エバートンに百戦錬磨のベテランGK復帰…昨季QPRで守護神担ったベゴビッチが1年で帰還

2024.08.23 22:30 Fri
昨季はQPRで守護神務めたベゴビッチ
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昨季はQPRで守護神務めたベゴビッチ
エバートンは23日、QPRから元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表GKアスミル・ベゴビッチ(37)をフリートランスファーで獲得したことを発表した。契約期間は2025年6月30日までの1年となる。

わずか1年での古巣帰還となった百戦錬磨のGKはクラブ公式チャンネルを通じて復帰の喜びを語っている。

「戻って来られて嬉しいよ。クラブから電話がかかってきたとき、決断は簡単だった。以前、ここで2年間本当に良い時間を過ごし、スタッフやプレーヤーたちと特別な関係を築いていたからね」
「エバートンは、印象に残る力を持っている。ここの人々との関係、クラブの特別さ、素晴らしいファン層、そしてグディソンでの昨シーズンが重要なシーズンだったことを考えると、クラブにいるのは素晴らしいことだ」

「ここで再びキーパー仲間と仕事ができるのを楽しみにしているよ。ジョーダンは3年来の友人で、本当に尊敬している。ジョアン・ヴァージニア、ハリー・タイラービリー・クレリン、そしてゴールキーパーコーチのビリー・マーサーと一緒なら、素晴らしいチームだ。日々お互いを刺激し合うことで、試合当日に最高のパフォーマンスを発揮できる」
「リーダーとして、基準を設定し、毎日プロとして、自分の経験を伝えていきたい。またチームの一員となり、できる限りの方法でクラブに貢献するのが待ち切れないよ」

ストーク・シティやボーンマスで守護神として活躍し、チェルシーやミランにも在籍した経歴を持つベゴビッチ。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表として通算63キャップを誇る実力者は、2021年から2023年までエバートンに在籍。在籍期間にはイングランド代表GKジョーダン・ピックフォードのバックアッパーとして公式戦10試合に出場した。

契約満了に伴い、昨年夏にチャンピオンシップ(イングランド2部)のQPRに加入。その新天地ではキャプテンを務めると共に守護神としてリーグ戦45試合に出場し、健在ぶりを示していた。

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