MF斉藤光毅がQPR加入後2点目! こぼれ球から冷静にGKかわしフィニッシュ、3戦連続先発起用の指揮官は「左サイドで本当に良いプレーをしてきた」

2025.02.15 13:52 Sat
QPRでプレーする斉藤光毅
Getty Images
QPRでプレーする斉藤光毅
QPRでプレーするMF斉藤光毅が今シーズン2点目を記録した。
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横浜FCからヨーロッパへ渡りベルギー、オランダでプレーし、今シーズンはQPRでチャンピオンシップ(イングランド2部)初挑戦の斉藤。14日に行われた第33節のダービー・カウンティ戦では左ウイングで3試合連続の先発となった。QPRは元モロッコ代表MFイリアス・シャイルの振り向きざまのシュートで21分に先制。すると35分、斉藤が追加点を奪う。
左サイドから仕掛けたシャイルがシュート性のグラウンダーのクロスを入れると、GKが弾いたボールに反応。ワンタッチでかわし、ゴール右上に蹴り込んだ。

その後、シャイルの2点目もあったQPRは4-0の大勝。斉藤はフル出場で勝利に貢献した。
移籍後初ゴールは1月に行われた第28節のハル・シティ戦。今回のゴールがQPRでの2点目となり、今シーズンのリーグ戦成績を32試合2ゴール2アシストに伸ばしている。

なお、マルティ・シフエンテエス監督は試合後、前線の起用法に言及。今回2ゴールのシャイルを中央に移したことで、左サイドは斉藤が適任と考えているようだ。イギリスの地元メディア『West London Sport』が伝えている。

「さまざまな要因が組み合わさっている。まず、(シャイル)がケガから復帰し、より中央でプレーすることは、彼にとって異なる状況になると感じた」

「第二に、コウキは左サイドで本当に良いプレーをしてきたと思うし、コウキが(左サイドバックの)ケネス(・パール)やイリー(シャイル)と築いていた左サイドの関係は、我々にとって非常に信頼できるものだ」

「コーチングとはパズルの答えを見つけ、形作ることだといつも言っている」



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U-21日本代表MF斉藤光毅が鮮烈なエールディビジデビューを果たした。 今夏ベルギー2部のロンメルからエールディビジのスパルタ・ロッテルダムへとレンタル移籍で加入した斉藤は、開幕から2試合はベンチで試合を見守った。 その後負傷もありアヤックス戦、ゴー・アヘッド・イーグルス戦ではメンバー外に。しかし、迎えた3日のフォレンダム戦でついにデビューを果たした。 その斉藤は、66分から途中出場すると、2-0とリードした72分と85分にアシストを記録。勝利を決定づけるゴールを生み出し、4-0の勝利に貢献していた。 オランダ『Rijnmond』は、本拠地でデビューを果たし、2アシストを記録した斉藤の試合後コメントを伝えている。 デビュー戦を祝われた斉藤は「ありがとうございます。ずっとこうやってデビューしたくて準備していたので、アシストという結果を残せて良かったです」と、満を辞してのデビューで結果を残せたことを喜んだ。 直近2試合はケガをしていたものの、ついに来たデビュー戦で2アシスト。良いアピールになったが、「こうやってチャンスをもらえて、こういう少ないチャンスで結果を残して、立場を作っていくことが大事だと思います」と、今後のポジション争いに意気込み。「常にチャンスをうかがいながら、チャンスをもらったら結果を残し続けなければいけないので、プロとしてしっかり準備をしていきたいと思います」と、今後も準備を整えて結果を残したいとした。 また、2アシストをホームのサポーターの前で披露し、心を掴んだが「すごく嬉しいですが、もっと結果を残して、スタッフやチームメイト、観客にももっと任せてもらえるような選手になりたいと思います」と、もっと信頼されるようになりたいと意気込んだ。 これでスパルタ・ロッテルダムは連勝。次節はフェイエノールトとのロッテルダム・ダービーとなる。 斉藤は「今日のプレーをしっかりと自信にしながら、次に向けてしっかり準備しないといけないです」と語り、「ダービーは気持ちが入りますし、サポーターも含めて全員が気持ちが入るので、そこで結果を残せれば、もっと自分にとってもチャンスが回ってきて成長できるチャンスだと思うので、しっかりやっていきたいです」と、次戦にも意欲を見せた。 <span class="paragraph-title">【写真】ホームファンの前で2アシストデビュー斉藤光毅、満面の笑み</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CiDsdhKIGdE/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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「コウキはナイスガイ」田中碧との日本人対決でゴラッソ&退場…斉藤光毅のタックルにQPR指揮官「選手を傷つけるつもりはなかったはず」

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8度の昇格を経験したウォーノック監督が引退を発表…41年間で1603試合を指揮「熱意がなくなったわけではない」

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