コウチーニョ、アル・イテファクでジェラードと再共闘か?

2023.07.04 14:51 Tue
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サウジアラビアのアル・イテファクが、アストン・ビラの元ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(31)の獲得に動くようだ。アメリカ『CBSスポーツ』など複数メディアが報じている。

アル・イテファクは3日、リバプールとイングランド代表のレジェンドであるスティーブン・ジェラード新監督就任を発表。

これにより、イギリスメディアを中心にアル・イテファクの補強に関する報道が盛んになっており、リバプールの後輩であるイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンや、チェルシーで構想外の元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン、アトレティコ・マドリーのスペイン代表FWアラバロ・モラタといった補強候補の名前が報じられている。
そういった中、以前からサウジアラビア行きの可能性が伝えられていたコウチーニョも、アル・イテファクの獲得候補に名前が挙がっているという。

コウチーニョは昨年1月に当時ジェラード監督が指揮していたアストン・ビラへバルセロナから加入。プレミアリーグ後半戦の19試合で5ゴール3アシストを記録するなど中心選手として活躍。これを受け、アストン・ビラは翌シーズンからの完全移籍移行を決断した。
しかし、加入2年目となった2022-23シーズンは開幕から長らく低迷。ジェラード監督の解任によって、指揮官がウナイ・エメリ監督に変わると、ほぼ出場機会を得られず。公式戦22試合1ゴールという期待外れの1年となった。

この体たらくに加え、チーム内最高給と言われる元ブラジル代表MFの扱いに手を焼くアストン・ビラは放出に前向きな姿勢を示しており、選手個人の意思を含めて話し合いがうまく進めば、選手と監督として共闘してきたジェラード監督との再タッグは十分に可能性があると思われる。

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コウチーニョ、自腹を切ってバルサ移籍…13億円超を自ら支払う

▽リバプールからバルセロナへと移籍を果たしたブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(25)だが、移籍に際して自腹を切っていたようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 ▽コウチーニョは6日、移籍金総額1億6000万ユーロ(約217億8000万円)でバルセロナへと移籍。2023年6月までの5年半契約を結んだ。移籍金は、バルセロナからパリ・サンジェルマン(PSG)へと移籍したブラジル代表FWネイマール、モナコからPSGに移籍したフランス代表FWキリアン・ムバッペの買取額に次ぐ史上3位の金額になるとされている。 ▽移籍金の内訳は、1億1000万ユーロ(約149億7000万円)がバルセロナからの固定額として支払われ、4000万ユーロ(約54億4400万円)が変動費として払われる予定だった。しかし、ナイキ社が誤ってコウチーニョのバルセロナ移籍を漏らしてしまったため、リバプールは増額を要求していた。 ▽その問題を解消するため、コウチーニョが自ら動いたとのこと。1000万ユーロ(約13億6000万円)をポケットマネーから支払い、バルセロナもリバプールに対して2000万ユーロ(約27億2200万円)を支払うことに決定。これにより、1億3000万ユーロ(約176億9000万円)が固定費として支払われることになり、変動費は3000万ユーロ(約40億8300万円)となったようだ。 2018.01.07 17:05 Sun
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耳塞ぎパフォのコウチーニョ、意味深メッセージ

バルセロナに所属するブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(26)が沈黙を破った。 2018年1月にリバプールから加入したコウチーニョ。先発から外れる試合が多々ある今シーズンは、パフォーマンスに対する批判が集まっており、移籍説も取り巻いている。そうしたなか、16日にカンプ・ノウで行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのマンチェスター・ユナイテッド戦で61分に勝負を決定付けるダメ押しのミドルシュートで1ゴール。その得点後、両手人差し指で両耳を塞ぐパフォーマンスを披した。 そのポーズの意味は明らかにされていないが、スペイン各メディアの見解によれば、長らく続くファンのブーイングに対するリアクションとして推測され、バルセロナOBで元ブラジル代表のリバウド氏から「ファンに対して、あんなことは絶対にすべきじゃない」との苦言も…。そうした論争の渦中にいるコウチーニョはインスタグラム(phil.coutinho)のストーリー機能を使い、意味深なメッセージを発信した。 「僕らのやる気を削ぐ人々の声に耳を絶対に貸すべきじゃない。彼らの主張は僕らの目標を見失わせるだけだから。僕は人生のなかで誰かに失望させられたことなんて一度たりともない。フットボールの内外問わずだ」 なお、バルセロナは4年ぶりのCL準決勝に進出。コウチーニョとしては故障離脱から復帰したフランス代表FWウスマーヌ・デンベレとのポジション争いを勝ち抜き、2014-15シーズン以来のトレブル達成に貢献することで真価を証明すると共に、ファンの評価を覆したいところだ。 2019.04.20 08:15 Sat

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44歳ジェラード氏に初孫誕生へ…悪名高きアイリッシュギャングの息子と交際する長女が第一子妊娠を公表

元イングランド代表MFのスティーブン・ジェラード氏(44)に初孫が誕生へ。 21世紀初頭のサッカー界を代表するスタープレーヤー、ジェラード氏。リバプールの主将としてチャンピオンズリーグ(CL)優勝を経験し、名刺がわりの右足キャノン砲でその名を轟かせた。 現在はサウジアラビアで監督業に従事するなか、長女のリリー・エラ・ジェラードさん(20)が妊娠を公表。ジェラード氏は年内におじいちゃんになる見込みとなった。 おめでたいトピックだが、イギリス『ミラー』はリリー・エラさんのパートナーに注目。父親となるリーさん(25)は、悪名高きアイリッシュ・ギャングの息子なのだという。 リーさんの父親はリアム・バーンという人物で、少年時代からアイルランドで麻薬の売人、違法薬物の供給源に。10代のうちに窃盗、強盗、脅迫、暴行、銃器不法所持で有罪判決を受けるなどし、近年は私邸襲撃の罪で逮捕され、昨年10月に銃器売買で懲役5年が確定している。 息子のリーさんは犯罪行為にいっさい関与していないとされるが、ジェラード氏は娘のパートナーについて、どう考えているのだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】ジェラード氏の20歳長女とそのパートナー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/DAjAp1vsFQo/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/DAjAp1vsFQo/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; 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アル・ナスルMFフォファナ、スタッド・レンヌに完全移籍

スタッド・レンヌは1日、アル・ナスルのコートジボワール代表MFセコ・フォファナ(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月までの4年半となっている。 パリ出身のセントラルMFであるフォファナはマンチェスター・シティでプロキャリアをスタート。その後、ウディネーゼで活躍し、RCランスに完全移籍。RCランスでも活躍し、2023年7月にFWクリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルに移籍金2500万ユーロで移籍していた。 しかし加入半年でスティーブン・ジェラード監督率いるアル・イテファクにレンタルに出されると、今季もレンタル延長でアル・イテファクでプレーを続けていた。主力としてサウジ・プロ・リーグ13試合に出場していたが、生まれ故郷のフランスに帰還することになった。 昨年11月からホルヘ・サンパオリ監督が率いるスタッド・レンヌは現在、リーグ・アンで12位に付けている。 2025.01.02 08:00 Thu
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今夏の移籍市場を席巻したサウジアラビアの移籍期間終了、移籍金総額1510億円…その87%は政府が保有する4クラブが投資

今夏の移籍市場で大暴れをして見せたのはサウジアラビアのクラブたち。豊富な資金力を見せつけ、ヨーロッパから数々の選手を獲得した。 突如現れた脅威とも言えるサウジアラビア。これまでも数人の選手が移籍していたが、ここまで実績と知名度を誇り、キャリアの最盛期にいる選手が移籍を果たしたのは初めてのことだ。 Jリーグからも名古屋グランパスのFWマテウス・カストロがアル・タアーウンへと移籍。横浜F・マリノスのFWアンデルソン・ロペスも狙われていると報道があったほど。そのターゲットは世界各国に向いている。 そんなサウジアラビアの移籍市場も7日をもって終了。ヨーロッパのクラブ、特にプレミアリーグのクラブにとっては脅威であった市場が閉じた中、話題をさらった移籍市場の動きをまとめてみた。 <span class="paragraph-subtitle">◆移籍金の総額は約1510億8000万円</span> 衝撃的な移籍を繰り返していたサウジ・プロ・リーグのクラブたち。『Transfermarkt』のデータによれば、今夏の移籍市場で費やした移籍金の総額は、9億5438万ユーロ(約1510億8000万円)にものぼるという。 2カ月ちょっとの移籍期間でこれほどまでの投資ができる資金力は、世界のどの国を見ても考えられないこと。一時期話題になっていたカタールも、ここまで投資できず、一昔前に“爆買い”が話題になった中国スーパーリーグでも、この規模は不可能だった。 衝撃の投資額だが、その87%はある4クラブが占めているという。それは、アル・ヒラル、アル・ナスル、アル・アハリ、アル・イテハド。サウジアラビアの政府系ファンド「PIF」の傘下に入った4クラブであり、プレミアリーグのニューカッスルも傘下に入っている。 国家を挙げての強化体制を敷き、基本的なビッグネームの移籍はこの4クラブが中心。一部アル・イテファク、アル・シャバブといったクラブも選手を獲得したが、目立っているのは4クラブということだ。 今夏の移籍市場が開く前に行われた4クラブのグループ化は、世界のサッカーに大きな影響を与えることに。中でも、アル・ヒラルが群を抜いて投資しており、投資額は3億5310万ユーロ(約558億6000万円)となっている。当然のことだが、この金額は世界中のどのクラブよりも多い事になる。 ちなみに、2位はアル・アハリで1億9750万ユーロ(約312億1000万円)、3位はアル・ナスルで1億6510万ユーロ(約261億円)、4位はアル・イテハドで1億1939万ユーロ(約188億8000万円)となっている。 <span class="paragraph-subtitle">◆欧州から大量の戦力が流出</span> 移籍金を最も投じたアル・ヒラルが獲得した選手は、FWネイマール(パリ・サンジェルマン)、FWマウコム(ゼニト)、MFルベン・ネヴェス(ウォルバーハンプトン)、FWアレクサンダル・ミトロビッチ(フルアム)、MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(ラツィオ)、DFカリドゥ・クリバリ(チェルシー)、GKボノ(セビージャ)となっている。どの選手も代表チームでプレーしており、ヨーロッパでも実績のある選手だ。 ちなみに、2位のアル・アハリはスペインの新星とも言われたMFガブリ・ベイガ(セルタ)を獲得し驚かせた他、MFリヤド・マフレズ(マンチェスター・シティ)、DFロジェール・イバニェス(ローマ)、FWアラン・サン=マクシマン(ニューカッスル)、DFめリフ・デミラル(アタランタ)、GKエドゥアール・メンディ(チェルシー)、MFフランク・ケシエ(バルセロナ)を獲得した。なお移籍金はかかっていないが、FWロベルト・フィルミノもリバプールから獲得している。 その他にも、FWカリム・ベンゼマ(レアル・マドリー→アル・イテハド)、FW左ディオ・マネ(バイエルン→アル・ナスル)、MFジョーダン・ヘンダーソン(リバプール→アル・イテファク)、MFファビーニョ(リバプール→アル・イテハド)、DFアイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ→アル・ナスル)など挙げればキリがない。 欧州のビッグクラブから30歳前後の選手が大量に流出した今夏の移籍市場。各クラブも資金力では対抗できず、非常に苦しい夏を過ごすこととなった。 <span class="paragraph-subtitle">◆移籍期間の差が大きな懸念点にも</span> 選手たちを引き抜かれるクラブたちだが、その分高額な移籍金を手にすることができるため、戦力ダウンというだけではないのも事実。余剰戦力や、世代交代での選手の入れ替え、選手獲得のための資金調達など、様々な思惑も影響した結果、大量の移籍が実現したとも言える。 例えば、ネイマールはパリ・サンジェルマン(PSG)にとっては完全な不良債権となってしまっていた。ファンからも退団を求められ、ピッチ上のパフォーマンス以外には大きな不満を持たれていた中、売りに出せる状況であれば手放したいと考えたのがPSG。その結果、9000万ユーロ(約142億2000万円)という大金と引き換えに移籍することとなった。 思惑が一致するという点では一定の成果があるが、問題は移籍期間の差。ヨーロッパの主要リーグは9月1日で市場が閉まったが、サウジアラビアは7日まで開いていた。この1週間にわたる差が、大きな悩みとなる。 ヨーロッパの主要リーグのクラブとすれば、補強ができなくなったタイミングで主力選手が退団する可能性があるということ。実際には、リバプールがエースであるエジプト代表FWモハメド・サラーを狙われ、総額2億ポンド(約368億5000万円)もの金額を提示されたが拒否した。このタイミングで抜かれては、チームは冬まで補強ができないため、大きな痛手となってしまう。 一方で、移籍市場が閉鎖した後に余剰戦力を売却できるというメリットも少なからずある。チームとして現金化したい選手を手放すためにはうってつけ。他のリーグよりも高額な移籍金を手にするチャンスがあるということだ。メリットもデメリットもあるが、今後はこの期間の差も大きな争点となる可能性がある。 <span class="paragraph-subtitle">◆冬の移籍市場はどうなる?</span> ひとまず、突如発生した夏の脅威は去ることとなった。ただ、4カ月後にはまた同じ状況が来ないとは言い切れない。特に2024年夏に契約が切れる選手に関しては、1月になれば自由に交渉が可能。夏にフリーで手放す可能性が発生し、高額な報酬でオファーを受ければ、太刀打ちできない可能性が高い。 クラブとしては1月までにチームに留めたい選手との契約延長に動く必要があり、その動きはこれから活発になる可能性がある。セルティックの日本代表MF旗手怜央もターゲットに上がっていただけに、ヨーロッパで活躍すれば日本人もターゲットになり得るということだ。 選手側も今夏の移籍には懐疑的であったとしても、この半年の様子を窺って考えを変える可能性が出ないとは言い切れない。よく知る選手からの勧誘があれば、移籍を希望する可能性もある。多くのクラブは、再び警戒心を高めていく必要がありそうだ。 そしてこれはJリーグにとっても関係ない話ではない。マテウスが移籍したように、市場としてJリーグも見られているということ。助っ人が引き抜かれる可能性は十二分にある。サラリーで対抗しようと思っても、まずそこで立ち向かえるクラブは存在しないはずだ。 加えて、サウジ・プロ・リーグのクラブはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場する。今シーズンはアル・フェイハ、アル・イテハド、アル・ヒラル、アル・ナスルが出場するが、超大型補強をしたクラブのうち3チームが出場しており、今後はより多くの選手が来る可能性も。外国人枠の撤廃など、ACLのレギュレーションも変化するだけに、ヨーロッパのスター選手とアジアの舞台で対戦する可能性も高まりそうだ。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 <span class="paragraph-title">【移籍選手リスト】サウジ・プロ・リーグに移籍した選手リスト(一部抜粋)</span> <span data-other-div="movie"></span> ※チームは移籍金支払額が多い順 ■アル・ヒラル:3億5310万ユーロ(約558億6000万円) <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/saudi20230908_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> FWネイマール(パリ・サンジェルマン) FWマウコム(ゼニト) MFルベン・ネヴェス(ウォルバーハンプトン) FWアレクサンダル・ミトロビッチ(フルアム) MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(ラツィオ) DFカリドゥ・クリバリ(チェルシー) GKボノ(セビージャ) ■アル・アハリ:1億9750万ユーロ(約312億1000万円) <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/saudi20230908_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MFガブリ・ベイガ(セルタ) MFリヤド・マフレズ(マンチェスター・シティ) DFロジェール・イバニェス(ローマ) FWアラン・サン=マクシマン(ニューカッスル) DFメリフ・デミラル(アタランタ) GKエドゥアール・メンディ(チェルシー) MFフランク・ケシエ(バルセロナ) FWロベルト・フィルミノ(リバプール)★フリー ■アル・ナスル:1億6510万ユーロ(約261億円) <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/saudi20230908_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> FWオタビオ(ポルト) FWサディオ・マネ(バイエルン) DFアイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ) MFセコ・フォファナ(RCランス) MFマルセロ・ブロゾビッチ(インテル) DFアレックス・テレス(マンチェスター・ユナイテッド) ■アル・イテハド:1億1939万ユーロ(約188億8000万円) <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/saudi20230908_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MFファビーニョ(リバプール) FWジョタ(セルティック) DFルイス・フェリペ(レアル・ベティス) MFエンゴロ・カンテ(チェルシー)★フリー FWカリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)★フリー ■アル・イテファク:3630万ユーロ(約57億5000万円) <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/saudi20230908_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MFジョーダン・ヘンダーソン(リバプール) FWデマライ・グレイ(エバートン) MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(パリ・サンジェルマン) DFジャック・ヘンドリー(クラブ・ブルージュ) FWムサ・デンベレ(リヨン)★フリー ■アル・シャバブ:3438万ユーロ(約54億4000万円) FWハビブ・ディアロ(ストラスブール) MFヤニク・カラスコ(アトレティコ・マドリー) ■アル・タアーウン:1498万ユーロ(約23億7000万円) FWムサ・バロウ(ボローニャ) DFアンドレイ・ジロット(ナント) FWマテウス(名古屋グランパス) MFフラビオ(トラブゾンスポル)※レンタル ■アル・フェイハ:815万ユーロ(約12億9000万円) FWファショーン・サカラ(レンジャーズ) FWヘンリー・オニェクル(アダナ・デミルスポル) MFアブデルハミド・サビリ(フィオレンティーナ)※レンタル MFゴイコ・チミロット(スタンダール・リエージュ)★フリー ■アル・ファトフ:575万ユーロ(約9億1000万円) MFルーカス・セララジャン(コロンバス・クルー) FWジャニニー(トラブゾンスポル) ■ダマク:530万ユーロ(約8億4000万円) FWアサン・セーサイ(レッチェ) MFニコラス・スタンチュ(武漢三鎮) FWジョルジュ=ケヴィン・エンクドゥ(ベシクタシュ)★フリー ■アル・ハリージュ:407万ユーロ(約6億4000万円) FWハリド・ナライ(PAOKテッサロニキ) GKイブラヒム・シェヒッチ(コンヤスポル) FWイボ・ロドリゲス(ファマリカン)★フリー DFペドロ・レボチョ(レフ・ポズナン)★フリー ■アル・タイ:332万ユーロ(約5億3000万円) FWマルコ・ドゥガンジッチ(FCラピド) FWアンドレイ・コルデア(FCSB) DFロベルト・バウアー(シント=トロイデン)★フリー MFベルナルド・メンサー(カイセリスポル)★フリー DFエンソ・ロッコ(エルチェ)★フリー FWヴァージル・ミシジャン(トゥベンテ)★フリー FWアブドゥルファッターハ・アシリ(マリエハムン) ■アブハ・クラブ:200万ユーロ(約3億2000万円) FWカール・トコ・エカンビ(リヨン) GKチプリアン・タタルサヌ(ミラン)★フリー MFグジェゴシュ・クリホヴィアク(クラスノダール)★フリー FWフランソワ・カマノ(ロコモティフ・モスクワ)★フリー ■アル・ハジム:175万ユーロ(約2億8000万円) FWファイズ・セレマニ(コルトレイク) ■アル・ワフダ:120万ユーロ(約1億9000万円) DFジャワド・エル・ヤミーク(レアル・バジャドリー) FWビト・ファン・クローイ(スパルタ・ロッテルダム) ■アル・オクドゥード:109万ユーロ(約1億7000万円) DFアンドレイ・ブルカ(クルージュ) GKパウロ・ビトール(チャベス) FWセイヴィア・ゴッドウィン(カーザ・ピア) FWアレックス・コジャード(レアル・ベティス)※レンタル ■アル・リヤド:100万ユーロ(約1億6000万円) FWフアンミ(レアル・ベティス)※レンタル MFディディエ・エンドング(ディジョン)★フリー MFビラマ・トゥーレ(オセール)★フリー DFアリン・トシュカ(ベネヴェント)※レンタル ■アル・ラーイド:0ユーロ MFマティアス・ノルマン(FCロストフ)★フリー GKアンドレ・モレイラ(グラスホッパー)★フリー DFウマール・ゴンサレス(アジャクシオ) MFママドゥ・ルム(ポルト)※レンタル 2023.09.08 23:35 Fri
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アル・イテファクと契約解除のスティーブン・ジェラード氏…次なる職場は古巣となる可能性も?

アル・イテファクを退任し現在フリーのスティーブン・ジェラード氏(44)に、古巣復帰の可能性があるようだ。 選手時代はリバプールのレジェンドとして絶大な人気を誇り、現役引退後は指導者の道を歩み始めたジェラード氏。レンジャーズではセルティックの9連覇を阻んでスコティッシュ・プレミアシップ優勝を成し遂げるなど評価を高めたが、2021年11月に就任したアストン・ビラでは、2シーズン目に成績不振を原因として解任された。 その後、2023年7月からサウジ・プロ・リーグのアル・イテファクで再スタートを切ることになったジェラード氏。しかし、55試合で指揮するも19勝16分け20敗と負け越しの形となっており、今シーズンもここまで17試合を終えて12位(18チーム)に低迷すると、先月に契約解除が発表されていた。 指導者キャリアは停滞気味のジェラード氏だが、イギリス『リバプール・エコー』によると、古巣レンジャーズに復帰する可能性あるとのこと。クラブは先週末に行われたスコティッシュカップで下部リーグのクイーンズ・パークFCに敗北しており、リーグ戦でも首位セルティックに大差をつけられていることから、フィリップ・クレメント監督の地位が危ぶまれている。 仮にクレメント監督解任となった場合に、後任としてジェラード氏の名前が浮上。クラブのレジェンドであるアリー・マッコイスト氏も、ジェラード氏復帰の可能性について言及している。 「スティーブン・ジェラードがアイブロックスに戻ってきても驚かない。彼は獲得し​​たリーグタイトルのおかげで、サポーターから非常に高い評価を受けているのは明らかだ。そして次の仕事は彼にとって、極めて重要なものになるだろう」 2025.02.11 13:20 Tue
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ヘンダーソンがジェラードの下へ、サウジ移籍に先立ちチームメイトに別れ

キャプテンの移籍は現実のものとなってしまうようだ。 イギリス『デイリー・メール』によれば、リバプールのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(33)が、チームメイトに別れを告げたとのこと。サウジアラビアのアル・イテファクへの移籍が迫っているようだ。 2011年7月にサンダーランドから完全移籍で加入したヘンダーソンは現在のリバプールのキャプテン。12シーズンにわたってプレーし、公式戦492試合に出場し33ゴール61アシストを記録している。 そのヘンダーソンだが、リバプールOBであるスティーブン・ジェラード監督が就任したアル・イテファクからオファー。21日にマンチェスターでメディカルチェックを受けており、サウジアラビア行きが確定的となったという。 すでにユルゲン・クロップ監督からも移籍の許可をもらっているというヘンダーソン。チームのプレシーズンに参加している中、12年間過ごしたクラブへ別れを告げ、チームメイトとも最後の別れをしたとのこと。 アル・イテファクはサウジアラビアの政府系ファンド「PIF」のグループではないため、1200万ポンド(約21億7500万円)と移籍金は少額。ヘンダーソンのサラリーも週給70万ポンド(約1億3000万円)程度と見られている。 2023.07.25 09:30 Tue

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