“禁断の移籍”は起こるのか? ケインを失ったトッテナム、新ストライカーにアーセナルFWバログンを望む

2023.08.15 20:40 Tue
Getty Images
プレミアリーグで“禁断の移籍”が起こる可能性があるのかもしれない。

新シーズンの開幕を直前にしてエースであるイングランド代表FWハリー・ケインがチームを去ったトッテナム。代役のストライカー探しが緊急を要する事態となっている。

様々な選手の名前が浮上しており、チェルシーのベルギー代表FWロメル・ルカクやユベントスのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ、ポルトのイラン代表FWメフディ・タレミなどの名前も上がっている。
その中で、思わぬ名前が浮上。それがアーセナルのアメリカ代表FWフォラリン・バログン(22)だという。

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、トッテナムが狙うストライカーたちはインテルが獲得を目指す選手と丸かぶりしているという状況。すでに手を引いたとされるルカクをはじめ、タレミもインテルが関心。そしてバログンもインテルが熱心に獲得を目指している選手だ。
インテルが獲得を望む中、アーセナルは5500万ユーロ(約87億5000万円)以上とバログンの値段を設定。インテルは財政的に余裕がなく、この金額を出すことはなかなか難しい。

そんな中で、インテルのライバルとしてトッテナムが急浮上。ただ、“ノースロンドン”で強烈なライバル関係にあるクラブ間の話となるだけに、アーセナルが売却したいと考えないとも見られている。

また、ヴラホビッチにも強い関心を示し、8000万ユーロ(約127億3000万円)を提示すればユベントスも売却する意向がある状況。ケインを売った資金で事足りるだけに、ダニエル・レヴィ会長がどう決断するかが重要だ。

バログンはアーセナルの下部組織育ちで、2022-23シーズンはスタッド・ランスでプレー。公式戦39試合で22ゴール3アシストとブレイクした。

アーセナルへと復帰したバログンだが、出場機会を求めているとのこと。ミケル・アルテタ監督も才能を評価している一方で、序列としてはかなり低いのも事実だ。

プレミアリーグの開幕戦となったノッティンガム・フォレスト戦ではメンバー外。ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが手術を受けて離脱している中、先発どころはベンチにも入れない状況を考えると、本人が移籍を希望することは当然といえる。

なお、イギリス『デイリー・メール』によれば、バログンにはモナコも関心を寄せており、改善したオファーをアーセナルに出す見込み。トッテナムではなくモナコに売却する可能性も浮上している。

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レーティング:アヤックス 2-3(AGG:3-3)トッテナム《CL》

チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ、アヤックスvsトッテナムが8日に行われ、2-3でトッテナムが勝利した。この結果、2戦合計スコアが3-3となり、アウェイゴール差でトッテナムが決勝に進出した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽アヤックス採点<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190509_1_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK 24 オナナ 6.5 キックがやや不安定だったが、2つのファインセーブを見せるなどショットストップで存在感 DF 12 マズラウィ 6.0 ソン・フンミンの対応で前半は攻撃参加を自重。途中からボランチをそつなくこなした 4 デ・リフト 6.5 ユベントス戦に続くゴール。守備面でも身体を張った 17 ブリント 5.0 ミスパスが目立ち、ルーカス・モウラのスピード、ジョレンテの高さに苦しんだ 31 タグリアフィコ 5.0 守備重視のプレー。耐えきれなかった MF 20 シェーネ 5.0 前半はベテランらしく攻守のバランスを取ったが、後半に2失点に関与 (→フェルトマン 6.0) 右サイドバックでプレー。守備を締め、ゴールライン上でのクリアも見せた 6 ファン・デ・ベーク 6.0 相変わらずの運動量。2点目に関与 (→マガジャン -) 21 F・デ・ヨング 6.5 攻守に存在感。ビルドアップの起点となり、ピンチの芽も摘んだ FW 22 ジイェフ 7.0 ラマダンの影響なし。幅広く動いて起点となり2点目を決めた。惜しいシュート2本が入っていれば… 25 ドルべリ 5.0 ネレスの負傷により急遽スタメン。ほぼボールが収まらなかった (→シンクフラーフェン 5.5) 左サイドでプレー。守備に追われた 10 タディッチ 6.5 本職ウイングでのプレー。2点目をアシスト。後半途中から最前線でプレーし起点に 監督 テン・ハグ 6.5 前半はいつも通りの戦いを見せたが、後半は押し込まれ過ぎて無念の準決勝敗退 ▽トッテナム採点<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190509_1_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK 1 ロリス 6.5 試合立ち上がりと終盤に2つのファインセーブを見せて奇跡を起こさせる DF 2 トリッピアー 5.0 セットプレー時、デ・リフトとのミスマッチを突かれる。2点目を演出したが、2失点に関与 (→ラメラ -) 4 アルデルヴァイレルト 6.0 後半に入って高い位置を取り攻撃の起点に。守備も落ち着いていた 5 ヴェルトンゲン 6.0 フェイスガードを付けての出場。その影響を感じさせないプレー 3 ローズ 5.5 後半に入って攻撃参加を増やし、アクセントとなった (→B・デイビス -) MF 23 エリクセン 6.0 アクセントを付けるパスで攻撃にリズムを与えた。後半からボランチでプレー 17 ムサ・シソコ 6.0 馬力あるプレーでチームに勢いを与える 20 デレ・アリ 6.0 デ・リフトに競り負けて1失点目に関与。前半は消えていたが、後半に盛り返して決勝点をアシスト 12 ワニャマ 4.5 ボールを受けられず展開もできなかった。そして2失点目はジイェフに付ききれず (→ジョレンテ 6.5) 後半から出場。前線で起点となり反撃の要因に 7 ソン・フンミン 6.0 出場停止明け。仕掛けのプレーで攻撃を牽引 FW 27 ルーカス・モウラ 8.0 劇的過ぎるハットトリックでチームを決勝に導いた 監督 ポチェッティーノ 7.0 過密日程と勤続疲労の影響もあって前半は苦労したが、後半のジョレンテ投入で流れを大きく変えた ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! ルーカス・モウラ(トッテナム) この大一番で見事な活躍。決定機をことごとく決め、最後のチャンスをモノにして決勝に導いた。 アヤックス 2-3(AGG:3-3) トッテナム 【アヤックス】 デ・リフト (前5) ジイェフ (前36) 【トッテナム】 ルーカス・モウラ (後10) ルーカス・モウラ (後14) ルーカス・モウラ (後51) ※2戦合計スコア3-3、アウェイゴール差でトッテナムが決勝進出! 2019.05.09 06:35 Thu

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