最下位サレルニターナのセリエB降格が決定…今季リーグ戦わずか2勝と低迷

2024.04.27 14:10 Sat
残留争いの直接対決で完敗…サレルニターナのセリエB降格が決定
Getty Images
残留争いの直接対決で完敗…サレルニターナのセリエB降格が決定
サレルニターナは26日に行われたセリエA第34節の結果、セリエB(イタリア2部)への降格が決定した。

2021-22シーズンからセリエAで戦い続けてきたサレルニターナだったが、今シーズンは開幕12試合未勝利に陥るなど低迷。クラブは指揮官交代をカンフル剤にしようと、すでに今シーズンだけでパウロ・ソウザ監督、フィリッポ・インザーギ監督、ファビオ・リベラーニ監督、ステファノ・コラントゥオーノ監督と4人の指揮官が指揮を執るも、ここまでわずか2勝と不振から脱却できず、第10節以降は一度も最下位を抜け出せない状態が続いていた。

そんな中で26日に迎えたセリエA第34節のフロジノーネ戦、勝たなければセリエB降格となる中で残留を争うライバルとの直接対決となったが、力なく0-3で敗北。この結果、17位フロジノーネとの勝ち点差は「16」にまで広がり、4試合を残してのセリエB降格が決定した。
コラントゥオーノ監督は試合後、クラブ公式にて「数字的にも降格は時間の問題だった」とこの結果を覚悟していたことを明かしつつ、「我々にはここから再スタートして、重要な未来を創造する力を持っている」と力説し、クラブの将来性を信じるコメントを残している。

パウロ・ソウザの関連記事

ローマはイバン・ユリッチ監督(49)の後任として、複数の候補をリストアップしているようだ。 今シーズン、ダニエレ・デ・ロッシ監督の下で開幕を迎えたローマだが、セリエA開幕から4試合未勝利の状態に陥ると、クラブはあっさりと解任を決断。すぐさまユリッチ監督を後任に据えたものの、このレジェンドへの仕打ちはファンから猛烈 2024.11.05 11:00 Tue
ウェストハムのキャプテンを務める元フランス代表DFクル・ズマ(29)が、アラブ首長国連邦(UAE)への移籍が近づいているという。イギリス『BBC』が伝えた。 ズマはサンテチェンヌの下部組織出身で、2014年1月にチェルシーに完全移籍で加入した。加入後はサンテチェンヌ、ストーク・シティ、エバートンへとレンタル移籍を 2024.08.08 23:10 Thu
UAEプロリーグ(1部)のシャバーブ・アル・アハリは28日、レバークーゼンのイラン代表FWサルダール・アズムン(29)の加入を発表した。 アズムンは母国の名門クラブ、セパハンの下部組織出身。ルビン・カザンへと移籍しヨーロッパでのキャリアをスタート。FCロストフ、ゼニト・サンクトペテルブルクでのプレーを経て、202 2024.07.28 22:50 Sun
UAEのシャバーブ・アル・アハリ・ドバイは30日、新監督にパウロ・ソウザ氏(53)を招へいしたことを発表した。 現役時代はポルトガル代表としても活躍し、ベンフィカの下部組織で育ったのち、スポルティングCPやユベントス、ドルトムント、インテル、パルマなどでプレーした。 引退後は指導者となり、ポルトガル代表のア 2024.06.30 23:20 Sun
元フランス代表MFフランク・リベリ氏が、来季からバイエルンのユースコーチに就任する可能性があるようだ。イタリア『スカイ』が報じている。 2022年10月に現役を引退したリベリ氏は、すぐに最後の所属クラブとなったサレルニターナのテクニカル・コーチに就任し指導者の道をスタート。これまでパウロ・ソウザ監督、フィリッポ・ 2024.03.21 00:40 Thu

サレルニターナの関連記事

元フランス代表FWのフランク・リベリ氏(41)が過去に足を切断する危機にあったことを告白した。フランス『レキップ』のインタビューで答えた。 バイエルンやフランス代表でウインガーとして活躍したリベリ氏。現役時代はケガに悩まされることが多かったが、キャリア最後のクラブとなったサレルニターナ時代、感染症により足を切断す 2025.03.23 08:30 Sun
イタリアサッカー連盟(FIGC)は11日、UEFA Aライセンスの取得者を発表した。 取得者は6月から7月にかけて192時間の指導プログラムをFIGCのテクニカルセンターで受講し、数日にわたった最終試験にも合格。ヨーロッパで上から2番目となるライセンスを保持することとなり、イタリアではセリエC(イタリア3部)まで 2024.09.13 17:45 Fri
ラツィオは16日、サレルニターナのセネガル代表FWブライエ・ディア(27)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 レンタル期間は2年間で、特定の条件を満たした場合は買い取り義務が発生する。背番号は「19」で、買い取る場合は4年契約を結んでいるという。 ディアはスタッド・ランスやビジャレアルでプレーしたのち 2024.08.17 12:30 Sat
ラツィオは1日、サレルニターナのU-20フランス代表FWルム・チャウナ(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2029年6月までの5年間で、移籍金はイタリア『トゥットメルカート』によると800万ユーロ(約13億8000万円)とのこと。契約解除金は5000万ユーロ(約86億6000万円)に設定された 2024.07.02 07:00 Tue
サレルニターナが混乱に陥っている。『フットボール・イタリア』が伝える。 ダントツのセリエA最下位により、セリエB降格が決まったサレルニターナ。 ここ最近、オーナーのダニロ・イエルヴォリーノ氏は、アイルランドに本社を置く企業「ブレラ・ホールディングス(※1)」への売却交渉を行ってきたが、ここにきて破談したとい 2024.07.01 13:50 Mon

セリエAの関連記事

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、スポーツ・チャンネルDAZNと展開する「ABEMA de DAZN」で、2025年8月より開幕する主要な欧州サッカーリーグにおいて、日本代表選手が所属するクラブを中心とした「欧州リーグ2025-26」の試合を中継することを決定した。 今回の発表によると、リーグ・アン、 2025.08.15 17:21 Fri
ユベントスのレジェンドであるレオナルド・ボヌッチ氏(38)が来季、ユースチームの監督かファーストチームのコーチとして復帰する可能性があるようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 ユベントスで8度のセリエA制覇に貢献したボヌッチ氏は昨季、ユベントスを退団。ウニオン・ベルリン、フェネルバフチェでプレーした後 2025.05.17 13:00 Sat
フィオレンティーナは15日、イタリア代表DFピエトロ・コムッツォ(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 2019年からフィオレンティーナの下部組織に在籍するコムッツォは185cmのセンターバック。2023年10月のナポリ戦でファーストチームデビューを飾ると、今シーズンはセンターバックの 2025.05.15 21:02 Thu
マンチェスター・シティが、ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)の獲得へ動き始めた。イギリス『The Athletic』が報じている。 昨シーズン、AZから加入後すぐさまロッソネリの主力に定着したラインデルスは、今シーズンより一層存在感を高めてチームの絶対的な主軸に。 ここまでは不振のチーム 2025.05.14 19:38 Wed
セリエA懲戒委員会は13日、ユベントスのフランス人DFピエール・カルルに対し、2試合の出場停止処分を科した。 カルルは10日に行われたセリエA第36節ラツィオ戦の57分、振り上げた手が相手FWタティ・カステジャノスの顔面に直撃し、VARの末に一発退場となっていた。 残り2試合、ウディネーゼ戦とヴェネツィア戦 2025.05.14 11:30 Wed

記事をさがす

パウロ・ソウザの人気記事ランキング

1

リベリ氏が来季バイエルンのユースコーチ就任か…サレルニターナからのスタッフ入りの要請を拒否

元フランス代表MFフランク・リベリ氏が、来季からバイエルンのユースコーチに就任する可能性があるようだ。イタリア『スカイ』が報じている。 2022年10月に現役を引退したリベリ氏は、すぐに最後の所属クラブとなったサレルニターナのテクニカル・コーチに就任し指導者の道をスタート。これまでパウロ・ソウザ監督、フィリッポ・インザーギ監督、ファビオ・リベラーニ監督の下でコーチを務めてきた。 しかし、今季のサレルニターナは、ここまで2勝8分け19敗で最下位に低迷。19日には、今季3人目の指揮官となったリベラーニ監督の解任と、ステファノ・コラントゥオーノ氏(61)の新監督の就任を発表した。 『スカイ』によれば、古巣であるバイエルンが来季のユースチームのコーチにリベリ氏を招へいする可能性があると報じており、同紙ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏はリベリ氏がサレルニターナからコラントゥオーノ氏のコーチングスタッフ入りの要請を拒否し、現在も家族と共にドイツに滞在していると伝えている。 2024.03.21 00:40 Thu

サレルニターナの人気記事ランキング

1

リベリがキャリア終盤に足切断の危機にあったことを告白「本当に怖かった」

元フランス代表FWのフランク・リベリ氏(41)が過去に足を切断する危機にあったことを告白した。フランス『レキップ』のインタビューで答えた。 バイエルンやフランス代表でウインガーとして活躍したリベリ氏。現役時代はケガに悩まされることが多かったが、キャリア最後のクラブとなったサレルニターナ時代、感染症により足を切断する可能性があったという。 「ヒザの痛みに苦しめられ、トレーニングができなくなっていた。オーストリアで手術を受け、プレートが挿入された。手術はうまく行ったが、約5カ月後にひどい感染症にかかってしまった。プレートは取り除かれたが、感染症が私を蝕んだ。足に穴が空くほどひどい状態だった。黄色ブドウ球菌に感染していたんだ。オーストリアの病院で緊急治療室に12日間、入院していた。本当に怖かった。足を切断する可能性もあった」 足切断を免れたリベリ氏は2022年10月、サレルニターナとの契約を双方合意の下で解除し、現役引退を発表していた。 2025.03.23 08:30 Sun
2

サレルニターナが4選手の獲得を発表! 一方でエース候補も不調もシミーがパルマ移籍

サレルニターナは31日、4人の新戦力の獲得を発表した。 今冬の移籍市場最終日に獲得が発表されたのは、シェフィールド・ユナイテッドのフランス人FWリス・ムセ(25)、ユベントスのU-21ルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシン(19)、CSKAモスクワのノルウェー人MFエミール・ボヒネン(22)、スポルチ・レシフェのブラジル人FWミカエル(22)の4選手だ。 U-21フランス代表歴もあり、ボーンマスでプレミアリーグも経験しているスピードに優れるストライカーのムセは、今シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)で7試合3ゴールの数字を残していた。移籍形態は買い取りオプションが付かない半年間のドライローンとなる。 191cmの長身とフィジカルに特長を持つセンターバックのドラグシンは、今シーズンの前半戦はレンタル先のサンプドリアでリーグ戦13試合に出場。こちらも移籍形態は半年間のドライローンとなる。 CSKAモスクワから加入のボヒネンは189cmのセントラルMFで、今シーズンは途中出場がメインながら公式戦10試合2ゴールの数字を残していた。移籍形態は半年間のレンタル移籍も、スポーツ面の各種条件を達成した場合、買い取り義務が生じる条項が盛り込まれている。 先日からJリーグ移籍の可能性も取り沙汰されていたミカエルは、昨シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで33試合8ゴールを記録した184cmの左利きのストライカー。こちらはボヒネン同様に半年間のレンタル移籍も、スポーツ面の各種条件を達成した場合、買い取り義務が生じる条項が盛り込まれている。 なお、4選手の獲得を一気に発表したサレルニターナだが、クロトーネからレンタルで加入していたナイジェリア代表FWシミー(29)が退団し、パルマにレンタル移籍している。 セリエA22試合消化時点で、3勝2分け17敗の勝ち点10で最下位に沈むサレルニターナ。今冬の移籍市場ではローマから元アルゼンチン代表DFフェデリコ・ファシオ(34)、トリノから元イタリア代表FWシモーネ・ヴェルディ(29)といった実力者を獲得した。 2022.01.31 22:48 Mon
3

リベリが監督転身の意向を改めて語る! 古巣バイエルンvsPSGにも言及

今シーズン途中に現役を引退した元フランス代表FWフランク・リベリが、監督転身の意向を改めて語った。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 昨年10月にサレルニターナとの契約を解消し、21年間の選手キャリアに終止符を打ったリベリ。現在はそのサレルニターナで指導者キャリアをスタートし、パウロ・ソウザ新監督の下でアシスタントコーチの役割を担っている。 現役引退発表後は、あらゆるインタビュー取材を固辞してきた元フランス代表FWだが、長らくプレーしたドイツの主要メディアで今後の展望について語った。 「自分が一番(監督)になる? それが私の目標だ」 「現在、ライセンス取得に向けて準備中だ。監督のポストを担うことで、このアドレナリンと、毎日のトレーニングと試合に伴うこのプレッシャーを再発見することができる。私はそれなしでは生きられない。幸せになるために必要なんだ」 また、古巣であるバイエルンは、8日に母国屈指の名門であるパリ・サンジェルマン(PSG)との大一番を控える。 在籍期間に9度のブンデスリーガ優勝や6度のDFBポカール優勝、2012-13シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)も制覇と、数え切れないほどのタイトルをもたらしたレジェンドは、その対決に関連した質問にも応えた。 バイエルンで自身の後継者として活躍する同胞FWキングスレー・コマンに関しては、「キングは今、非常に成熟した彼の可能性を最大限に活用している。彼はチームを超えて、ワールドクラスのパフォーマンスを提供し続けている。ワールドカップ決勝でPKを外したことで多くの批判を受けたが、精神的に強く、そのエピソードをすぐに消化した」と、称賛の言葉を送っている。 一方、同じく同胞もバイエルンにとって最大の脅威となるであろうFWキリアン・ムバッペにも言及。過去にバイエルンが獲得を逃したことを悔やむと共に、古巣にとって最も警戒すべき選手であると語っている。 「バイエルンでムバッペを見ることができたら良かっただろうね。でも、それが人生だ。プレーヤーと契約できる保証は決してないものだ」 「現在、ムバッペは世界規模でリオネル・メッシの後継者になるようにプログラムされている。彼はフレッシュさとエネルギーに満ちていて、いつもハングリーだ。彼はバイエルンにとって最大の脅威となるだろう」 2023.03.08 22:54 Wed
4

35歳ボアテングがセリエA初挑戦か ドイツ代表通算76キャップの14年W杯優勝メンバー

サレルニターナが元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング(35)のフリー獲得を検討しているという。 ドイツ代表通算76キャップを誇り、2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)優勝メンバーでもあるボアテング。クラブキャリアではヘルタ・ベルリン、ハンブルガーSV、マンチェスター・シティ、そしてバイエルンに10年間所属し、昨季までの2年間はリヨンでプレーした。 現在は無所属で、イタリア『カルチョメルカート』によると、名スポーツ・ディレクター(SD)、ワルテル・サバティーニ氏が辣腕を振るうプロビンチャのサレルニターナからフリー獲得に興味を持たれているという。 すでにサバティーニSDとの顔合わせは済んでいるようで、イタリア『スカイ・スポーツ』いわく、昨年10月にバイエルンへの電撃復帰が噂されていたころには同SDと連絡を取り始めていたとのこと。18日にも加入交渉が予定されており、ここで何らかの進展があるとみられている。 ボアテングはバイエルン時代の同僚、元フランス代表MFフランク・リベリー氏がテクニカルスタッフとして所属するサレルニターナへ向かうのか。 ちなみに、ボアテングの異母兄弟である元ガーナ代表MFケヴィン=プリンス・ボアテング氏は、現役時代にミラン、サッスオーロ、フィオレンティーナ、モンツァとイタリア4クラブに在籍経験を持つ。 2024.01.18 15:40 Thu
5

まさにドツボ…大物補強効果なしの最下位サレルニターナ、上層部の逆鱗に触れた昨季16得点ディアがチームから除外

サレルニターナがドツボにハマってしまった…。 2021-22シーズンに23年ぶりのセリエA昇格を掴んだサレルニターナ。財政規模の小さいプロヴィンチャだが、過去2年はギリギリ残留、MFアントニオ・カンドレーヴァにワルテル・サバティーニSDとカルチョを知り尽くしたベテラン名戦士も在籍する、どこか勇気を与えてくれるクラブだ。 そんな彼らも今季は最下位が定位置。1月マーケットのDFジェローム・ボアテング獲得で話題を呼んだが、昨年12月30日を最後に白星がなく、失点数はむしろ増加傾向…直近4試合で10失点を喫する。 そしてこの度、低迷に拍車をかけるような事態が発生してしまった。 イタリア『カルチョメルカート』によると、2日に行われた第27節ウディネーゼ戦で、昨季16得点のエース、セネガル代表FWブライエ・ディアが途中出場を拒否。これに上層部が激怒し、以後ディアは全体練習から締め出されたという。 これにより、ディアは第29節カリアリ戦の遠征メンバーからも除外。昨季16得点から一転、今季ここまで4得点のエースは、ファビオ・リベラーニ新監督体制2試合目にしてベンチスタートとなり、3試合目カリアリ戦もスターターを外れたことに不満を抱いていたようだ。 リベラーニ監督もディアの処遇についてコメント。「誰でも間違いを犯す」としつつ、チームからの締め出しがオーナーの決定だったことを明言し、「ディア自身の態度次第でもちろん復帰OKだが、決めるのは私ではない」とドライに説明した。 サレルニターナは残り11試合で残留圏17位と勝ち点「9」差。現実的には、ディアにボールを集めてネットを揺らしてもらうしか大逆転残留への道筋が見えないところだが、果たして…。 2024.03.09 21:25 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly