東京V・山越康平が後半ATに劇的ヘッドでトップ3は揃って勝利!フアン・エスナイデル監督初陣の山口は退場者響く…【明治安田J2第20節】

2023.06.11 21:25 Sun
明治安田生命J2リーグ第20節の11試合が11日に各地で行われた。

首位のFC町田ゼルビアはリーグ戦4試合ぶりとなる町田GIONスタジアムでのゲームで、4位のV・ファーレン長崎を退けた。
30分にミッチェル・デュークが技ありの一撃で先制点を奪うと、43分にはエリキが追加点を奪取。後半にも両外国籍選手がともにネットを揺らし、今季最多となる4得点を奪うと、PKで1点を返された後にはカルロス・グティエレスの投入で守備意識を再び高める徹底ぶりで、首位を堅持している。

水曜日の天皇杯ではヴェルスパ大分に金星を献上した2位の大分トリニータは、藤本一輝のゴールで9位のザスパクサツ群馬を下し、リーグ戦2連勝。群馬は4試合未勝利となった。

3位・東京ヴェルディは8位・ファジアーノ岡山と顔を合わせ、後半アディショナルタイムの劇的ゴールで逆転勝ち。1-1で迎えた試合最終盤、数的優位に乗じて猛攻を仕掛けると、追加タイム7分にFKから山越康平が値千金の決勝ヘッドを沈めた。
5位・ヴァンフォーレ甲府は20位・レノファ山口FCを4-0で粉砕。フアン・エスナイデル監督の初陣となった山口は57分の退場が響き、以降に失点がかさんでしまった。

勝ち点「30」で並ぶ6位・ジュビロ磐田と7位・ベガルタ仙台の一戦は、途中出場・後藤啓介のゴールなどでアウェイの磐田が3-2で勝利。こちらも順位隣接のチーム同士、10位の清水エスパルスと11位のロアッソ熊本のゲームは、82分のカルリーニョス・ジュニオの決勝点で清水が制した。

リーグ戦4試合未勝利の12位・ブラウブリッツ秋田は、こちらも4戦勝利なしの17位・ツエーゲン金沢とゴールレスドロー。4連勝中の波に乗る13位・モンテディオ山形は、21位・いわきFCを本拠地に迎え、加藤大樹の2得点などで3-0の快勝。連勝を「5」に伸ばした。

19位・水戸ホーリーホックは15位・ジェフユナイテッド千葉に小原基樹のゴールなどで4点を挙げ、ホームで逆転勝ち。千葉は3連勝のち3連敗となった。

勝ち点「20」同士、18位・徳島ヴォルティスと16位・栃木SCの一戦は、徳島がチームトップスコアラー・森海渡の今季8ゴール目を守り抜いて1-0で辛勝。栃木は3試合ぶりの黒星を喫している。

天皇杯2回戦では千葉を相手に勝利を飾った最下位の大宮アルディージャだったが、この日は14位・藤枝MYFCの前に敗戦。3点のビハインドから2点を返す追い上げを見せたが、リーグ戦では12試合勝利から遠ざかることとなった。

◆J2 第20節
ベガルタ仙台 2-3 ジュビロ磐田
ブラウブリッツ秋田 0-0 ツエーゲン金沢
モンテディオ山形 3-0 いわきFC
FC町田ゼルビア 4-1 V・ファーレン長崎
水戸ホーリーホック 4-1 ジェフユナイテッド千葉
ヴァンフォーレ甲府 4-0 レノファ山口FC
徳島ヴォルティス 1-0 栃木SC
ザスパクサツ群馬 0-1 大分トリニータ
大宮アルディージャ 2-3 藤枝MYFC
ファジアーノ岡山 1-2 東京ヴェルディ
ロアッソ熊本 0-1 清水エスパルス
関連ニュース
thumb

首位清水が栃木に4発快勝! 19位藤枝は90+8分に逆転ツインシュート炸裂で14位まで浮上【明治安田J2第13節】

3日、明治安田J2リーグ第13節の全10試合が各地で行われた。 清水エスパルス(1位)はホームで栃木SC(16位)から順当に勝利。5分、8分と矢島慎也、ルーカス・ブラガの2得点で幸先よくゲームを滑り出し、前半のうちに1点を返されるも結果は4発快勝。 試合も終盤の79分に山原怜音の左足弾で追加点。締めくくりは87分、途中出場の松崎快がカルリーニョス・ジュニオとのワン・ツーから抜け出し、右足弾を流し込んだ。4-1と勝利し、首位をキープだ。 その一方、清水と勝ち点1差のV・ファーレン長崎(2位)は手痛いドロー。 ホームでブラウブリッツ秋田(9位)と対戦したなか、0-1で迎えた73分にマルコス・ギリェルメが高速カウンターから抜け出し同点に。76分にはやはり速攻からエジガル・ジュニオの今季8点目で逆転に成功する。 ただ、ほどなくして追いつかれ、2-2ドローで勝ち点1止まりに。清水との勝ち点差が3に広がった。 ファジアーノ岡山(3位)も後半アディショナルタイムの被弾で足踏み。アウェイでモンテディオ山形(13位)に2-1とリードして迎えた90+4分、低くブロックを敷いた状態から、クロスからのヘディング弾で痛恨被弾…こちらも2-2ドローで勝ち点1に。今節は横浜FC(4位)が勝利したため、岡山は4位後退だ。 ベガルタ仙台(11位)はレノファ山口FC(6位)、藤枝MYFC(19位)はザスパクサツ群馬(20位)にそれぞれ後半AT弾で劇的勝利。裏天王山の藤枝vs群馬は1-1で迎えた90+8分、矢村健とアンデルソンによる「ツインシュート」が炸裂。公式記録では矢村のゴールとなった。 藤枝はこれが実質的なラストプレーとなり、群馬に劇的逆転勝利。軒並み勝ち点3を詰めなかった他の下位陣を尻目に、一気に14位まで浮上だ。 ◆第13節 徳島ヴォルティス 0-0 愛媛FC ベガルタ仙台 2-1 レノファ山口FC モンテディオ山形 2-2 ファジアーノ岡山 横浜FC 2-0 水戸ホーリーホック ヴァンフォーレ甲府 1-2 大分トリニータ 清水エスパルス 4-1 栃木SC 藤枝MYFC 2-1 ザスパクサツ群馬 V・ファーレン長崎 2-2 ブラウブリッツ秋田 ロアッソ熊本 2-2 鹿児島ユナイテッドFC いわきFC 1-0 ジェフユナイテッド千葉 2024.05.03 18:07 Fri

「本気で欲しくなるやつ」「ぶっ刺さりすぎ」愛媛のリミテッドユニフォームが大反響! 黒に襟付き、背中に愛媛県「今年の夏も金欠か…」

愛媛FCは2日、2024リミテッドユニフォームを発表した。 今年のリミテッドユニフォームは、クラブスローガン「己道(おのれどう)」よりインスピレーションを得ている。 FPは漆黒で表した社会に在る固定観念の中で、愛媛FCの極める道をオレンジで彩ったオリジナルデザインに。GKユニフォームは勝利を表すゴールドカラーを採用した。 また、背中には愛媛県を背負うことに。背番号の下にFPはオレンジ、GKは暗いゴールドで入ることとなる。 限定カラーにクラシカルな襟付きスタイルを合わせた個性あふれるこの1着を纏い、愛媛FCは「己道」を力強く歩み進んでいく。 このユニフォームは、8月18日(日)の大分トリニータ戦、9月7日(土)の横浜FC戦で着用する。 ファンは「カッコいい!」、「黒の襟付き良い」、「背中の愛媛県!」、「ネイビーかと思ったら黒」、「今年の夏も金欠か…」、「めっちゃかっこいい!」、「本気で欲しくなるやつ」、「ぶっ刺さりすぎ」と称賛のコメントが。また、ユニフォームのPVは伊予鉄を利用したカッコイイ仕上がりとなっており、「仕事が手につかない」、「見せ方が上手すぎる」、「PVもオシャレだな」とコメントが集まった。 <span class="paragraph-title">【動画&写真】ファン絶賛!愛媛のリミテッドユニフォームがPVも話題</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="u_wxWThhTmA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/ehime20240502_tw.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/ehime20240502_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 2024.05.02 12:50 Thu

水戸MF杉浦文哉が左大腿骨外顆部軟骨損傷、左ヒザ離断性骨軟骨炎で手術

水戸ホーリーホックは2日、MF杉浦文哉の負傷を報告した。 杉浦は検査の結果、左大腿骨外顆部軟骨損傷、左ヒザ離断性骨軟骨炎と診断されたとのこと。4月24日に手術を行い、無事に終了したという。 なお、全治は明かされていない。 2022年から水戸でプレーしている杉浦は、今シーズンは明治安田J2リーグで1試合、YBCルヴァンカップで1試合に出場していた。 2024.05.02 10:20 Thu

長崎DF岡野洵が全治最大8カ月の重傷…右前十字じん帯断裂で手術「このタイミングでの離脱はとても悔しい」

V・ファーレン長崎は2日、DF岡野洵の負傷を発表した。 岡野は検査の結果、右前十字じん帯断裂と診断されたとのこと。4月30日に手術を受けたという。なお、全治は6〜8カ月とのことだ。 岡野は今シーズンの明治安田J2リーグで2試合、YBCルヴァンカップで1試合に出場していた。 負傷した岡野はクラブを通じてコメントしている。 「先日のルヴァンカップ磐田戦、沢山の応援ありがとうございました。難しい試合展開でしたが、自分自身、久しぶりのトラスタでのプレーを心の底から愉しめました」 「強い目標を設定して挑んだシーズン。この1試合に懸ける想いが強かった分、正直このタイミングでの離脱はとても悔しいです。この苦しい期間があったからこそ、人として、サッカー選手として、強くなれたと心から思えるように、一歩ずつ前を向いて、リハビリに取り組んでいきたいと思います」 「J1昇格、J2優勝というチームの目標を成し遂げるために、今の自分にできることをチームのためにこれからも全力で取り組みます。そして、再びピッチの上でV・ファーレン長崎の力になれるように必ず強くなって帰ってきます」 2024.05.02 10:12 Thu

甲府DFエドゥアルド・マンシャが右大腿二頭筋を損傷…全治約6週間

ヴァンフォーレ甲府は1日、DFエドゥアルド・マンシャの負傷を報告した。 エドゥアルド・マンシャは4月24日のトレーニング中に負傷。検査の結果、右大腿二頭筋損傷と診断されたとのことだ。全治は約6週間とされている。 エドゥアルド・マンシャは2022シーズン途中に甲府へ加入すると、同シーズンに天皇杯優勝を経験。今シーズンも明治安田J2リーグで8試合に出場し、2ゴールを記録していた。 2024.05.01 18:20 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly