大野忍 OHNO Shinobu

ポジション FW
国籍 日本
生年月日 1984年01月23日(40歳)
利き足
身長 154cm
体重 50kg
ニュース
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今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」

現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon

あれから12年…7月17日はなでしこジャパンが世界一に輝いた日、あと3日で女子W杯開幕

あれから12年。2011年7月17日、ドイツで行われていた女子ワールドカップ(W杯)の決勝が行われた。 そのカードは日本女子代表vsアメリカ女子代表。なでしこジャパンの名前が、世界を轟かせた日だ。 3日後の7月20日にオーストラリア&ニュージーランド女子W杯が開幕。なでしこジャパンも出場し、12年ぶりの世界一を目指して戦うことになる。 ギリギリまで決まらなかった国内での放送も、NHKがグループステージ3試合を放送することが決定。改めて、12年前の戦いを振り返る。 ドイツ女子W杯は日本にとっては6大会連続6度目の出場となった大会。ただ、アジア予選を兼ねた女子アジアカップでは3位に終わり、なんとか出場権を確保して臨んだ大会だった。 佐々木則夫監督(現:日本サッカー協会女子委員長)が率いたチームは、シード国としてグループBに入り、イングランド女子代表、メキシコ女子代表、ニュージーランド女子代表と同居。初戦のニュージーランド戦は、永里優季、宮間あやのゴールで2-1と勝利すると、続くメキシコ戦はレジェンド・澤穂希のハットトリック、大野忍のゴールで4-0と快勝。2連勝でグループステージ突破を早々に決めた中、第3戦はイングランド相手に2-0で完敗。それでも2位でグループステージを通過した。 ベスト8ではドイツ女子代表と対戦。日本は延長戦にもつれ込んだ中、現在はタレントとして活躍する丸山桂里奈のスピードを活かした値千金のゴールで勝利すると、準決勝では川澄奈穂美のロングシュートなどで4-1とスウェーデンに勝利する。 そして迎えた2011年7月17日。日本はアメリカを迎えたが立ち上がりから圧倒される展開に。それでも、ポゼッションして時間を使うことでペースを握ると、ゴールレスで前半を終えた。 アメリカの勢いを削いだ日本だったが、アメリカにカウンターを狙われると69分にアレックス・モーガンに先制ゴールを許す。 手痛い失点となったが、日本は諦めない。しっかりと戦い続けると、81分に宮間が値千金の技あり同点ゴールを記録。日本は耐えきって試合は延長戦へ。しかし、104分にアビー・ワンバックに決められ再びビハインドとなる。 残り15分、なでしこジャパンは諦めずに戦うと、117分に宮間のFKからのクロスを澤が合わせて再び同点。日本はその後に岩清水梓が退場するも、2-2のままPK戦へともつれ込んだ。 PKでは海堀あゆみが2本をセーブするなd、3本を終えて2-0と日本がリード。4人目はアメリカが成功したが、今大会にも出場する熊谷紗希が豪快に蹴り込み勝利。なでしこジャパンが初優勝を果たした。 『FIFA+』ではこの試合のハイライトが視聴可能。さらに、選手たちが当時を振り返るドキュメンタリーも公開されている。 当時の守護神だった海堀はPK戦を振り返り「その時だけは本当に心の中でもう絶対決めてくれと思っていた」と熊谷の最後のシュートで祈っていたとコメント。「たぶんこれ止められたらもう止める自信がなかったので、そこだけはすごく願っていて」と、すでに2本PKをセーブしていた中、熊谷の成功を強く願っていたと明かした。 2011年の大会前には、東日本大震災で甚大な被害を受けた日本。そこに光が差す、偉業達成となった。当時、優勝を決めるPKを蹴った熊谷はキャプテンとして4度目のW杯に挑戦。あれから12年後に再びトロフィーを掲げることはできるのか。なでしこジャパンの初戦は、22日のザンビア女子代表戦となる。 <span class="paragraph-title">【動画】あれから12年…なでしこが世界一に輝いた瞬間</span> <span data-other-div="movie"></span> <a href="https://www.plus.fifa.com/en/content/nadeshiko/25917e78-2ab1-4fa0-b4c1-e1e073f3c7ba?gl=au" target="_blank">【FIFA+】なでしこジャパンの面々が、2011年のW杯優勝を振り返る▶︎</a> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/CtHLh8mPADE/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/CtHLh8mPADE/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">FIFA Women&#39;s World Cup(@fifawomensworldcup)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.07.17 19:45 Mon

WEリーグ得点ランク3位で初招集のなでしこFW井上綾香「1回で終わらずに残れるように」

なでしこジャパン候補メンバーが4日からトレーニングキャンプをスタート。6日には合宿3日目を迎えた。 昨年10月に新体制がスタートしたなでしこジャパン。1月から2月にかけてはAFC女子アジアカップを戦ったものの、目指した大会3連覇を逃していた。 それでも2023年に開催されるFIFA女子ワールドカップ(W杯)の出場権を確保。そこに向けた強化がスタートする。 3日目の午前トレーニング終了後、FW井上綾香(大宮アルディージャVENTUS)がメディアのオンライン取材に応対した。 世代別の日本代表を経験しながらも、なでしこジャパンとは縁がなかった井上。27歳での初招集には「選ばれてビックリしましたし、嬉しかったのもありました」と率直な感想を述べた。 WEリーグ開幕にあたり、マイナビベガルタ仙台レディースから大宮VENTUSへと移籍した井上。WEリーグでは15試合で6得点をあげ、得点ランキング3位タイにつけている。 池田太監督もゴールに向かうプレーに期待すると語っていたが、井上は「監督と話したときに運動量や動き直し、背後を狙うことを繰り返しやってほしいと言われました」と語り、「そこが特徴なのでアピールできればと思います」と、求められる部分をしっかりと見せたいとした。 井上のゴールパターンは多いが、「色々な形でゴールが取れているので、それは自信になっています」と本人も手応え。代表でもその力を見せたいところだ。 今回の招集については「なでしこは初めて選ばれて、アンダー世代とは全然違うと思いますし、自分が入った時に何ができるかをイメージしてみていました」と東京オリンピックや女子アジアカップを見ていたとし、「入ってみて、どういうふうにできるかは分からないですが、楽しみではあります」と、これからの合宿が楽しみだとした。 ゴールを決める上での自身のイメージについては「ドリブルだったり、背後へ抜ける動きを得意としているので、そこで結果を残せればと思っています」とコメント。それは大宮VENTUSへ移籍してからの成長を感じるところでもあるという。 「コーチに大野(忍)さんがいて、しのさんがFWをしていて、今まで教えてもらえなかったことを教わっているので、それが刺激になっています」と、元なでしこジャパンFWでコーチを務める大野忍の助言が大きいとした。 その井上は2020年3月に左ヒザじん帯の断裂という重傷を負い、なかなかプレーすることができなかった。 自身のケガについては「長い間プレーできなくて、大宮に来て90分試合に出ることが増えてコンディションが上がってきました」と語り、「夏からヒザのコンディションも良くなっていました」と問題はないという。 またケガをしてから変化があったと言い、「ケガする前はスピードだけでプレーすることが多かったですが、ケガしたことで周りを見て判断するということが意識してできていると思います」と語り、プレースタイルも徐々に変化しているようだ。 なでしこジャパンは来年のW杯出場が決定。6月にはフィンランドへ遠征し、フィンランド女子代表と対戦する。 世界との戦いについて井上は「世代別代表から、そのあと3年ぐらいちゃんとプレーできなくて、代表というのが遠のいていました」と語り、「意識も前ほどは実際なかったというのがありました。WEリーグで結果を残して選ばれたい気持ちはあったので、今回選ばれて良かったです」と、代表活動に参加できるチャンスを喜んだ。その上で、「いただいたチャンスなので、それを1回で終わらずに残れるように頑張っていきたいと思います」と、この先に残り、世界との戦いに備えたいとした。 2022.04.06 18:07 Wed

「めっちゃ笑ってる」なでしこで2点目の熊谷紗希を大先輩の澤穂希&大野忍がイジる「相当嬉しいんでしょうね〜」

なでしこジャパンで苦楽をともにした2人は、熊谷紗希の表情を見逃さなかった。 なでしこジャパンは24日、AFCアジアカップ2022のグループC第2節でベトナム女子代表と対戦し、3-0で勝利した。この日2点目を挙げたのはキャプテンの熊谷。DAZNで解説を務めていた澤穂希さんと大野忍さんも、元チームメイトのゴールを喜んだ。 日本の1点リードで迎えた50分。敵陣左サイドでFKを獲得すると、猶本光のクロスから田中美南がヘディング。これが左ポストに弾かれると、熊谷はいち早く反応し、左の膝で押し込んだ。 過去には女子チャンピオンズリーグ(WCL)の決勝でもゴールを決め、今季もバイエルンでは3得点を挙げている熊谷だが、以外にも代表ではこれが通算2得点目。笑顔を見せる熊谷を見て大野さんも「めっちゃ笑ってる」、「相当嬉しいんでしょうね~」とのコメントを残している。 大野さんはかつてのワールドカップ(W杯)をともに戦った仲間のゴールを称えつつ、田中美南のヘディングにも言及。「きれいに当たっていたのでこれで決まっていたら最高でしたね、熊谷選手に持っていかれましたね」と、ストライカーらしい言葉も残している。 <span class="paragraph-title">【動画】ゴールを喜ぶ熊谷に澤&大野もほっこり</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><br>「相当嬉しいんでしょうね~」<br><br><br>こぼれ球を押し込んだ <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%86%8A%E8%B0%B7%E7%B4%97%E5%B8%8C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#熊谷紗希</a> が<br>満面の笑みで喜びを爆発させる<br><br>AFC女子アジアカップ GS第2節<br>ベトナム×日本<br><br>解説:澤穂希&amp;大野忍<br>実況:西達彦<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 見逃し配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/nadeshiko?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#nadeshiko</a> <a href="https://t.co/7fWJXLdptQ">pic.twitter.com/7fWJXLdptQ</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1485817581562994695?ref_src=twsrc%5Etfw">January 25, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.01.25 17:40 Tue

新チーム大宮VENTUSの一員として一歩を踏み出す仲田歩夢「夢のあるWEリーグに向けてサッカーと向き合う」

日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」がいよいよ9月12日(日)に開幕。INAC神戸レオネッサと大宮アルディージャVENTUSの一戦でスタートする。 歴史的な一戦を前に、デンマークのスポーツブランド「hummel(ヒュンメル)」が大宮の仲田歩夢にインタビュー。古巣との開幕戦に向けた想いを語った。 ■何もないところからスタートする充実感 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/ayu20210911_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div> 仲田は2012年に常盤木学園高校からINAC神戸に入団。チームは黄金期を迎えており、2011年の女子ワールドカップを制したなでしこジャパンのメンバーが中心となっていた。 INAC神戸で過ごした9シーズンではリーグ戦99試合に出場し11得点。今季から新天地となる大宮へと移籍していた。 入団会見では「試合の出場機会を求めるために環境を変えること」と「立ち上げのチームで楽しいことが待っているというイメージ」を理由に語っていたが、その後チームで7カ月という長期のプレシーズンに臨み今の心境を語った。 「移籍前に感じていた戸惑いはなくなったのですが、まだまだ未熟なチームではあるので、『これからどのような色にも染まれるな』という意味で、ワクワクする気持ちは変わっていません。上手くいくことばかりではないし、むしろ難しいことのほうが今は多いですが、何もないところからスタートすることの面白みや魅力を感じています」 ■夢を感じられるWEリーグに <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/ayu20210911_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div> チームにはなでしこジャパンでも活躍し、W杯優勝メンバーであるDF鮫島彩やMF阪口夢穂、DF有吉佐織らが所属。また総監督には当時の監督である佐々木則夫氏が就き、コーチにはINAC神戸時代のチームメイトでもある大野忍が就任している。 仲田はチームのポゼッションサッカーに対して「ポゼッションが得意だと思ったことは自分自身あまりありませんが、INACで培われた部分ではあると思います。ボールを動かすことも大事ですが、自分のストロングポイントであるプレーをどんどん出していきたいと思ってますし、貪欲にゴールを狙っていきたいです」と個の強さでチームに変化をもたらすことを意気込んだ。 また、アウェイでのINAC神戸との開幕戦を前に古巣の印象については「身体能力や技術が高い選手が多く、監督も星川さんになってよりパワーアップしているな、という印象です。サイドを活用した攻撃と粘り強い守備で、今私たちがどこまでINAC相手に戦えるのかとても楽しみです」と昨シーズンまでホームとしてプレーしたノエビアスタジアム神戸に戻っての戦いが楽しみだと語った。 WEリーグの名称は、「Women Empowerment」の略で、「一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」という日本サッカー協会(JFA)の理念を表している。その日本初の女子プロサッカーリーグが産声を上げようとしている中、「まだまだ十分な環境と言えるわけではないですが、私たち選手がいかに女子サッカーを盛り上げられるかに今後のWEリーグが左右されてくると思います。今サッカーをしている子どもたちに、『WEリーグでプレーしたい』と思ってもらえるように、私たちも強い責任感をもってサッカーと向き合っていきます」と夢を繋いでいく決意を語った。 神戸で過ごした9年を経て、「以前は自らが率先して何かを発言したり、行動することがほぼなく、周りを頼っていた部分がありました。でも、今現在は思ったことや伝えたいことは伝えるようにしていますし、まずは自分が動くことで言葉の重みが生まれたらいいなと思っています」と語る仲田選手のプレーに注目が集まる。 2021.09.11 19:15 Sat

大宮が新設した女子チーム名が「大宮アルディージャVENTUS」に決定、コーチには元なでしこの大野忍、総監督に佐々木則夫氏が就任

大宮アルディージャは12日、今年9月に開幕予定の「WEリーグ」に参戦する女子チーム名が「大宮アルディージャVENTUS」に決定したことを発表した。 なでしこリーグから独立して行われる女子のプロサッカーリーグである「WEリーグ」。大宮は女子チームを新たに設立し、参戦することが決定していた。 チーム名の「VENTUS」は、ラテン語で「風」を意味。大宮は「WEリーグへの新規参入チームとして女子サッカー界に新たな「風」を吹き込む、WEリーグで大きな「旋風」を巻き起こすという意味を込めてVENTUSと名付けました」としている。また、「「FC十文字VENTUS」を母体に新チームを設立することから、FC十文字VENTUSの歴史を引き継ぎ、新たな歴史を築いていくという意志を込めています」とチーム名を説明している。 また、クラブのトータルアドバイザーを務めていた元なでしこジャパン監督の佐々木則夫氏が総監督に就任。監督には、強化部長やゼネラルマネージャー(GM)を務めていた岡本武行氏(53)が就任。コーチには元なでしこジャパンの大野忍が就任することが発表され、フィジカルコーチにはいわてグルージャ盛岡でフィジカルコーチを務めていた平井芳紀氏が就任する。 ◆佐々木則夫 総監督 「WEリーグの理念に基づき、女子サッカーの未来に向けて、私たち大宮アルディージャも皆さまにご支援いただきながらチャレンジしてまいりますので、よろしくお願いいたします」 ◆岡本武行監督 「女子チームを設立するにあたり、多くの方々にご支援いただきましたことに感謝申し上げます。ありがとうございます。佐々木総監督の下で選手・スタッフ一丸となり、魅力あるサッカーをお見せできるよう日々精進いたします。ご支援、ご声援の程よろしくお願いいたします」 ◆大野忍コーチ 「このたび、コーチとして就任することになりました、大野忍です。女子サッカーがまた色々な方に知ってもらい、楽しんでもらえるようなチームを作っていきたいですし、その力に自分が少しでも役立てるようにしていきたいと思っています。応援よろしくお願いします」 ◆平井芳紀フィジカルコーチ 「はじめまして、フィジカルコーチを務めさせていただきます、平井芳紀です。記念すべきチームの設立時に、そしてWEリーグ初年度に仕事ができることをうれしく思います。チームの勝利と女子サッカーの発展につながるように精進してまいります」 2021.01.12 12:30 Tue

元なでしこFW大野忍が現役引退 指導者転身の意向

ノジマステラ神奈川相模原は5日、元なでしこジャパンFW大野忍(36)の現役引退を発表した。 大野は日テレ・ベレーザやINAC神戸レオネッサ、ASエルフェン埼玉だけでなく、オリンピック・リヨンやアーセナルレディースの海外クラブでもプレー。2018年からノジマステラ神奈川相模原に加わり、昨年限りで退団した。 通算139試合40得点の代表キャリアにおいては、2003年になでしこジャパンデビュー。2011年のドイツ・女子ワールドカップ(W杯)優勝や、2015年のカナダ女子W杯準優勝、2012年のロンドン・オリンピック銀メダルなどに貢献した。 大野はノジマステラ神奈川相模原の公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。 「1999年からプロサッカー選手として、海外クラブも含め、たくさんの方々にお世話になりました。B級ライセンスも取得がおわり、今後はこれまでの経験を指導者という立場でサッカー界に貢献していこうと思っております」とコメントしている。 2020.02.05 17:40 Wed
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