今季3度目の指揮官解任へ…最下位サレルニターナがリベラーニ体制に見切り、イタリア特有の“呼び戻し”はなし

2024.03.19 13:35 Tue
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サレルニターナが今シーズン3度目の指揮官解任へ…。『フットボール・イタリア』が伝えている。

財政規模の小さいプロヴィンチャながらも、MFアントニオ・カンドレーバにワルテル・サバティーニSDと、カルチョを知り尽くした歴戦の雄が在籍するサレルニターナ。1月にはDFコスタス・マノラス、さらにはDFジェローム・ボアテングの獲得で話題を呼んだ。

23年ぶりのセリエA昇格から過去2シーズンはギリギリ残留。しかし今季は序盤戦から低空飛行が続き、昨年12月30日を最後に白星がなく、2024年は0勝2分け9敗…マノラス&ボアテングの大物DF獲得が一切効果を発揮していない。
また、昨季16得点のFWブライエ・ディアは、2日のウディネーゼ戦で途中出場を拒否したことが上層部の逆鱗に触れ、以後出場なし。早い段階から最下位が定位置となっていたチームは、残り8試合で残留圏内17位と勝ち点「11」差をつけられている。

このように今季は踏んだり蹴ったりのサレルニターナ。
その過程で昨年10月にパウロ・ソウザ監督、2月にはフィリッポ・インザーギ監督を解任。現在は今季3人目の指揮官としてファビオ・リベラーニ監督(47)が指揮を執るが、どうやら19日中に解任が発表される見通しだという。

先月解任されたばかりのインザーギ氏はまだ契約が残っており、イタリア特有の“呼び戻し”もあり得ると当初は報じられていたが、このアイデアは上層部にない模様。

過去にトリノやアタランタ、ウディネーゼ等を率い、現在はサレルニターナの下部組織をマネージャーとして統括するステファノ・コラントゥオーノ氏(61)が、後任として内部昇格するとのことだ。

リベラーニ体制5試合では0勝1分け4敗、指揮官更迭の度に成績が悪化するサレルニターナ。もうすぐ今季4人目の指揮官が着任しそうだが、残り8試合で勝ち点「11」差は厳しい…。

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首位ミラン、最下位サレルニターナに痛恨ドロー《セリエA》

ミランは19日、セリエA第26節でサレルニターナとのアウェイ戦に臨み、2-2で引き分けた。 前節サンプドリアにウノゼロ勝利とし、暫定首位に浮上したミラン(勝ち点55)は、好調のジルーを最前線に、2列目に右からメシアス、ブラヒム・ディアス、レオンと並べた。 コラントゥオーノ前監督を解任し、ニコラ監督を招聘した最下位サレルニターナ(勝ち点13)に対し、開始6分にミランが先制する。テオ・エルナンデスのスルーパスを受けたボックス中央のメシアスが難なくシュートを流し込んだ。 先制後も主導権を握っていたミランだったが、29分に追いつかれる。クロスボールをGKメニャンがパンチングでクリアしきれず、ルーズボールをボナッツォーリにバイシクルシュートで蹴り込まれた。 ハーフタイムにかけてチャンスを作れなかったミランは1-1で前半を終えた。 迎えた後半、54分にジルーのヘディングシュートでゴールに迫ったミランは、続く60分にもボックス右に抜け出したジルーに好機。だが、GKと一対一となったジルーのシュートはセペに止められてしまう。 勝ち越しゴールが遠いミランはブラヒム・ディアスに代えてレビッチをそのままトップ下に投入。 しかし71分、逆転を許す。マッゾッキの右クロスからジュリッチにヘディングシュートを決められた。 それでも77分、ミランが個人技で追いつく。ジルーの落としを受けたボックス手前左のレビッチが右足を一閃。強烈なシュートがゴール左に突き刺さった。 終盤にかけても押し込んだミランだったが、3点目は奪えず。最下位相手に痛恨のドローに終わっている。 2022.02.20 06:43 Sun

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