「ロナウドやメッシのレベルに」…将来揺れるケイン、「後悔したくない」と胸中語る

2021.05.21 08:45 Fri
Getty Images
トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケイン(27)が去就に注目を集めるなか、口を開いた。
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トッテナムのエースとして広く認知され、イングランド代表のゴールゲッターとしても活躍するケイン。今季もここまで公式戦48試合出場で32得点16アシストの数字を収め、プレミアリーグでも22得点13アシストとエースとしての責務を全うする。
そのプレミアリーグでゴール、アシストとともにランキングのトップに立つケインだが、チームはその今季も無冠が決定。輝かしい個人成績と対照的にチームタイトルから無縁の日々を断ち切れず、チャンピオンズリーグ(CL)出場権も逸した。

そうしたなか、先日に今季限りでのトッテナム退団を直訴したとの報道が飛び出したケインが元イングランド代表DFのギャリー・ネビル氏のYouTubeチャンネル『The Overlap』に出演時、後悔したくないと語った。

「後悔して、キャリアを終わらせたくない。最高の選手になりたいんだ。残るキャリアをトッテナムでと言ったことはないし、トッテナムを退団すると言ったこともない。周囲は『彼はトロフィー獲得に必死。彼はトロフィーが必要だ』と言うかもしれないが、別のキャリアがまだあると思っている。プレミアリーグで、まだ7〜8年のキャリアを築いていける。だから、何かを急いでいるわけじゃないし、何かしようと必死になっているわけでもない」
ユナイテッドとシティのマンチェスター勢やチェルシーといったプレミアリーグ勢の関心が取り沙汰されるケインはまた、トロフィーを獲得したいという願望を改めて語った。

「僕はまだまだ良くなれる。今よりももっと良い数字を出せるだ。『最高の選手になりたい』と言うのを恐れたりしない。(クリスティアーノ・)ロナウドや(リオネル・)メッシのレベルに到達したい。それが僕の究極の目標。毎シーズンのようにタイトルを獲得して、毎シーズンのように50、60、70ゴールを決めることだ。自らがかけるプレッシャーは誰かにかけられるプレッシャーよりも常に大きいものさ」

トッテナムが2季連続でCL出場権を逃すなか、今大会で決勝進出を果たしたチェルシーやシティの姿に歯がゆい思いも吐露すると、ダニエル・レヴィ会長にも言及している。

「彼は僕にとって素晴らしい存在。彼はいつも僕に契約で報いてくれた。僕が21歳のときに4年と5年の契約を結んだが、僕がうまくやり、彼が延長してくれたんだ。だから、彼は僕に対してフェアで、いつも良い関係を保っている」

「でも、彼が何を考えているのかわからない。『1億ポンドが入ってくるなら売っても良いだろう』と考えているかもしれない。このクラブに人生の16年間を捧げてきたから、自分たちの立場について、正直に話し合っていきたい」

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