ボアテングの新天地はLASKに決定! 「クラブが次のステップに進むのを助けたい」

2024.05.31 20:21 Fri
ボアテングの新天地はオーストリアに
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ボアテングの新天地はオーストリアに
元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング(35)の新天地が隣国オーストリアに決定した。

LASKリンツは31日、サレルニターナを退団したボアテングの加入を発表。同選手は2026年6月30日までの2年契約にサインした。

隣国オーストリアの強豪クラブでの新たな挑戦を選択したベテランDFは、その意気込みを語っている。
「LASKで過ごす時間をとても楽しみにしているよ。首脳陣の方々は僕のために多大な努力をし、話し合いの中で、最初から彼らが選んだ道にぜひ参加させたいと明確に言ってくれた」

「数多くのオファーを受けていたけど、LASKをあえて選んだのは、クラブのスポーツ面に関するアイデア、ビジョンに完全に納得したからだ。僕にとって、それは金銭的な要素よりもはるかに重要なんだ。クラブはここ数年で素晴らしいものを築き上げてきた。個人的には自分の経験を生かして、LASKが次のステップに進むのを助けたいと思っているよ。エネルギーに満ち溢れているし、LASKと共にできる限り成功するために全力を尽くすつもりだ」
これまでヘルタ・ベルリンやハンブルガーSV、マンチェスター・シティ、バイエルン、リヨンといったクラブでプレーした2014年ブラジル・ワールドカップ覇者のボアテング。

紆余曲折を経て今年2月にはセリエAのサレルニターナに加入。その短い在籍期間でセリエA7試合に出場したが、終盤は負傷欠場が続き、チームも最下位でのセリエB降格が決定。今回の加入発表前には自身のSNSでサレルニターナ退団を明かしていた。

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