セリエB降格のサレルニターナが混乱…クラブ売却失敗によりソッティル新監督が「10日」で辞任へ

2024.07.01 13:50 Mon
アンドレア・ソッティル氏が「10日」で辞任へ
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アンドレア・ソッティル氏が「10日」で辞任へ
サレルニターナが混乱に陥っている。『フットボール・イタリア』が伝える。

ダントツのセリエA最下位により、セリエB降格が決まったサレルニターナ。
ここ最近、オーナーのダニロ・イエルヴォリーノ氏は、アイルランドに本社を置く企業「ブレラ・ホールディングス(※1)」への売却交渉を行ってきたが、ここにきて破談したという。

(※1)イタリアに支店があり、アマチュアサッカークラブと女子バレーボール・セリエAのクラブを保有・運営

6月22日にはアンドレア・ソッティル氏の新監督就任がリリースされていたが、同氏は新体制移行を前提としたオファー受諾だった模様。売却交渉破談を受け、辞任を決めたそうだ。
というのも、「ブレラ・ホールディングス」はセリエBとしてはそれなりの補強予算を用意していたようで、ソッティル氏はチーム再構築の目論見が崩れてしまった格好。

新スポーツ・ディレクター(SD)のジャンルカ・ペトラーキ氏は留任するようだが、ソッティル氏は2日にも辞任を発表する見通し。ファンは、混乱するクラブに怒りを隠せないという。

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ウディネーゼの指揮官に就任したファビオ・カンナバーロ氏(50)が、23日に就任記者会見に臨んだ。 昨年9月に就任したアンドレア・ソッティル氏の後任として就任したガブリエレ・チオフィ監督の下でシーズンを戦ってきたウディネーゼだが、ここまで4勝10分け9敗と結果を出せず、自動降格圏とわずか1ポイント差の17位に低迷。 クラブは22日にチオフィ監督の解任とカンナバーロ氏の新監督就任を発表していた。 本拠地ダチア・アレーナのプレスルームで就任会見に出席したカンナバーロ新監督は、チームの課題と今後について以下のように語った。 「ここ数試合、フィジカル的な問題や戦術的な問題は見られなかったが恐怖心を感じているように見えた。特に試合終了間際は、勝ちたいという強い気持ちと集中力が必要だ」 「結果が出ないのは、メンタル的な面が主な原因だ。現在の選手たちは非常によく管理されており、すべてを把握することができる上に、彼らの後ろには常にマシンがあって、それがよく機能しているね。だからこそ、我々はメンタル面を強化しなければならないし、そのための努力をすぐに始めている」 「このチームは失点をしないことに重きを置いているようだが、そのためか引き分けが多く、わずか4勝しか挙げられていない。残念な結果だ。我々は残留という目標に向けて、より攻撃的なサッカーを目指し、よりアグレッシブなスタイルで戦っていくつもりだ」 2024.04.24 01:00 Wed
ウディネーゼは22日、ガブリエレ・チオフィ監督(48)の解任と、ファビオ・カンナバーロ氏(50)の新指揮官就任を発表した。カンナバーロ氏とは今季終了までの契約を結んでいる。 チオフィ監督は9月にアンドレア・ソッティル氏の後任として就任。しかし4勝10分け9敗と結果を出せず、自動降格圏とわずか1ポイント差の17位に低迷していた。 カンナバーロ氏は現役時代、ナポリやパルマ、インテル、ユベントス、レアル・マドリーで活躍し、2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)制覇に導いた稀代の名DF。 現役引退後は中国の広州恒大(現:広州FC)や、天津権健(現:天津天海)、中国代表を指揮。直近では2022年9月にセリエBのベネヴェントの指揮官に就任したが、成績不振により4カ月で解任されていた。 初陣はDFエヴァン・エンディカの健康上の問題で25日に延期となったセリエA第32節のローマ戦となり、アッズーリの後輩であるダニエレ・デ・ロッシとの元同僚対決が実現することになった。 2024.04.22 22:20 Mon
ウディネーゼは24日、アンドレア・ソッティル監督(49)を解任したことを発表した。 ウディネーゼは今季、9試合を消化したセリエAで未勝利の6分け3敗で18位に低迷していた。昨季後半から低迷を続けていたこともあってクラブはソッティル監督の解任に踏み切った。 ソッティル監督は昨季ウディネーゼの指揮官に就任。開幕から10試合で6勝3分け1敗の好スタートを切ったものの、1月以降は5勝と低迷し、12位でフィニッシュしていた。 後任にはガブリエレ・チオフィ氏(48)の名前が挙がっている。2021年12月にルカ・ゴッティ監督の解任を受けてアシスタントコーチからウディネーゼの指揮官に就任したチオフィ氏は12位でチームを残留させたが、契約延長には至らなかった。 直近では昨季ヴェローナを指揮するも10月に成績不振により解任されていた。 2023.10.25 06:45 Wed
ラツィオがウディネーゼのセルビア代表MFラザール・サマルジッチ(21)の獲得を目指しているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じている。 今夏はチームの主軸だったセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチをアル・ヒラルへと売却したラツィオ。代わりに日本代表MF鎌田大地やU-21イタリア代表MFニコロ・ロベッラを獲得したが、さらなる中盤の補強を進めるようだ。 新たなターゲットとなっているのが、インテル移籍まであと一歩だったサマルジッチとのこと。サマルジッチはミラノに飛んでメディカルチェックも済ませていたものの、代理人と父親が突如インテルに金銭面の条件変更を要求し、サインをかわすには至らず。移籍は暗礁に乗り上げ、サマルジッチはウディネーゼに戻ってトレーニングを行っていると報じられていた。 そんな中、ラツィオは19日の朝にウディネーゼと接触した模様。サマルジッチがウディネーゼにとどまることは困難だと考えているようで、特定の条件が満たされた場合に買取義務が発生するレンタルなど、さまざまな形式での移籍をウディネーゼ側に提案しているという。 また、当初はこの取引にクロアチア代表MFトマ・バシッチ(26)が含まれる可能性もあったようだが、ラツィオはバシッチを含めずとも交渉を進める意向とのこと。バシッチ本人も首都ローマから離れることやウディネーゼへの移籍を望んでいないという。 なお、ウディネーゼのアンドレア・ソッティル監督は20日のセリエA開幕節ユベントス戦に臨むメンバーにサマルジッチを加えている。ベンチスタートとなる見込みだが、試合に出場する可能性も十分あるようだ。 2023.08.20 14:45 Sun
ウディネーゼは19日、アンドレア・ソッティル監督(49)と2024年6月まで契約を延長したことを発表した。 リボルノやカターニャ、ペスカーラにアスコリなどで指揮を執った経歴を持つソッティル監督は、今季開幕前にウディネーゼの指揮官に就任。 セリエA開幕から10試合で6勝3分け1敗の好スタートを切ったソッティル監督率いるウディネーゼだったが、第9節から10試合白星なしに陥るなど波のあるシーズンを送っていた。ただ残り3試合となった現在、11勝13分け11敗の12位に位置。セリエA残留を確定させていた。 2023.05.19 23:00 Fri

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ラツィオは1日、サレルニターナのU-20フランス代表FWルム・チャウナ(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2029年6月までの5年間で、移籍金はイタリア『トゥットメルカート』によると800万ユーロ(約13億8000万円)とのこと。契約解除金は5000万ユーロ(約86億6000万円)に設定された。なお、将来的にチャウナがラツィオを離れる際、移籍金の30%はサレルニターナに入る契約となっているようだ。 チャド出身でフランスで育ったチャウナはレンヌの下部組織出身の左利きのアタッカー。2021年9月にファーストチームデビューを果たすと、翌シーズンのディジョンへの武者修行を経て、昨年夏にサレルニターナへ完全移籍した。 セリエA初挑戦となった昨季は最下位に終わったチームの中で33試合出場4ゴール4アシストを記録。右ウイングを主戦場にセカンドトップやセンターフォワードでもプレーした。 スピードとボールスキルを武器に縦への突破、深い切り返しを駆使したカットインと局面打開の能力が高く、前線でのボールキープやラストパス、中盤でボールを配るゲームメーカー的な資質も持ち合わせた万能型のアタッカーだ。 2024.07.02 07:00 Tue
元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング(35)がサレルニターナのファンに別れを告げた。 かつてはマンチェスター・シティやバイエルンでもプレーしたボアテング。実績十分のセンターバックだが、2021年夏加入のリヨンを昨オフに退団してから新天地が決まらず。 そうして今季を迎えたなか、新天地となったのがサレルニターナ。今年2月の加入でセリエA7試合に出場したが、終盤に負傷欠場が続き、チームも最下位終戦で降格した。 契約もシーズン終了までとあって、動向が注目どころのボアテングは自身のSNSでメッセージを発信。感謝の思いとともに、別れの言葉を綴った。 「残念ながら、今季は僕ら全員が望むようにいかなかった。僕も思ったように貢献できず、残念だ」 「ここで温かく迎え入れられ、クラブの経営陣やファン、そして街全体のサポートに深く感謝している」 「みんなの一人ひとりの絶え間ないサポートに感謝だ。ファンのみんなとクラブの今後の成功を祈る!」 2024.05.31 12:30 Fri
ミランは25日、セリエA最終節でサレルニターナをホームに迎え、3-3で引き分けた。 前節トリノ戦を完敗した2位ミランは退団が決まっているジルーが最前線で先発。2列目に右からプリシック、ベナセル、レオンを並べた。 既に降格の決まっている最下位サレルニターナに対し、ピオリ監督の退団セレモニーが行われて迎えたキックオフ。開始2分にジルーが決定的なシュートを浴びせたミランが良い入りを見せると、1分後にもレオンが枠内シュートを放っていった。 その後もハーフコートゲームとしていたミランは22分に先制する。GKフィオリッロがハイボールの処理でファンブルしたルーズボールをレオンが蹴り込んだ。さらに27分、フロレンツィの左CKからジルーのボレーが決まってリードを広げた。 退団するジルーにゴールが生まれた中、32分には再びフロレンツィの左CKからトモリのヘディングシュートがGKを強襲したミランは、37分にテオ・エルナンデスがネットを揺らすもVARでオフサイドがありノーゴールに。 一方的な展開とした前半を2点のリードで終えたミランは、59分にレオンをお役御免とした中、64分に1点差とされる。CKからシミーにヘディングシュートを決められた。 さらに66分、左クロスからシミーのヘディングシュートで追いつかれかけたが、ここはGKミランテがセーブして凌いだ。すると77分、左サイドからのプリシックのクロスをカラブリアが頭で合わせて3-1とリードを広げた。 しかし、終盤にジルーがピッチを後にした中、87分に再び1点差とされてしまう。サンビアにミドルシュートを流し込まれた。さらに89分、ジルーと共に退団が決まっているケアーが投入された中、同点に追いつかれる。チャウナのシュートのルーズボールをシミーに押し込まれた。 このまま3-3でドロー。ピオリ監督、ジルー、ケアーのミランラストマッチを勝利で飾ることはできなかった。 2024.05.26 05:47 Sun
ラツィオが、サレルニターナのU-20フランス代表FWルム・チャウナ(20)獲得に近づいているようだ。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、ラツィオはセリエA最下位での降格が決定しているサレルニターナの逸材FWの獲得に接近。個人間では2029年までの5年契約で合意にこぎ着け、クラブ間では1000万ユーロ(約17億円)での合意に近づいているという。なお、移籍金の40%は前所属先のスタッド・レンヌに支払われることになる模様だ。 チャド出身でフランスで育ったチャウナはレンヌの下部組織出身の左利きのアタッカー。2021年9月にファーストチームデビューを果たすと、翌シーズンのディジョンへの武者修行を経て、昨年夏にサレルニターナへ完全移籍した。 セリエA初挑戦となった今シーズンはここまで32試合4ゴール4アシスト。右ウイングを主戦場にセカンドトップやセンターフォワードでもプレーした。 スピードとボールスキルを武器に縦への突破、深い切り返しを駆使したカットインと局面打開の能力が高く、前線でのボールキープやラストパス、中盤でボールを配るゲームメーカー的な資質も持ち合わせた万能型だ。 [3-4-2-1]を採用するラツィオでは2シャドーの一角か、守備面を改善できれば攻撃的なウイングバックというオプションにもなり得る。 2024.05.24 19:15 Fri
ユベントスは12日、セリエA第36節でサレルニターナをホームに迎え、1-1で引き分けた。 前節ローマ戦を引き分けた3位ユベントス(勝ち点66)は、引き続き勝利すれば来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場が決まる中、ヴラホビッチとケアンの2トップで臨んだ。 降格が決まっている最下位サレルニターナ(勝ち点15)に対し、8分にヴラホビッチのミドルがバーに直撃したユベントスだったが攻めあぐねる展開が続くと、27分に失点する。CKからピエロッツィにヘディングシュートを決められた。 さらに32分、サンビアの直接FKでGKシュチェスニーを強襲されると36分にも大ピンチ。イクウエメシにGKとの一対一の局面を作られたが、何とかシュチェスニーが凌いだ。 最下位チーム相手にピンチの連続という不甲斐ないユベントスは、43分にカンビアーゾのミドルがポストに直撃。1点ビハインドのまま前半を終えた。 迎えた後半、キエーザら3選手を投入したユベントスは、59分に同点の絶好機。カウンター返しの流れからキエーザのラストパスを受けたヴラホビッチがGKと一対一となるもシュートを決めきれない。 攻勢を強めるもののゴールが遠いユベントスは76分にルガーニを削ってユルドゥズを投入。すると80分、ミリクのヘディングシュートでGKを強襲すると、88分にはミレッティのミドルシュートがバーに直撃した。 そして追加タイム2分、ようやく同点弾。左CKをニアのロカテッリがヒールで逸らすと、ファーサイドのラビオがスライディングで流し込んだ。 ラストプレーではカウンターを受けた流れで大ピンチがあった中、1-1でタイムアップ。今節でのCL出場はこのあと試合を行うアタランタvsローマの結果に委ねられることになった。 2024.05.13 03:08 Mon

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ミランを退団した元イタリア代表DFマッティア・カルダーラ(30)の新天地がセリエBのモデナに決定した。 モデナは2日、カルダーラが延長オプション付きの1年契約で加入したことを発表した。 イタリア屈指の育成の名門アタランタの下部組織育ちのカルダーラは、そのベルガモのクラブでのプロデビューから、下部クラブでの武者修行後、ユベントスに移籍。だが、その新天地では一度もプレーすることはなく、2018年8月にミランへ完全移籍した。 しかしながら、ミランでは度重なる大ケガに泣かされ、思うようなキャリアを歩むことはできず。この間に古巣アタランタやヴェネツィア、スペツィアとセリエAのプロヴィンチャへのレンタル移籍を繰り返した。 昨シーズンは足首の手術の影響もあってミランに残留する形となった中、サレルニターナとの最終節でプレー機会を与えられ、在籍5年間で初となるリーグ戦出場を飾っていた。 個人としては2015-16シーズンに在籍したチェゼーナ時代以来、8年ぶりのセリエBでのプレーとなるが、コンディションを整えてキャリア再生を図れるか。 2024.07.02 23:15 Tue
元イタリア代表DFのイグナツィオ・アバーテ氏(37)が、セリエBのテルナーナの新指揮官に就任した。 ミラン下部組織出身で現役時代にはミラン、ナポリ、トリノといったクラブを渡り歩き、イタリア代表でも活躍した右サイドバックのアバーテ氏。2020年の現役引退後は2021-22シーズンから古巣ミランのU-16チームで指導者キャリアをスタート。その後、2022年からプリマヴェーラ(U-19チーム)の監督を務めていた。 そして、十分な下積みを積んだ37歳の青年指揮官は、今シーズンのセリエBを16位で終えたテルナーナでトップチームでの初采配を振るうことになった。 2024.06.22 00:37 Sat
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セリエA昇格プレーオフ決勝2ndレグのヴェネツィアvsクレモネーゼが2日にスタディオ・ピエル・ルイジ・ペンツォで行われ、1-0でヴェネツィアが勝利。この結果、2戦合計1-0としたヴェネツィアが3季ぶりのセリエA復帰を決めた。 今シーズンのセリエBを3位で終えたヴェネツィアと、4位で終えたクレモネーゼによるセリエA昇格を懸けたプレーオフ決勝第2戦。 5月30日に行われた1stレグをゴールレスドローで終えた両者の一戦は、開始9分にクレモネーゼにチャンス。左サイドからボックス内に切り込んだ セルニコラがコントロールショットでゴールを狙ったが、これはわずかにゴール右に外れた。 良い入りを見せたクレモネーゼだったが、24分にヴェネツィアが先制する。細かなパスワークで右サイドを突破すると、ドリブルでボックス手前まで切り込んだブシオのラストパスを走り込んだギトケアーがダイレクトシュートでゴールに流し込んだ。 迎えた後半は、1点を追うクレモネーゼが立ち上がりからボールの主導権を握ったが、ヴェネツィアも決定機を創出。61分、ザンパーノがバイタルエリア左からクロスを供給すると、ビャルカソンがこれを打点の高いヘディングで合わせたが、シュートはGKサロに弾き出された。 その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かず。ギトケアーの決勝点で逃げ切ったヴェネツィアが2戦合計1-0で勝利し、3季ぶりのセリエA復帰を果たした。 ヴェネツィア 1-0(AGG:1-0) クレモネーゼ 【ヴェネツィア】 ギトケアー(前24) 2024.06.03 07:10 Mon
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セリエA最高年俸の指揮官はモウリーニョ&アッレグリ? 伊紙がランキングを展開

セリエA指揮官の年俸ランキングが判明した。 今季のセリエAは全20チームが9試合を消化した段階で、無敗のナポリが首位に。2ポイント差でアタランタが追走し、ラツィオ、ウディネーゼと続く。ここ2シーズンの覇者であるミラノの2強や、年々下降線をたどるユベントスがトップ4に入れていないのが特徴的だ。 そんななか、イタリア『Calcio e Finanza』が報じたのが、セリエAにおける指揮官の年俸ランキング。1位はジョゼ・モウリーニョ監督(ローマ)とマッシミリアーノ・アッレグリ監督(ユベントス)というイタリアでの実績が十分な2人で、ともに700万ユーロ(約10億円)で並んでいるという。 3位がシモーネ・インザーギ監督(インテル)の550万ユーロで、ステファノ・ピオリ監督(ミラン)は400万ユーロで4位にランクイン。首位ナポリを率いるルチアーノ・スパレッティ監督は300万ユーロで5位タイに、アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は220万ユーロで7位となっている。 一方、現在セリエAで4位と躍進するウディネーゼの指揮官、アンドレア・ソッティル監督はわずか30万ユーロ(約4200万円)で18位。自身の数十倍もの年俸の指揮官らが率いるクラブを抑えての上位進出は、見事な手腕だと言えるだろう。 また、2022-23シーズンにおける指揮官20人の年俸総額は4280万ユーロ(約61億円)で、昨季の4000万ユーロから増加傾向にあるとのことだ。 2022.10.13 18:46 Thu
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元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング(35)がサレルニターナのファンに別れを告げた。 かつてはマンチェスター・シティやバイエルンでもプレーしたボアテング。実績十分のセンターバックだが、2021年夏加入のリヨンを昨オフに退団してから新天地が決まらず。 そうして今季を迎えたなか、新天地となったのがサレルニターナ。今年2月の加入でセリエA7試合に出場したが、終盤に負傷欠場が続き、チームも最下位終戦で降格した。 契約もシーズン終了までとあって、動向が注目どころのボアテングは自身のSNSでメッセージを発信。感謝の思いとともに、別れの言葉を綴った。 「残念ながら、今季は僕ら全員が望むようにいかなかった。僕も思ったように貢献できず、残念だ」 「ここで温かく迎え入れられ、クラブの経営陣やファン、そして街全体のサポートに深く感謝している」 「みんなの一人ひとりの絶え間ないサポートに感謝だ。ファンのみんなとクラブの今後の成功を祈る!」 2024.05.31 12:30 Fri
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ラツィオが降格サレルニターナの若手アタッカー獲得か?

ラツィオが、サレルニターナのU-20フランス代表FWルム・チャウナ(20)獲得に近づいているようだ。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、ラツィオはセリエA最下位での降格が決定しているサレルニターナの逸材FWの獲得に接近。個人間では2029年までの5年契約で合意にこぎ着け、クラブ間では1000万ユーロ(約17億円)での合意に近づいているという。なお、移籍金の40%は前所属先のスタッド・レンヌに支払われることになる模様だ。 チャド出身でフランスで育ったチャウナはレンヌの下部組織出身の左利きのアタッカー。2021年9月にファーストチームデビューを果たすと、翌シーズンのディジョンへの武者修行を経て、昨年夏にサレルニターナへ完全移籍した。 セリエA初挑戦となった今シーズンはここまで32試合4ゴール4アシスト。右ウイングを主戦場にセカンドトップやセンターフォワードでもプレーした。 スピードとボールスキルを武器に縦への突破、深い切り返しを駆使したカットインと局面打開の能力が高く、前線でのボールキープやラストパス、中盤でボールを配るゲームメーカー的な資質も持ち合わせた万能型だ。 [3-4-2-1]を採用するラツィオでは2シャドーの一角か、守備面を改善できれば攻撃的なウイングバックというオプションにもなり得る。 2024.05.24 19:15 Fri
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今季3度目の指揮官解任へ…最下位サレルニターナがリベラーニ体制に見切り、イタリア特有の“呼び戻し”はなし

サレルニターナが今シーズン3度目の指揮官解任へ…。『フットボール・イタリア』が伝えている。 財政規模の小さいプロヴィンチャながらも、MFアントニオ・カンドレーバにワルテル・サバティーニSDと、カルチョを知り尽くした歴戦の雄が在籍するサレルニターナ。1月にはDFコスタス・マノラス、さらにはDFジェローム・ボアテングの獲得で話題を呼んだ。 23年ぶりのセリエA昇格から過去2シーズンはギリギリ残留。しかし今季は序盤戦から低空飛行が続き、昨年12月30日を最後に白星がなく、2024年は0勝2分け9敗…マノラス&ボアテングの大物DF獲得が一切効果を発揮していない。 また、昨季16得点のFWブライエ・ディアは、2日のウディネーゼ戦で途中出場を拒否したことが上層部の逆鱗に触れ、以後出場なし。早い段階から最下位が定位置となっていたチームは、残り8試合で残留圏内17位と勝ち点「11」差をつけられている。 このように今季は踏んだり蹴ったりのサレルニターナ。 その過程で昨年10月にパウロ・ソウザ監督、2月にはフィリッポ・インザーギ監督を解任。現在は今季3人目の指揮官としてファビオ・リベラーニ監督(47)が指揮を執るが、どうやら19日中に解任が発表される見通しだという。 先月解任されたばかりのインザーギ氏はまだ契約が残っており、イタリア特有の“呼び戻し”もあり得ると当初は報じられていたが、このアイデアは上層部にない模様。 過去にトリノやアタランタ、ウディネーゼ等を率い、現在はサレルニターナの下部組織をマネージャーとして統括するステファノ・コラントゥオーノ氏(61)が、後任として内部昇格するとのことだ。 リベラーニ体制5試合では0勝1分け4敗、指揮官更迭の度に成績が悪化するサレルニターナ。もうすぐ今季4人目の指揮官が着任しそうだが、残り8試合で勝ち点「11」差は厳しい…。 2024.03.19 13:35 Tue

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