あれから12年…7月17日はなでしこジャパンが世界一に輝いた日、あと3日で女子W杯開幕
2023.07.17 19:45 Mon
あれから12年。2011年7月17日、ドイツで行われていた女子ワールドカップ(W杯)の決勝が行われた。そのカードは日本女子代表vsアメリカ女子代表。なでしこジャパンの名前が、世界を轟かせた日だ。
3日後の7月20日にオーストラリア&ニュージーランド女子W杯が開幕。なでしこジャパンも出場し、12年ぶりの世界一を目指して戦うことになる。
ギリギリまで決まらなかった国内での放送も、NHKがグループステージ3試合を放送することが決定。改めて、12年前の戦いを振り返る。
ドイツ女子W杯は日本にとっては6大会連続6度目の出場となった大会。ただ、アジア予選を兼ねた女子アジアカップでは3位に終わり、なんとか出場権を確保して臨んだ大会だった。
ベスト8ではドイツ女子代表と対戦。日本は延長戦にもつれ込んだ中、現在はタレントとして活躍する丸山桂里奈のスピードを活かした値千金のゴールで勝利すると、準決勝では川澄奈穂美のロングシュートなどで4-1とスウェーデンに勝利する。
そして迎えた2011年7月17日。日本はアメリカを迎えたが立ち上がりから圧倒される展開に。それでも、ポゼッションして時間を使うことでペースを握ると、ゴールレスで前半を終えた。
アメリカの勢いを削いだ日本だったが、アメリカにカウンターを狙われると69分にアレックス・モーガンに先制ゴールを許す。
手痛い失点となったが、日本は諦めない。しっかりと戦い続けると、81分に宮間が値千金の技あり同点ゴールを記録。日本は耐えきって試合は延長戦へ。しかし、104分にアビー・ワンバックに決められ再びビハインドとなる。
残り15分、なでしこジャパンは諦めずに戦うと、117分に宮間のFKからのクロスを澤が合わせて再び同点。日本はその後に岩清水梓が退場するも、2-2のままPK戦へともつれ込んだ。
PKでは海堀あゆみが2本をセーブするなd、3本を終えて2-0と日本がリード。4人目はアメリカが成功したが、今大会にも出場する熊谷紗希が豪快に蹴り込み勝利。なでしこジャパンが初優勝を果たした。
『FIFA+』ではこの試合のハイライトが視聴可能。さらに、選手たちが当時を振り返るドキュメンタリーも公開されている。
当時の守護神だった海堀はPK戦を振り返り「その時だけは本当に心の中でもう絶対決めてくれと思っていた」と熊谷の最後のシュートで祈っていたとコメント。「たぶんこれ止められたらもう止める自信がなかったので、そこだけはすごく願っていて」と、すでに2本PKをセーブしていた中、熊谷の成功を強く願っていたと明かした。
2011年の大会前には、東日本大震災で甚大な被害を受けた日本。そこに光が差す、偉業達成となった。当時、優勝を決めるPKを蹴った熊谷はキャプテンとして4度目のW杯に挑戦。あれから12年後に再びトロフィーを掲げることはできるのか。なでしこジャパンの初戦は、22日のザンビア女子代表戦となる。
3日後の7月20日にオーストラリア&ニュージーランド女子W杯が開幕。なでしこジャパンも出場し、12年ぶりの世界一を目指して戦うことになる。
ドイツ女子W杯は日本にとっては6大会連続6度目の出場となった大会。ただ、アジア予選を兼ねた女子アジアカップでは3位に終わり、なんとか出場権を確保して臨んだ大会だった。
佐々木則夫監督(現:日本サッカー協会女子委員長)が率いたチームは、シード国としてグループBに入り、イングランド女子代表、メキシコ女子代表、ニュージーランド女子代表と同居。初戦のニュージーランド戦は、永里優季、宮間あやのゴールで2-1と勝利すると、続くメキシコ戦はレジェンド・澤穂希のハットトリック、大野忍のゴールで4-0と快勝。2連勝でグループステージ突破を早々に決めた中、第3戦はイングランド相手に2-0で完敗。それでも2位でグループステージを通過した。
ベスト8ではドイツ女子代表と対戦。日本は延長戦にもつれ込んだ中、現在はタレントとして活躍する丸山桂里奈のスピードを活かした値千金のゴールで勝利すると、準決勝では川澄奈穂美のロングシュートなどで4-1とスウェーデンに勝利する。
そして迎えた2011年7月17日。日本はアメリカを迎えたが立ち上がりから圧倒される展開に。それでも、ポゼッションして時間を使うことでペースを握ると、ゴールレスで前半を終えた。
アメリカの勢いを削いだ日本だったが、アメリカにカウンターを狙われると69分にアレックス・モーガンに先制ゴールを許す。
手痛い失点となったが、日本は諦めない。しっかりと戦い続けると、81分に宮間が値千金の技あり同点ゴールを記録。日本は耐えきって試合は延長戦へ。しかし、104分にアビー・ワンバックに決められ再びビハインドとなる。
残り15分、なでしこジャパンは諦めずに戦うと、117分に宮間のFKからのクロスを澤が合わせて再び同点。日本はその後に岩清水梓が退場するも、2-2のままPK戦へともつれ込んだ。
PKでは海堀あゆみが2本をセーブするなd、3本を終えて2-0と日本がリード。4人目はアメリカが成功したが、今大会にも出場する熊谷紗希が豪快に蹴り込み勝利。なでしこジャパンが初優勝を果たした。
『FIFA+』ではこの試合のハイライトが視聴可能。さらに、選手たちが当時を振り返るドキュメンタリーも公開されている。
当時の守護神だった海堀はPK戦を振り返り「その時だけは本当に心の中でもう絶対決めてくれと思っていた」と熊谷の最後のシュートで祈っていたとコメント。「たぶんこれ止められたらもう止める自信がなかったので、そこだけはすごく願っていて」と、すでに2本PKをセーブしていた中、熊谷の成功を強く願っていたと明かした。
2011年の大会前には、東日本大震災で甚大な被害を受けた日本。そこに光が差す、偉業達成となった。当時、優勝を決めるPKを蹴った熊谷はキャプテンとして4度目のW杯に挑戦。あれから12年後に再びトロフィーを掲げることはできるのか。なでしこジャパンの初戦は、22日のザンビア女子代表戦となる。
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アディダスがなでしこジャパン専用のアウェイユニフォーム発表! コンセプトは「サンライズ」、植木理子「今までの女子サッカー界では見ないようなデザイン」
アディダスは23日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)で着用するなでしこジャパンのアウェイユニフォームを発表した。 今年7月にオーストラリア、ニュージーランドで開催される女子W杯。なでしこジャパンは、2011年のドイツ女子W杯の優勝から12年が経ち、再び世界の頂点を目指すこととなる。 今回のアウェイユニフォームは、史上初となる女子専用のデザインに。コンセプト、デザインともになでしこジャパンのために作られた。 コンセプトは「SUNRISE(サンライズ)」。“再び世界一へ”という決意を新たにする象徴として掲げられ、幻想的な朝の空模様をグラデーションで表現している。 紫、ピンク、白と朝焼けのようなグラデーションが前後に施され、ショーツとソックスは紫となっている。 このデザインは、日の出を見て湧き出るエネルギーのように、このユニフォームが選手のプレーを後押ししてくれるよう願いを込めて開発されたとのこと。W杯優勝から12年、“世界のなでしこ”が再び、満開の花を咲かせられるよう「咲き誇れ。」というメッセージを伝えている。 また女子専用のホームユニフォームも発売。デザインは男子と同じだが、襟の裏がピンク色になっている。また、シルエットが女性仕様のタイトなものとなり、胸の日本サッカー協会(JFA)のエンブレムの上には星が1つ。また、トレーニングウェアも新たに発表された。 アディダスは、アディダス『サッカー日本女子代表 アウェイユニフォーム』発表会を開催。MCに日向坂46の影山優佳さんを迎え、日テレ・東京ヴェルディべレーザの小林里歌子、植木理子、藤野あおばも登壇。また、なでしこジャパンの池田太監督、JFA女子委員長の佐々木則夫氏も登壇した。 新ユニフォームの印象について藤野は「凄く可愛らしいユニフォームで、なでしこジャパンの和気藹々とした雰囲気を感じられます。また、サンライズということで、気が引き締まるというか、2011年のW杯のように輝きをしっかり取り戻せるように頑張りたいと思います」とコメントした。 植木は「今までの女子サッカー界では見ないようなデザインで、珍しさがあり、これを着てプレーするのが楽しみですし、可愛さの中に強さがあることをピッチの上で表現したいです」とコメント。小林は「とても女性らしく、デザインの裏には新たなもう一度世界一にというコンセプトがあると思うと、気が引き締まりますし、より頑張ろうと思います」とW杯への意気込みも語った。 タイトなシルエット、短めのショーツについて植木は「男性サイズだとウエストと丈のバランスが合わない選手がいたりというのがありましたが、今回のシルエットに変わったことで、全選手が動きやすくプレーできると思います」とコメント。藤野は「よりタイトになったことで選手1人1人の特長に見合った動きやすさが得られると思うので、良い着心地です」、小林は「個人的に初めてで、着やすいです」と好感触を得ているようだ。 また、佐々木委員長は「なでしこジャパンがW杯で新たな挑戦に向かって、日の出のイメージの色合いのユニフォームはすごく素敵だなと思います」とし、「なでしこらしいですし、アウェイのユニフォームで、ブルーじゃなくてこのユニフォームでも勝負できるかなという気がします」とコメント。池田監督は「選手たちがこれを着てピッチで輝いて、喜んで、戦っている姿をイメージしましたが、本当にアウェイのユニフォーム、男子と同じバトンを受け継いだW杯の力強いユニフォームと、素晴らしい日の出、サンライズのコンセプトで女子サッカーが戦えるぞ、スポーツで盛り上げるぞという力強さを感じます」と語り、「トレーニングウェアを含めて引き締まります。戦うイメージが湧きました」とコメントした。 <span class="paragraph-title">【写真】なでしこ専用のアウェイユニ! 選手も着用しポーズ</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div> 写真=©️adidas is the official supplier of the Japan National Team 2023.03.23 12:20 Thu4
アジア競技大会に臨む日本女子代表メンバーが発表!女子W杯参加者はFW千葉玲海菜のみ、WEリーグ女王の浦和LからはMF塩越柚歩ら3名が参加
日本サッカー協会(JFA)は29日、中国・杭州で行われる第19回アジア競技大会に臨む日本女子代表メンバーを発表した。 アジア競技大会は、中国における新型コロナの流行などで2022年の開催期日を1年延期。2023年9月22日から10月6日まで開催されることとなる。 2010年、2018年に続く2大会連続3度目の優勝を目指す日本女子代表は、グループDに属し、バングラデシュ女子代表、ネパール女子代表、ベトナム女子代表と同居する。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)を戦ったなでしこジャパンとは違う立ち位置となり指揮を執るのはU-19日本女子代表の狩野倫久監督。メンバーには、W杯参加者はFW千葉玲海菜(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)のみとなった。 その他、2021年の東京五輪メンバーでもあるMF塩越柚歩(三菱重工浦和レッズレディース)やなでしこジャパン招集歴もあるMF中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ)、FW上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ)、女子W杯前のトレーニングパートナーであるGK大場朱羽(ミシシッピ州立大学/アメリカ)、DF小山史乃観(セレッソ大阪ヤンマーレディース)、DF古賀塔子(JFAアカデミー福島)、MF谷川萌々子(JFAアカデミー福島)などが招集されている。 なお、なでしこジャパンという呼称を使用しないことについては、「この大会の前にアルゼンチン女子代表との親善試合があり2つのチームでは使えないということがある。そういった中で、今大会のチームということにし、心は1つにしながらもやっていく音になった」と佐々木則夫女子委員長がコメント。また、キャップ数については「なでしこジャパンという日本代表の設定があるので、日本サッカー協会としてもこの大会での出場はキャップ数にはつきません」とコメントした。 日本は初戦でバングラデシュ(9/22)、第2戦でネパール(9/25)、第3戦でベトナム(9/28)と対戦。決勝は10月16日に行われる。 ◆日本女子代表メンバー GK 1.浅野菜摘(ちふれASエルフェン埼玉) 18.福田史織(三菱重工浦和レッズレディース) 12.大場朱羽(ミシシッピ州立大学/アメリカ) DF 4.後藤若葉(早稲田大学) 3.田畑晴菜(マイナビ仙台レディース) 6.佐々木里緒(マイナビ仙台レディース) 2.小山史乃観(セレッソ大阪ヤンマーレディース) 17.古賀塔子(JFAアカデミー福島) MF 10.塩越柚歩(三菱重工浦和レッズレディース) 5.脇阪麗奈(セレッソ大阪ヤンマーレディース) 11.中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ) 8.石田千尋(アルビレックス新潟レディース) 16.天野紗(INAC神戸レオネッサ) 21.榊原琴乃(ノジマステラ神奈川相模原) 14.谷川萌々子(JFAアカデミー福島) FW 9.上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ) 15.千葉玲海菜(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース) 20.大澤春花(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース) 13.島田芽依(三菱重工浦和レッズレディース) 7.山本柚月(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 19.土方麻耶(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) ◆試合日程 9月22日(金):グループステージ第1戦 vs バングラデシュ [温州オリンピックスタジアム] 9月25日(月):グループステージ第2戦 vs ネパール [温州オリンピックスタジアム] 9月28日(木):グループステージ第3戦 vs ベトナム [温州オリンピックスタジアム] 9月30日(土):準々決勝 [未定] 10月3日(火):準決勝 [未定] 10月6日(金):3位決定戦 [杭州スポーツセンター] 10月6日(金):決勝 [杭州スポーツセンター] 2023.08.29 14:43 Tue5