水戸から世界へ! U-20日本代表DF松田隼風がハノーファーへ期限付き移籍…提携の一環、高く評価されU-23チーム所属へ「海外の厳しい環境に身を置きたい」
2023.06.08 17:38 Thu
水戸ホーリーホックは8日、U-20日本代表DF松田隼風(20)が2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のハノーファーへ期限付き移籍することを発表した。なお、レギオナルリーガ(ドイツ4部)に所属するU-23チームに所属することとなる。移籍期間は2023年7月1日から2024年6月30日までに決まった。
松田は北海道出身で、JFAアカデミーで育った。U-15、U-18と過ごし、2022年に水戸へと入団。プロ1年目から明治安田生命J2リーグで12試合に出場すると、今シーズンもここまで7試合に出場し1得点を記録していた。
これまでU-16からU-20まで日本代表を経験し、先日まで参加していたU-20ワールドカップにも参加。3試合に出場していたが、チームはグループステージで敗退していた。
水戸とハノーファーは、2023年7月1日から3年間の育成を目的とした業務提携をスタートさせるが、今回の移籍はその条項の1つ。ハノーファーが松田を高く評価したことで実現した。
松田はクラブを通じてコメントしている。
「この度、ドイツブンデスリーガ2部に所属するハノーファー96のU23チームに期限付き移籍することになりました。僕はこれまでの各年代別の代表チームの活動で、海外の選手たちと対戦する機会に恵まれてきたこともあり、少しでも早く海外挑戦をしたいという思いを持っていました。また、今年5月に行われたU20W杯に出場させていただいたことで、あらためて自分の課題にも気づかされました。そんな中、クラブの取り組みがきっかけとなり、ハノーファー96からお話をいただけたことは大変光栄ですし、自分の成長のためにも海外の厳しい環境に身を置きたいと思い、今回の移籍を決断しました」
「特別指定も含めると約2年間、いろいろな経験を通じて選手としても人としても大きく成長させてくれただけでなく、今回の移籍も快く送り出してくれたクラブのすべての皆さん、そしてスタジアムやアツマーレでいつも僕を鼓舞してくれたファン・サポーターの皆様に心から感謝しています。今チームは少し苦しんでいる状況ですが、きっとここから好転していくと信じていますし、ドイツから水戸ホーリーホックの躍進を応援しています」
「まずは一年間の期限付き移籍となりますが、次のステップを勝ち取れるよう、そしてもっともっと良い選手になっていけるよう、一日一日を大切に過ごしてきますので、今後も応援いただけると嬉しいです。いつか自分の成長の証と感謝の気持ちを水戸ホーリーホックのユニフォームを着て、ピッチで表現する日を僕自身、楽しみにしています。頑張ってきます!!」
また、ハノーファーのアカデミーダイレクターを務めるユリアン・バットマー氏も松田の獲得にコメントしている。
「松田隼風選手のU23チームへの移籍が実現することは、水戸ホーリーホックとの提携関係をより良いものにしていく上で大きな意味を持つことです。才能に溢れ、非常に高いモチベーションを持った左利きのサイドバックがハノーファー96のファミリーに加わり、我々のアカデミーチームでプレーすることで、ヨーロッパでのキャリアをスタートしてくれることを非常に嬉しく思っています」
ハノーファーのファーストチームにはDF室屋成が所属。過去には、日本代表DF酒井宏樹(浦和レッズ)やMF原口元気(シュツットガルト)、MF山口蛍(ヴィッセル神戸)、MF清武弘嗣(セレッソ大阪)、FW浅野拓磨(ボーフム)など、多くの日本人が所属していた。
松田は北海道出身で、JFAアカデミーで育った。U-15、U-18と過ごし、2022年に水戸へと入団。プロ1年目から明治安田生命J2リーグで12試合に出場すると、今シーズンもここまで7試合に出場し1得点を記録していた。
水戸とハノーファーは、2023年7月1日から3年間の育成を目的とした業務提携をスタートさせるが、今回の移籍はその条項の1つ。ハノーファーが松田を高く評価したことで実現した。
なお、11日のジェフユナイテッド千葉戦が松田にとって最後の試合に。その後、現地でメディカルチェックを受け、正式契約を結ぶこととなる。
松田はクラブを通じてコメントしている。
「この度、ドイツブンデスリーガ2部に所属するハノーファー96のU23チームに期限付き移籍することになりました。僕はこれまでの各年代別の代表チームの活動で、海外の選手たちと対戦する機会に恵まれてきたこともあり、少しでも早く海外挑戦をしたいという思いを持っていました。また、今年5月に行われたU20W杯に出場させていただいたことで、あらためて自分の課題にも気づかされました。そんな中、クラブの取り組みがきっかけとなり、ハノーファー96からお話をいただけたことは大変光栄ですし、自分の成長のためにも海外の厳しい環境に身を置きたいと思い、今回の移籍を決断しました」
「特別指定も含めると約2年間、いろいろな経験を通じて選手としても人としても大きく成長させてくれただけでなく、今回の移籍も快く送り出してくれたクラブのすべての皆さん、そしてスタジアムやアツマーレでいつも僕を鼓舞してくれたファン・サポーターの皆様に心から感謝しています。今チームは少し苦しんでいる状況ですが、きっとここから好転していくと信じていますし、ドイツから水戸ホーリーホックの躍進を応援しています」
「まずは一年間の期限付き移籍となりますが、次のステップを勝ち取れるよう、そしてもっともっと良い選手になっていけるよう、一日一日を大切に過ごしてきますので、今後も応援いただけると嬉しいです。いつか自分の成長の証と感謝の気持ちを水戸ホーリーホックのユニフォームを着て、ピッチで表現する日を僕自身、楽しみにしています。頑張ってきます!!」
また、ハノーファーのアカデミーダイレクターを務めるユリアン・バットマー氏も松田の獲得にコメントしている。
「松田隼風選手のU23チームへの移籍が実現することは、水戸ホーリーホックとの提携関係をより良いものにしていく上で大きな意味を持つことです。才能に溢れ、非常に高いモチベーションを持った左利きのサイドバックがハノーファー96のファミリーに加わり、我々のアカデミーチームでプレーすることで、ヨーロッパでのキャリアをスタートしてくれることを非常に嬉しく思っています」
ハノーファーのファーストチームにはDF室屋成が所属。過去には、日本代表DF酒井宏樹(浦和レッズ)やMF原口元気(シュツットガルト)、MF山口蛍(ヴィッセル神戸)、MF清武弘嗣(セレッソ大阪)、FW浅野拓磨(ボーフム)など、多くの日本人が所属していた。
1
2
松田隼風の関連記事
ハノーファーの関連記事
J2の関連記事
記事をさがす
|
松田隼風の人気記事ランキング
1
U-20日本代表候補メンバーが発表、U20アジアカップ組は8名招集…4月にトレーニングキャンプ実施
日本サッカー協会(JFA)は30日、U-20日本代表候補のトレーニングキャンプのメンバーを発表した。 先日までAFC U20アジアカップを戦っていたU-20日本代表。優勝は逃したものの、U-20ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得した。なお、インドネシアでの開催が白紙となり、大会自体の開催が不透明となっている。 そのU-20日本代表は、3日と4日にトレーニングキャンプを実施。15名の選手を招集した。 U-20アジアカップに選ばれたメンバーでは、GK春名竜聖(水戸ホーリーホック)、DF諏訪間幸成(筑波大学)、DF松田隼風(水戸ホーリーホック)、MF熊取谷一星(明治大学)、MF屋敷優成(大分トリニータ)、MF松村晃助(法政大学)、MF安部大晴(V・ファーレン長崎)、MF保田堅心(大分トリニータ)の8名となった。 4日には関東大学選抜とのトレーニングマッチも実施される。 ◆U-200日本代表候補メンバー GK 若林学歩(大宮アルディージャ) 春名竜聖(水戸ホーリーホック) DF 諏訪間幸成(筑波大学) 西久保駿介(ジェフユナイテッド千葉) 工藤孝太(藤枝MYFC) 松田隼風(水戸ホーリーホック) ヴァンイヤーデン・ショーン(横浜FC) 稲垣篤志(明治大学) MF 熊取谷一星(明治大学) 笠柳翼(V・ファーレン長崎) 屋敷優成(大分トリニータ) 松村晃助(法政大学) 安部大晴(V・ファーレン長崎) 保田堅心(大分トリニータ) FW 千葉寛汰(徳島ヴォルティス) 2023.03.30 16:37 Thuハノーファーの人気記事ランキング
1
室屋成の所属するハノーファーで2度目の解任劇…ブライテンライター監督を4カ月で解任
室屋成の所属するハノーファーは23日、アンドレ・ブライテンライター監督(51)との契約を解除を発表した。 現役最後の所属クラブとなったハフェルゼで指導者キャリアをスタートしたブライテンライター監督は、2024年12月末に解任されたシュテファン・レイトル前監督の後任として、約6年ぶりにハノーファーの監督に復帰。 当時7位だったチームを引き継ぐと、初戦のレーゲンスブルク戦で白星で飾り4位に浮上。しかし、次の試合から5試合連続ドローと苦戦を強いられると、黒星こそ付かないが13試合で7試合でドローと引き分けと先行。 直近の3試合ではカールスルーエ、エルフェルスベルク、ダルムシュタットに3連敗を喫したことで、2位ハンブルガーSVと勝ち点10差の10位と自動昇格が絶望的な状況となっていた。 事実上の解任となったブライテンライター監督は、公式サイトで以下のようにコメントしている。 「シーズン後半のいくつかの局面で、我々はトップに躍り出る寸前だった。残念ながら、多くの試合で本当に良いパフォーマンスを勝利に結びつけることができなかった。サッカーの世界ではそういうこともある。私はこの冬に参加し、チームを率いることができたことをうれしく思っている。また、クラブが夏以降に新たな体制を望むのであれば、この時点で我々の関係を終わらせるのが論理的で一貫性があると信じている。もちろん、私はハノーファーとの関わりを持ち続けるし、クラブの将来の成功を祈っている」 なお、今シーズン残りの4試合については、アシスタントコーチを務めていたラース・バーレマン氏が暫定監督に就任。U-19監督のディルク・ロットナー氏とU-17監督のクリスティアン・シュルツ氏がアシスタントコーチを務めるとのことだ。 2025.04.24 12:30 Thu2
2カ月メンバー外、浅野拓磨が過去に受けた不遇の理由が明るみに…4.4億円の移籍金回避のため
ボーフムの日本代表FW浅野拓磨が、思わぬ形で不遇の時期の理由が明かされることとなった。 2021年7月からボーフムでプレーする浅野。今シーズンはブンデスリーガで19試合に出場し2ゴールを記録している。 ウイングを主戦場に出場する浅野だが、満足のいく結果を残しているとは言えず、献身的な守備は評価が高いものの、攻撃的なポジションながらゴールに絡む回数が少ないという点が指摘されがちだ。 その浅野だが、ドイツ『ビルト』が2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のハノーファーの特集を組み、今夏の移籍市場での選手の契約事情について触れている中、過去の話として取り上げられることとなった。 浅野はサンフレッチェ広島から2016年7月にアーセナルへと完全移籍。そのままシュツットガルトへとレンタル移籍すると、2018年7月からハノーファーにレンタル移籍。2019年8月にパルチザン・ベオグラードへと完全移籍し、現在に至る。 ハノーファー時代は、シーズン途中に負傷離脱する期間がありながらも、攻撃的なポジションで13試合に出場。ただ、4月以降は一度もメンバー入りすることなくレンタル期間が終了していた。 完全に干される状況となっていた浅野だったが、『ビルト』によるとアーセナルとの契約問題があったとのこと。15試合以上に出場すると、300万ユーロ(約4億4300万円)の移籍金が発生する契約であり、その試合数が迫っていたこと、そしてブンデスリーガからの降格が近づいたことから、資金を投じたくない思いがあり、メンバー外にしていたという。 レンタル移籍の選手にたまに起こる契約状況。チームが順調なシーズンを送っていれば決断も変わってくるが、苦しいシーズンを送っているチームでは起こり得ることだろう。 なお、ハノーファーはこのシーズン17位で終了し2部に降格。それ以降2部暮らしが続いており、今シーズンも昇格の可能性はない状況となっている。 2023.04.20 19:15 Thu3
ヘルタ・ベルリン、昨年12月までハノーファーの監督だったレイトル氏を新監督に招へい!
2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のヘルタ・ベルリンは17日、シュテファン・レイトル氏(47)を新監督に招へいしたことを発表した。 昨夏に就任したクリスティアン・フィエル監督の下で今シーズンを戦ってきたヘルタ・ベルリンは、ここまでリーグ戦22試合で7勝4分け11敗の14位と低迷しており、16日に成績不振を理由に同監督を解任していた。 後任に就任したレイトル氏は、これまでインゴルシュタットやグロイターフェルト、ハノーファーの監督を歴任。直近では2022年7月にハノーファーの監督を務めていたが、2024年12月29日に成績不振を理由に解任されていた。 チームの立て直しを任されたレイトル氏は、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「ヘルタ・ベルリンは大きな可能性を秘めたビッグクラブであり、熱狂的なファンがいる。このチームを落ち着かせ、さらに発展、成功させるという仕事は、私にとってとても魅力的なものだ。選手たち、クラブを取り巻くスタッフ、そしてこのクラブを唯一無二のものにしているファンと一緒に仕事ができることを楽しみにしている」 2025.02.18 10:00 Tue4