スパーズの主力3選手の復帰迫る…ファン・デ・フェンは5日バーンリー戦メンバー入りの可能性も

2024.01.04 07:30 Thu
復帰迫るファン・デ・フェン(左)とマディソン(右)
Getty Images
復帰迫るファン・デ・フェン(左)とマディソン(右)
満身創痍の戦いが続くトッテナムだが、一部主力の復帰が迫っているようだ。

アンジェ・ポステコグルー新監督の下で魅力的なフットボールを展開するトッテナムだが、開幕から多くの負傷者や離脱者に悩まされている。

直近ではディフェンスリーダーのDFクリスティアン・ロメロとFWアレホ・ベリスが負傷し、FWソン・フンミンとMFパプ・マタル・サール、MFイヴ・ビスマがそれぞれアジアカップ、アフリカ・ネーションズカップ参戦のために一時離脱となった。
これにより、より厳しい台所事情を強いられることになったスパーズだが、ここに来て3人の主力の復帰が近づいているようだ。

クラブの情報に精通するポール・オキーフ氏が伝えるところによれば、DFミッキー・ファン・デ・フェンの復帰が迫っているという。
昨年11月初旬のチェルシー戦で右ハムストリングを負傷したオランダ代表DFだが、5日に行われるFAカップ3回戦のバーンリー戦か14日のプレミアリーグ第21節のマンチェスター・ユナイテッド戦での復帰が濃厚だという。

さらに、同じチェルシー戦で足首を痛めたMFジェームズ・マディソンに関してもユナイテッド戦か、31日に行われるブレントフォード戦での復帰が見込まれる。

また、昨年10月に右ヒザ半月板の手術を受けたFWマノー・ソロモンは、具体的な復帰時期は言及されていないが、両選手と同様に復帰が迫っているようだ。

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アジア人2人目のプスカシュ賞に選ばれたソン・フンミン、ドリブルで独走した試合中は何を考えていた?

トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが、国際サッカー連盟(FIFA)の年間最優秀ゴールに当たるFIFAプスカシュ賞を受賞した。 ソン・フンミンは2019年12月7日に行われたプレミアリーグ第16節のバーンリー戦で、およそ86メートルの距離をドリブルで運ぶ圧巻のソロゴールを決めていた。 <div id="cws_ad">◆プスカシュ賞に選ばれたソン・フンミンのゴール<br><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJncDZTdHNFciIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 晴れて一般投票で最優秀ゴールに選ばれたソン・フンミンだが、過去にクラブのインタビューでこのゴールについて回想。ドリブルをする中で、最初はMFデレ・アリにパスをしようとしていたことも明かしている。 「まだ試合前のことを覚えているよ。僕たちは力強くポジティブに試合をスタートさせなければならないと言っていた(前節のマンチェスター・ユナイテッド戦は2-1で敗戦)。それが、ハリー(・ケイン)がこの試合で信じられないゴールを決めた理由だと思う」 「そして2-0になって、僕だけでなく選手たちは自信を持っていた。僕がゴールを決めたとき、幸せに感じた。ホームだったしね」 「最初はデレ(・アリ)が空いていたからパスしようとした。でも、相手選手がデレを追いかけ、彼にパスするのはほとんど無理になってしまったんだ。だから自分で行って、加速するべきだと思った」 「そのタイミングをうかがい、加速したら2、3秒後にゴール前にいたんだ。本当に驚いて、走った後にまた試練があった」 「まだフィニッシュの部分に集中していた。このアクションをうまく仕上げたかったんだ。ゴールの前までとても上手くやっていたにも関わらず、ゴールを逃すことを想像してほしい。もしそうなったら、自分にとても腹を立てていたはずだ」 「僕は集中して上手く終わらせることができた。このようなゴールを決められて本当に幸せだよ」 韓国人選手がプスカシュ賞を受賞したのはソン・フンミンが初めて。アジア人選手としては2016年のマレーシア人MFモード・ファイズ・スブリ以来2人目の快挙となる。 2020.12.18 12:22 Fri
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小ブームとなっている“デレ・チャレンジ” あのポーズには先駆者がいた!

▽現在トッテナムの間で小さなブームとなっている“デレ・チャレンジ”。ブームの先駆けである同クラブのイングランド代表MFデレ・アリが、そのゴールパフォーマンスはある人をマネたポーズであることを明かした。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 ▽デレ・アリがロシア・ワールドカップから見せているゴールパフォーマンス…手でOKサインを作り、それを内側に反転させ穴を覗き込むというハンドジェスチャーは、トッテナム界隈で軽くブームになっている。 ▽実はそのパフォーマンスは、デレ・アリのオリジナルではなかったようだ。同選手のコメントによると、代表の同僚のジェイミー・ヴァーディの子供からインスピレーションを受けていたという。 「ワールドカップの時、何日かそれぞれの家族が一緒にホテルで過ごす時間があったんだ。その時に、ヴァーディの息子が周りのみんなにあのポーズができるかどうか訪ねて回っていてね。僕は出来たんだけど、他の子どもたちは出来なくて。それがちょっとおもしろかったんだ」 「その後、ジェシー・リンガードの弟がこのポーズのやり方を紹介していることを知ったよ。実際にどこから来て、誰がやり始めたのかわからないんだ。でも休みの時は友達とみんなでずっとやってたよ。でもここまで広がるとは思っていなかった。少し愉快だったね」 2018.09.06 15:13 Thu

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