「24年間、16人の監督、1つのトロフィー」低迷するトッテナムではファンの不満がピークに…試合前にはレヴィ会長への抗議活動「変化の時が来た」

2025.02.18 18:40 Tue
クラブへの抗議活動を行うトッテナムファン
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クラブへの抗議活動を行うトッテナムファン
低迷するトッテナムのサポーターズグループが、ダニエル・レヴィ会長らへの抗議活動を行ったようだ。

今シーズン、アンジェ・ポステコグルー監督の下で多くの負傷者が出たこともあり、思うような成績を残せていないトッテナム。先週末に行われたプレミアリーグ第25節では同じく絶不調のマンチェスター・ユナイテッドに勝利したが、それでも順位は12位に低迷している。

すでにEFLカップ(カラバオカップ)は準決勝敗退、FAカップは4回戦敗退。今シーズン残るタイトルの可能性はノックアウトフェーズ進出を決めているヨーロッパリーグ(EL)のみだが、まだ先は長い状況だ。
リーグではタイトルどころかトップ4フィニッシュすらほぼ絶望的な状況に、ファンの不満も爆発寸前。イギリス『イブニング・スタンダード』によると、前述したユナイテッド戦の前にスタジアム近くのトッテナム・ハイロードに集結した少なくとも2千人のファンが、約400メートルを行進しながらレヴィ会長や彼が経営する『ENIC』への不満を訴えたようだ。

この抗議は、「チームへの揺るぎないサポートを示しながら、貪欲さに駆り立てられた失敗からクラブを守りたい」と主張するサポーター団体「Change for Tottenham(CFT)」が主催。CFT が掲げた横断幕の 1 つには、「24 年間、16 人の監督、1 つのトロフィー、変化の時が来た」と記されていた。
なお、CFTは事前にファンに対して抗議は敬意を持ったうえで、罵倒的なチャントは避けることを通達。これにより、多くのファンが参加しやすい雰囲気もあったようだ。また、試合後には南スタンドでの座り込みも行われたが、こちらについては参加者が少なかったとも報じられている。

抗議者の中には、レヴィ会長の即辞任を望む声がある一方、クラブの運営方法を変化させさえしてくれればそれで良いという声も。今後どちらの声が増えるかは、チームの残るシーズンに懸かっているかもしれない。

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