鹿島が功労賞3名を発表! 本山雅志氏、岩政大樹監督、青木剛氏が認定され合計24名に…9月のC大阪戦で記念盾授与式

2023.08.15 16:45 Tue
Getty Images
鹿島アントラーズは15日、本山雅志アカデミースカウト、岩政大樹監督、青木剛氏の3名にアントラーズ功労賞に認定された。認定者は合計24人目となった。

本山氏は東福岡高校から1998年に鹿島に入団。2015年までプレーすると、その後ギラヴァンツ北九州、マレーシアのクランタン・ユナイテッドでプレーし、2022年に現役を引退した。
鹿島ではJ1通算365試合38得点、リーグカップ57試合9得点、天皇杯で53試合12得点。

岩政監督は東京学芸大学から2004年に入団。2013年までプレーし、2014年にタイのテロ・サーサナ(現:ポリス・テロFC)へ移籍。2015年からはファジアーノ岡山、2017年からは東京ユナイテッドFCでプレーし、2018年に現役を引退した。2022年からトップチームのコーチに就任。シーズン途中から監督に就任していた。

鹿島ではJ1通算290試合35得点、リーグカップで49試合4得点、天皇杯で27試合4得点を記録していた。
ちなみに、岩政監督は2022年の功労選手賞が発表された際に「なぜいただけないのか」と投稿していたが、見事に受賞となった。

青木氏は前橋育英高校から2001年に鹿島に入団。2016年途中まで鹿島でプレーし、2016年途中にサガン鳥栖へ移籍。その後ロアッソ熊本、南葛SCでプレー。現在はフットゴルフ選手として活躍している。

鹿島ではJ1通算376試合に出場し8得点、リーグカップで73試合、天皇杯44試合3得点を記録していた。

アントラーズ功労賞は、クラブの発展に寄与した人物をたたえるため2008年に制定されたもの。認定者の記念品は、カシマサッカーミュージアム内のメインスペースに展示される。

なお、3名に関しては、9月16日のセレッソ大阪戦で記念盾授与式&スペシャルトークショーが実施される。

◆アントラーズ功労賞認定者(五十音順)
青木剛
秋田豊
新井場徹
アルシンド
岩政大樹
内田篤人
小笠原満男
オズワルド・オリヴェイラ
黒崎久志
ジーコ
ジョルジーニョ
相馬直樹
曽ヶ端準
ダニー石尾
トニーニョ・セレーゾ
中田浩二
名良橋晃
野沢拓也
長谷川祥之
ビスマルク
本田泰人
宮本征勝
本山雅志
柳沢敦

青木剛の関連記事

Jリーグは27日、功労選手賞の表彰者12名を発表した。 今回の受賞者は青木剛氏(40)、阿部勇樹氏(41)、石原直樹氏(38)、大久保嘉人氏(40)、角田誠氏(39)、小林祐三氏(36)、高橋義希氏(37)、田中達也氏(39)、田中マルクス闘莉王氏(41)、田中佑昌氏(36)、玉田圭司氏(42)、谷澤達也氏(38 2022.09.27 21:45 Tue
関東サッカーリーグ2部の南葛SCは6日、元日本代表DF青木剛(39)の現役引退を発表した。 前橋育英高校から2001年に鹿島アントラーズへと入団した青木。入団当初はボランチのポジションでプレーしていたが、センターバックやサイドバックをこなすなど、守備的なポジションでプレーした。 2008年には日本代表候補に 2021.12.06 22:43 Mon
thumb ▽ロアッソ熊本は15日、元日本代表DF青木剛(36)が東京都社会人サッカーリーグ1部に所属する南葛SCへの完全移籍が決定したことを発表した。 ▽鹿島アントラーズで16年間プレーし、日本代表歴も持つ青木は、鳥栖での約2年間のプレーを経て、2018年に熊本に加入。今シーズンは明治安田生命J2リーグで26試合に出場した 2018.12.15 10:30 Sat
▽川崎フロンターレのFW大久保嘉人(35)は25日、J1リーグ通算400試合出場を達成した。史上19人目の達成者となる。 ▽今シーズンFC東京から2年ぶりに復帰した大久保は、25日に行われた明治安田生命J1リーグ第1節のジュビロ磐田戦でベンチ入り。78分にFW知念慶に代わって出場。シュートを1本放っていた。 2018.02.26 14:45 Mon
▽ロアッソ熊本は21日、サガン鳥栖に所属する元日本代表DF青木剛(35)の完全移籍加入を発表した。 ▽J1通算400試合出場を誇る青木は、前橋育英高校、鹿島アントラーズを経て、2016年夏に完全移籍で鳥栖入り。2017シーズンは明治安田生命J1リーグ17試合出場をマークした。熊本に活躍の場を移した青木は、両クラブ 2017.12.21 15:20 Thu

鹿島アントラーズの関連記事

Jリーグは29日、31日に予定されていた明治安田J1リーグ第29節の京都サンガF.C.vs鹿島アントラーズの中止を発表した。 試合はサンガスタジアム by KYOCERAで行われる予定だったが、台風10号の影響により中止が決定。代替日は決定次第発表される。 非常に強い勢力の台風10号だが、進むスピードが遅く 2024.08.29 21:12 Thu
鹿島アントラーズのDF安西幸輝が、J1を舞台にかつての本拠地で実現した古巣対戦を振り返った。 鹿島は25日、味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第28節で東京ヴェルディと対戦。逆転優勝へこれ以上の取りこぼしが許されないなか、直近3連敗中の苦手アウェイゲームに臨んだ。 前半からボールは握ったものの、相 2024.08.26 08:55 Mon
東京ヴェルディの城福浩監督が、原点回帰の末に総力戦で手にした4試合ぶりの勝利を誇った。 東京Vは25日、味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第28節の鹿島アントラーズ戦を2-1で勝利した。 直近3試合連続無得点で1分け2敗と苦境に立つ昇格組は、4試合ぶりの白星を目指して3位の鹿島を迎え撃った。 2024.08.26 07:45 Mon
東京ヴェルディのFW山見大登が、チームに4試合ぶりの得点と勝利をもたらす殊勲の働きを見せた。 東京Vは25日、味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第28節の鹿島アントラーズ戦を2-1で勝利した。 直近3試合連続無得点で1分け2敗と苦境に立つ昇格組は、4試合ぶりの白星を目指して3位の鹿島を迎え撃った。 2024.08.26 07:02 Mon
明治安田J1第28節の東京ヴェルディvs鹿島アントラーズが25日に味の素スタジアムで行われ、ホームの東京Vが2-1で勝利した。 前節、FC東京とのダービーを0-0のドローで終えた12位の東京V。リーグ戦連敗はストップも、中断明け後は3試合連続無得点で3試合未勝利とここに来て苦しい戦いが続く。ホームで4試合ぶりの白 2024.08.25 20:12 Sun

J1の関連記事

Jリーグは9日、明治安田Jリーグ全カテゴリーの出場停止選手情報を更新した。 J1リーグでは、FC町田ゼルビアのFW藤尾翔太と川崎フロンターレのDF高井幸大の出場停止情報が更新。2試合の出場停止を科されていた藤尾は、チームがルヴァンカップの準々決勝で敗退したため、残りの1試合をJ1で消化する形となった。 高井 2024.09.09 19:45 Mon
Jリーグは9日、「2024Jリーグアウォーズ」の開催を発表した。 毎年開催されるJリーグアウォーズ。そのシーズンに活躍した選手や監督、クラブ、審判員などの功績を称える表彰式だ。 コロナ禍においては無観客で行われていたが、2024シーズンは5年ぶりに「横浜アリーナ」で開催。ファン・サポーターが観覧できる以前の 2024.09.09 12:25 Mon
Jリーグは9日、明治安田J1リーグ第29節に組まれるセレッソ大阪vsガンバ大阪の代替開催日決定を発表した。 この試合は当初、8月31日に予定したが、台風10号の影響が考慮され、中止に。そして、新たに10月2日(水)のヨドコウ桜スタジアムにて、19時キックオフで開催される運びとなった。 今季の明治安田J1リー 2024.09.09 11:55 Mon
かつてJリーグのジュビロ磐田でも活躍した元イタリア代表FWサルバトーレ・スキラッチ氏(59)が、重篤な状態で入院していることが判明した。イタリア『ANSA通信』など複数国内メディアが報じている。 報道によると、数年前からガンの治療を受け、過去に2度の手術も経験していたスキラッチ氏は、今週末に病状が悪化してパレルモ 2024.09.09 05:30 Mon
FC町田ゼルビアは8日、FW荒木駿太の負傷を報告した。 荒木は8月31日に行われた明治安田J1リーグ第29節の浦和レッズ戦で負傷。右第5中足骨疲労骨折と診断されている。 昨シーズンはサガン鳥栖からのレンタルでプレーし、今シーズンから完全移籍加入の荒木。J1優勝を争うチームでここまで21試合2得点を記録し、Y 2024.09.08 16:28 Sun

記事をさがす

鹿島アントラーズの人気記事ランキング

1

ベスト8決定! J1降格圏の鳥栖&札幌はJ2勢に苦杯を喫する…横浜FMは後半ATに大きなドラマ【天皇杯】

21日、第104回天皇杯のラウンド16が各地で行われた。 前回王者の川崎フロンターレは既に敗退している今大会。J1勢が苦しみ、ベスト16には10チームしか勝ち上がれず。残りの6チームはJ2クラブとなった。 前回大会準優勝の柏レイソルは、ヴィッセル神戸と対戦。開始3分に佐々木大樹がゴールを決めて神戸が先制。このゴールを最後まで守り切り、0-1で神戸がベスト8に進出した。 J2勢では、前々回王者のヴァンフォーレ甲府がJ1優勝争い中の鹿島アントラーズと対戦した。 過去2大会連続で対戦し、いずれも甲府が勝利しているこのカード。3連勝を目指した中、甲府は29分に三沢 直人のゴールで先制する。鹿島を相手に互角に戦い続けて行ったが、前半アディショナルタイムに藤井智也がゴールを決めて鹿島が追いつくと、後半も互いにビッグチャンスがないまま終了するかと思われたが、89分に植田直通がCKからヘディングを叩き込み鹿島が逆転。甲府へのリベンジを果たしてベスト8に進出した。 また、J2vsJ1のカードでは、V・ファーレン長崎と横浜F・マリノスが白熱の戦いに。前半は互いにゴールを奪えずにゴールレスで進むと、58分に長崎がフアンマ・デルガドのゴールで先制する。 先制を許した横浜FMだったが、67分に天野純のゴールで同点に。しかし、後半アディショナルタイム2分にマテウス・ジェズスがゴールを奪い、長崎が土壇場で勝ち越しに成功する。 下剋上達成かと思われたが、8分間のアディショナルタイムにはさらなるドラマが、アディショナルタイム8分には加藤蓮のクロスを西村拓真が合わせて横浜FMが同点とすると、アディショナルタイム10分には西村のパスを受けた植中朝日が豪快なシュート。古巣相手のゴールで横浜FMが奇跡の逆転勝利を収めた。 また、J1で降格圏に沈み苦しんでいる2チームは苦しい戦いに。最下位の北海道コンサドーレ札幌はジェフユナイテッド千葉に1-0、19位のサガン鳥栖はレノファ山口FCに0-2とゴールを奪えずに敗戦。また残留争い中の湘南ベルマーレも、優勝を争うガンバ大阪に3-2で逆転負けを喫することに。柏、湘南、鳥栖、札幌と残留争い中のチームが軒並み敗れる中、京都サンガF.C.は大分トリニータに2-0で勝利を収めた。 準々決勝は9月18日に開催予定。J1勢6チームvs J2勢2チームの争いとなる。 ◆準々決勝カード ▽9/18 横浜F・マリノス vs レノファ山口FC サンフレッチェ広島 vs ガンバ大阪 ヴィッセル神戸 vs 鹿島アントラーズ ジェフユナイテッド千葉 vs 京都サンガF.C. ◆ラウンド16結果 V・ファーレン長崎 2-3 横浜F・マリノス 【長崎】 フアンマ・デルガド(後13) マテウス・ジェズス(後45+2) 【横浜FM】 天野純(後22) 西村拓真(後45+8) 植中朝日(後45+10) サガン鳥栖 0-2 レノファ山口FC 【山口】 若月大和(前6) 山本駿亮(前11) サンフレッチェ広島 2-0 愛媛FC 【広島】 トルガイ・アルスラン(後23) 加藤陸次樹(後34) ガンバ大阪 3-2 湘南ベルマーレ 【G大阪】 山下諒也(前14) 福岡将太(前41) 中谷進之介(後31) 【湘南】 奥野耕平(前11) 鈴木章斗(前35) ヴァンフォーレ甲府 1-2 鹿島アントラーズ 【甲府】 三沢直人(前29) 【鹿島】 藤井智也(前45+3) 植田直通(後44) 柏レイソル 0-1 ヴィッセル神戸 【神戸】 佐々木大樹(前3) 京都サンガF.C. 2-0 大分トリニータ 【京都】 松田佳大(後11) 川崎颯太(後36) ジェフユナイテッド千葉 1-0 北海道コンサドーレ札幌 【千葉】 品田愛斗(前45) <span class="paragraph-title">【動画】植田直通が強烈ヘッド! 鹿島が土壇場で逆転に成功!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/Jl8QpHyi44">https://t.co/Jl8QpHyi44</a> <a href="https://t.co/1g1PD5cTLG">pic.twitter.com/1g1PD5cTLG</a></p>&mdash; NHK水戸放送局 (@nhk_mito) <a href="https://twitter.com/nhk_mito/status/1826228091209072764?ref_src=twsrc%5Etfw">August 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.21 21:50 Wed
2

降格圏磐田が2位鹿島に気概あふれる逆転勝ち PKゲットはVARで取り消しも途中出場選手2発【明治安田J1第26節】

11日、明治安田J1リーグ第26節のジュビロ磐田vs鹿島アントラーズがエコパスタジアムで行われ、磐田が2-1で逆転勝利だ。 かつて覇権を争った名門どうしの一戦。 磐田はJ1復帰1年目にして粘り強い戦いが光るも、順位は18位…1年でのJ2再降格がチラつく。対する2位鹿島は優勝争いを展開中だ。 磐田は前節、ジャーメイン良の2発で数的不利から勝ち点1を拾うも、今節はそのジャーメインとマテウス・ペイショットを出場停止で欠く状況。攻撃の2枚看板が不在だ。 そんななか、磐田は開始10秒で早速シュート。キックオフのロングボールからボックス前でルーズボールが生じ、松本昌也がダイレクトで左足を振る。際どい一撃はGKにセーブされた。 立ち上がりから気概を見せる磐田。一進一退の攻防が続くなか、攻撃2枚看板の代役を託された新戦力・渡邉りょうは加入後初スタメン…鹿島最終ラインの背後を積極的に狙う。 34分に鹿島がPKを獲得。 ボックス内で名古新太郎から横パスを受けた師岡柊生が、後方からのショルダータックルで倒された。38分、キッカー鈴木優磨がこれを沈めて、アウェイ鹿島の1点リードとなる。 ハーフタイム中には、首位・FC町田ゼルビアと湘南ベルマーレの一戦が終わり、町田は0-1と敗戦。得失点差の開きこそあれど、鹿島は勝てば町田と勝ち点で並ぶことに。 ところが、鹿島は47分に関川郁万のハンドでPKを献上し、最悪の後半立ち上がりに。ただ、VAR介入と主審による長いチェックの末、ハンドなしと判断され、ことなきを得る。 67分、磐田は途中出場したばかりのジョルディ・クルークスがFKに左足クロス。ボックス内ファーからハッサン・ヒルがフリーでヘディングシュートも、鹿島GK早川友基の正面へ。 その流れから68分、鹿島は名古がボックス内での見事なターンからネットを揺らして追加点…と思われたが、シュート前のハンドを主審が見逃さず、ゴールは認められず。 磐田は76分にベテラン山田大記を投入。 すると直後の77分、クルークスのアーリークロスが目の前でワンバウンドした山田は、腰を捻って左足を振り抜き、巧みなボレーをネットに流し込んだ。 交代策的中で追いついた磐田はさらに終盤の89分、こちらも途中出場の古川陽介が、スローインの流れからボックス内ファーでラストパスを受け、落ち着いて左足シュートを流し込んだ。 この結果、降格圏磐田がホームで2位鹿島から意地の逆転勝利。かつて覇権を争ったライバルに土をつけ、リーグ戦6試合ぶりの白星だ。 ジュビロ磐田 2-1 鹿島アントラーズ 【磐田】 山田大記(後32) 古川陽介(後44) 【鹿島】 鈴木優磨(前38) 2024.08.11 21:10 Sun
3

「結果を残せて良かった」鹿島撃破する殊勲2発の山見大登…東京V指揮官は「今まで彼の頭の中の辞書にはなかった」と地味な貢献を称える

東京ヴェルディのFW山見大登が、チームに4試合ぶりの得点と勝利をもたらす殊勲の働きを見せた。 東京Vは25日、味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第28節の鹿島アントラーズ戦を2-1で勝利した。 直近3試合連続無得点で1分け2敗と苦境に立つ昇格組は、4試合ぶりの白星を目指して3位の鹿島を迎え撃った。 前回対戦では0-3から3点差を追いつく劇的ドローに持ち込んだものの、今季いずれもシーズンダブルを喫したサンフレッチェ広島、FC町田ゼルビアと同様に力の差を感じさせられた相手に苦戦必至とみられた。 しかし、蓋を開けてみれば、球際の勝負で互角以上に渡り合った上、中央をしっかり絞めて攻撃的な相手サイドバックの背後を狙ったカウンターが機能。自分たちのペースで試合を進めた。 ただ、攻守に圧倒しながらも0-0のドローに終わった前節のFC東京戦同様に肝心のゴールにはあと一押しが足りない状況だった。 そんななか、苦境のチームを救ったのが、ヴェルディ伝統の背番号11を着用する快速アタッカー。 前半から再三の鋭い突破で攻撃の起点となっていた山見は63分、直前の交代で[3-4-2-1]の右シャドーにポジションを移していたなか、3バックの右に入ったMF綱島悠斗の意表を突く持ち上がりからのスルーパスに抜け出し、ボックス右からニア上を射抜く豪快なシュートで待望の先制点を奪取。 さらに、75分にはMF齋藤功佑のミドルシュートをGK早川友基がファインセーブではじいたこぼれ球を冷静に押し込んで追加点を記録。その後、攻守に渡るハードワークによって足が攣ってしまい、82分に途中交代となったが、鹿島の反撃をFW鈴木優磨のPKによる1点に抑え込んだチームは、上位相手に4試合ぶりの白星を挙げた。 同試合後、殊勲の“緑の稲妻”は「両方とも決めて当たり前ぐらいのドフリーだった」と謙遜しながらも、前線の選手として3試合連続無得点の責任を痛感していたなかでの勝利を喜んだ。 「勝ちが取れていなかったですし、ダービーではああいう自分たちのいい流れのなかで無得点に終わってしまったというのは、前線の責任だと思っていた。それが今節こういう形で結果を残せてすごくよかったです」 奇しくも東京VにとってJ1通算800点目のメモリアルゴールとなった先制点はチームとしての狙いに加え、ブラジル人守護神からのアドバイスが生きた。 「自分は左でも右でもシュートまで行くことができると思うので、それがうまく形にできた。こっちは5バックでやっているので、相手の4バックは自分たちのシャドーとかウイングバックのところを掴みにくいと思うので、うまくその間を使えたかなという感じです」 「前の試合で(FC東京の)野澤大志ブランドン選手に止められたときに、ああいう形になったときにキーパーはファーに飛びやすいからニアは空いているよと、マテウスに試合が終わってから言われました」 2点目の場面は一見すると、うまくこぼれてきたボールを押し込む“ごっつぁんゴール”のようにも見えたが、山見自身は城福浩監督がチームに要求するファンダメンタルな部分を体現したものだったとその価値を主張する。 「相手が準備していなかったからこそ、(齋藤)功佑くんがああいうふうな形でシュートまで持って行けたと思いますし、相手はキーパーが取って当たり前だろうという気持ちがあったからこそ、自分の方が安西選手の前に入れたと思うので、そういう準備のところを怠らずにできたことが2点目につながったと思います」 この一戦では得点以外の場面でも切れ味鋭い仕掛けで鹿島の脅威となり、「攻撃のところは自分のやりたいことを好きなようにできた」と自身のパフォーマンスに満足感を示した山見。その一方で、「守備の部分では前半最後の方は少しやられてしまったので、そこのところを改善していけたらと思います」と、チームプレーヤーとして反省の弁も述べた。 その姿勢を見ると、東京V加入後から城福監督や森下仁志コーチらコーチ陣から口酸っぱく指摘され続け、山見自身もスタメンでプレーする上で何よりも重要なハードワーク、守備の貢献という部分が体にしっかりと染み込んでいることを窺わせる。 城福監督も試合後の会見で、山見の攻撃面での貢献に関して“これぐらいはやれる”というような反応を示した一方、守備面での細かなプレーをピックアップし、その成長を称えた。 「今日も地味ではありますが、相手のセンターバックのフィードをしっかり中を締めて自分の外側にボールを出させて、そこからプレッシャーに行くとか、今までの彼の頭の中の辞書にはなかったというか、それを表現できなかったことが、ゲームのなかでそれを表現しながら攻撃の良さを出す。そうやってピッチに立つ時間が長くなる」 「ピッチに立つ時間が長くなれば、自ずとチャンスが増えるわけで、彼がそれを一つ一つの歩みとして自分のなかで確かめながら、今前に進んでいるのではないかなと思います。それには誰も気づかないような地味なプレーからいつもスタートするということは忘れないでやってほしいなと思います」 妥協を許さない指揮官の下で磨きをかけ続けるハードワークに、現在のスカッドで随一の局面打開力、今季6ゴールと数字面でも存在感を示し始めた背番号11は、残り試合において昇格組の浮沈のカギを握る重要な存在となりそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】山見大登が2得点! 豪快な一発で均衡破る</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>この笑顔が見たかった<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%B6%B1%E5%B3%B6%E6%82%A0%E6%96%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#綱島悠斗</a> ドリブル突破から見事なラストパス<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B1%B1%E8%A6%8B%E5%A4%A7%E7%99%BB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#山見大登</a> 豪快すぎる右足ゴール<br><br>明治安田J1リーグ第28節<br>東京V×鹿島<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%B1%E4%BA%ACV%E9%B9%BF%E5%B3%B6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#東京V鹿島</a><br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> &DAZN Freemiumで配信中<br>無料視聴はこちら<a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/jJqxvMiL8x">pic.twitter.com/jJqxvMiL8x</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1827655462155673948?ref_src=twsrc%5Etfw">August 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.26 07:02 Mon
4

まるで別人!若返り手術をした元Jリーグ指揮官の現在の姿に海外衝撃「誰か分からない」

ブラジル人指揮官のオズワルド・オリヴェイラ氏の変貌ぶりが現地で話題だ。 ブラジル複数クラブでの指導経験を持ち、2007年に就任した鹿島アントラーズでは、史上初となるJリーグ3連覇を達成したオリヴェイラ監督。2011年に退任して以降は、母国クラブやカタールでの指揮を経て、2018年4月に浦和レッズの監督に就任した。 浦和では天皇杯優勝を成し遂げたものの、2019年5月に解任。その後はフルミネンセに3度目の復帰を果たしたものの1カ月強で解任されると、それ以降はどのクラブも指揮していない。 現在73歳のオリヴェイラ氏は、14日に母国ブラジルのスポーツ番組に出演。以前より顔がふっくらした印象で、メガネを外した顔は別人のようだった。 ブラジル『CORREIO BRAILIENSE』によると、オリヴェイラ氏は1月に顔の若返り手術を実施したことで注目を浴びていたという。そして、今回の番組出演時にもまた別人のように顔が変わっていたことで、「誰か分からない」とSNS上で大きな話題になっているようだ。 <span class="paragraph-title">【比較写真】まるで別人になったオリヴェイラ氏(右が現在)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="pt" dir="ltr">VEJA: Treinador de futebol Oswaldo de Oliveira faz procedimento de rejuvenescimento facial e resultado viraliza nas redes sociais. <a href="https://t.co/lZWTPfEqlb">pic.twitter.com/lZWTPfEqlb</a></p>&mdash; DIRETO DO MIOLO (@diretodomiolo) <a href="https://twitter.com/diretodomiolo/status/1735352687716163696?ref_src=twsrc%5Etfw">December 14, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.15 12:05 Fri
5

【J1注目プレビュー|第28節:東京Vvs鹿島】オリジナル10対決! 3選手が起用できない東京V、消耗激しい鹿島と激突

【明治安田J1リーグ第28節】 2024年8月25日(日) 18:00キックオフ 東京ヴェルディ(12位/35pt) vs 鹿島アントラーズ(3位/48pt) [味の素スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆3選手不在、4試合ぶり勝利を【東京ヴェルディ】</span> 前半戦は粘り強さを見せていた東京Vだが、後半戦に入り苦戦。8試合を終えて2勝2分け4敗と負けが混んできた。 直近3試合は1分け2敗。特に後半戦に入りゴールが奪えなくなっているのが課題だ。それでも今季初の連敗をダービーでストップできたことをキッカケにしたいが、今節は別の試練を迎える。 鹿島から3選手が期限付きでプレーしている東京V。チームの守備を支えてきた林尚輝、そして夏に加入した松村優太が契約上の理由で出場不可に。さらに、元々出場できない染野唯月も出場停止となった。 交代選手も含めてカードが限られる中、チーム一丸となって乗り越えられるか。前半戦では3点差を追い付いての引き分けとなったが、今節も粘り強く戦いたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:マテウス DF:宮原和也、千田海人、谷口栄斗 MF:松橋優安、齋藤功佑、森田晃樹、翁長聖 FW:山田楓喜、木村勇大、山見大登 監督:城福浩 出場停止:染野唯月 契約上出場不可:林尚輝、松村優太 <spanclass="paragraph-subtitle">◆3試合ぶり勝利で町田追走へ【鹿島アントラーズ】</span> 前節はホームに浦和レッズを迎えた中、熱のこもった試合は0-0のゴールレスドローとなった。 アウェイでジュビロ磐田に負けていた中、勝利が欲しかった一戦では引き分け止まり。ただ、悲観するような内容ではなかった。 チームとして気がかりなのはミッドウィークに天皇杯を戦ったこと。ヴァンフォーレ甲府との試合では主力がプレーしており、雨の中苦しんだ末になんとか勝利した。疲労は気になるが、勢いにも乗れたはずだ。 攻撃陣は想定より長い出場時間に、そして守備陣はフル出場をしており、しっかりと準備期間を設けられた東京Vとの差があることは間違いない。固定してメンバーを戦ってきた鹿島に重くのしかかる可能性があるが、優勝を果たすためには勝利以外はない。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:早川友基 DF:濃野公人、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:知念慶、柴崎岳 MF:師岡柊生、名古新太郎、仲間隼斗 FW:鈴木優磨 監督:ランコ・ポポヴィッチ 2024.08.25 10:15 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly