女子W杯王者・スペインがオランダを下し、初のオリンピック出場権獲得!決勝は初タイトル目指すフランスと激突【UWNL】
2024.02.24 14:50 Sat
UWNL決勝行きとパリ五輪の切符を掴んだスペイン女子代表
今回が記念すべき第1回大会となるUEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)は、パリ・オリンピックの欧州予選も兼ねており、五輪開催国のフランスを除いた上位2カ国に出場権が与えられる。23日には準決勝の2試合が各地で行われ、スペインとフランスがそれぞれ決勝進出を決めた。
◆スペインvsオランダ
2023年オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の優勝チーム、スペイン女子代表は、2017年の欧州選手権(ユーロ)覇者・オランダ女子代表と、セビージャで対戦。3-0で勝利を収めた。
前半は互いに好機を作り、オランダはバルセロナでプレーするエスメ・ブルフツが右クロスから7分に、その直後にはスペインもバルセロナのサルマ・パラジュエロが立て続けにビッグチャンスを迎えたが、いずれもシュートは枠を外れた。
それでも試合を動かしたのは、総じてボールを支配していたスペインだった。41分、ペナルティアーク左でオナ・バトジェの横パス受けた10番、ジェニファー・エルモソが、1人、2人と相手をかわし、最後はダブルタッチからDF2枚の間を抜く左足のフィニッシュ。先制ゴールを右隅へと沈めた。
さらに前半終了間際の45分、マリオナ・カルデンテイのクロスがニアのパラジュエロを抜けると、ゴール前へ飛び込んできたアイタナ・ボンマティが右足インサイドのボレーで合わせ、スペインが追加点を奪う。
73分には、2022年U-17女子W杯の最優秀選手である17歳MFヴィッキー・ロペスを、大一番でA代表デビューさせたスペイン。その4分後には、ゴール前での混戦からバトジェが押し込んでリードを広げると、無失点のままタイムアップを迎え、決勝進出とともに、初のオリンピック出場権を獲得した。
◆フランスvsドイツ
デシーヌでドイツ女子代表を迎え撃ったフランス女子代表は、2-1の逃げ切り勝ちで難敵を退けた。
エルヴェ・ルナール監督率いるフランスが、ホームの大声援を受けて序盤から攻勢を掛けたのに対し、ドイツは15分にCKからニアへ入ったアレクサンドラ・ポップが頭で狙う。
均衡を破ったのは、ハイプレスとサイド攻撃を軸に押し続けたフランスだった。40分、敵陣左サイドで獲得したFKをセルマ・バシャが放り込んで跳ね返されると、クリアボールに反応したカディディアトゥ・ディアニが強烈な右足のダイレクトボレーを叩き込み、ネットを揺らした。
なおも攻め込むフランスは前半のアディショナルタイム、ウジェニー・ル・ソマーがドイツの最終ラインからボールを奪ってショートカウンターに転じると、グレース・ゲヨロがボックス内で倒されてPKを獲得。これをサキナ・キャシャウィが沈め、点差を広げて前半を折り返した。
逆転で五輪へ切符を手にしたいドイツは、セットプレーを含めて反撃の姿勢を強め、72分にはポップの左足がクロスバーを直撃。足が重くなったフランスを押し込むと、VARチェックとオン・フィールド・レビューの結果、右CKに対応したアマンディーヌ・アンリのハンドが認められ、PKを獲得する。これをジュリア・グヴィンが豪快に蹴り込み、82分に1点を返す。
それでも、フランスは残り時間を耐え切り、これ以上の追撃を許さずタイムアップ。女子W杯、ユーロと、主要国際大会ではベスト4の壁に阻まれ続けてきたレ・ブルーが、初のタイトル獲得に王手をかけた。
また、フランスが決勝に進出したため、パリ・オリンピックのもう1枠は、オランダvsドイツの3位決定戦の結果に委ねられることとなった。
◆スペインvsオランダ
前半は互いに好機を作り、オランダはバルセロナでプレーするエスメ・ブルフツが右クロスから7分に、その直後にはスペインもバルセロナのサルマ・パラジュエロが立て続けにビッグチャンスを迎えたが、いずれもシュートは枠を外れた。
17分のオランダは、ヒザの前十字じん帯断裂から復帰後初の先発返り咲きとなったフィフィアネ・ミーデマのスルーパスからリネト・ベーレンスタインが右ポケットで右足を振るが、GKカタ・コルのセーブに遭う。
それでも試合を動かしたのは、総じてボールを支配していたスペインだった。41分、ペナルティアーク左でオナ・バトジェの横パス受けた10番、ジェニファー・エルモソが、1人、2人と相手をかわし、最後はダブルタッチからDF2枚の間を抜く左足のフィニッシュ。先制ゴールを右隅へと沈めた。
さらに前半終了間際の45分、マリオナ・カルデンテイのクロスがニアのパラジュエロを抜けると、ゴール前へ飛び込んできたアイタナ・ボンマティが右足インサイドのボレーで合わせ、スペインが追加点を奪う。
73分には、2022年U-17女子W杯の最優秀選手である17歳MFヴィッキー・ロペスを、大一番でA代表デビューさせたスペイン。その4分後には、ゴール前での混戦からバトジェが押し込んでリードを広げると、無失点のままタイムアップを迎え、決勝進出とともに、初のオリンピック出場権を獲得した。
◆フランスvsドイツ
デシーヌでドイツ女子代表を迎え撃ったフランス女子代表は、2-1の逃げ切り勝ちで難敵を退けた。
エルヴェ・ルナール監督率いるフランスが、ホームの大声援を受けて序盤から攻勢を掛けたのに対し、ドイツは15分にCKからニアへ入ったアレクサンドラ・ポップが頭で狙う。
均衡を破ったのは、ハイプレスとサイド攻撃を軸に押し続けたフランスだった。40分、敵陣左サイドで獲得したFKをセルマ・バシャが放り込んで跳ね返されると、クリアボールに反応したカディディアトゥ・ディアニが強烈な右足のダイレクトボレーを叩き込み、ネットを揺らした。
なおも攻め込むフランスは前半のアディショナルタイム、ウジェニー・ル・ソマーがドイツの最終ラインからボールを奪ってショートカウンターに転じると、グレース・ゲヨロがボックス内で倒されてPKを獲得。これをサキナ・キャシャウィが沈め、点差を広げて前半を折り返した。
逆転で五輪へ切符を手にしたいドイツは、セットプレーを含めて反撃の姿勢を強め、72分にはポップの左足がクロスバーを直撃。足が重くなったフランスを押し込むと、VARチェックとオン・フィールド・レビューの結果、右CKに対応したアマンディーヌ・アンリのハンドが認められ、PKを獲得する。これをジュリア・グヴィンが豪快に蹴り込み、82分に1点を返す。
それでも、フランスは残り時間を耐え切り、これ以上の追撃を許さずタイムアップ。女子W杯、ユーロと、主要国際大会ではベスト4の壁に阻まれ続けてきたレ・ブルーが、初のタイトル獲得に王手をかけた。
また、フランスが決勝に進出したため、パリ・オリンピックのもう1枠は、オランダvsドイツの3位決定戦の結果に委ねられることとなった。
1
2
サルマ・パラジュエロ
フィフィアネ・ミーデマ
リネト・ベーレンスタイン
カタ・コル
ジェニファー・エルモソ
マリオナ・カルデンテイ
アイタナ・ボンマティ
ヴィッキー・ロペス
エルヴェ・ルナール
アレクサンドラ・ポップ
セルマ・バシャ
カディディアトゥ・ディアニ
ウジェニー・ル・ソマー
アマンディーヌ・アンリ
ジュリア・グヴィン
スペイン女子代表
オランダ女子代表
フランス女子代表
ドイツ女子代表
UEFA女子ネーションズリーグ
サルマ・パラジュエロの関連記事
スペイン女子代表の関連記事
UEFA女子ネーションズリーグの関連記事
記事をさがす
|
|
サルマ・パラジュエロの人気記事ランキング
1
スペインが圧巻5ゴールでザンビアを撃破!2連勝でなでしことともに決勝T進出1番乗り【2023女子W杯】
26日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループCの第2節、スペイン女子代表vsザンビア女子代表がイーデン・パーク(オークランド)で行われ、スペインが5-0で勝利を収めた。 初戦のコスタリカ女子代表戦では相手を圧倒し、3-0と好スタートを切った3大会連続3度目の出場となるスペイン。前節からスタメン2人を変更し、今大会初先発のアレクシア・プテジャスが[4-3-3]のインサイドハーフに。ジェニファー・エルモソがセンターフォワードに入り、こちらも初先発となるマリオナ・カルデンテイが左のウイングを務めた。 対する初出場となるザンビアは、0-5と大敗したなでしこジャパン戦で退場処分を受けたGKのみを変更。[4-2-1-3]のスタートでユーニス・サカラがゴールマウスを守ったが、序盤から仕事量が増えることとなる。 序盤からポゼッションで勝るスペインがザンビアを押し込み、3分にはプテジャスがこぼれ球を拾ってフィニッシュ。2021、2022年と2年連続で女子バロンドールを受賞した背番号「11」は、2分後には絶妙クロスでサルマ・パラジュエロへとラストパスを送る。 一方のザンビアも8分にバーバラ・バンダが長い距離を運び、独力でボックス内からのフィニッシュまで持ち込んだが、動じないスペインが直後に試合を動かした。 9分、左サイドの深い位置でカルデンテイ、エルモソ、プテジャスが絡み、エルモソのマイナスパスを受けたテレサ・アベレイラがボックス手前左から右足での鮮烈なミドルを突き刺すと、4分後にはプテジャスのパーフェクトクロスからエルモソがヘディングを沈め、あっという間にリードを広げた。 出はなを挫かれたザンビアもバーバラ・バンダやレーチェル・クンダナンジのスピードを生かそうと試みるが、要所でのパスミスもあってスペインに脅威を与えられない。37分には負傷したスーザン・バンダを含めて2枚替えを行うが、42分のカウンターもバーバラ・バンダはイレーナ・パレデスに対応された。 悠々とボールを回していたスペインはハーフタイムに今大会初出場となるエヴァ・ナバーロら3選手を投入。だが、W杯初ゴールを目指すザンビアの圧力も高まり、後半は開始から互いがシュートシーンを迎えるオープンな展開に。 それでも69分、ナバーロのパスで背後を取った途中出場のアルバ・レドンドが相手のチャージを受けながらもボックスへ侵入。GKをかわして無人のゴールへ流し込む。 1分後にはオルガ・カルモナのクロスからイレーネ・ゲレーロが狙い、右ポストからの跳ね返りをエルモソが蹴り込んでまたもネットを揺らす。カルモナのパス受けのタイミングに対し、1度はフラッグアップされたものの、VARチェックの結果、ゴールが認められた。 連続得点でザンビア反撃の火を鎮静化したスペインは、ようやくゲームをコントロール。85分にはレドンドもドブレーテを達成し、終わってみれば5得点を奪っての大勝劇。圧巻のゴールショーとクリーンシートでゲームを締めくくった。 この結果、グループCでは2連勝を飾ったスペインとなでしこジャパンの決勝トーナメント進出が決定している。 スペイン女子代表 5-0 ザンビア女子代表 【スペイン】 テレサ・アベレイラ(前9) ジェニファー・エルモソ(前13、後25) アルバ・レドンド(後24、40) 2023.07.26 18:35 Wed2
女子W杯2023、視聴者数が世界各国で記録的な数字に! イングランドやスペインはもちろん中国でも
女子サッカーへの関心を裏付ける数字となっているようだ。 スペイン女子代表の初優勝で幕を閉じたオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)。両開催国ともに入場者数が過去最高を記録するなど、大盛況のうちに終わった。 中継の数字にも関心の高さは見て取れ、オーストラリアでは準決勝のイングランド女子代表戦をピーク時に過去最高となる1115万人が視聴したと伝えられていた。 また、『ロイター』は各国の視聴者数に関するデータをまとめており、イギリスでは『BBC One』のピーク視聴者数が1200万人に。『iTV』でも放送された決勝戦は、合計最高視聴者数が1440万人に達したと、集計会社バーブが報告している。 なお、イングランドが初優勝した母国での女子欧州選手権(ユーロ)2022では1740万人、7月に行われたテニスの男子ウィンブルドン決勝では1130万人だったと比較。関心の高さがうかがえる。 スペインでは560万人が決勝戦を視聴し、最高視聴者数は740万人に。これはスペインにおける女子サッカーの試合のテレビ視聴者数としては史上最高記録とのこと。『バルロベント・コミュニケーション』が発表したデータによると、スペインのテレビ視聴者の56.2%が男性だったという。 中国ではグループステージのイングランド戦を5390万人が視聴。1試合の最高視聴者数を記録した。 世界での総視聴者数は明記されていないものの、FIFA女子サッカー最高責任者のサライ・ブレナン氏によれば、開幕前には前回大会の11億2000万人を上回る20億人以上と見込まれていた。 各国の施策による女子チームへの強化体制が実を結び、ゲームの強度や戦術の向上、さらには有望な若手、スペイン女子代表FWサルマ・パラジュエロやコロンビア女子代表MFリンダ・カイセドらが多数台頭した今大会。W杯後には初のUEFA女子ネーションズリーグがスタートし、来年にはパリ・オリンピック、さらに翌年には女子ユーロが控えており、まだまだ世界の女子サッカー熱は冷めそうにない。 2023.08.23 21:27 Wed3
「2度も獲得できるとは…」女子バロンドール連覇のボンマティ、自身の使命を語る「小さな女子や男子の模範に」
女子バロンドールを連覇したバルセロナ・フェメニのスペイン女子代表MFアイタナ・ボンマティが受賞について語った。フランス『レキップ』が伝えた。 28日、2024年のバロンドール授賞式が開催。男子はマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが初受賞。女子も同じスペインのボンマティが連覇を果たした。 2023-24シーズンのボンマティは、バルセロナでリーガF、コパ・デ・ラ・レイナ、女子チャンピオンズリーグと3冠を達成。公式戦41試合で19ゴール18アシストという驚異的な数字を残し、タイトルも総なめにした。 今シーズンも公式戦7試合で3ゴール3アシストを記録するなど、現在の女子サッカーで最高の選手は、バロンドール連覇を達成。2021年、2022年に連覇を果たしたチームメイトのアレクシア・プテジャスの後を継ぐ形となった。 2年連続でバロンドールに選ばれたボンマティはインタビューでコメント。感謝と共に、自身の活躍が多くの子どもたちの模範になれることを願った。 「2年連続でバロンドールを受賞できて光栄です。これは、今シーズン私が良いプレーをしたこと、そしてバルサとスペイン代表チームで、個人レベルでも集団レベルでもうまくいったことを意味します」 「チームメイト、そして私のクラブとラ・ロハのスタッフに捧げます。この素晴らしいトロフィーを2度も獲得できるとは思ってもいませんでした。とても誇りに思います」 「私の基準と考え方があれば、何でも可能です。私の使命は、小さな女子や男子たちの模範となることで、それは重要です。このバロンドールによって、さらに多くの家庭で選ばれることを願っています。女性がより多くの権利と自由を得るために、闘いは続けなければなりません」 <h3>◆女子バロンドール最終結果</h3> 1.アイタナ・ボンマティ(バルセロナ/スペイン) 2.キャロライン・グラハム・ハンセン(バルセロナ/ノルウェー) 3.サルマ・パラジュエロ(バルセロナ/スペイン) 4.ソフィア・スミス(ポートランド・ソーンズ/アメリカ) 5.リンジー・ホラン(リヨン/アメリカ) 6.マロリー・スワンソン(ワシントン・スピリット/アメリカ) 7.マリー・アントワネット・カトト(パリ・サンジェルマン/フランス) 8.マリオナ・カルデンテイ(バルセロナ/スペイン) 9.トリニティ・ロッドマン(ワシントン・スピリット/アメリカ) 10.アレクシア・プテジャス(バルセロナ/スペイン) 11.パトリシア・ギハーロ(バルセロナ/スペイン) 12.バーバラ・バンダ(オーランド・プライド/ザンビア) 13.ローレン・ジェームズ(チェルシー/イングランド) 14.アーダ・ヘーゲルベルグ(リヨン/ノルウェー) 15.カディジャ・ショー(マンチェスター・シティ/ジャマイカ) 16.タバサ・チャウィンガ(パリ・サンジェルマン→リヨン/マラウィ) 17.アリッサ・ネイハー(シカゴ・レッドスターズ/アメリカ) 18.ガビ・ポルティーリョ(コリンチャンス/ブラジル) 19.ジュリア・グヴィン(バイエルン/ドイツ) 20.ルーシー・ブロンズ(チェルシー/イングランド) 21.マイラ・ラミレス(チェルシー/コロンビア) 22.グロディス・ペルラ・ヴィゴスドッティル(バイエルン/ドイツ) 23.タルシアニ(ヒューストン・ダッシュ/ブラジル) 24.レア・シュラー(バイエルン/ドイツ) 25.シェーケ・ニュスケン(チェルシー/ドイツ) 26.長谷川唯(マンチェスター・シティ/日本) 27.マヌエラ・ジュリアーノ(ローマ/イタリア) 28.ローレン・ヘンプ(マンチェスター・シティ/イングランド) 29.エヴァ・パヨル(バルセロナ/ポーランド) 30.グレイス・ゲヨロ(パリ・サンジェルマン/フランス) <span class="paragraph-title">【動画】ボンマティが自身2つ目のバロンドールトロフィーにキス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Aitana, it's all yours!<a href="https://twitter.com/hashtag/ballondor?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ballondor</a> <a href="https://t.co/BT2PzX2I3x">pic.twitter.com/BT2PzX2I3x</a></p>— Ballon d'Or (@ballondor) <a href="https://twitter.com/ballondor/status/1851034214885392388?ref_src=twsrc%5Etfw">October 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.29 10:35 Tue4
女子"エル・クラシコ"は首位バルサが2位マドリーを圧倒!ボンマティの先制弾など5ゴールの貫録勝ち【リーガF】
19日、リーガF(スペイン女子1部)第9節ではバルセロナvsレアル・マドリーの"エル・クラシコ"がエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われ、ホームのバルセロナが5-0で勝利を収めた。 現在のリーガFを牽引する両クラブ。開幕8連勝で首位に立つバルセロナが、7勝1敗で2位に付けるマドリーを本拠地に迎えた。 ここまで34得点2失点と今季も無類の強さを発揮するバルセロナは、アイタナ・ボンマティやサルマ・パラジュエロといった複数のスペイン女子代表勢に加え、ルーシー・ブロンズやキーラ・ウォルシュのイングランド女子代表2人も先発。[4-3-3]の右ウイングにはノルウェー女子代表FWキャロライン・グラハム・ハンセンが入った。 なお、アレクシア・プテジャスはヒザの違和感、イレーネ・パレデスは扁桃炎のためにメンバーから外れている。 対するマドリーは[4-4-2]でセット。オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でも活躍したコロンビア女子代表FWリンダ・カイセドが、デンマーク女子代表FWシグネ・ブルーンと縦関係のツートップを組み、左サイドバックには先のW杯で鮮烈なゴールを決めたスペイン女子代表DFオルガ・カルモナが入った。 序盤はマドリーもボールを保持して前進したが、バルセロナは奪取後に自陣で冷静にプレスをいなし、攻め込んだマドリーの背後を突く。 17分にはまさにその形でバルセロナが先制する。自陣深い位置でマドリーのチェックをかいくぐり、右サイドの広大なスペースを使うと、ブロンズ、グラハム・ハンセンとつないで、仕上げはボンマティ。ここしかないというコースを左足で射抜き、ゴール左下隅へと流し込んだ。 この1点を機にバルセロナの保持率が上がると、23分にはボンマティが左からのクロスを収めて左足のフィニッシュ。これは左ポストを叩く。 以降は完全に主導権を握ったバルセロナ。36分にはグラハム・ハンセンのクロスをマリオナ・カルデンテイが落としてパトリシア・ギハーロが狙うも、GKの正面を突く。その3分後にはグラハム・ハンセンが変幻自在のドリブルでカルモナを手玉に取り、左足を振るがクロスバーに嫌われた。 今季は6得点5アシストと、リーグで最も得点に直接関与しているグラハム・ハンセンは、42分の好機もふかしてしまったが、1分後についにネットを揺らす。 パラジュエロのミドルシュートがバーを叩き、跳ね返りが詰めていたグラハム・ハンセンの下へこぼれると、今度はワントラップからきっちりと蹴り込んだ。 リードを広げたバルセロナはさらに畳みかけ、45+1分にはCKのこぼれ球を拾ったカルデンテイが左ポケットから鮮やかなコントロールショットを右上隅へ流し込み、3点を奪って前半を終えた。 後半も流れはバルセロナに偏り、開始早々にはパラジュエロが裏を取ってGKとの一対一に。だが、マドリーも守護神ミサ・ロドリゲスが好セーブを披露し、辛うじて凌ぐ。 61分のバルセロナはボンマティが守備陣の隙間を縫うようなドリブルで左ポケットへ侵入。自らも狙えた場面だったが、パラジュエロへの横パスを選択し、結果としてシュートは打ち切れず。追加点には至らない。 一方のマドリーも守勢から脱却できず。数薄くない82分の貴重なチャンスもカイセドはオフサイドを取られ、シュートブロックに来たカタ・コルのチャージが右足首へ入り、悶絶。プレー続行不可となる。 スコアのゆとりが仇になったか、攻勢は続くも後半はネットを揺らせずにいたバルセロナだったが、終わりも見えた後半のアディショナルタイムにダメ押し弾を2つ挙げる。 90+1分、ボンマティが中央を切り裂いてのラストパスから途中出場のクラウディア・ピナが流し込み、その2分後にはこちらも途中出場、2022年U-17女子W杯のMVPヴィッキー・ロペスが加点した。 終わってみればバルセロナが大量5ゴールを奪っての快勝。3万8707人の観衆の前で、首位の座を確かなものとした。 バルセロナ 5-0 レアル・マドリー 【バルセロナ】 アイタナ・ボンマティ(前17) キャロライン・グラハム・ハンセン(前43) マリオナ・カルデンテイ(前45+1) クラウディア・ピナ(後45+1) ヴィッキー・ロペス(後45+3) <span class="paragraph-title">【動画】見事にコースを射抜いたボンマティの先制ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">¡ES LA BALÓN DE ORO! ¡Es la mejor del mundo, <a href="https://twitter.com/AitanaBonmati?ref_src=twsrc%5Etfw">@AitanaBonmati</a>, apareciendo en el partido de los partidos! <br><br>El primer gol del <a href="https://twitter.com/FCBfemeni?ref_src=twsrc%5Etfw">@FCBfemeni</a> contra el Real Madrid <a href="https://twitter.com/hashtag/LigaFenDAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#LigaFenDAZN</a> <a href="https://t.co/6Uo7dH2AUX">pic.twitter.com/6Uo7dH2AUX</a></p>— DAZN España (@DAZN_ES) <a href="https://twitter.com/DAZN_ES/status/1726200672771571920?ref_src=twsrc%5Etfw">November 19, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.19 22:25 Sun5
女子バロンドール2024候補30名が発表、昨年に続き長谷川唯が選出
フランス・フットボールは4日、2023-24シーズンの女子バロンドール候補30名を発表した。 なでしこジャパンからは昨年に続きMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)が選出されている。 候補者30名のなかには昨年受賞のスペイン女子代表MFアイタナ・ボンマティの他、パリ・オリンピック優勝のアメリカ代表からFWトリニティ・ロドマンら5選手が選出されている。 発表された候補者30名は以下の通り。受賞者は10月28日に発表される。 ◆候補者一覧 ※()内は所属クラブ/国籍 長谷川唯(マンチェスター・シティ/日本) アイタナ・ボンマティ(バルセロナ/スペイン) ルーシー・ブロンズ(バルセロナ/イングランド) マリオナ・カルデンテイ(バルセロナ/スペイン) バーブラ・バンダ(上海盛麗/ザンビア) タビサ・チャウィンガ(パリ・サンジェルマン/マラウィ) グレイス・ゲヨロ(パリ・サンジェルマン/フランス) マヌエラ・ジュリアーノ(ローマ/イタリア) キャロライン・グラハム・ハンセン(バルセロナ/ノルウェー) パトリシア・ギハロ(バルセロナ/スペイン) ジュリア・グヴィン(バイエルン/ドイツ) アーダ・ヘーゲルベルグ(リヨン/ノルウェー) ローレン・ヘンプ(マンチェスター・シティ/イングランド) リンジー・ホラン(リヨン/アメリカ) ローレン・ジェームズ(チェルシー/イングランド) マリー・アントワネット・カトト(パリ・サンジェルマン/フランス) アリッサ・ネイハー(シカゴ・レッドスターズ/アメリカ) シェーケ・ニュスケン(チェルシー/ドイツ) エヴァ・パヨル(ヴォルフスブルク/ポーランド) サルマ・パラジュエロ(バルセロナ/スペイン) ガビ・ポルティーリョ(コリンチャンス/ブラジル) アレクシア・プテジャス(バルセロナ/スペイン) マイラ・ラミレス(レバンテ/コロンビア) トリニティ・ロドマン(ワシントン・スピリット/アメリカ)) レア・シュレル(バイエルン/ドイツ) カディジャ・ショー(マンチェスター・シティ/ジャマイカ) ソフィア・スミス(ポートランド・ソーンズ/アメリカ)) マロリー・スワンソン(シカゴ・レッドスターズ/アメリカ) タルシアニ(コリンチャンス/ブラジル) グロディス・ヴィゴスドッティル(バイエルン/ドイツ) 2024.09.05 07:30 Thuスペイン女子代表の人気記事ランキング
1
スペインが圧巻5ゴールでザンビアを撃破!2連勝でなでしことともに決勝T進出1番乗り【2023女子W杯】
26日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループCの第2節、スペイン女子代表vsザンビア女子代表がイーデン・パーク(オークランド)で行われ、スペインが5-0で勝利を収めた。 初戦のコスタリカ女子代表戦では相手を圧倒し、3-0と好スタートを切った3大会連続3度目の出場となるスペイン。前節からスタメン2人を変更し、今大会初先発のアレクシア・プテジャスが[4-3-3]のインサイドハーフに。ジェニファー・エルモソがセンターフォワードに入り、こちらも初先発となるマリオナ・カルデンテイが左のウイングを務めた。 対する初出場となるザンビアは、0-5と大敗したなでしこジャパン戦で退場処分を受けたGKのみを変更。[4-2-1-3]のスタートでユーニス・サカラがゴールマウスを守ったが、序盤から仕事量が増えることとなる。 序盤からポゼッションで勝るスペインがザンビアを押し込み、3分にはプテジャスがこぼれ球を拾ってフィニッシュ。2021、2022年と2年連続で女子バロンドールを受賞した背番号「11」は、2分後には絶妙クロスでサルマ・パラジュエロへとラストパスを送る。 一方のザンビアも8分にバーバラ・バンダが長い距離を運び、独力でボックス内からのフィニッシュまで持ち込んだが、動じないスペインが直後に試合を動かした。 9分、左サイドの深い位置でカルデンテイ、エルモソ、プテジャスが絡み、エルモソのマイナスパスを受けたテレサ・アベレイラがボックス手前左から右足での鮮烈なミドルを突き刺すと、4分後にはプテジャスのパーフェクトクロスからエルモソがヘディングを沈め、あっという間にリードを広げた。 出はなを挫かれたザンビアもバーバラ・バンダやレーチェル・クンダナンジのスピードを生かそうと試みるが、要所でのパスミスもあってスペインに脅威を与えられない。37分には負傷したスーザン・バンダを含めて2枚替えを行うが、42分のカウンターもバーバラ・バンダはイレーナ・パレデスに対応された。 悠々とボールを回していたスペインはハーフタイムに今大会初出場となるエヴァ・ナバーロら3選手を投入。だが、W杯初ゴールを目指すザンビアの圧力も高まり、後半は開始から互いがシュートシーンを迎えるオープンな展開に。 それでも69分、ナバーロのパスで背後を取った途中出場のアルバ・レドンドが相手のチャージを受けながらもボックスへ侵入。GKをかわして無人のゴールへ流し込む。 1分後にはオルガ・カルモナのクロスからイレーネ・ゲレーロが狙い、右ポストからの跳ね返りをエルモソが蹴り込んでまたもネットを揺らす。カルモナのパス受けのタイミングに対し、1度はフラッグアップされたものの、VARチェックの結果、ゴールが認められた。 連続得点でザンビア反撃の火を鎮静化したスペインは、ようやくゲームをコントロール。85分にはレドンドもドブレーテを達成し、終わってみれば5得点を奪っての大勝劇。圧巻のゴールショーとクリーンシートでゲームを締めくくった。 この結果、グループCでは2連勝を飾ったスペインとなでしこジャパンの決勝トーナメント進出が決定している。 スペイン女子代表 5-0 ザンビア女子代表 【スペイン】 テレサ・アベレイラ(前9) ジェニファー・エルモソ(前13、後25) アルバ・レドンド(後24、40) 2023.07.26 18:35 Wed2
スペイン女子代表をW杯初優勝に導いたホルヘ・ビルダ監督が解任…ルビアレス会長が引き起こした不祥事の影響…
スペイン女子代表を率いるホルヘ・ビルダ監督(42)が解任された。『ロイター通信』が報じている。 スペインサッカー連盟(RFEF)は5日、ルイス・ルビアレス会長によるFWジェニファー・エルモソへの唇へのキスが引き起こした不祥事の一環として、ビルダ監督を解任。また、兼任していたスポーツディレクター職も同様に任を解かれている。 ルビアレス会長は、先日のFIFA女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア&ニュージーランド2023決勝でスペイン女子代表が悲願の初優勝を達成した際のセレモニーで、エルモソの唇にキスをしていた。 このキスは「望んでいなかった」とエルモソが発信。これにより、世界中から大きな批判にさらされると、スペイン政府にも糾弾される事態に発展。 その後、ルビアレス会長は「私は辞任する気はない」との発言と共に、「キスは合意の上だった」と自身の行動を正当化。 しかし、翌日にFIFAは暫定的な資格停止処分を発表。同会長は90日間の職務停止が決定していた。 そういった中、同会長の停職処分を受けて新たに設立された理事会は、ビルダ監督の解任を決定し、すでに同監督に通告も行ったという。 先日にスペイン男子代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督と共にルビアレス会長の前述の行為を批判する声明を出していたビルダ監督だが、RFEFの新たな理事会は同会長の親しい同盟者とみなしている。 また、ビルダ監督は昨年、自身の不適切な指導方法への批判や、男子代表チームと同様の条件を求めたことを理由に、15人の代表選手と対立する騒動を起こしていた。 その際、ルビアレス会長を筆頭にRFEFはビルダ監督を支持。そして、解任を回避した同監督は自身に反旗を翻した選手の招集を見送り続け、今回のW杯ではアイタナ・ボンマティ、マリオナ・カルデンテイ、オナ・バジェの3選手のみが前述の15人の内から招集されていた。 現役時代にバルセロナやラージョ、レアル・マドリーのカンテラに在籍経験があったビルダ監督。選手としてのキャリアに早々に見切りを付けると、若くして指導者に転身。2009年にU-17スペイン女子代表の監督に就任すると、U-19スペイン女子代表の指揮官を経て、2015年からスペイン女子代表の監督に就任した。 そして、国内リーグの隆盛を生かして着実にチーム力を上げると、先の女子W杯では初優勝に導く手腕を発揮していた。 2023.09.06 00:27 Wed3
女子選手への強引なキスで性的暴行罪に問われたスペインサッカー連盟の元会長は懲役刑に問われず…
2023年の女子ワールドカップで見事に初優勝を果たしたスペイン女子代表。しかし、その歓喜に水を差す形となってしまったのが当時のスペインサッカー連盟(RFEF)会長のルイス・ルビアレス氏の行動だった。 ルビアレス氏は優勝を祝うセレモニーの中、スペイン女子代表MFジェニファー・エルモソを抱き寄せてキス。しかし、これが合意なくされたものとして大きな問題になり、その後に辞任。そして性的暴行の罪に問われることとなった。 ルビアレス前会長は合意があったと一貫して主張。一方で、エルモソは合意はなかったとし、スペイン女子代表チームが招集をボイコットする事態に発展していた。 検察はルビアレス元会長が性的暴行で有罪となった場合は1年間の懲役刑を要求していたが、スペイン高等裁判所はルビアレス氏に対して1万ユーロ(約156万円)の罰金と共に、エルモソに対して200m以内に近づくことが禁止され、1年間は連絡を取ることが禁じられた。また、精神的な損害賠償として3000ユーロ(約47万円)と裁判費用の半額を支払うように命じられている。 また、当時のスペイン女子代表を指揮していたホルへ・ビルダ氏、RFEFのSDを務めていた元スペイン代表FWのアルベルト・ルケ氏、元マーケティングディレクターのルベン・リベラ氏は強要の罪に問われていたが、無罪となった。 なお、今回の判決に対しては上訴することが可能。ルビアレス氏は罰金刑に終わった中で、どのような判断を下すだろうか。 2025.02.20 23:35 Thu4

