円熟味を増す36歳カンドレーバ、サレルニターナに完全移籍へ! セリエA残留で買い取り義務発動

2023.05.15 14:55 Mon
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サレルニターナは元イタリア代表MFアントニオ・カンドレーバ(36)の買い取り義務が発動する見込みとなった。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

サンプドリアから1年間のレンタル移籍でサレルニターナに所属しているカンドレーバ。今シーズンはセリエA32試合に出場し5ゴール4アシストを記録しているが、うち3ゴールはユベントス、ラツィオ、インテルと、チャンピオンズリーグ(CL)圏内の古巣相手に決めたものとなっている。

また、13日にホームで行われた第35節アタランタ戦では0-0で迎えた80分に途中出場し、93分に右足ミドルで劇的決勝点。カンドレーバの1点で勝利したサレルニターナは残り3試合で降格圏18位との勝ち点差が「8」となり、セリエA残留が限りなく濃厚な状況となった。
一方、カンドレーバの契約に目を向けると、サレルニターナは2つの条件をクリアすることで50万ユーロ(約7400万円)の買い取り義務が発生。1つ目は公式戦の出場数が20試合に達すること、2つ目はセリエA残留を達成すること。1つ目をすでにクリアしていたなか、2つ目もアタランタ戦の勝利によって目の前まできている。

加入当初からサポーターの心を掴み、ロッカールームでは持ち前のリーダーシップを遺憾なく発揮してきたカンドレーバ。保有元のサンプドリアはセリエB降格となってしまったが、円熟味を増す36歳の勇姿は来シーズンもセリエAの舞台でお目にかかれそうだ。

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ラツィオ、降格サレルニターナからU-20フランス代表FWチャウナを獲得

ラツィオは1日、サレルニターナのU-20フランス代表FWルム・チャウナ(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2029年6月までの5年間で、移籍金はイタリア『トゥットメルカート』によると800万ユーロ(約13億8000万円)とのこと。契約解除金は5000万ユーロ(約86億6000万円)に設定された。なお、将来的にチャウナがラツィオを離れる際、移籍金の30%はサレルニターナに入る契約となっているようだ。 チャド出身でフランスで育ったチャウナはレンヌの下部組織出身の左利きのアタッカー。2021年9月にファーストチームデビューを果たすと、翌シーズンのディジョンへの武者修行を経て、昨年夏にサレルニターナへ完全移籍した。 セリエA初挑戦となった昨季は最下位に終わったチームの中で33試合出場4ゴール4アシストを記録。右ウイングを主戦場にセカンドトップやセンターフォワードでもプレーした。 スピードとボールスキルを武器に縦への突破、深い切り返しを駆使したカットインと局面打開の能力が高く、前線でのボールキープやラストパス、中盤でボールを配るゲームメーカー的な資質も持ち合わせた万能型のアタッカーだ。 2024.07.02 07:00 Tue

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