ 《25:30》 エバートン vs ニューカッスル ▽10/6(日) 《22:00》 アストン・ビラ vs マンチェスター・ユナイテッド チェルシー vs ノッティンガム・フォレスト 《24:30》 ブライトン・ホーヴ・アルビオン vs トッテナム 2024.10.05 12:00 Sat

マンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング

1

「イエローなら納得できる」退場処分のB・フェルナンデス、主審の判断やVARの対応に苦言「マディソンでさえレッドカードでないと言った」

マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが判定に異議を唱えた。『ESPN』が伝えた。 29日、プレミアリーグ第6節でトッテナムをホームに迎え、0-3の完敗を喫したユナイテッド。1点ビハインドの前半終盤には、ブルーノが一発退場となるアクシデントもあった。 ブルーノはタックルを仕掛けた際にスリップ。遅れて出した足がイングランド代表MFジェームズ・マディソンに引っかかってしまった。 退場したにもかかわらず、試合後には取材に対応。イエローカードが妥当な判定だったと自らの考えを伝えている。 「誰も退場処分は望んでいないし、良い気分じゃない。(スパイクの)スタッドを見せてタックルにいったわけじゃなかった。決してレッドカードではない。ジェームズ・マディソンでさえ立ち上がった時、レッドカードではないと言った」 「もしこれがレッドカードなら、他の多くの事象も検証する必要がある。あれはファウルだ。コンタクトはそれほどなかった。(レフェリーが)イエローカードを出したなら納得できる。なぜVARが彼をスクリーン(オンフィールドレビュー)に向かわせなかったのか理解できない」 一方、1人失っても戦い続けた仲間たちを称賛。今後に繋がるとポジティブな側面も強調した。 「言いたいのは、チームメートを1人欠くことになってしまったということだ。ピッチ上で彼らがやってくれたこと全てに感謝している。明らかに彼らにとっては厳しい試合だった」 「11対11の時も僕らは良いスタートを切れなかった。それが相手を明らかに後押しし、それからレッドカードを受ける状況になった。彼らはとてもよくやったと思う」 「彼らはトライしたが、さらに2失点した。全てのスペースをカバーするのは難しかった。だけど、この試合から得られる良いことがたくさんあると思う。チームの粘り強さは常に感じられたし、このチームのことを本当に誇りに思っている」 なお、ユナイテッドのキャプテンとしては、元アイルランド代表MFロイ・キーン氏、元セルビア代表DFネマニャ・ヴィディッチ氏、元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏に次ぐ4人目のプレミアリーグでの退場処分。また『Opta』によると、ブルーノはユナイテッド加入から242試合目で初のレッドカードとなっている。 <span class="paragraph-title">【動画】イエローが妥当? ブルーノのタックル</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="3Lkmy7QmXb4";var video_start = 62;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.30 17:06 Mon
2

スパーズが敵地でブルーノ退場ユナイテッドを粉砕…ブレナン&ソランケ連発で公式戦4連勝【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第6節、マンチェスター・ユナイテッドvsトッテナムが29日にオールド・トラッフォードで行われ、アウェイのトッテナムが0-3で快勝した。 ユナイテッドは前節、クリスタル・パレス相手に決定力を欠いてゴールレスドロー。続くヨーロッパリーグ(EL)ではホームでトゥベンテと対戦も、一瞬の緩みで喫した失点と決定力不足によって1-1のドロー。公式戦2試合連続ドローと、再びフォームを落とした状態で、今シーズン2度目のビッグ6直接対決に臨んだ。テン・ハグ監督はそのELから先発3人を変更。マグワイア、エリクセン、アマドに代えてデ・リフト、メイヌー、ガルナチョを起用した。 一方のトッテナムは前節、ブレントフォードに3-1の勝利。リーグ連敗をストップした。続くELではカラバフをホームで迎え撃った中、前半開始直後にドラグシンが一発退場となる窮地に陥ったが、数的不利を感じさせないパフォーマンスで3-0の勝利。公式戦3連勝を達成した。相手に比べて準備期間が1日に少ないアウェイゲームに向けてポステコグルー監督はELから先発7人を変更。負傷でメンバー外のソン・フンミン代役にヴェルナーを据え、アウェイながらインサイドハーフにマディソン、クルゼフスキを並べる攻撃的な布陣で臨んだ。 2勝1分け2敗と微妙なスタート切った両雄による浮上のきっかけを探る直接対決。互いに前からアグレッシブにプレスをかけ合う入りになると、アウェイチームが驚愕の高速カウンターで電光石火の先制点を挙げる。 3分、トランジションの応酬の流れでハーフウェイライン付近でインターセプトしたファン・デ・フェンが左のハーフスペースで豪快に持ち上がると、DFに囲まれかけたボックス手前で再加速ボックス左に抜け出してグラウンダーのクロスを入れると、ニアでソランケが引っ張った背後にドフリーで走り込んだブレナン・ジョンソンがワンタッチで無人のゴールへ流し込み、公式戦4試合連続ゴールを決めた。 プレミア最速DFのスーパーアシストで先手を奪ったトッテナムは以降も前傾姿勢の戦いを継続。連動したハイプレスでユナイテッドのビルドアップを再三食うと、マイボール時もテンポの速いパスワークで剥がして決定機を創出。左サイドのマディソン、ウドジェがゴールに迫る。 以降はユナイテッドも長いボールを使ってプレス回避を試みてショートカウンターを浴び続ける状況を改善したが、流れ自体は変わらず。20分にウドジェとヴェルナーの見事なコンビネーションで局面を打開。スムーズに右へサイドを変えて、最後はジョンソンがボックス右で対角シュート。だが、これは惜しくも左ポストを叩いた。 22分には久々に深い位置まで攻撃を仕掛けたユナイテッドが、ボックス右に侵入したメイヌーの折り返しから中央のザークツィーに決定機も枠を捉えたダイレクトシュートはGKヴィカーリオの好守に遭う。 前半半ばから終盤にかけて試合はよりオープンな展開に。37分、ユナイテッドは左サイド深くでラッシュフォードが上げたクロスを大外でフリーのガルナチョがダイレクトボレーで合わせるが、これは惜しくも右ポストを叩く。直後の39分にはトッテナムがロングカウンターで相手陣内を独走したヴェルナーがGKと一対一も、股間を狙ったシュートはGKオナナのビッグセーブに阻まれる。 守護神の好守で2失点目を免れた赤い悪魔だったが、直後に痛恨のアクシデントが発生。入れ替わられた局面でマディソンの脛を足裏で蹴る形となったブルーノ・フェルナンデスにレッドカードが掲示される。さらに、メイヌーが足を痛めてプレー続行不可能となり、マウントのスクランブル投入も余儀なくされた。 点差は最少もビハインドのホームチームが数的不利を背負って臨んだ後半。ハーフタイムで両ベンチが動く。ユナイテッドはザークツィーに代えてカゼミロを投入し、ラッシュフォードを最前線に上げた。一方のトッテナムは前半足を気にしていたウドジェを下げてスペンスを同じポジションに入れた。 ハーフタイムの修正に注目が集まった立ち上がりだったが、前半同様にアウェイチームが電光石火のゴールを決める。47分、ロメロの浮き球のクリアボールを中盤で競り勝ったソランケがヘディングで右のスペースに流すと、ジョンソンが一気に攻撃をスピードアップ。ボックス右に持ち込んでの折り返しはDFデ・リフトに触られるが、ゴール前に飛び込んだクルゼフスキが左足アウトで叩く技ありボレーでゴール左隅に流し込んだ。 これで勝利に大きく近づいたトッテナムは完全にホームチームの心を折るべく攻勢を継続。56分にはクルゼフスキの絶妙なスルーパスに抜け出したヴェルナーにこの試合2度目のビッグチャンスが舞い込むが、右足シュートはGKオナナがビッグセーブ。さらに、こぼれに詰めたソランケのシュートもオナナが見事なリカバリーで阻止した。 すると、ファイティングポーズを取り続ける守護神に鼓舞されたホームチームはここからギアを入れ直して前から圧力を強めつつ、後方の選手たちもリスクを負って攻撃に出て行く。流れの中では決定機には至らずも、効果的にセットプレーを獲得して際どいシーンを作り出す。さらに、ホイルンドとエリクセンのデンマーク代表コンビを同時投入し、勝負に出た。 一方、圧倒的優位は変わらずも嫌な空気が漂うトッテナムは75分過ぎに3枚替えを敢行。ジョンソンとヴェルナーの両翼とマディソンを下げてベリヴァル、ムーア、サールと若手3人をピッチに送り出す。すると、この交代策が試合を決める3点目をもたらす。 77分、左CKの場面でキッカーのベリヴァルが右足インスウィングの鋭いボールを入れると、ニアで競り勝ったサールのヘディングでのフリックに反応したソランケがワンタッチで流し込み、公式戦3試合連発とした。 これで完全に試合の大勢が決した中、ホームで意地を見せたいユナイテッド、ビッグマッチで結果を出したいスパーズの若手が最後まで貪欲にゴールを狙ったが、試合はこのまま0-3でタイムアップ。 マンチェスター・ユナイテッド 0-3 トッテナム 【トッテナム】 ブレナン・ジョンソン(前3) デヤン・クルゼフスキ(後2) ドミニク・ソランケ(後32) <span class="paragraph-title">【動画】VDVの驚愕アシストからブレナン4戦連発!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">トッテナムが先制!<br>ブレナン・ジョンソンが<br>公式戦4試合連続ゴール<br><br>ファン・デ・フェンが<br>最後尾から駆け上がり<br>見事なアシスト!<br><br>プレミアリーグ 第6節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/JmIVWfW6WO">pic.twitter.com/JmIVWfW6WO</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1840417415026589821?ref_src=twsrc%5Etfw">September 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">トッテナムが追加点!<br>クルセフスキが繊細なタッチで<br>今季初ゴール<br><br>プレミアリーグ 第6節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/0qfpSEk02s">pic.twitter.com/0qfpSEk02s</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1840433492917944766?ref_src=twsrc%5Etfw">September 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">トッテナムが<br>試合を決める3点目<br>ソランキは<br>プレミアリーグのユナイテッド戦で<br>3試合連続ゴール<br><br>プレミアリーグ 第6節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/u5BpvsdYE6">pic.twitter.com/u5BpvsdYE6</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1840442590212378860?ref_src=twsrc%5Etfw">September 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.30 02:33 Mon
3

「迷える魂のよう」「めちゃくちゃだ」早くも今季3敗目…明るい兆し見えぬユナイテッドに厳しい声「テン・ハグ監督がチームを好転させられるとは…」

低迷続くマンチェスター・ユナイテッドに対しては、厳しい声が相次いでいる。イギリス『テレグラフ』が伝えた。 今シーズン、エリク・テン・ハグ監督の下で3シーズン目を迎えたユナイテッドだが、開幕から説得力あるパフォーマンスは見られず。プレミアリーグでは6試合2勝1分け3敗と黒星先行の13位に低迷しており、ヨーロッパリーグ(EL)も開幕節でトゥベンテ相手にホームでドローの結果となった。 先週末に行われたプレミアリーグ第6節のトッテナム戦では、開始早々に失点を許すとその後は退場者が出た影響もあってオールド・トラフォードで大苦戦。最終的に0-3の完敗を喫する結果となり、試合後はチームに対する批判の声が後を絶たない。 ポッドキャスト『The Rest Is Football』に出演した元イングランド代表のアラン・シアラー氏も、現在のユナイテッドを辛辣に批判。チームとしての狙いが見えないことを特に指摘している。 「彼らは何者なんだ?誰か教えてくれ、マンチェスター・ユナイテッドとは何だ?彼らのシステム、プランは何だ?彼らは守るのか?攻撃するのか?プレスは仕掛けるのか?見ていてもさっぱりわからない。チームはめちゃくちゃだ」 「彼らはこれまでカラバオカップやFAカップで優勝してきたが、リーグで力を発揮するという点では、まったく及んでいない。そして今の彼らには、アイデンティティがないんだ」 また、ギャリー・リネカー氏もシアラー氏の論調に賛同。チームはそれぞれの役割が明確になっておらず、現体制での改善は難しいとの見方を示している。 「彼らは迷える魂のようだ。選手は自分の役割、特定の状況で何をすべきかを知る必要があるだろう。だが、かなり長い期間彼らは自分の役割を理解していないように見える。それは間違いなく、コーチングに起因するだろう。今、テン・ハグがチームを好転させると考えるのは難しい」 2024.10.01 17:40 Tue
4

ユナイテッドに朗報…スパーズ戦で一発退場となったブルーノ・フェルナンデスの3試合出場停止が取り消しに

マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスの出場停止処分が取り消された。 ブルーノは9月29日に行われたプレミアリーグ第6節のトッテナム戦で前半終盤に退場処分を科された。 ブルーノはタックルを仕掛けた際にスリップ。遅れて出した足裏がイングランド代表MFジェームズ・マディソンの脛に直撃。主審はこれをラフプレーと判断し、レッドカードを掲示していた。 同試合後、ユナイテッド主将はイエローカードが妥当な判定だったと自らの考えを伝えていた。 「誰も退場処分は望んでいないし、良い気分じゃない。(スパイクの)スタッドを見せてタックルにいったわけじゃなかった。決してレッドカードではない。ジェームズ・マディソンでさえ立ち上がった時、レッドカードではないと言った」 「もしこれがレッドカードなら、他の多くの事象も検証する必要がある。あれはファウルだ。コンタクトはそれほどなかった。(レフェリーが)イエローカードを出したなら納得できる。なぜVARが彼をスクリーン(オンフィールドレビュー)に向かわせなかったのか理解できない」 通常、プレミアリーグの規則ではラフプレーでの一発退場に関して3試合の出場停止処分が科されるが、ユナイテッドはリーグに対して異議申し立てを行っていた。 そして、クラブは1日にその異議申し立てが認められ、ブルーノが出場停止予定だった今後の3試合で起用可能となったことを明かした。 「ブルーノ・フェルナンデスは、不当退場の訴えが認められ、マンチェスター・ユナイテッドの今後3試合に出場可能となる」 「​​このミッドフィールダーは、9月29日のプレミアリーグのトッテナム・ホットスパー戦で、重大な反則行為により退場となっていた」 「フェルナンデスは、アストン・ビラ、ブレントフォード、ウェストハムとのリーグ戦を欠場する予定だったが、訴えが認められたことで、出場可能となった」 今回の処分撤回でトッテナム戦での0-3の敗戦を取り戻せるわけではないが、MFコビー・メイヌーとMFメイソン・マウントと中盤の2選手が負傷離脱した中、主将が起用できることは朗報と言える。 2024.10.02 07:00 Wed
5

デ・リフト売却のバイエルン、幹部が経緯説明「ウパメカノとキムの方が安心」

バイエルンの幹部が、オランダ代表DFマタイス・デ・リフトのマンチェスター・ユナイテッド移籍について語った。イギリス『ミラー』が伝えた。 バイエルンの一部ファンによる売却反対運動もありながら、総額5000万ユーロ(約77億9000万円)ほどでマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したデ・リフト。アヤックス時代に共に戦ったエリク・テン・ハグ監督のもと、プレミアリーグ開幕節から出番を与えられ、第4節のサウサンプトン戦では初ゴールも記録した。 バイエルンでスポーツ部門取締役を務めるマックス・エバール氏は、ファンの反対もありながら売却に動いた理由を説明。フランス代表DFダヨ・ウパメカノと韓国代表DFキム・ミンジェへの信頼を語っている。 「請願も含め、私はそれに従った。多くのファンが彼に心を寄せていたことはわかっている。それでも選手を売却する必要があり、この決断を下さなければならなかった」 「我々はウパメカノとキムの方が安心だと思った。ピッチのより高い位置で守備ができるからだ。そしてデ・リフトへのオファーが来た」 ウパメカノやキム・ミンジェに比べ、引き留めの優先度は低かったというデ・リフト。バイエルンファンの嘆願書には「売却すれば、我々は間違いなく後悔する」とも綴られていたが、その通りのパフォーマンスを見せられるだろうか。 2024.09.16 18:45 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly