今季からJ3の金沢が大学生相手に不覚…甲南大学がPK戦制しジャイアントキリング達成! J3勢対決の岐阜vs沼津は岐阜に軍配【天皇杯】
2024.05.25 21:20 Sat
25日、プロとアマチュアが一発勝負のトーナメントで戦い、日本一を目指す第104回天皇杯が開幕した。
今大会は、アマチュアシードの2チームと都道府県予選を勝ち抜いた47チーム、そしてJ1とJ2から、昨シーズンのサポーターによる違反行為で出場資格を剥奪された浦和レッズを除く39チームが参加している。
1回戦には、都道府県予選と勝ち上がった47チームとアマチュアシードの明治大学が登場。25日には8試合が行われた。
J3勢同士の対戦となったFC岐阜(岐阜)vsアスルクラロ沼津(静岡)は、岐阜が64分に藤岡浩介がゴールを奪い、1-0で勝利し2回戦へ駒を進めた。
また、ツエーゲン金沢(石川)は甲南大学(兵庫)と対戦。今シーズンからJ3を戦う金沢だったが、大学生相手に9分に庄司朋乃也がゴールを決めてリードするも、62分に失点。その後は延長戦でもゴールが生まれずPK戦に突入すると、3-4でまさかの敗戦。ジャイアントキリングを許す展開となってしまった。
また、テゲバジャーロ宮崎(宮崎)vs川副クラブ(佐賀)は、4-0で宮崎が勝利。前半にオウンゴールと橋本啓吾のゴールでリードを広げると、後半も阿野真拓、吉澤柊がゴールを重ね、4-0で快勝した。
SC相模原(神奈川)は山梨学院大学PEGASUS(山梨)と対戦。14分に藤沼拓夢のゴールで先制すると、前半アディショナルタイムに牧山晃政、後半アディショナルタイムには髙木彰人とゴールを重ね、3-0で勝利した。
残りの1回戦は26日に行われる。
◆1回戦組み合わせ
▽5/25
【7】奈良クラブ(奈良県) 3-2 京都産業大学(京都府)
【12】東海大学熊本(熊本県) 0-4 三菱重工長崎SC(長崎県)
【13】FC岐阜(岐阜県) 1-0 アスルクラロ沼津(静岡県)
【15】テゲバジャーロ宮崎(宮崎県) 4-0 川副クラブ(佐賀県)
【16】ソニー仙台FC(宮城県) 3-1 tonan前橋(群馬県)
【20】ツエーゲン金沢(石川県) 1-1(3PK4) 甲南大学(兵庫県)
【23】栃木シティ(栃木県) 1-0 横河武蔵野FC(東京都)
【24】SC相模原(神奈川県) 3-0 山梨学院大学PEGASUS(山梨県)
▽5/26
《13:00》
【1】カターレ富山(富山県) vs 関西大学(大阪府)
【2】いわてグルージャ盛岡(岩手県) vs 北海道十勝スカイアース(北海道)
【3】筑波大学(茨城県) vs 明治大学(アマチュアシード)
【4】FC徳島(徳島県) vs ジェイリースFC(大分県)
【5】鹿屋体育大学(鹿児島県) vs ギラヴァンツ北九州(福岡県)
【6】三菱水島FC(岡山県) vs カマタマーレ讃岐(香川県)
【8】高知ユナイテッドSC(高知県) vs ベルガロッソいわみ(島根県)
【9】ヴァンラーレ八戸(青森県) vs ブリオベッカ浦安(千葉県)
【10】アルテリーヴォ和歌山(和歌山県) vs JAPANサッカーカレッジ(新潟県)
【11】福井ユナイテッドFC(福井県) vs 大宮アルディージャ(埼玉県)
【14】福島ユナイテッドFC(福島県) vs 大山サッカークラブ(山形県)
【17】ヴィアティン三重(三重県) vs FC今治(愛媛県)
【18】びわこ成蹊スポーツ大学(滋賀県) vs 中京大学(愛知県)
【19】ガイナーレ鳥取(鳥取県) vs FCバレイン下関(山口県)
【21】AC長野パルセイロ(長野県) vs 猿田興業(秋田県)
【22】福山シティFC(広島県) vs 沖縄SV(沖縄県)
今大会は、アマチュアシードの2チームと都道府県予選を勝ち抜いた47チーム、そしてJ1とJ2から、昨シーズンのサポーターによる違反行為で出場資格を剥奪された浦和レッズを除く39チームが参加している。
1回戦には、都道府県予選と勝ち上がった47チームとアマチュアシードの明治大学が登場。25日には8試合が行われた。
また、ツエーゲン金沢(石川)は甲南大学(兵庫)と対戦。今シーズンからJ3を戦う金沢だったが、大学生相手に9分に庄司朋乃也がゴールを決めてリードするも、62分に失点。その後は延長戦でもゴールが生まれずPK戦に突入すると、3-4でまさかの敗戦。ジャイアントキリングを許す展開となってしまった。
その他、J3勢では奈良クラブ(奈良)が京都産業大学(京都)と対戦。京都産業大学が3分、33分と連続ゴールで2点をリードする展開となったが、奈良は34分に西田恵、52分にオウンゴールで追いつくと、後半アディショナルタイム1分に鈴木大誠が逆転ゴールを決め、3-2でなんとか勝利を収めた。
また、テゲバジャーロ宮崎(宮崎)vs川副クラブ(佐賀)は、4-0で宮崎が勝利。前半にオウンゴールと橋本啓吾のゴールでリードを広げると、後半も阿野真拓、吉澤柊がゴールを重ね、4-0で快勝した。
SC相模原(神奈川)は山梨学院大学PEGASUS(山梨)と対戦。14分に藤沼拓夢のゴールで先制すると、前半アディショナルタイムに牧山晃政、後半アディショナルタイムには髙木彰人とゴールを重ね、3-0で勝利した。
残りの1回戦は26日に行われる。
◆1回戦組み合わせ
▽5/25
【7】奈良クラブ(奈良県) 3-2 京都産業大学(京都府)
【12】東海大学熊本(熊本県) 0-4 三菱重工長崎SC(長崎県)
【13】FC岐阜(岐阜県) 1-0 アスルクラロ沼津(静岡県)
【15】テゲバジャーロ宮崎(宮崎県) 4-0 川副クラブ(佐賀県)
【16】ソニー仙台FC(宮城県) 3-1 tonan前橋(群馬県)
【20】ツエーゲン金沢(石川県) 1-1(3PK4) 甲南大学(兵庫県)
【23】栃木シティ(栃木県) 1-0 横河武蔵野FC(東京都)
【24】SC相模原(神奈川県) 3-0 山梨学院大学PEGASUS(山梨県)
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20日、2024 J3リーグアウォーズが行われた。 大宮アルディージャが優勝と1年でのJ2復帰、2位にFC今治が入りクラブ史上初のJ2昇格が決定。またプレーオフを制したカターレ富山が11年ぶりのJ2昇格を決めていた。 一方で、いわてグルージャ盛岡、Y.S.C.C.横浜がJリーグ退会で日本フットボールリーグ(JFL)への降格が決定した。 MCに播戸竜二さん、サブMCに高階亜理沙さん、ゲストに稲本潤一さん、橋本英郎さんを迎えて行われたなか、最優秀選手賞を受賞したのはFC今治のFWマルクス・ヴィニシウス。19ゴールを挙げ、今治のクラブ史上初のJ2昇格に貢献し、FC岐阜のFW藤岡浩介とともに得点王にも輝き、個人賞2冠となった。 また、優勝監督賞は大宮アルディージャの長澤徹監督、優秀監督賞は福島ユナイテッドFCの寺田周平監督、最優秀ゴール賞はガイナーレ鳥取のMF普光院誠が9月のアスルクラロ沼津戦で決めた絶妙なループシュート弾が受賞した。 2024シーズンの各賞は以下の通り。 <h3>◆最優秀選手賞</h3> マルクス・ヴィニシウス(FC今治) <h3>◆ベストイレブン</h3> GK 笠原昂史(大宮アルディージャ) DF 市原吏音(大宮アルディージャ) 浦上仁騎(大宮アルディージャ) 市原亮太(FC今治) MF 大関友翔(福島ユナイテッドFC) 泉柊椰(大宮アルディージャ) 小島幹敏(大宮アルディージャ) FW 塩浜遼(福島ユナイテッドFC) 杉本健勇(大宮アルディージャ) 藤岡浩介(FC岐阜) マルクス・ヴィニシウス(FC今治) <h3>◆優勝クラブ</h3> 大宮アルディージャ <h3>◆優勝監督賞</h3> 長澤徹監督(大宮アルディージャ) <h3>◆優秀監督賞</h3> 寺田周平監督(福島ユナイテッドFC) <h3>◆得点王</h3> FWマルクス・ヴィニシウス(FC今治) FW藤岡浩介(FC岐阜) 36試合19ゴール <h3>◆最優秀ゴール賞</h3> MF普光院誠(ガイナーレ鳥取) 2024年9月7日 vs アスルクラロ沼津 <h3>◆フェアプレー賞</h3> 福島ユナイテッドFC 松本山雅FC アスルクラロ沼津 ギラヴァンツ北九州 <h3>◆フェアプレー個人賞</h3> GK三浦基瑛(SC相模原) GK永井建成(FC大阪) MF小澤秀充(ガイナーレ鳥取) GK今村勇介(カマタマーレ讃岐) <h3>◆優秀選手賞(32名)</h3> GK 笠原昂史/大宮アルディージャ 田川知樹/カターレ富山 永井建成/FC大阪 セランテス/FC今治 DF 市原吏音/大宮アルディージャ 浦上仁騎/大宮アルディージャ 下口稚葉/大宮アルディージャ(右サイド) 茂木力也/大宮アルディージャ(右サイド) 高野遼/SC相模原 市原亮太/FC今治 加藤徹也/FC今治 工藤孝太/ギラヴァンツ北九州 MF 森晃太/福島ユナイテッドFC(左サイド) 大関友翔/福島ユナイテッドFC 石川俊輝/大宮アルディージャ 小島幹敏/大宮アルディージャ 泉柊椰/大宮アルディージャ(左サイド) アルトゥール・シルバ/大宮アルディージャ 菊井悠介/松本山雅FC 安光将作/カターレ富山(左サイド) 梶浦勇輝/ツエーゲン金沢 岡田優希/奈良クラブ 近藤高虎/FC今治 横山夢樹/FC今治(左サイド) 富所悠/FC琉球 FW 塩浜遼/福島ユナイテッドFC 杉本健勇/大宮アルディージャ オリオラ・サンデー/大宮アルディージャ 津久井匠海/アスルクラロ沼津(右サイド) 藤岡浩介/FC岐阜 マルクス・ヴィニシウス/FC今治 永井龍/ギラヴァンツ北九州 橋本啓吾/テゲバジャーロ宮崎 2024.12.20 22:42 Fri2
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栃木SCは5日、FW瀬沼優司(34)の現役引退を発表した。 瀬沼は神奈川県出身で、桐光学園高校から筑波大学へと進学。2013年に清水エスパルスでプロ入りした。 その後、栃木や愛媛FC、モンテディオ山形への期限付き移籍を経験すると2018年に完全移籍。同年7月に横浜FCへ完全移籍すると、2021年はツエーゲン金沢でプレーし、2022年から再び栃木でプレー。2023年7月からSC相模原への期限付き移籍を経験した。 J1通算33試合4得点、J2通算234試合41得点、J3通算49試合5得点を記録。YBCルヴァンカップで10試合3得点、天皇杯で12試合2得点を記録した。 瀬沼は栃木を通じてコメントしている。 「2024シーズンで現役を引退する決断をいたしました!清水エスパルス、栃木SC、愛媛FC、モンテディオ山形、横浜FC、ツエーゲン金沢、SC相模原と素晴らしいクラブでプレーさせていただき、一生大切にしたい素敵な方々と出会うことができたことが本当に自分の全てです。これまで在籍させていただいた、クラブに関わる全ての皆様に心から感謝しております」 「自分は単刀直入に言いますと、プロには向いていなかったと思います」 「ですが、ここまで走り続けることができたのは、これまで応援してくれた皆様と家族、友人、大切な方々の期待に応えたい。ただその気持ちだけで走り続けることができました。これまでチームが変わってもどんな時も自分を応援していただいた全ての皆様にも心から感謝しております」 「また、良い時もそうでない時も自分のキャリアを一年目からずっと隣でサポートしていただいたエージェントの奥出さん、大学一年から二十代の間サポートいただいた株式会社プーマジャパン様、三十歳を超えて契約がない自分をサポートしていただいた株式会社ATHLETA様があってこその自分のキャリアであると思います。サポートいただき本当にありがとうございました」 「サッカーから人生の全てを学びましたが、今後は、社会人としてまた一から全てを勉強する気持ちで、一歩一歩、努力していきたいと思います!ありがとうサッカー」 2025.01.05 14:57 Sun3
FC東京が金沢で修行の19歳韓国人DFペク・インファンの復帰を発表「人間的にも大きく成長することができたと感じています」
FC東京は8日、ツエーゲン金沢へ期限付き移籍していた韓国人DFペク・インファン(19)の復帰を発表した。 ペク・インファンはU-18韓国代表歴の持ち主。2024年1月に韓国のチョナンジェイル高校からFC東京に加入した。 そのまま金沢へ期限付き移籍し、日本で迎えたプロ1年目はYBCルヴァンカップで1試合プレー。明治安田J3リーグでのメンバー入りはなかった。 金沢への期限付き移籍が満了し、FC東京に復帰するペク・インファン。両クラブを通じてコメントしている。 ◆FC東京 「2025シーズン、東京でプレーすることになりました。2024シーズンは、環境が変わり、サッカー人生のなかでも特に大変な一年でした。コミュニケーションの壁、文化やサッカーのスタイルの違いなど、海外での生活は想像以上に厳しいものでした」 「しかし、徐々にその苦労を乗り越えて、日本での生活やサッカーにも慣れ、人間的にも大きく成長することができたと感じています。この経験を糧に、2025シーズンは自分のすべてをサッカーに注ぎ込み、東京の勝利に貢献できるように全力を尽くします。そして、ファン・サポーターのみなさまとともに最高のシーズンを作り上げたいと思っています。よろしくお願いいたします!」 ◆ツエーゲン金沢 「まず、シーズン途中にもかかわらず私を温かく迎え入れてくださったツエーゲン金沢のみんなに、心から感謝しています。加入後も日本での生活やサッカーに戸惑いも多く、毎日が挑戦の日々でしたが、チームメートやクラブスタッフの皆さまの優しいサポートに支えられ、頑張ることができました」 「J2昇格という目標に貢献できなかったことは本当に悔しく、申し訳ない気持ちでいっぱいです。金沢での貴重な経験を無駄にすることなく、この悔しさを糧にして、さらに成長した姿をお見せできるよう努力を重ねていきます。ツエーゲン金沢で過ごした1年間は、私にとってかけがえのない時間でした。本当にありがとうございました」 2025.01.08 15:31 Wed4
FC東京がU-18韓国代表DFペク・インファンを獲得!今季は金沢に期限付き移籍「とても光栄」
FC東京は31日、韓国のチョナンジェイル高校からDFペク・インファン(18)の加入及びツエーゲン金沢への期限付き移籍を発表した。 金沢への期限付き移籍期間は2025年1月1日まで。加入中、FC東京との公式戦には出場できない。 2005年生まれの18歳であるペク・インファン。U-18韓国代表に選出された経歴を持っており、これがプロキャリアのスタートとなる。 Jリーグでのプレーが決まったペク・インファンは、FC東京と金沢それぞれのクラブを通じて意気込みを述べている。 ◆FC東京 「私はサッカーを始めた時から、いつかJリーグでプレーすることを目標にしていました。なので、今回FC東京から声をかけていただいた時は本当に夢のように嬉しく、このような素晴らしいクラブに加入できてとても光栄です」 「期待いただいているからには、必ず期待に応えられるように全身全霊で頑張ります。すぐにツエーゲン金沢に期限付き移籍することにはなりますが、与えられたチャンスに最善を尽くし、より成長した姿で戻ってきます」 ◆ツエーゲン金沢 「ツエーゲン金沢よりオファーをいただき、本当にありがたく思っております。金沢に入団できて本当に嬉しいです。クラブに加入した以上、一瞬一瞬を切実に取り組んで、チームから必要とされる選手になり、来年は必ずJ2に昇格にできるように貢献します。よろしくお願いします」 2024.01.31 10:50 Wed5