ジエリンスキとタレミ確保済みのインテル、残すはGK補強のみとマロッタ会長宣言「攻撃陣はこれで十分」

2024.07.02 18:23 Tue
チャルハノールの残留表明を喜んだマロッタ氏
Getty Images
チャルハノールの残留表明を喜んだマロッタ氏
インテルジュゼッペ・マロッタ会長が今夏の補強について語った。『フットボール・イタリア』が伝えた。

先日、中国の『蘇寧グループ』からアメリカの企業『オークツリー』へのオーナー移行があったインテル。最高経営責任者(CEO)を務めていたマロッタ氏が新会長に就任した。

2024-25シーズンに向けては、ナポリ退団のポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(30)やポルト退団のイラン代表FWメフディ・タレミ(31) を数カ月前から確保。正式加入が待たれるなか、チリ代表FWアレクシス・サンチェス(35)ら5名の契約満了による退団を発表している。
移籍市場幕開けのイベント、グラン・ガラに出席したマロッタ氏は、イタリア『スカイ・スポーツ』にコメント。ジェノアのアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(27)獲得も噂されていたが、残すはゴールキーパー補強のみだと語った。

「我々はバランスシート(損益)に気を配ることで生き延びているし、売却の必要はない。(SDの)ピエロ・アウシリオと(GMの)ダリオ・バッチンの働きもあり、我々は早めに行動することができた。ご存知の通り、ピオトル・ジエリンスキとメフディ・タレミと契約を交わしており、チームには競争力がある」
「あとは新しいゴールキーパーが決まれば、チームの準備は整う。もちろん、常に予想外の事態に備えなければならないが、何も起こらないだろう」

「我々は全員グズムンドソンが良い選手であることを知っているが、攻撃陣はこれで十分だ。我々はゴールキーパーと交渉中だ」

獲得へ向かっているとみられるのは、ジェノアの元スペイン代表GKジョゼップ・マルティネス(26)。ボーナス込みの移籍金約1500万ユーロ(約26億円)で加入間近となっている。

また、マロッタ氏はバイエルンからのアプローチが報じられたトルコ代表MFハカン・チャルハノール(30)にも言及。ユーロ2024を戦うなか、「僕はインテルで本当に幸せ」と残留を強調した件を喜んだ。

「正直に言うと、我々はいかなるリクエストも受け取っていないが、チャルハノールの声明を歓迎する。彼がこのような素晴らしい帰属意識を持っていることを誇りに思う」

ジュゼッペ・マロッタの関連記事

インテルがリバプールのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)の獲得レースに参戦するようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 今夏にユベントスから1200万ユーロの移籍金でリバプールに加入したキエーザだったが、コンディションが整わずここまで公式戦3試合の出場、プレミアリーグでは18分、チャンピオンズ 2024.11.18 07:30 Mon
インテルが来季にもセカンドチームを発足か。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 カルチョでは今季、ミランがセカンドチーム(U-23)のフトゥーロを立ち上げ、セリエCに参戦。名手ダニエレ・ボネーラに初代監督を任せ、DFダビデ・バルテサーギ、MFケビン・ゼロリ、FWフランチェスコ・カマルダなど、自国の有望株をフト 2024.11.13 18:20 Wed
インテルのジュゼッペ・マロッタ会長がイタリア『スカイ・スポーツ』で諸々語った。 インテルは6日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節でアーセナルを撃破。絶対的PK職人、ハカン・チャルハノールのPK1発でウノゼロ勝ちし、CL4試合で無失点となった。 試合に先立ち、TVカメラの前に現れたマロッタ会長 2024.11.07 15:50 Thu
インテルが少しずつ若手獲得路線に切り替え。世代交代への覚悟がありそうだ。 昨季のセリエA王者にして、充実した選手層、人望が厚いシモーネ・インザーギ監督、ジュゼッペ・マロッタ社長を筆頭とした経営陣と、スキがない組織を築くインテル。 ただ、充実のスカッド(トップ登録27選手)は現時点で平均年齢「28.2歳」と、 2024.09.08 22:10 Sun
インテルの社長兼最高経営責任者(CEO)、ジュゼッペ・マロッタ氏が、イタリア『コリエレ・デッラ・セーラ』であれこれ語った。 今季からのオークツリー新体制に伴い、CEO職と社長職を兼務することになった“慧眼”マロッタ氏。引き続きチーム編成業務にあたるが、手をつけるべきことが増え、必ずしも「インテルの補強=マロッタ」 2024.08.09 19:05 Fri

インテルの関連記事

フィオレンティーナvsインテルの試合中に昏倒したU-21イタリア代表MFエドアルド・ボーヴェ(22)だが、最新の報道では「意識があり、自力で呼吸している」ことがわかった。 ボーヴェは1日に行われていたセリエA第14節、フィオレンティーナvsインテルに先発出場。しかし、前半15分過ぎにVAR確認中に靴ひもを結んでい 2024.12.02 03:30 Mon
フィオレンティーナのU-21イタリア代表MFエドアルド・ボーヴェ(22)が1日に行われていたセリエA第14節、フィオレンティーナvsインテルの試合中に倒れた。 この試合に先発していたボーヴェは16分頃、イタリア『スカイ』によるとVAR確認中に靴ひもを結んでいた際に倒れたとのこと。意識を失った様子を見て両チームの選 2024.12.02 02:23 Mon
前節はナポリvsローマ、ミランvsユベントスのビッグマッチ2試合が行われ、ナポリが勝利、ミランとユベントスは譲らず引き分け決着となった。迎える第14節、フィオレンティーナvsインテルの上位対決が開催される。 4位フィオレンティーナ(勝ち点28)は前節コモ戦、FWケアンの3戦連続ゴールなどで2-0の勝利、連勝を7に 2024.11.30 07:30 Sat
インテルは27日、オランダ代表DFデンゼル・ダンフリース(28)と2028年6月まで契約延長したことを発表した。これまでの契約から3年更新した格好だ。 2021年夏にPSVからインテルに加入したダンフリースはシモーネ・インザーギ監督の下、右ウイングバックの主力として活躍。これまで公式戦147試合出場13ゴール21 2024.11.28 06:00 Thu
インテルのフランス代表DFバンジャマン・パヴァールに負傷の懸念があるようだ。 インテル守備陣の主力の一人として、ここまでセリエAで10試合、チャンピオンズリーグ(CL)で5試合に出場するパヴァール。セリエAでもCLでも好調なチームを支える一人として活躍していた。 そんなパヴァールは、26日に行われたCLリー 2024.11.27 15:30 Wed

セリエAの関連記事

ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)が契約更新について語った。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。 AZから加入し、ミランで2シーズン目を迎えているラインデルス。中盤の主力としてチームを支え、直近のセリエA第14節エンポリ戦では2ゴールを奪う活躍を見せた。 2028年6月までの 2024.12.03 11:46 Tue
絶好調のアタランタは、明確に今シーズンのスクデット獲得を視野に入れている。 アタランタは3日、スタディオ・オリンピコで行われたセリエA第14節でローマと対戦し、2-0で勝利した。 不振のジャッロロッシのホームに乗り込んだチームは、前半に主導権を握りながらも集中した相手の守備に苦戦。ゴールレスで折り返すと、後 2024.12.03 11:10 Tue
ローマのクラウディオ・ラニエリ監督が、ホーム初陣での敗戦を分析した。 ローマは2日、スタディオ・オリンピコで行われたセリエA第14節でアタランタと対戦し、0-2で敗れた。 この敗戦により、リーグ4連敗となった苦境のジャッロロッシは降格圏と2ポイント差の15位まで転落している。 3度目の就任となったなか 2024.12.03 10:21 Tue
セリエA第14節、ローマvsアタランタが2日にスタディオ・オリンピコで行われ、アウェイのアタランタが0-2で勝利した。 前節、ラニエリ新体制の初陣となったナポリとのデルビー・デル・ソーレを0-1の敗戦で終えた12位のローマは、直近のヨーロッパリーグ(EL)のトッテナム戦で初勝利を逃すも、後半終盤の劇的同点ゴールに 2024.12.03 06:47 Tue
試合中に突如倒れてしまったフィオレンティーナのU-21イタリア代表MFエドアルド・ボーヴェ(22)だが、順調に回復を見せているという。 1日に行われていたセリエA第14節のインテル戦にも先発出場したボーヴェは、前半15分過ぎにVAR確認中に靴ひもを結んでいた際に突如ピッチにうつ伏せの状態で倒れ、意識を失った。 2024.12.02 22:20 Mon

記事をさがす

ジュゼッペ・マロッタの人気記事ランキング

1

充実のスカッド誇るインテル、タレミ&ジエリンスキも確保して…次はどこを補強?

インテルの補強戦略をイタリア『カルチョメルカート』が考察する。 2020-21シーズン以来3季ぶりのスクデットに限りなく近づいたインテル。チャンピオンズリーグ(CL)はベスト16でショッキングな敗退を喫するも、シモーネ・インザーギ監督の評判が下がるものではない。強固なチームがそこにある。 気が早いかもしれないが、来季に向けてはポルトのイラン代表FWメフディ・タレミ(31)、ナポリのポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(29)を実質確保済み。ジュゼッペ・マロッタCEOが“伝家の宝刀”フリー獲得で釣り上げたとされる。 現時点でかなりの充実度を誇るスカッドに対し、(おそらく)最前線と中盤を拡充。では、ここからさらに競争力と刺激を加えるべきポジションとは、どこになるだろうか。 『カルチョメルカート』は「グズムンドソン・スタイル」というワードを創造し、攻撃に彩りをもたらすクラックの獲得を提唱する。 由来はジェノアのアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(26)。彼はジェノアで主に2トップの一角を任され、シャドーストライカー気味に自由に動き回るドリブラー。今季はセリエA28試合で11得点3アシストを記録する。 また、下部組織で育てた若手タレントを登用するのも面白いと指摘。インテルからモンツァへ貸し出し中のアルゼンチン代表MFヴァレンティン・カルボーニ(19)は、185cmのスラリとした攻撃的MFで、友好関係にあるモンツァでは途中出場メインながらも定期的にプレーする。先月28日にA代表デビューも飾った新進気鋭の若手だ。 昨夏ボローニャへ完全移籍で売却したU-21イタリア代表MFジョバンニ・ファビアン(21)は、今季がキャリア初のセリエAながらも20試合出場で5得点2アシスト。チームが中盤戦からグングン順位を上げるとともに先発起用も増え、直近7試合で3得点2アシスト…いま最も評価を高める1人だ。 こちらは“2025年夏”に1200万ユーロ(約19億7000万円)の買い戻しオプションが発生する契約となっているが、今夏での復帰はあるだろうか。 このように、グズムンドソン、カルボーニ、ファビアンと並べた『カルチョメルカート』。しかし同時に、インテルはグズムンドソンに確かな関心を寄せつつも、カルボーニは来季も再レンタルさせる方針であると紹介している。 AZの日本代表DF菅原由勢(23)への継続的なリストアップも報じられるインテル。今夏はどう動くだろうか。 2024.04.06 19:10 Sat
2

インテル会長の定例取材対応「ナポリ戦が非常に重要」「インザーギは我々の誇るべき男」「オークツリーは優れた所有者だ」

インテルのジュゼッペ・マロッタ会長がイタリア『スカイ・スポーツ』で諸々語った。 インテルは6日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節でアーセナルを撃破。絶対的PK職人、ハカン・チャルハノールのPK1発でウノゼロ勝ちし、CL4試合で無失点となった。 試合に先立ち、TVカメラの前に現れたマロッタ会長。定例となった取材対応の場で、これから迎える90分間への意欲もそこそこに、スクデット防衛への熱意を新たにした。 「CLを最も重要な大会だと位置付けるのもよいが、常にハイレベルな相手とぶち当たるこの大会は『トレーニングの場』でもある。適切なメンタルアプローチがなければ勝てない大会だ」 目線は10日のセリエA第12節・ナポリ戦へ。インテルのドンは「ナポリ戦がとにかく重要。アーセナルの11人とナポリの11人は全く違う。難しい試合になるとみて間違いない」とした。 「インテルとは、あらゆる“呼びかけ”に応えねばならんクラブである。選手たち現場は名誉をかけて日々に取り組んでいるよ。クオリティの高い競争があり、誰しも各々のストレスを自ら管理しなければならない」 「シモーネ・インザーギ(監督)? 我々の誇るべき男だ。優れた指揮官ゆえ多くのクラブから注目されるが、ここでのサイクルが終わりに近づいているわけではないと強調させてもらう」 「我々は彼と一緒に戦えていることを幸せに感じる。私の知る限り、彼とインテルは素晴らしい関係性が続いているよ。シモーネ・インザーギとは、インテルの誇りである」 また、今季から発足したオークツリー体制についても付け加えた。 「私が考えるに、優れたクラブ所有者とは、運営と管理をできるだけ現場に近いほうへ委任する者である。まさに我々(オークツリー)がそうだが、それでいながら彼らからは熱意と情熱も受け取っているよ」 「それは我々にとっての安心感、帰属意識となる。オークツリーは欧州の大手クラブと競争することが念頭にあり、我々もそれについていく。しかし、常に最も大事なのは、持続可能型の経営、適切な財務諸表の管理だ」 2024.11.07 15:50 Thu
3

マテラッツィ氏が古巣インテルの新経営陣にクギ「蘇寧は色々言われたが多くの勝利を収めた」「ミランと同じことをするなよ」

マルコ・マテラッツィ氏が古巣インテルの新オーナーグループ「オークツリー」に期待を寄せた。 今季スクデットのインテルは22日、オーナーグループの中国「蘇寧ホールディングス」が、21日期限となっていた3億9500万ユーロ(約670億円)の債務不履行(デフォルト)により、アメリカ「オークツリー」への経営権移行が決定した。 「オークツリー」は22日に「インテルの長期的繁栄を実現すべく、クラブの伝統、選手の情熱、インテリスタの忠誠心などを大事にしていきます」などと声明。「持続可能な成長と成功、ガバナンスを」とも強調した。 これらについて、インテル史、いやサッカー史に残る伝説的フットボーラー、マテラッツィ氏がイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』を通じてコメント。「ミランと同じ道を辿るなよ」と、「レッドバード」と同じアメリカ企業の「オークツリー」にクギを刺した。 「まず何より、パオロ・マルディーニやリッキー・マッサーラを追い出したクラブと同じ過ちを犯さないことを確認したい。有能な人材をいまいち釈然としない理由で追い出したミランと同じようなことをするか? 俺は『そうは思わない』と言っておくよ」 「色々言われる蘇寧グループだが、多くの実績を積み上げ、多くの勝利を収めたきたのは確かだ。それだけに俺としては残念だと言わざるを得ない。幹部陣(ジュゼッペ・マロッタCEOら)が変わらないのは良いことだ。わかってるな? ここを変えたら致命的なエラーだぞ」 2024.05.23 21:25 Thu
4

イタリア復帰が報じられるキエーザ、インテルも獲得レースに参戦か

インテルがリバプールのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)の獲得レースに参戦するようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 今夏にユベントスから1200万ユーロの移籍金でリバプールに加入したキエーザだったが、コンディションが整わずここまで公式戦3試合の出場、プレミアリーグでは18分、チャンピオンズリーグ(CL)では1分の出番に留まっている。 現在は負傷もあって戦列を離れているキエーザに対し、リバプールは早くも見限り、ローマとミランが1月の移籍市場で獲得に乗り出すと報じられていた。 そんな中、インテルのジュゼッペ・マロッタ会長がキエーザのレンタル移籍を強く求めていると『トゥットスポルト』は主張。セリエAとチャンピオンズリーグ制覇を視野に入れるネラッズーロがFWラウタロ・マルティネス、FWマルクス・テュラムに次ぐFWとしてキエーザを迎え入れたいようだ。 750万ユーロの高額な年俸に関してはリバプールが一部負担する見込みでインテルとしては悪くない取り引きになると言えそうだ。 2024.11.18 07:30 Mon
5

平均年齢28.2歳の王者インテル…今後は若手獲得路線本格化でパルマの強靭FWボニーらリストアップ

インテルが少しずつ若手獲得路線に切り替え。世代交代への覚悟がありそうだ。 昨季のセリエA王者にして、充実した選手層、人望が厚いシモーネ・インザーギ監督、ジュゼッペ・マロッタ社長を筆頭とした経営陣と、スキがない組織を築くインテル。 ただ、充実のスカッド(トップ登録27選手)は現時点で平均年齢「28.2歳」と、指揮官がリスクを避けた起用に流れる傾向もあって、セリエA最年長のチームに。最も近いナポリでさえ、平均年齢は「27.4歳」となっている。(※) (※)ミランは25.2歳、ユベントスは25.4歳、エラス・ヴェローナは23.7歳など オークツリー新体制で「今後獲得する選手は若手重視」との姿勢が見えてきたなか、この路線はこれから本格化へ。イタリア『カルチョメルカート』は、インテルがリストアップ中だという獲得候補をいくつか挙げる。 まず、パルマに所属する189cmストライカー、U-20フランス代表FWアンジュ=ヨアン・ボニー(20)。 日本ではGK鈴木彩艶のパルマ移籍により、この「ボニー」を聞くことが増えたが、現地イタリアではまだまだ無名。強靭なフィジカルが特徴で、今季がキャリア初のトップディビジョンとなったなか、1日のナポリ戦でセリエA初得点を記録している若武者だ。 “若手の登竜門”ザルツブルクからは、イスラエル代表MFオスカル・グルーク(20)とコートジボワール代表FWカリム・コナテ(20)に関心。前者は「ムヒタリアン型」と形容され、後者は爆発的な“バネ”を誇る点取り屋だ。 さらに若い選手だと、今夏ニュルンベルクからフランクフルトへ移籍した2005年生まれのトルコ代表戦士、MFジャン・ウズン(18)もリストアップ。攻撃的ポジションを複数こなせる器用なアタッカーで、昨季の2.ブンデスリーガでは30試合16得点を叩き出した逸材だ。 2025年夏、およそ1年後のインテルは、今夏の売却が叶わなかったFWマルコ・アルナウトビッチ(35)、FWホアキン・コレア(30)をフリートランスファーで放出することが確実。 来年1月で売れる可能性は低そうだが、上述のような若きタレントを獲得すべく、2人合わせて1300万ユーロ(約20.5億円)の人件費削減、放出をほぼ100%の確率で実行する。 2024.09.08 22:10 Sun

インテルの人気記事ランキング

1

ボーヴェが試合中に意識を失いフィオレンティーナvsインテルが中断に、命に関わる緊急事態か

フィオレンティーナのU-21イタリア代表MFエドアルド・ボーヴェ(22)が1日に行われていたセリエA第14節、フィオレンティーナvsインテルの試合中に倒れた。 この試合に先発していたボーヴェは16分頃、イタリア『スカイ』によるとVAR確認中に靴ひもを結んでいた際に倒れたとのこと。意識を失った様子を見て両チームの選手が駆け寄り、すぐさまメディカルスタッフが処置に動いた。 そのまま担架に運ばれ救急車にて搬送されたボーヴェ。フィオレンティーナのチームメートたちは涙を滲ませており、ボーヴェの意識が戻っていない深刻な事態であることが窺わされた。 試合はこのまま中断。今はボーヴェの復活を祈るばかりだ。 2024.12.02 02:23 Mon
2

インテル戦で昏倒し緊急搬送のフィオレンティーナMFボーヴェに朗報! 「意識があり、自力で呼吸している」と最新の健康状態明かされる

フィオレンティーナvsインテルの試合中に昏倒したU-21イタリア代表MFエドアルド・ボーヴェ(22)だが、最新の報道では「意識があり、自力で呼吸している」ことがわかった。 ボーヴェは1日に行われていたセリエA第14節、フィオレンティーナvsインテルに先発出場。しかし、前半15分過ぎにVAR確認中に靴ひもを結んでいた際に突如、ピッチにうつ伏せの状態で倒れ、意識を失った。 すぐさま異変に気が付いた両チームの選手がメディカルスタッフをピッチに呼び込んで応急処置を施したのち、ピッチ脇に横付けされた救急車に乗せられて地元の病院へ緊急搬送となった。 フィオレンティーナでは過去に2018年に当時在籍していた元イタリア代表DFダビデ・アストーリ(享年31)がウディネーゼ戦を前に宿泊先のホテルで心停止状態で発見されて急逝。 さらに、今年3月にもゼネラル・マネージャーのジョー・バローネ氏(享年57)がアタランタとのアウェイゲームに帯同した際、試合当日にチームと共に宿泊していたホテルで心臓発作を起こし、病院への緊急搬送後に逝去する悲劇に見舞われていた。 それだけにチーム関係者、アルテミオ・フランキに集まったファン・サポーターにとっては3度目の悲劇の可能性もよぎり、スタジアム全体で大きな動揺が確認された。 しかし、イタリア『La Repubblica』など複数メディアによれば、搬送先の病院からの最新情報として、ボーヴェが「意識があり、自力で呼吸している」との朗報が届いたという。 今後も病院にて引き続き健康状態が監視下に置かれることになるが、ひとまず最悪な状況は免れた形だ。 なお、今回の緊急事態によってフィオレンティーナvsインテルは0-0の状況で前半20分過ぎの時点で中止が決定している。 2024.12.02 03:30 Mon
3

全敗のライプツィヒにウノゼロ勝利のインテルが4連勝で暫定首位浮上【CL】

インテルは26日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節でライプツィヒをホームに迎え、1-0で勝利した。 前節アーセナルとのビッグマッチをウノゼロで制してCL3連勝とした5位インテル(勝ち点10)は、セリエAでも8戦負けなし(6勝2分け)と好調を持続。そして3日前のヴェローナ戦では5発圧勝とした中、ヴェローナ戦のスタメンから7選手を変更。インフルエンザ明けのラウタロがタレミと2トップを形成した。 4連敗の32位ライプツィヒ(勝ち点0)に対し、押し込む入りとしたインテルが28分に先制する。右サイドからのディマルコのFKがルケバのクリアミスを誘ってオウンゴールとなった。 ハーフタイムにかけても主導権を握ったインテルが1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、開始2分にダンフリースに追加点の好機があったインテルが引き続き押し込む展開で推移すると、53分にはチャルハノールのミドルで牽制。 その後、テュラムを投入したインテルは69分、ヌサの枠内シュートをGKゾマーがセーブ。 終盤にかけては危なげなく試合を進めたインテルが追加タイムにはムヒタリアンが2点目に迫った中、ウノゼロ勝利。CL4連勝で暫定首位に浮上している。 インテル 1-0 ライプツィヒ 【インテル】 OG(前28) 2024.11.27 06:58 Wed
4

【セリエA第14節プレビュー】好調同士の上位対決、フィオレンティーナvsインテル開催

前節はナポリvsローマ、ミランvsユベントスのビッグマッチ2試合が行われ、ナポリが勝利、ミランとユベントスは譲らず引き分け決着となった。迎える第14節、フィオレンティーナvsインテルの上位対決が開催される。 4位フィオレンティーナ(勝ち点28)は前節コモ戦、FWケアンの3戦連続ゴールなどで2-0の勝利、連勝を7に伸ばした。自身が出場した直近4試合では7ゴールと大暴れのケインがインテル相手にも覚醒した姿を見せられるかに注目だ。 一方、公式戦12試合負けなし(10勝2分け)の3位インテル(勝ち点28)は前節、ヴェローナに5-0で大勝。チャンピオンズリーグ(CL)も好調で火曜に行われたライプツィヒ戦を制し、2位に付けている。ケガ人を最小限に抑えているS・インザーギ監督のローテーション起用が冴える中、同勝ち点で並ぶ勢いのあるフィオレンティーナを下して首位ナポリを追走できるか。 続いて月曜開催のローマvsアタランタ。12位ローマ(勝ち点13)は前節ナポリ戦、第3次ラニエリ政権の初陣となった中、ウノゼロで押し切られた。ただ、木曜に行われたヨーロッパリーグではトッテナム相手に敵地で2-2のドローに持ち込む粘りを見せている。一定の手応えを得た中、強敵アタランタ相手に勝ち点を奪えるか。 対する2位アタランタ(勝ち点28)は前節、パルマに3-1の貫禄勝ち。そしてCLではヤング・ボーイズ相手にFWレテギとFWデ・ケテラエルのWドッピエッタなど6発圧勝と圧巻の破壊力を見せ付けた。リーグ戦7連勝と絶好調の中、ラニエリ監督の下で立て直し中のローマを下して連勝を8に伸ばせるか。 アタランタ、インテル、フィオレンティーナ、ラツィオの4チームに1ポイント差で追われる首位ナポリ(勝ち点29)は11位トリノ(勝ち点15)と対戦。ローマ戦ではFWルカクの恩返し弾が決勝点となってウノゼロ勝利としたナポリ。3戦ぶりの勝利で首位をキープしたが、インテルとフィオレンティーナが潰し合う今節、勝ち点差を広げるためにも勝利が求められる。 相次ぐケガ人で選手層が限界を迎えている6位ユベントス(勝ち点25)は15位レッチェ(勝ち点12)と対戦。ミラン戦をゴールレスドローで終えたユベントスは水曜のCLではアストン・ビラ相手に敵地でドローに持ち込んだ。ベンチ入りメンバーを用意することも厳しい状況の中、苦しい台所事情をモッタ監督がどう乗り越えていくのか引き続き注目される。 そのユベントスに膠着のゴールレスドローで終えた7位ミラン(勝ち点19)は10位エンポリ(勝ち点16)と対戦。ただ、火曜に行われたCLではスロバン・ブラチスラヴァ相手にFWエイブラハムの1ゴール1アシストなどで3-2の逃げ切り勝利。CL3連勝の勢いをリーグ戦に持ち込めるか。 最後にGK鈴木彩艶の13位パルマ(勝ち点12)と5位ラツイオ(勝ち点28)の一戦。パルマは前節、前述のようにアタランタに完敗。彩艶も成す術なく3失点を喫した。今節も5連勝中のラツィオが相手と厄介だが、3戦連発中のFWザッカーニら攻撃陣を彩艶は抑え込めるか。 ◆セリエA第14節 ▽11/29(金) カリアリ 1-0 ヴェローナ ▽11/30(土) 《23:00》 コモvsモンツァ 《26:00》 ミランvsエンポリ 《28:45》 ボローニャvsヴェネツィア ▽11/31(日) 《20:30》 ウディネーゼvsジェノア 《23:00》 パルマvsラツィオ トリノvsナポリ 《26:00》 フィオレンティーナvsインテル 《28:45》 レッチェvsユベントス ▽12/2(月) 《28:45》 ローマvsアタランタ 2024.11.30 07:30 Sat
5

「素晴らしい試合ができた」4連勝のインテルはCL暫定首位浮上、インザーギ監督「チームは十分成熟している」

インテルのシモーネ・インザーギ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での絶好調を喜んだ。『UEFA.com』が伝えている。 CL3連勝中のインテルは26日、CLリーグフェーズ第5節でRBライプツィヒをホームに迎えて対戦。立ち上がりから押し込む展開を作ると、28分にオウンゴールで先制してハーフタイムへ。後半はスコア動かず、終盤は危なげなく時間を進めたインテルが1-0で勝利した。 CL4連勝を飾って暫定首位に浮上したインザーギ監督は、ここまでの結果に満足も引き続き集中する必要があると強調している。 「満足感がある。今夜の試合がいかに重要かは理解していた。優れたチームとの対戦であり、実際ライプツィヒは間違いなくもっとポイントを獲得しているに値するチームだ。そのチームと、我々は素晴らしい試合ができた」 「我々は常に試合をコントロールしていたが、彼らと対戦するうえでそれは簡単なことではない。2点目を決められなかったのは残念だが、チームとしては苦しい時間は少なかったと思う」 「我々はトップ8に入るため、まだ努力が必要になる。我々はここまで素晴らしい成績を残しており、4連勝かつ5試合無失点だ。私は今夜の試合を警戒していたが、チームは十分成熟しており、ライプツィヒがまだポイントを獲得していないことにも影響されなかった」 「ライプツィヒは試合の終盤で攻撃を強めたが、我々は彼らのチャンスを抑え、チャンスを作られてもゾマーが素晴らしいセーブを見せてくれた。我々には必要なとき、いつでも準備ができている素晴らしいゴールキーパーがいると知っている」 2024.11.27 11:20 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly