失意のベスト8で敗退…後手に回った交代策に疑問、選手の能力を信じての起用はできなかったか【日本代表コラム】
2024.02.04 12:15 Sun
自身の采配を反省した森保一監督
アジアカップ2023の準決勝が3日に行われ、3大会ぶりの優勝を目指した日本代表はイラン代表と対戦。後半アディショナルタイムにPKを与えてしまい、2-1で敗れてベスト8で敗退となった。
9大会連続でベスト8入りを果たした日本。初戦から苦しんだ今大会でも勝ち上がってきたが、2大会ぶりにベスト8で去ることとなった。
試合後のフラッシュインタビューで森保一監督は「今日の試合は私自身が交代カードをうまく切れなかったことが敗因だと思います」とコメント。自身の采配ミスを認めた。
カタール・ワールドカップ(W杯)での活躍もあり、今大会は優勝候補筆頭に挙げられ、他国からの警戒もより一層高まっていた日本。2023年は6月から親善試合ではあるが連勝を続けていたことも後押しとなり、自信をもって大会に臨んだはずだ。
しかし、グループステージから苦戦の連続。初戦のベトナム代表戦では逆転を許すも勝利、2戦目のイラク代表戦では相手の策にハマり敗戦、インドネシア代表戦とバーレーン代表戦は結果こそ快勝にも見えるが、戦いの中では相手の脅威に晒されるシーンが多かった。
イラン戦に関しては、前半はしっかりと戦えた印象。左サイドに入ったFW前田大然(セルティック)のプレスバックはイランを混乱させ、何度もチャンスに繋がるボール奪取を見せていた。圧倒とまでは言えなかったが、地上戦で挑んできたイランに対してしっかりとケアをし、タフな戦いの中でMF守田英正(スポルティングCP)のゴールで先制。プレスにも耐えながらビルドアップした末のゴールは狙い通りと言えるだろう。
しかし、後半は繋ぐことを放棄したイランが前線のFWサルダール・アズムン(ローマ)をターゲットにロングボールを蹴り、セカンドボールを拾って攻撃を仕掛ける形を繰り返した。この戦い方についてはすでに織り込み済みだったが苦戦。特に狙われていたのがDF板倉滉(ボルシアMG)とDF毎熊晟矢(セレッソ大阪)のサイドだった。
見ていても明らかに冨安ではなく板倉のサイドを狙い、対角のボールも入れて攻め込んだ。板倉は「個人としての能力をまず上げないといけない」とコメント。耐え続ける中でも、跳ね返し続けて相手を諦めさせる必要があると振り返った。
ボールを保持できなくなり、守備でも狙いが明らかになった中で、森保監督はなかなか動くことを決断しなかった。その理由に関しては「守備の部分で弾き返せる選手はいますので、交代の部分をどうしようかと思っていましたが、相手が全然交代カードを切っていない中で、時間の推移を見て延長での勝負になることも考えられた中で、どうやって勝負するという部分では、相手の出方も見ながら、我々はどうやって相手を上回っていけるかとカードを切ろうと思っていました」と試合後に語った。
この考え方こそが、自ら「敗因」と口にしたところだろう。相手の出方に合わせようとしてしまったが、本来は自分たちのスタイルで押し切りたいはず。ましてや世界を獲るのであれば、より強豪国と争う中で、常に相手に合わせて行かなければならなくなる。自分たちのストロングポイントを出すことも必要になってくるし、相手に合わせるのであれば目の前の事象を解消する必要もあっただろう。
イラン戦の選手交代は失点してからだったが、その前にすでにイランの狙いはハッキリしており、守備陣に変更を加えることは可能だったはずだ。特に今の日本代表は守備陣にユーティリティ性を備えた選手が多く、イランの狙いに対応するのであれば、空中戦に強いDF渡辺剛(ヘント)、DF町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)を投入することもできたはずだ。
「守備の対策を考えていた」と森保監督は語るが、それを決断できなかった。例えば、攻撃面では非常に高いパフォーマンスを見せていた毎熊晟矢(セレッソ大阪)も、押し込まれた展開では守備に回らされてしまい完全に狙われていただけに、クラブでサイドバックとしてプレーする冨安を右に出し、渡辺か町田をセンターバックに置くこともできただろう。何も守備的になっただけではなく、空中戦に対応しながら冨安の前に行く力は使えたはずだ。選手の能力を活かして自分たちの戦い方を保つということを選べなかったことは残念だった。
また、「推進力を持たせたかった」と三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)、南野拓実(モナコ)の投入について森保監督は語ったが、ファーストディフェンダーとして機能していた前田と久保建英(レアル・ソシエダ)を下げる策により、イランはロングボールを蹴りやすくなったことは間違いない。明らかに押し込まれる展開が強くなっていった。
後手に回れば良いようにやられてしまうのが今の日本。もちろん、世界を相手に戦った時にロングボール一辺倒で攻められることはないが、逆に日本が主導権を握りリードした展開であれば、ヨーロッパの国はそういった策に出るかもしれない。思い起こせば、2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)ラウンド16のベルギー代表戦はまさにその形。高さを使われ追いつかれると、最後はカウンターで仕留められ敗退となった。
ただ、W杯を戦うにもアジアの戦いを勝ち抜かなければいけない。パワープレーで戦う中東勢、完全にブロックを引いてくる格下の国々。それにどう対応するかということを突き詰めることは難しいが、選手個々の能力アップと、適した采配と狙いを持った戦略で臨めるかは非常に大きな要素なるだろう。
あと一歩のところで望まない結果に転ぶことが多い日本。ロシアW杯から5年半が経過しても、日本の弱点は変わらず、今大会ではイラクもイランも似た戦い方を選択して日本に勝ち切った。選手個々はそれぞれのクラブで日々研鑽を重ねてレベルアップしている。間違いなく、個人レベルでは史上最強だろう。ただ、課題はチームとしての戦い方の確立。パワープレーに弱いという側面だけでなく、その采配を信じて遂行できる選手たちがいる国に弱いとも言える。
もちろん、だからと言って森保監督を交代させれば良いかと言うわけでもない。それも策の1つかもしれないが、ここまで積み上げてきたものがあるのも事実。選手たちの基準が上がり、日常のレベルが上がり、相手もそこに対応してくる状況。そうであれば、指揮官やスタッフももう1つ、2つ高い基準に行く必要があるだろう。今のチームがさらに上に行くには、戦術・戦略面、そして活動時間が長くない中でスタイルを確立させていくことが必要だと感じさせられる大会となった。
《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》
9大会連続でベスト8入りを果たした日本。初戦から苦しんだ今大会でも勝ち上がってきたが、2大会ぶりにベスト8で去ることとなった。
試合後のフラッシュインタビューで森保一監督は「今日の試合は私自身が交代カードをうまく切れなかったことが敗因だと思います」とコメント。自身の采配ミスを認めた。
しかし、グループステージから苦戦の連続。初戦のベトナム代表戦では逆転を許すも勝利、2戦目のイラク代表戦では相手の策にハマり敗戦、インドネシア代表戦とバーレーン代表戦は結果こそ快勝にも見えるが、戦いの中では相手の脅威に晒されるシーンが多かった。
圧倒して勝てた試合はなく、苦しい印象が続いていた中、負けられないノックアウトステージで力尽きることに。冨安健洋(アーセナル)は「1試合目、2試合目は間違いなく、アジアのチームへの油断はあったと思います」と緩みも感じていたことを語った。
イラン戦に関しては、前半はしっかりと戦えた印象。左サイドに入ったFW前田大然(セルティック)のプレスバックはイランを混乱させ、何度もチャンスに繋がるボール奪取を見せていた。圧倒とまでは言えなかったが、地上戦で挑んできたイランに対してしっかりとケアをし、タフな戦いの中でMF守田英正(スポルティングCP)のゴールで先制。プレスにも耐えながらビルドアップした末のゴールは狙い通りと言えるだろう。
しかし、後半は繋ぐことを放棄したイランが前線のFWサルダール・アズムン(ローマ)をターゲットにロングボールを蹴り、セカンドボールを拾って攻撃を仕掛ける形を繰り返した。この戦い方についてはすでに織り込み済みだったが苦戦。特に狙われていたのがDF板倉滉(ボルシアMG)とDF毎熊晟矢(セレッソ大阪)のサイドだった。
見ていても明らかに冨安ではなく板倉のサイドを狙い、対角のボールも入れて攻め込んだ。板倉は「個人としての能力をまず上げないといけない」とコメント。耐え続ける中でも、跳ね返し続けて相手を諦めさせる必要があると振り返った。
ボールを保持できなくなり、守備でも狙いが明らかになった中で、森保監督はなかなか動くことを決断しなかった。その理由に関しては「守備の部分で弾き返せる選手はいますので、交代の部分をどうしようかと思っていましたが、相手が全然交代カードを切っていない中で、時間の推移を見て延長での勝負になることも考えられた中で、どうやって勝負するという部分では、相手の出方も見ながら、我々はどうやって相手を上回っていけるかとカードを切ろうと思っていました」と試合後に語った。
この考え方こそが、自ら「敗因」と口にしたところだろう。相手の出方に合わせようとしてしまったが、本来は自分たちのスタイルで押し切りたいはず。ましてや世界を獲るのであれば、より強豪国と争う中で、常に相手に合わせて行かなければならなくなる。自分たちのストロングポイントを出すことも必要になってくるし、相手に合わせるのであれば目の前の事象を解消する必要もあっただろう。
イラン戦の選手交代は失点してからだったが、その前にすでにイランの狙いはハッキリしており、守備陣に変更を加えることは可能だったはずだ。特に今の日本代表は守備陣にユーティリティ性を備えた選手が多く、イランの狙いに対応するのであれば、空中戦に強いDF渡辺剛(ヘント)、DF町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)を投入することもできたはずだ。
「守備の対策を考えていた」と森保監督は語るが、それを決断できなかった。例えば、攻撃面では非常に高いパフォーマンスを見せていた毎熊晟矢(セレッソ大阪)も、押し込まれた展開では守備に回らされてしまい完全に狙われていただけに、クラブでサイドバックとしてプレーする冨安を右に出し、渡辺か町田をセンターバックに置くこともできただろう。何も守備的になっただけではなく、空中戦に対応しながら冨安の前に行く力は使えたはずだ。選手の能力を活かして自分たちの戦い方を保つということを選べなかったことは残念だった。
また、「推進力を持たせたかった」と三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)、南野拓実(モナコ)の投入について森保監督は語ったが、ファーストディフェンダーとして機能していた前田と久保建英(レアル・ソシエダ)を下げる策により、イランはロングボールを蹴りやすくなったことは間違いない。明らかに押し込まれる展開が強くなっていった。
後手に回れば良いようにやられてしまうのが今の日本。もちろん、世界を相手に戦った時にロングボール一辺倒で攻められることはないが、逆に日本が主導権を握りリードした展開であれば、ヨーロッパの国はそういった策に出るかもしれない。思い起こせば、2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)ラウンド16のベルギー代表戦はまさにその形。高さを使われ追いつかれると、最後はカウンターで仕留められ敗退となった。
ただ、W杯を戦うにもアジアの戦いを勝ち抜かなければいけない。パワープレーで戦う中東勢、完全にブロックを引いてくる格下の国々。それにどう対応するかということを突き詰めることは難しいが、選手個々の能力アップと、適した采配と狙いを持った戦略で臨めるかは非常に大きな要素なるだろう。
あと一歩のところで望まない結果に転ぶことが多い日本。ロシアW杯から5年半が経過しても、日本の弱点は変わらず、今大会ではイラクもイランも似た戦い方を選択して日本に勝ち切った。選手個々はそれぞれのクラブで日々研鑽を重ねてレベルアップしている。間違いなく、個人レベルでは史上最強だろう。ただ、課題はチームとしての戦い方の確立。パワープレーに弱いという側面だけでなく、その采配を信じて遂行できる選手たちがいる国に弱いとも言える。
もちろん、だからと言って森保監督を交代させれば良いかと言うわけでもない。それも策の1つかもしれないが、ここまで積み上げてきたものがあるのも事実。選手たちの基準が上がり、日常のレベルが上がり、相手もそこに対応してくる状況。そうであれば、指揮官やスタッフももう1つ、2つ高い基準に行く必要があるだろう。今のチームがさらに上に行くには、戦術・戦略面、そして活動時間が長くない中でスタイルを確立させていくことが必要だと感じさせられる大会となった。
《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》
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【東アジアE-1サッカー選手権2025】韓国代表 0ー1 日本代表(7月15日/龍仁ミル・スタジアム) <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">キャプテンと監督のトロフィーリフト<br><br>今大会チームキャプテンを務めた <a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%95%B7%E5%8F%8B%E4%BD%91%E9%83%BD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#長友佑都</a> と<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A3%AE%E4%BF%9D%E4%B8%80?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#森保一</a> 監督がトロフィーを掲げる<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#日本代表</a><a href="https://twitter.com/hashtag/E1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#E1</a><a href="https://twitter.com/hashtag/E1%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#E1サッカー選手権</a> <a href="https://t.co/tbQFQJyePD">pic.twitter.com/tbQFQJyePD</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1945104800837984426?ref_src=twsrc%5Etfw">July 15, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 感動のフィナーレで欠かせない存在であることを証明した。FC東京の日本代表DF長友佑都が、キャプテンマークを巻いて東アジアE-1サッカー選手権2025の優勝トロフィーを掲げた。その際の振る舞いにファンたちが歓喜している。 日本代表は15日、東アジアE-1サッカー選手権2025の3戦目で韓国代表との日韓戦を迎えた。8分に奪ったジャーメイン良のゴールを守りきり1ー0で勝利。史上初となる大会2連覇を達成している。 激闘直後のピッチでは、大会のフィナーレを飾るセレモニーが行われた。日本代表からは最優秀GKに大迫敬介、最優秀FWはジャーメイン良、MVPには3戦5ゴールのジャーメインが選出された。 個人賞の発表後、日本代表の優勝セレモニーへ。激闘を戦い抜いた選手たちがメダルを首に下げて、ピッチ中央の舞台へと上がる。最後には、キャプテンマークを巻く長友が優勝トロフィーを手渡されて、舞台の中央へ。チームメートたちの方を向いて熱い言葉で激励するキャプテンは、仲間たちの掛け声と共に天高くトロフィーを掲げた。 隣にいた森保一監督に肩を抱き抱えられながら、満面の笑みでトロフィーリフトをする長友。この様子にファンたちは「長友やっぱり最高だわ」「長友さんよかった!本当におめでとう!」「もうこれはブラボーだわ」「ブラボー!!」「長友のキャプテンシーはバケモンやな」「長友キャプテンおつかれさまでした〜っ」「選手の精神やろ」「長友のトロフィーリフトは流石にちょっとグッと来るな」「ここだけでも長友が代表入りする価値はある」「長友佑都選手は日本の誇り」と温かい言葉が溢れた。 今大会の日本代表はJリーグに所属するメンバーで構成。初招集12名の中、W杯4大会出場の長友がチームキャプテンを任された。長友自身は第2戦の中国代表戦でフル出場するにとどまったが、ベンチでは常に声を出して選手たちを鼓舞。トレーニング中にもチームを引っ張る姿を見せるなど、兄貴分として代表チームをまとめた。そんな長友のトロフィーリフトは、今大会を象徴するワンシーンだったと言える。 2025.07.16 06:00 Wed5
森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Mon日本の人気記事ランキング
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21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">オナイウ阿道 2022.12.29 20:35 Thu3
日本代表の新ユニフォームの発表時期が判明?続々と各国がお披露目している中で日本は遅めの発表か
日本代表の新ユニフォームは6月に発表される可能性が高いようだ。ユニフォーム等の情報を扱う『Footy Headlines』が伝えている。 およそ2年間隔で発表される日本代表の新ユニフォーム。折り鶴からヒントを得た「ORIGAMI」をコンセプトとしている現行のユニフォームは、2022年8月に発表され、現在行われている2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でも着用されている。 一方で、今夏に行われるユーロ2024やコパ・アメリカ2024に向けて各国代表の新ユニフォームが続々と発表されている状況。3月のインターナショナルマッチウィークで、各国が新ユニフォームをお披露目している。 そうした中、『Footy Headlines』によると、アディダスがユニフォームサプライヤーを務めている代表チームの中で、日本とアルジェリア代表については6月に発表される予定だという。 なお、その新ユニフォームについて、『Footy Headlines』は過去に、現行のユニフォームから色が変化すると予測。ユニフォームのメインカラーが青というよりも紺色に近いレジェンドインクと呼ばれるカラーになるとしている。 一方のアウェイユニフォームについては、メインカラーがクリアホワイトになると考えているようだ。 6月には、男子のサッカー日本代表が、アジア2次予選のミャンマー代表戦とシリア代表戦を控えている。 新ユニフォームについては、その前に発表されることになるのだろうか。 <span class="paragraph-title">【画像】あり?なし?『Footy Headlines』の日本代表新ユニフォーム予想デザイン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"> Japan's 2024 home kit from Adidas could be a great one <a href="https://t.co/xD7ry5VQYR">pic.twitter.com/xD7ry5VQYR</a></p>— Footy Headlines (@Footy_Headlines) <a href="https://twitter.com/Footy_Headlines/status/1715220294863040895?ref_src=twsrc%5Etfw">October 20, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.25 11:25 Mon4
森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Mon5