南アフリカに苦戦も前回準優勝オランダが効果的に得点重ねベスト8進出! スペインとベスト4を懸けて対戦【2023女子W杯】
2023.08.06 13:00 Sun
6日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)のラウンド16、オランダ女子代表vs南アフリカ女子代表がオーストラリアのシドニー・フットボール・スタジアム(シドニー)で行われ、2-0でオランダが勝利を収めた。
山下良美主審、坊薗真琴副審、手代木直美副審の日本人セットが3試合目の担当に。キックオフがやり直しになるというスタートとなった。
ファーストシュートは南アフリカ。6分、自陣からのカウンター。バイタルエリアでパスを受けたクゲトラナが持ち出してシュートを放つが、力無くGKダフネ・ファン・ドムセラールがセーブする。
幸先よく先制したオランダ。南アフリカはそれでもカウンターから反撃。12分には、ジャーメイン・セオポセンウェのスルーパスに抜け出したクゲトラナがボックス内で1つかわしてシュートもゴールとはならない。
28分にもオランダがチャンス。ダニエレ・ファン・デ・ドンクがスローインの流れから、ターンをしてボックス内に侵入しそのままシュート。しかしGKスワートがセーブする。
南アフリカは30分に選手交代。アクシデントで足を痛めていたセオポセンウェは、その後プレーを続けていたがここで交代。ウェンディ・ショングエが投入された。
すると南アフリカは35分にチャンス。ボールダッシュからのカウンター。左サイドのスペースでパスを受けたクゲトラナがボックス内にカットインし右足一閃。しかし、GKがしっかりとセーブする。
さらに南アフリカにアクシデント。39分、ブルフツの突破を止めようとしたバンバナーニ・ムバネ・ムバネが右足首を捻ってしまい悶絶。そのままストレッチャーに乗せられて退場。前半のうちに2度の交代回数を負傷で使うこととなってしまった。
それでも南アフリカはくじけない。45分、ショートカウンターからスルーパスに完全に抜け出したクゲトラナがボックス内左からシュート。GKとの一対一となったが、GKファン・ドムセラールがセーブ。こぼれ球を拾われクゲトラナがまたしてもシュートを打とうとするが、GKファン・ドムセラールがしっかりと抑える。
南アフリカは前半アディショナルタイムにもチャンス。FKからのクロスをGKがキャッチしそこからカウンター。ボールを繋いで最後は、ボックス内左からクゲトラナがシュートも、またしてもGKファン・ドムセラールが立ちはだかる。
54分、右サイドを仕掛けるとベーレンスタインがボックス内右からスルーパス。これをフィクトリア・ペロファが相手をかわして折り返すと、マルテンスがボックス中央でパスを受けて反転シュートをねじ込む。しかし、VARチェックの結果、ペロファがオフサイドポジションに。山下主審も英語でオフサイドがあったことを場内に伝えると、スタンドのファンはゴール取り消しに大きな盛り上がりを見せた。
中盤での攻防が続く中、意外な形でスコアが動く。68分、オランダは自陣からのカウンター。マルテンスからのスルーパスを受けたベーレンスタインがボックス手前左から左足シュート。GKスワートがキャッチにいくが、回転がかかったボールをファンブル。そのままゴールラインを越え、オランダが貴重な追加点を奪う。
79分には完全に抜け出したベーレンスタインがGKまでかわしてネットを揺らすが、これはオフサイド。オランダは更なる追加点とはならない。
オランダは終盤にかけて選手を交代し時間を使っていくことに。南アフリカもなんとか攻め込むと、後半アディショナルタイムにはクゲトラナが持ち込みシュートも再びセーブ。オランダの前にゴールを奪えず、オランダが2-0で勝利を収めた。
なお、勝利したオランダは前回大会に続いてベスト8に進出。準々決勝では、優勝候補の一角であるスペイン女子代表と対戦することとなる。
オランダ女子代表 2-0 南アフリカ女子代表
【オランダ】
ジル・ルート(前9)
リネト・ベーレンスタイン(後23)
PR
5日に、スペイン女子代表となでしこジャパンがベスト8入りを決めている中、ラウンド16の2日目。アメリカ、ポルトガル、ベトナムと同居したグループEで2勝1分けで首位通過を果たしたオランダと、スウェーデン、イタリア、アルゼンチンと同居したグループGで1勝1分け1敗の2位で通過した南アフリカの一戦となった。前回大会のファイナリストであるオランダは、初戦で負傷したリネト・ベーレンスタインが復帰。今大会4ゴールのリーケ・マルテンスもスタメンに名を連ねた。一方で、初めてノックアウトステージに進出した南アフリカも出場停止だったコロサ・ビヤナがスタメンに戻ってきた。1トップはエースのテンビ・クゲトラナが務める。ファーストシュートは南アフリカ。6分、自陣からのカウンター。バイタルエリアでパスを受けたクゲトラナが持ち出してシュートを放つが、力無くGKダフネ・ファン・ドムセラールがセーブする。
すると8分、今度はオランダがチャンス。ボックス左でパスを受けると、エスメ・ブルフツがファーサイドのコーナーを狙うと、枠に飛ぶがGKケイリン・スワートがセーブ。それでも9分、これで得た右CKからのクロスをニアサイドに低いボールを入れると、マルテンスがヘッド。DFがブロックしたが、浮き球をジル・ルートが押し込み、オランダが先制する。なお、ジル・ルートは今大会4ゴール目となった。
幸先よく先制したオランダ。南アフリカはそれでもカウンターから反撃。12分には、ジャーメイン・セオポセンウェのスルーパスに抜け出したクゲトラナがボックス内で1つかわしてシュートもゴールとはならない。
28分にもオランダがチャンス。ダニエレ・ファン・デ・ドンクがスローインの流れから、ターンをしてボックス内に侵入しそのままシュート。しかしGKスワートがセーブする。
南アフリカは30分に選手交代。アクシデントで足を痛めていたセオポセンウェは、その後プレーを続けていたがここで交代。ウェンディ・ショングエが投入された。
すると南アフリカは35分にチャンス。ボールダッシュからのカウンター。左サイドのスペースでパスを受けたクゲトラナがボックス内にカットインし右足一閃。しかし、GKがしっかりとセーブする。
さらに南アフリカにアクシデント。39分、ブルフツの突破を止めようとしたバンバナーニ・ムバネ・ムバネが右足首を捻ってしまい悶絶。そのままストレッチャーに乗せられて退場。前半のうちに2度の交代回数を負傷で使うこととなってしまった。
それでも南アフリカはくじけない。45分、ショートカウンターからスルーパスに完全に抜け出したクゲトラナがボックス内左からシュート。GKとの一対一となったが、GKファン・ドムセラールがセーブ。こぼれ球を拾われクゲトラナがまたしてもシュートを打とうとするが、GKファン・ドムセラールがしっかりと抑える。
南アフリカは前半アディショナルタイムにもチャンス。FKからのクロスをGKがキャッチしそこからカウンター。ボールを繋いで最後は、ボックス内左からクゲトラナがシュートも、またしてもGKファン・ドムセラールが立ちはだかる。
54分、右サイドを仕掛けるとベーレンスタインがボックス内右からスルーパス。これをフィクトリア・ペロファが相手をかわして折り返すと、マルテンスがボックス中央でパスを受けて反転シュートをねじ込む。しかし、VARチェックの結果、ペロファがオフサイドポジションに。山下主審も英語でオフサイドがあったことを場内に伝えると、スタンドのファンはゴール取り消しに大きな盛り上がりを見せた。
中盤での攻防が続く中、意外な形でスコアが動く。68分、オランダは自陣からのカウンター。マルテンスからのスルーパスを受けたベーレンスタインがボックス手前左から左足シュート。GKスワートがキャッチにいくが、回転がかかったボールをファンブル。そのままゴールラインを越え、オランダが貴重な追加点を奪う。
79分には完全に抜け出したベーレンスタインがGKまでかわしてネットを揺らすが、これはオフサイド。オランダは更なる追加点とはならない。
オランダは終盤にかけて選手を交代し時間を使っていくことに。南アフリカもなんとか攻め込むと、後半アディショナルタイムにはクゲトラナが持ち込みシュートも再びセーブ。オランダの前にゴールを奪えず、オランダが2-0で勝利を収めた。
なお、勝利したオランダは前回大会に続いてベスト8に進出。準々決勝では、優勝候補の一角であるスペイン女子代表と対戦することとなる。
オランダ女子代表 2-0 南アフリカ女子代表
【オランダ】
ジル・ルート(前9)
リネト・ベーレンスタイン(後23)
PR
リネト・ベーレンスタインの関連記事
オランダ代表の関連記事
女子ワールドカップの関連記事
記事をさがす
|
リネト・ベーレンスタインの人気記事ランキング
1
女子W杯王者・スペインがオランダを下し、初のオリンピック出場権獲得!決勝は初タイトル目指すフランスと激突【UWNL】
今回が記念すべき第1回大会となるUEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)は、パリ・オリンピックの欧州予選も兼ねており、五輪開催国のフランスを除いた上位2カ国に出場権が与えられる。 23日には準決勝の2試合が各地で行われ、スペインとフランスがそれぞれ決勝進出を決めた。 ◆スペインvsオランダ 2023年オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の優勝チーム、スペイン女子代表は、2017年の欧州選手権(ユーロ)覇者・オランダ女子代表と、セビージャで対戦。3-0で勝利を収めた。 前半は互いに好機を作り、オランダはバルセロナでプレーするエスメ・ブルフツが右クロスから7分に、その直後にはスペインもバルセロナのサルマ・パラジュエロが立て続けにビッグチャンスを迎えたが、いずれもシュートは枠を外れた。 17分のオランダは、ヒザの前十字じん帯断裂から復帰後初の先発返り咲きとなったフィフィアネ・ミーデマのスルーパスからリネト・ベーレンスタインが右ポケットで右足を振るが、GKカタ・コルのセーブに遭う。 それでも試合を動かしたのは、総じてボールを支配していたスペインだった。41分、ペナルティアーク左でオナ・バトジェの横パス受けた10番、ジェニファー・エルモソが、1人、2人と相手をかわし、最後はダブルタッチからDF2枚の間を抜く左足のフィニッシュ。先制ゴールを右隅へと沈めた。 さらに前半終了間際の45分、マリオナ・カルデンテイのクロスがニアのパラジュエロを抜けると、ゴール前へ飛び込んできたアイタナ・ボンマティが右足インサイドのボレーで合わせ、スペインが追加点を奪う。 73分には、2022年U-17女子W杯の最優秀選手である17歳MFヴィッキー・ロペスを、大一番でA代表デビューさせたスペイン。その4分後には、ゴール前での混戦からバトジェが押し込んでリードを広げると、無失点のままタイムアップを迎え、決勝進出とともに、初のオリンピック出場権を獲得した。 ◆フランスvsドイツ デシーヌでドイツ女子代表を迎え撃ったフランス女子代表は、2-1の逃げ切り勝ちで難敵を退けた。 エルヴェ・ルナール監督率いるフランスが、ホームの大声援を受けて序盤から攻勢を掛けたのに対し、ドイツは15分にCKからニアへ入ったアレクサンドラ・ポップが頭で狙う。 均衡を破ったのは、ハイプレスとサイド攻撃を軸に押し続けたフランスだった。40分、敵陣左サイドで獲得したFKをセルマ・バシャが放り込んで跳ね返されると、クリアボールに反応したカディディアトゥ・ディアニが強烈な右足のダイレクトボレーを叩き込み、ネットを揺らした。 なおも攻め込むフランスは前半のアディショナルタイム、ウジェニー・ル・ソマーがドイツの最終ラインからボールを奪ってショートカウンターに転じると、グレース・ゲヨロがボックス内で倒されてPKを獲得。これをサキナ・キャシャウィが沈め、点差を広げて前半を折り返した。 逆転で五輪へ切符を手にしたいドイツは、セットプレーを含めて反撃の姿勢を強め、72分にはポップの左足がクロスバーを直撃。足が重くなったフランスを押し込むと、VARチェックとオン・フィールド・レビューの結果、右CKに対応したアマンディーヌ・アンリのハンドが認められ、PKを獲得する。これをジュリア・グウィンが豪快に蹴り込み、82分に1点を返す。 それでも、フランスは残り時間を耐え切り、これ以上の追撃を許さずタイムアップ。女子W杯、ユーロと、主要国際大会ではベスト4の壁に阻まれ続けてきたレ・ブルーが、初のタイトル獲得に王手をかけた。 また、フランスが決勝に進出したため、パリ・オリンピックのもう1枠は、オランダvsドイツの3位決定戦の結果に委ねられることとなった。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】W杯王者スペインがオランダに3発快勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="MGMACYCykPA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.24 14:50 Sat2
H・ルナール監督退場もW・ルナール主将の決勝点でフランスがスウェーデンに辛勝!スペインやドイツも連勝発進【女子ユーロ予選】
女子欧州選手権(ユーロ)2025予選のグループステージ第2節が9日に各地で行われた。 グループA3、アウェイでのスウェーデン女子代表戦に臨んだフランス女子代表は、エルヴェ・ルナール監督が退場処分を受けたが、辛くも勝利を収めた。 フランスは序盤から好機を量産するもゴールが割れず。逆に前半終了間際にはコソヴァレ・アスラニにあわやの場面を作られたが、セルマ・バシャのゴールカバーで事なきを得た。 両者無得点で迎えた58分には、ウジェニー・ル・ソマーが相手との激しい接触でピッチに倒れ込むと、このプレーと判定に異を唱えたフランス指揮官にはレッドカードが提示されることに。ルソメも62分にマリー・アントワネット・カトトとの交代となる。 スコアが動いたのは80分、フランスはCKの二次攻撃からサキナ・カルシャウイがクロスを送ると、ファーのカトトが頭で落とし、キャプテンのワンディ・ルナールが力強く蹴り込んだ。 試合終了間際にはバシャも2枚目のイエローカードで退場となったが、そのまま逃げ切り勝ち。2連勝を飾っている。 同じくグループA3、初戦はスウェーデンと引き分けたイングランド女子代表は、アイルランド女子代表との敵地戦で2-0と勝利している。 グループA2では初戦大勝のスペイン女子代表がチェコ女子代表を逆転で下して2連勝。同じくベルギー女子代表に勝利したデンマーク女子代表も連勝をスタートを切った。 グループA1ではイタリア女子代表がフィンランド女子代表に敗れる波乱。そのイタリアに初戦で敗れたオランダ女子代表は、開始6分に挙げたリネト・ベーレンスタインのゴールを守り切り、初戦でフィンランドに大勝したノルウェーを下すなど、早くも混戦模様を呈している。 その他の結果は以下の通り。 ▼女子ユーロ2025予選GS第2節 ◆リーグA ▽グループA1 フィンランド 2-1 イタリア オランダ 1-0 ノルウェー ▽グループA2 デンマーク 4-2 ベルギー スペイン 3-1 チェコ ▽グループA3 スウェーデン 0-1 フランス アイルランド 0-2 イングランド ▽グループA4 ポーランド 1-3 オーストリア ドイツ 3-1 アイスランド ◆リーグB ▽グループB1 アゼルバイジャン 0-4 スイス トルコ 2-1 ハンガリー ▽グループB2 イスラエル 2-4 セルビア スコットランド 1-0 スロバキア ▽グループB3 ボスニア・ヘルツェゴビナ 1-3 北アイルランド マルタ 0-2 ポルトガル ▽グループB4 コソボ 0-6 ウェールズ クロアチア 1-0 ウクライナ ◆リーグC ▽グループC1 リトアニア 1-0 キプロス ベラルーシ 3-0 ジョージア ▽グループC2 北マケドニア 0-5 スロベニア モルドバ 0-1 ラトビア ▽グループC3 モンテネグロ 5-1 フェロー諸島 ▽アンドラ 0-3 ギリシャ ▽グループC4 ブルガリア 2-3 アルメニア ルーマニア 1-0 カザフスタン ▽グループC5 アルバニア 2-0 エストニア ※奇数のためルクセンブルクは今節試合なし <span class="paragraph-title">【動画】フランスを勝利に導くルナールの決勝点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="b_aHNVbcAmw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】パリ五輪ではなでしこと同組、スペインがチェコに逆転勝ち</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="xOt4CwP4FZE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.10 18:45 Wedオランダ代表の人気記事ランキング
1
「サッカーのことはどうでもよくなった」緊急事態に動じず大勝も…オランダ指揮官は立ち上がりに苦言「本当に不可解なスタート」
オランダ代表のロナルド・クーマン監督が勝利を振り返った。オランダ『AD』が伝えた。 UEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグA・グループ3を戦うオランダは、16日の第5節でハンガリー代表とアウェイ戦。グループ2位につけるなか、1試合残しての準々決勝進出を目指した。 試合は序盤、ハンガリーのアシスタントコーチを務めるアダム・サライ氏がベンチで倒れるアクシデント。試合が再開されると、直前のハンドで得たPKをFWワウト・ヴェグホルストが決め、9分にオランダが先制する。 前半アディショナルタイムにはFWコーディ・ガクポがPKを成功させて追加点。後半にはDFデンゼル・ダンフリースのボレーやMFトゥン・コープマイネルスのヘディングで得点を重ね、4-0の勝利を収めた。 この結果、グループ2位での準々決勝進出を決めたクーマン監督。すでに無事が確認されているが、アダム・サライ氏のアクシデントには動揺したと試合後に明かしている。 「私には見えなかったが、何か悪いことが起こっているのはすぐにわかった。ショックを受け、サッカーのことはどうでもよくなった」 一方、先手こそ取ったものの立ち上がりが悪かったと言及。守備面の課題を挙げている。 「本当に不可解なスタートだった。とにかく守備面での強度が足りなかったと思う。前半はハンガリーが簡単に2ゴールを奪うこともできた」 また、準々決勝進出決定については、「満足というのは重要な言葉だ。なぜなら、我々はそこにいるべきだからだ」とコメント。19日にはグループ最終戦のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦に臨む。 <span class="paragraph-title">【動画】ダンフリースのボレー弾など4発! オランダvsハンガリー ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ZdscWdOBh04";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.17 14:45 Sun2
ラストプレー被弾のドイツがハンガリーとドローも無敗でGSを終える!オランダは降格のボスニア・Hとドロー【UNL】
UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ3最終節の2試合が19日に欧州国内で行われた。 前節のボルニア・ヘルツェゴビナ代表戦を7-0と圧勝しグループ首位通過を決めたドイツ代表は、アウェイでハンガリー代表と対戦し1-1の引き分けに終わった。 昇降格プレーオフ行きの決まった3位ハンガリーに対し、ドイツはボルニア・ヘルツェゴビナ戦からキミッヒとアンドリッヒ以外の先発メンバー9人を変更。最前線にニャブリ、2列目にサネ、ブラント、ヒューリッヒを並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。 前半はなかなか決定機までボールを運べなかったドイツだが、後半立ち上がりの60分にチャンスを迎える。サネとのパス交換でDFの裏に抜け出したブラントがゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定となる。 直後にハヴァーツ、ヴィルツ、ムシアラを投入する3枚替えを敢行したドイツは63分、ムシアラのパスを左サイド高い位置で受けたゴセンスがダイレクトクロスを供給。相手DFにディフレクトしたボールをハヴァーツが左足ボレーで合わせたが、これは右ポストに弾かれた。 その後も一進一退の展開が続くなか、ドイツは77分にセットプレーの流れから待望の先制点を奪う。ヴィルツの左CKをファーサイドに走り込んだシュロッターベックがダイビングヘッドで合わせると、GKディブスが弾いたボールを最後はゴール前のフェリックス・エンメチャが右足で押し込んだ。 このまま試合終了かと思われたが、ドイツは95分に追いつかれる。シャーファーのシュートのこぼれ球をボックス手前で拾ったカタが右足を振り抜くと、このシュートがDFコッホの腕に当たる。 主審は一度プレーを流したが、その後のオンフィールドレビューでコッホのハンドが認められ、ハンガリーがPKを獲得。これをソボスライがゴール右に決めた。 結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。ラストプレー被弾でドローとなったドイツだが、無敗でグループリステージを突破した。 また、グループ2位でのリーグA残留を決めたオランダ代表は、アウェイで降格の決まったボルニア・ヘルツェゴビナと対戦し1-1の引き分けに終わった。 オランダは24分、ショートコーナーの返しを受けたラングが左クロスを供給すると、ゴール前で競り合ったブロビーがヘディングでゴールに叩き込み、先制点を奪った。 1点リードで前半を終えたオランダだったが、後半半ばの67分に細かなパスワークで守備を翻弄されると、ジェコのシュートのこぼれ球をデミロビッチに頭で越し込まれ、同点に追いつかれた。 結局、試合はそのまま1-1の引き分けで終了。オランダは最終戦を勝利で飾ることができなかった。 ◆リーグA・グループ3最終節 結果 ハンガリー代表 1-1 ドイツ代表 【ハンガリー】 ドミニク・ソボスライ(後54)【PK】 【ドイツ】 フェリックス・エンメチャ(後32) ボスニア・ヘルツェゴビナ代表 1-1 オランダ代表 【ボスニア・ヘルツェゴビナ】 エルメディン・デミロビッチ(後23) 【オランダ】 ブライアン・ブロビー(前24) 2024.11.20 07:15 Wed3
「彼らの強大さを物語っている」オランダ主将ファン・ダイクがハンガリーを称賛、コーチ搬送も戦い抜く「大きなリスペクトを示したい」
オランダ代表のDFヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール)がハンガリー代表を称えた。オランダ『AD』が伝えた。 オランダは16日、UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ3の第5節でハンガリーと対戦。4-0の快勝で終え、グループ2位での準々決勝進出を決めた。 しかし、序盤にはハンガリーベンチにアクシデント。アシスタントコーチを務めるアダム・サライ氏が倒れ、治療のため12分ほど試合が中断された。 キャプテンのファン・ダイクは、アダム・サライ氏が倒れたことについて「もちろんショックだ」と試合後にコメント。病院に搬送されたアダム・サライ氏は無事が確認されているが、「誰かが横たわり、誰かが震えているのを目にする。正直言って怖いことだ」と心境を明かした。 一方、試合再開を受け入れ、最後まで戦い抜いたハンガリーを称賛。オランダにとっても精神的に難しい試合だったが、よりダメージが大きかった相手チームを思いやった。 「彼らがプレーを続けたことは、彼らの強大さを物語っていると思う。大きなリスペクトを示したい。ソボスライは以前も同じようなことを経験したことがあると言った。恐ろしいことだ」 「彼が順調に回復することを願っている。それが最も重要なことだ」 <span class="paragraph-title">【動画】ダンフリースのボレー弾など4発! オランダvsハンガリー ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ZdscWdOBh04";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.17 17:21 Sun4
ハンガリーに4発快勝のオランダが2位でリーグA残留!ボスニア・Hが敗れたためハンガリーのPO進出も決定【UNL】
UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA・グループ3第5節のオランダ代表vsハンガリー代表が16日にヨハン・クライフ・アレナで行われ、4-0でオランダが快勝した。 先月、アウェイでハンガリーと引き分け、ドイツ代表に敗れたグループ2位のオランダは、ガクポやフレンキー・デ・ヨング、ファン・ダイクらをスタメンで起用。3トップにマレン、ヴェグホルスト、ガクポを並べた[4-3-3]で試合に臨んだ。 UNL3試合無敗の3位ハンガリーは、ロランド・サライやソボスライ、オルバンら主力がスタメンに並んだ。 序盤から積極的な入りを見せたのはアウェイのハンガリー。3分、中盤でDFファン・ヘッケのトップミスをカットしたソボスライが左サイドを突破。ボックス左からの折り返しは相手DFに当たったが、こぼれ球を橋り込んだシャーファーがダイレクトシュート。しかし、これは枠に上に外れた。 対するオランダは7分、ガクポの左クロスがゴール前でマレンと競り合ったニキッチャーの左手に当たる。主審は一度プレーを流すと、直後にハンガリーベンチでアシスタントコーチのアダム・サライ氏が倒れ込んだことで、治療のため試合は一時中断に。 約12分間の中断を経て試合が再開されると、ニキッチャーのハンドに対するオンフィールドレビューが行われ、オランダがPKを獲得。このPKをヴェグホルストがゴール中央に沈めた。 先制を許したハンガリーだが、すぐに反撃。すると12分、ネゴのサイドチェンジをボックス左横で拾ったジョルト・ナジがクロスを供給。これをゴール前でフリーのR・サライがヘディングで合わせたが、シュートはGKフェルブルッヘンの正面を突いた。 前半半ば以降はボールを支配するオランダが何度もアタッキングサードまでボールを運ぶが、なかなか決定機まで至らない。前半追加タイム3分には、ダンフリースの右クロスからマレンに決定機が訪れたが、ボレーシュートはGKディブスの好セーブに防がれる。 このまま前半終了かと思われたが、追加タイム12分にボックス右でボールを受けたマレンが縦に突破を図ると、Z・ナジに後ろから手をかけられて倒されると、このプレーでPKを獲得。これをキッカーのガクポがゴール左に決め、前半は2-0で終了した。 迎えた後半、再びスコアを動かしたのはオランダ。64分、ガクポの左クロスをゴール前でマレンが競り合うと、ボックス右に流れたボールを走り込んだダンフリースが右足ボレーでゴール左隅にシュートを突き刺した。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、オランダは86分のラインデルスの落としをボックス右横で受けたダンフリースはクロス。これを途中出場のコープマイネルスがヘディングでゴールに流し込んだ。 結局、試合はそのまま4-0でタイムアップ。ホームで快勝したオランダはグループ2位が確定。また、同日開催の試合でボルニア・ヘルツェゴビナ代表が敗れたため、グループ3位が決定したハンガリーの昇降格プレーオフ進出も決定した。 オランダ代表 4-0 ハンガリー代表 【オランダ】 ワウト・ヴェグホルスト(前9)【PK】 コーディ・ガクポ(前57)【PK】 デンゼル・ダンフリース(後19) トゥン・コープマイネルス(後41) 2024.11.17 06:55 Sun5