フリーのサッリ氏、ミラン&フィオレンティーナの無関心に失望…過去のチェルシー退団も後悔 「大きな過ち」

2024.06.08 15:24 Sat
新天地を探すサッリ氏
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新天地を探すサッリ氏
ラツィオを去ってからフリーのマウリツィオ・サッリ氏(65)が自身のキャリアに言及した。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
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今シーズンは日本代表MF鎌田大地も擁するラツィオで3年目を迎えたものの、3月に成績不振で辞任したサッリ氏。直後にプレミアリーグ行きの話もあったが、数カ月の休養を望んだとされる。依然としてフリーの状況が続くなか、サッリ氏は自身が主催したイベントで『スカイ・スポーツ』にコメント。アントニオ・コンテ監督の就任が決まった古巣ナポリなどについて語った一方、イタリア国内のビッグクラブが自身に目を向けないことに疑問を呈している。
「これは私が自問自答しなければならないことだ。私を求めなかったいくつかのクラブに失望したことは隠さない。たとえ15分でも私の話に耳を傾けてくれる状況があったからだ。その理由を理解できれば、そういったクラブにも影響を与えられるのだろう」

また、そのクラブはパウロ・フォンセカ氏の招へいへと向かっているミランラッファエレ・パッラディーノ氏の就任が決まったフィオレンティーナかとも問われたサッリ氏。「その2クラブは、私に合っていたと思う」と自らの考えを明かしている。
一方、自身の過去も振り返ったサッリ氏は、チェルシーからユベントスへと移った2019年の夏を回想。1年でのイタリア復帰を望むべきではなかったと自責の念をあらわにした。

「私のキャリアにおける根本的なミスだ。留まるには条件があった。アブラモビッチ(チェルシー前オーナー)時代に誰もが経験したように、2シーズン目を終えるのが難しいクラブだ」

「しかし、私はプレミアリーグの輪に留まった。良い成績を残すことができた。前年は5位だったが、リバプールとシティに次ぐ3位だった。ヨーロッパリーグ(EL)では13勝して優勝し、リーグカップではその年のチャンピオンズリーグ(CL)決勝に進んだリバプールとトッテナムを退けた。そして決勝でPK戦の末にシティに敗れた」

「私は避けなければならない大きな過ちを犯した。イタリアに戻りたいという気持ちは、プレミアリーグに残りたいという気持ちよりも小さくあるべきだった」

さらに、今後についても語ったサッリ氏は、ガルシア・ピミエンタ監督の就任が決まったセビージャからの話もあったと告白。しかし、「彼らと私の望む条件が違った」ため、現在は新たなチームを探しているようだ。

「できるだけ早く復帰したい。(ラツィオ辞任から)最初の2カ月は家族の問題に対処し、残りの期間もサッカーへの懐かしさをあまり感じられなかった。でも今はまたその欲求が高まっているから、1、2カ月以内には復帰できると思う」

「移籍市場の観点から言うと、現時点では、国外に行く以外の解決策を見つけるのが難しいと思う。だが、私としては、国外はハードルが高い」

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ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第7節が1月21~23日に開催される。強豪クラブや日本人選手所属クラブを中心に第7戦の展望を紹介していく。 ◆リーグフェーズ第7節 ▽1/21(火) ガラタサライ 3-3 ディナモ・キーウ ▽1/22(水) ベシクタシュ 4-1 アスレティック・ビルバオ ▽1/23(木) 《26:45》 AZ vs ローマ ポルト vs オリンピアコス ビクトリア・プルゼニ vs アンデルレヒト フェネルバフチェ vs リヨン ボデ/グリムト vs マッカビ・テルアビブ マルメ vs トゥベンテ カラバフ vs FCSB ホッフェンハイム vs トッテナム 《29:00》 エルフスボリ vs ニース マンチェスター・ユナイテッド vs レンジャーズ PAOK vs スラビア・プラハ ルドゴレツ vs ミッティラン サン=ジロワーズ vs ブラガ ラツィオ vs レアル・ソシエダ フランクフルト vs フェレンツヴァーロシュ RFS vs アヤックス ◆久保&毎熊がローマ勢と激突 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250122_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグフェーズにはレアル・ソシエダのMF久保建英、AZのDF毎熊晟矢、サン=ジロワーズのDF町田浩樹、アンデルレヒトのFW後藤啓介の日本人4選手が出場。そんななか、今節では久保と毎熊が難敵ローマ勢との重要な一戦に臨む。 EL2連勝で12位に位置するソシエダは、6ポイント差で首位に位置するラツィオとの重要なアウェイゲームに臨む。年明けは公式戦3連勝と好調を維持していたラ・レアルだが、直近のバレンシア戦ではELを考慮してか、リーグ最下位相手に久保ら一部主力をベンチスタートにした結果、0-1の敗戦。得点力に問題を抱える相手に対して、後半勝負を期したイマノル監督の采配が裏目に出て良い流れを自ら断ち切る結果となった。また、久保に関しては不届きなバレンシアサポーターから人種差別的侮辱の被害に遭い、より後味の悪い形で試合を終える形に。 その敗戦からのバウンスバックを図る今回の一戦ではEL5勝1分けで無敗の難敵ラツィオとのアウェイゲームに臨む。対戦相手はデルビーでの屈辱的な敗戦含め年末年始にかけて3戦未勝利と不調に陥ったが、直近のヴェローナ戦では3-0の快勝を収め復調気配を示す。なお、右ウイングでスタメン起用が濃厚な久保は、アーセナルからの新加入で今季躍進に貢献している超攻撃的サイドバックのヌーノ・タヴァレスとのマッチアップが注目されるところ。DFアランブルとともに推進力を封じ込めつつ、守備に奔走させるような展開にできれば、チームの勝利にも繋がるはずだ。 プレーオフ圏内の19位に位置するAZは、1ポイント差で14位のローマとのホームゲームに臨む。前節は毎熊に初ゴールが生まれるもルドゴレツと2-2のドローに終わったなか、今回の一戦では3戦ぶりの勝利を目指す。やや引き分けは多いものの、現在チームは公式戦11試合無敗と好調を維持。KNVBベーカーではアヤックスを撃破しており、良いモチベーションで難敵をホームで迎え撃つ。強豪相手に守備面で少し苦戦が続く毎熊に関しては、[3-5-2(3-4-2-1)]のローマに対してミスマッチの中で周囲との連携がポイントに。また、クロッサーのアンヘリーニョ、駆け引きに長けたエル・シャーラウィとのマッチアップで状況に応じた対応が求められるところだ。 対するローマもラニエリ新体制で着実に調子を取り戻しており、直近は公式戦6試合無敗。ドフビクとディバラの2トップを中心に攻撃陣が良い状態にある。ただ、今季の公式戦では未だアウェイゲームで勝利がなく、今回の一戦では初勝利を目指すことになる。 プレーオフ圏内の20位に位置するサン=ジロワーズはプレーオフ圏外ギリギリのブラガと対戦。チームは直近のリーグ戦3連勝と好調を維持しているが、町田に関しては前々節が後半終盤の途中出場、前節は出番なしとここにきて試合に絡めていないのは気がかりなところだ。 ここまで3位と大健闘を見せるアンデルレヒトは17位のビクトリア・プルゼニとのアウェイゲームに臨む。今節の勝利でトップ8フィニッシュを確定できるなか、ここに来てファーストチームで公式戦2試合に途中出場している後藤は今回も遠征メンバー入り。引き続き限定的な起用法となるが、ELデビューも期待したい。 ◆ユナイテッドとレンジャーズの上位対決 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250122_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チャンピオンズリーグ(CL)同様に熾烈な上位争いが繰り広げられるなか、今節は7位のマンチェスター・ユナイテッドと8位のレンジャーズによる1ポイント差の直接対決に大きな注目が集まる。 ELでは3戦連続ドローからの3連勝と良い流れにあるユナイテッドだが、リーグ戦では直近のブライトン戦で1-3の敗戦。前々節でオールド・トラッフォードでの連敗をストップしたが、再びの敗戦。新指揮官アモリムも一歩進んで二歩、三歩交代という現状にフラストレーションを募らせている状況だ。そのホームでバウンスバックを図る今回の一戦では守備、切り替えの部分の改善が勝敗のカギを握る。また、武者修行先のレンジャーズと古巣初対戦となるFWアマドのパフォーマンスに注目だ。 対するレンジャーズはオールドファームでの3-0の快勝を含め公式戦7試合無敗と好調を維持。とりわけ、カウンターの精度が向上しており、好調のFWイガマネ、FWチェルニーといった選手がユナイテッド守備陣を翻弄できれば、敵地から勝ち点3を持ち帰る可能性は十二分にあるはずだ。 その他の上位陣では22日に前倒しでベシクタシュ戦を戦った2位のアスレティック・ビルバオがまさかの1-4の敗戦。21日に試合を行った6位のガラタサライも、唯一の6戦全敗で最下位のディナモ・キーウ相手にホームで3-3のドローと痛恨の取りこぼしを喫しており、その他の上位陣も波乱が起きそうな予感だ。 とりわけ、4位のリヨンはモウリーニョ率いるフェネルバフチェとのタフなアウェイゲームに挑む。5位のフランクフルトは16位のフェレンツヴァーロシュとの対戦となるが、ドルトムント撃破の直近のリーグ戦同様に、マンチェスター・シティ移籍内定でチームを離脱したエースFWマーモウシュの不在を感じさせぬ戦いを見せたい。 優勝候補の一角ながら9位に位置するトッテナムは、26位に低迷するホッフェンハイムとのアウェイゲームでトップ8圏内返り咲きを狙う。現在、リーグ戦3連敗に加え、度重なる離脱者の影響でファーストチーム13名のみが遠征に参加する満身創痍の状況だが、ビッグクラブの意地を見せて勝ち点3を持ち帰ることができるか。 2025.01.23 18:00 Thu
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首位ラツィオが決勝T進出一番乗り!毎熊先発のAZは強豪ローマに勝利【ELリーグフェーズ第7節まとめ】

ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第7節が21日~23日に開催された。 前節、開幕からの無敗がストップした5位のフランクフルトは、16位フェレンツヴァーロシュとのホームゲームに2-0で勝利した。 ゴールレスで迎えた後半開始早々の49分にウズンのゴールで先制したフランクフルトは、59分にもエキティケがゴールネットを揺らし、そのまま2-0で勝利。得失点差でアスレティック・ビルバオを上回り、勝ち点16で2位に浮上している。 そのアスレティックは22日にベシクタシュとアウェイで対戦し1-4で敗戦した。ベシクタシュの先制を許したアスレティックだが、45分にウナイ・ゴメスのゴールで追いつき前半を終える。 良い流れで後半を迎えたアスレティックだったが、60分にラシカにこの試合2点目を奪われると、77分にはラファ・シウバにネットを揺らされ、3失点。試合終了間際にもジョアン・マリオにPKを沈められ、1-4で敗戦。今大会初黒星で3位に後退した。 その他のビッグクラブではマンチェスター・ユナイテッド、トッテナムがともに勝利を収めてユナイテッドは4位、トッテナムは6位に順位を上げている。一方、ローマは毎熊晟矢が所属するAZに0-1で敗戦、21位まで転落。最終節は上位のフランクフルトが相手ということもあり、敗退の危機を迎えている。 久保建英のレアル・ソシエダはアウェイで首位に1-3で敗戦。開始早々の5分に失点したソシエダは、30分にムニョスが2枚目のイエローカードで退場すると、32分と34分にネットを揺らされ、3点ビハインドで前半を終える。 ハーフタイムに久保やオヤルサバルらを下げたソシエダは、83分にバレネチェアのゴールで1点を返したが、反撃はここまで。3敗目で18位に順位を落とした。 一方、無敗継続で首位キープに成功したラツィオはトップ8圏内が確定。一番乗りで決勝トーナメント進出を決めた。 町田浩樹のサン=ジロワーズはニースとのホームゲームを2-1で勝利した。町田は82分に退場している。 1点ビハインドで後半を迎えたサン=ジロワーズは、後半立ち上がりの50分にイバノビッチのゴールで同点に追いつくと、74分にもイバノビッチが再びゴールを奪い、逆転に成功。 80分にヴィトール・カルヴァーリョが退場し数的優位となったサン=ジロワーズだったが、その2分後に中盤でボールを奪おうとした町田の腕が相手選手の顔に当たると、このプレーで2枚目のイエローカードを受け、退場となった。 残りの約10分を10人同士で戦うこととなったサン=ジロワーズだが、イバノビッチにゴールを守り抜き逆転勝利。順位を15位に浮上させた。 後藤啓介がベンチとなったアンデルレヒトは、アウェイでビクトリア・プルゼニに0-2で敗戦し、今大会初黒星を喫したチームは7位に後退している。 ◆リーグフェーズ第7節 結果 ▽1/21(火) ガラタサライ 3-3 ディナモ・キーウ ▽1/22(水) ベシクタシュ 4-1 アスレティック・ビルバオ ▽1/23(木) AZ 1-0 ローマ ポルト 0-1 オリンピアコス ビクトリア・プルゼニ 2-0 アンデルレヒト フェネルバフチェ 0-0 リヨン ボデ/グリムト 3-1 マッカビ・テルアビブ マルメ 2-3 トゥベンテ カラバフ 2-3 FCSB ホッフェンハイム 2-3 トッテナム エルフスボリ 1-0 ニース マンチェスター・ユナイテッド 2-1 レンジャーズ PAOK 2-0 スラビア・プラハ ルドゴレツ 0-2 ミッティラン サン=ジロワーズ 2-1 ブラガ ラツィオ 3-1 レアル・ソシエダ フランクフルト 2-0 フェレンツヴァーロシュ RFS 1-0 アヤックス 2025.01.24 09:15 Fri
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「当たり前と思ってほしくない」 ELラウンド16へ一番乗りのラツィオ、指揮官が労う! 「チームを祝福」

ラツィオがヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16進出を決めた。 23日のリーグフェーズ第7節でレアル・ソシエダをホームに迎え撃ったラツィオは開始5分に先制してから30分に相手の退場者もあり、より優勢となるなか、32分と34分に連続ゴールで3点を先行。82分に1点を返されたが、3-1で勝利した。 首位をキープし、決勝トーナメント進出へ一番乗りのマルコ・バローニ監督は「チームを祝福しないとね」と労いの言葉を送りつつ、こう語る。イタリア『スカイ』が報じた。 「選手たちの歩みが当たり前と思ってほしくない。人が数的に足りなくても、チームはそれに対応し、あらゆる方面からモチベーションを受けている。まだ何も成し遂げておらず、これからも多くのハードワークが必要だが、選手たちのことを頼りにしているよ」 「何事も当然と思わず、毎週、1つのボールに集中してプレーしなければならない。選手は諦めず、自分の限界を乗り越えていく必要がある。努力と信念があるなら、我々はより良い形で成長していけるはずだ」 セリエAでインテルやローマを相手にショッキングな敗戦もあったが、ELのリーグフェーズをこうして無事に突破。今季からラツィオを率いるイタリア人指揮官は改めて選手の働きを称えた。 「チームは難しい局面でも互いのことをよく理解できていると信じている。これまでの挫折を消化し、対応したんだ。スコアで負けることがあっても、パフォーマンスを出さないとね。試合で調子の上がらない場面もあったが、選手たちが最高の形で対処してくれたよ」 2025.01.24 14:55 Fri

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