ECL大一番控えるフィオレンティーナ、今季就任パッラディーノ監督の延長OP行使を発表

2025.05.07 23:40 Wed
就任1年目で手腕発揮のパッラディーノ監督
Getty Images
就任1年目で手腕発揮のパッラディーノ監督
フィオレンティーナは7日、ラッファエレ・パッラディーノ監督(41)との契約延長オプション行使を発表した。これにより、イタリア人指揮官は2027年6月30日まで残留することになる。
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2年連続カンファレンスリーグ(ECL)準優勝に導いたヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督のボローニャ行きを受け、今シーズンからヴィオラの新指揮官に就任したパッラディーノ監督。今シーズンここまでは公式戦49試合を指揮し、24勝11分け14敗の戦績。コッパ・イタリアこそ初戦敗退となったが、セリエAでは直近のローマ戦で厳しい敗戦を喫したものの、逆転でのヨーロッパ出場権獲得の可能性を残す8位を維持。
また、ECLではベスト4進出。敵地での準決勝1stレグで1-2の惜敗となったなか、ホームで逆転での3季連続ファイナル進出を目指すタイミングで指揮官との延長オプション行使を発表する形となった。

現役時代にユベントスやジェノア、パルマといったクラブでプレーしたパッラディーノ監督は、モンツァで現役を引退。その後、同クラブのプリマヴェーラで監督キャリアをスタートし、2022年9月にはジョバンニ・ストロッパ前監督の後任としてファーストチームの指揮官に就任。就任時最下位だったチームを見事に立て直し、6節を残してのセリエA残留に導いた。
また、就任2年目となった2023-24シーズンも12位フィニッシュに導き、余裕を持っての2年連続残留に導いていた。

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