低迷するジェノアがジラルディーノ監督の解任を発表…後任を探す首脳陣はヴィエラ氏と接触か
2024.11.20 06:30 Wed
ジェノアは19日、アルベルト・ジラルディーノ監督(42)を解任したことを発表した。
イタリア代表最後のW杯制覇となった“伝説の2006年”に名を連ねたストライカー、ジラルディーノ。監督業へ転身後、22-23シーズン途中にセリエBのジェノアを託され、セリエA昇格、セリエA残留を経て、今季を迎えていた。
しかし、今夏に崩しの核たるアルベルト・グズムンドソンが流出したことで、今季ここまで得点はリーグワースト2位タイの「9得点」と大不振に陥り、失点もリーグワースト3位の「22失点」と崩壊。2勝4分け6敗で残留圏ギリギリの17位と低迷している。
イタリア『カルチョメルカート』やスペイン『Relevo』など欧州の複数紙によると、ジェノア上層部はすでに後任の招へいに動いており、現在は今夏にストラスブールの監督を退任した元フランス代表MFパトリック・ヴィエラ氏(48)と接触しているようだ。
イタリア代表最後のW杯制覇となった“伝説の2006年”に名を連ねたストライカー、ジラルディーノ。監督業へ転身後、22-23シーズン途中にセリエBのジェノアを託され、セリエA昇格、セリエA残留を経て、今季を迎えていた。
しかし、今夏に崩しの核たるアルベルト・グズムンドソンが流出したことで、今季ここまで得点はリーグワースト2位タイの「9得点」と大不振に陥り、失点もリーグワースト3位の「22失点」と崩壊。2勝4分け6敗で残留圏ギリギリの17位と低迷している。
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トゥドール率いる新生ユベントスが白星スタート! ユルドゥズのゴール守り切ってウノゼロ勝利【セリエA】
セリエA第30節、ユベントスvsジェノアが29日にユベントス・スタジアムで行われ、ホームのユベントスが1-0で勝利した。 コッパ・イタリアでのエンポリ相手の敗退に加え、直近のアタランタ、フィオレンティーナ戦での2戦連続の惨敗によってチアゴ・モッタ監督を解任した5位のユベントス。後任にクラブOBで前ラツィオ指揮官のトゥドールを招へいしたなか、インターナショナルマッチウィーク明けの今節は12位のジェノアとのホームゲームで新体制初白星を目指した。 トゥドール監督はこの初陣で先発3人を変更。カルル、ウェア、コロ・ムアニに代えてガッティ、ユルドゥズ、ヴラホビッチを起用。ニコラス・ゴンサレスとマッケニーを両ウイングバックに配置した[3-4-2-1]の新布陣で臨んだ。 立ち上がりから比較的オープンな展開が続いていく。新体制初のホームゲームで意気込むユベントスが攻勢を仕掛ける一方、ジェノアも効果的なカウンターで相手の背後を突いてフレンドルップが続けて枠内シュートに持ち込んだ。 一進一退の攻防が続くなか、前半半ば過ぎに新指揮官の“お膳立て”からホームチームにゴールが生まれる。 25分、ハーフウェイライン手前でボールがタッチラインを割ると、これを素早く回収したトゥドール監督がコープマイネルスに渡す。このクイックスローに反応したヴラホビッチが潰れたこぼれを前向きな形で引き取ったユルドゥズがボックス右に持ち込んでDFをドリブルでかわし、コースのないところから左のサイドネットに鋭い右足シュートを突き刺した。 若き背番号10の新体制初ゴールによって3試合ぶりの得点となったユベントスだが、前半序盤の接触プレーで痛めていたガッティがプレー続行不可能となり、直後にはカルルがスクランブル投入された。 先制点を奪った良い流れで畳みかけたいところだったが、代表戦明けの重さやスタイル変更の弊害も見受けられ、トランジションの部分でジェノアに上回れるホームチーム。ボールも握られて耐える前半終盤となったが、要所を締める守備でリードを維持した。 後半も試合展開に大きな変化はなし。ジェノアの攻勢を受け止めながらカウンターで2点目を狙うユベントスだが、なかなかその狙い通りの形に持ち込めない。 その後、66分にはコープマイネルスを下げてコンセイソン、82分にはニコラス・ゴンサレスを下げてウェアとよりカウンターに長けたアタッカーをピッチに送り出していく。 相手の拙攻にも助けられて1点差を維持して迎えた後半終盤にはテュラムのインターセプトから迫力のあるロングカウンターを仕掛けたが、ボックス右で折り返しに反応したウェアのシュートはGKレアーリの好守に阻まれた。 それでも、ウノゼロで勝ち切ったユベントスは新体制の初陣を飾るとともにリーグ連敗をストップしている。 ユベントス 1-0 ジェノア 【ユベントス】 ケナン・ユルドゥズ(前25) 2025.03.30 04:01 Sun3
ユベントス初陣のトゥドール監督がクイックリスタートで決勝点演出「偶然のこと。練習していたわけではないよ」
ユベントスのイゴール・トゥドール監督が29日にホームで行われ、1-0で勝利したセリエA第30節ジェノア戦を振り返った。 代表ウィーク中にチアゴ・モッタ前監督を解任したユベントス。現役時代にユベントスでプレーし、昨季ラツィオで指揮を執っていたトゥドール監督を招へいした中で迎えたジェノア戦。 3バックを採用したチームは縦に早い攻撃を仕掛けていた中、25分にタッチラインを割ったボールをサイドラインに居たトゥドール監督がすかさずMFトゥン・コープマイネルスへハンドパス。受けたコープマイネルスがスローインを入れた流れからFWケナン・ユルドゥズのドリブルシュートが決まった。 結果的に自身の初陣で決勝点を演出することになったトゥドール監督は「偶然のこと。練習していたわけではないよ」と謙遜した。 また、自身が望むスタイルの一端が初陣で垣間見られたことについては「選手たちが理解してくれて嬉しい。彼らはもっと多くのことをしたいと思い、できたことはあったが、それは普通のことだ。熱意は高まっているが、トレーニングは数回しかできなかった。戦術的、心理的レベルでできることは限られていて、選手たちも違うスタイルに慣れている。私はもっと縦に早く、違う種類の激しさでプレーしたい」とポゼッションに重きを置いていたモッタ監督との違いを示した。 一方で交代時に一部ユベントスファンからブーイングを受けていたコープマイネルスについては「彼が今、好調でないのは同意する。それは明らかだ。彼は長年に渡り、素晴らしい選手であることを示してきた。唯一の解決策は肉体的にもメンタル的にも懸命に努力することだ。選手を元気付ける必要があり、そうするつもりだ」と奮起を促した。 2025.03.30 08:45 Sun4
ユベントスが代表ウィーク明けのジェノア戦後にモッタ監督を解任へ、後任はトゥドール氏か
ユベントスがチアゴ・モッタ監督(42)を解任し、後任にイゴール・トゥドール氏(46)が就任するようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏やファブリツィオ・ロマーノ氏らが報じている。 なお、29日のジェノア戦前にモッタ監督を解任しない理由としてはイタリア『トゥットメルカート』は3月末にクラブの四半期決算が行われるためだという。モッタ監督の解任及び、後任の指揮官を含めたコーチ陣を雇う費用が総額で1500万ユーロ(約24億3000万円)を超えると予想され、その予算を今回の四半期決算には財政面から組み込めないとのこと。 ボローニャを昨季チャンピオンズリーグ出場に導いたモッタ監督は今季ユベントスの指揮官に就任。セリエAでは第22節ナポリ戦まで無敗を維持したものの引き分けが多く、勝ち点を伸ばしきれなかった。そして直近の2試合ではアタランタとフィオレンティーナに惨敗を喫していた。 またチャンピオンズリーグではノックアウトフェーズのプレーオフで格下と見られたPSVの前に敗退。そして連覇を狙ったコッパ・イタリアでは格下エンポリの前に不覚を取っていた。 後任と見込まれるトゥドール氏は現役時代ユベントスでプレー。引退後は指揮官に転向し、ウディネーゼやヴェローナ、そして昨季はラツィオで結果を出していた。2020-21シーズンにはアンドレア・ピルロ監督の副官としてユベントスに帰還していた。 2025.03.23 15:30 Sun5