室屋成 Sei MUROYA

ポジション DF
国籍 日本
生年月日 1994年04月05日(30歳)
利き足
身長 176cm
体重 70kg
ニュース クラブ
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室屋成が右太もも裏の筋肉と腱を損傷…全治未定でしばらく離脱へ

ハノーファーは12日、DF室屋成の負傷離脱を発表した。 クラブの発表によると、室屋は9日に行われた2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)第21節のハンブルガーSV戦で負傷したとのことだ。 室屋は試合終了間際に相手のタックルを受けるとそのままプレー続行不可能。試合終了前にピッチを離れることとなっていた。 クラブはMRI検査を12日に実施。右太もも裏の筋肉と腱を損傷していることが判明したという。なお、全治は未定で詳細がわかるまで離脱することとなる。 2020年8月にFC東京から完全移籍でハノーファーに加入した室屋。今シーズンは2.ブンデスリーガで17試合に出場し1ゴール2アシストを記録。DFBポカールでも1試合に出場していた。 2024.02.12 22:15 Mon

ドイツ4年目、室屋成がハノーファーでの公式戦100試合出場達成!「これだけ出場できたのは特別なこと」

ハノーファーの元日本代表DF室屋成がクラブでの公式戦100試合出場を達成した。 FC東京で確かな実績を残し、2020年8月にドイツへと渡った室屋。2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)でも加入初年度から出場を重ね、ハノーファーでの4シーズン目を迎えている。 今季はドイツ人DFヤニック・デームにポジションを明け渡しているが、3日の第5節グロイター・フュルト戦に途中出場し、リーグ戦今季初出場。代表ウイーク後の第6節オスナブリュック戦でもピッチに立ち、節目となるハノーファーでの公式戦通算100試合出場を達成した。 オスナブリュック戦では68分に投入され、直後にドリブル突破からPK奪取。試合後には「(ハノーファー)96でこれだけ多くの試合の出場できたのは特別なことです。ここに来た時は100試合もプレーできるなんて思ってもいませんでした」と喜びを語った。 既存メンバーの中では、元ドイツ代表GKロン=ロベルト・ツィーラーに次ぐ2番目の出場数に。ハノーファーでは出場300試合を超える守護神を引き合いに出し、「さすがにロンには追い付けない」と苦笑しながらも、「どの試合でも最高のパフォーマンスをピッチで発揮したいですし、もっともっと多くのことをチームで達成したい」と、さらなる意気込みを語る。 とはいえ、数多のプレーヤーがひしめくヨーロッパで出番を得続けるのは容易ではない。欧州圏外の選手となればなおさらだろう。「ぼくは外国籍の選手なので、さらに特別なことだと思います。(でも)チームからは(加入時から)ずっと多くの敬意とサポートを受けているので」と、周囲の支えにも感謝の言葉を口にする。 前述の通り、今季の室屋には定位置が約束されているわけではない。それでも、競争を歓迎し、自身のパフォーマンス向上を誓った。 「もちろん、(ベンチスタートが続く)今はぼくにとって難しい状況ですけど、良いチームには競争がありますし、そのなかで立ち位置を受け入れる必要があるので、すべてのトレーニングと試合で自分自身を証明しなければならないですね」 2023.09.20 17:35 Wed

「目標はラッシュフォード」ブレーメン加入の佐藤恵允、「明治発、世界へ!」を体現した栗田監督との師弟の絆「夢に何が一番近いのかを考えた」

「明治発、世界へ!」をスローガンに掲げている明治大学体育会サッカー部。栗田大輔監督が掲げるこの言葉だが、見事に体現したのがMF佐藤恵允(22)だ。 18日、ブレーメンへの入団が発表され、明治大学から直接ブンデスリーガのクラブへと選手が入団するのは初のこととなる。 佐藤は8月からの入団となり、サッカー部は途中退部の扱いに。20日に行われた記者会見では、栗田監督からも7月31日の退部、また大学には籍を置き、2024年3月の卒業を目指すことも発表された。 実践学園高校から明治大学に入学した佐藤だが、当時は無名の選手。栗田監督は「大学に入った当初は高いレベルのサッカーでのプレー選択などはよくわかっていなかったなという印象」と語り、あまりレベルは高くなかったと感じたようだ。ただ、徐々に成長を見せ、2年時には世代別の日本代表に選出。現在は、10番を背負い、副キャプテンを務め、パリ・オリンピック代表候補としてもプレー。「関東1部リーグや代表で自信を深めることで、推進力やハードワークという部分が生かされていったのかなと思っています」と、年々成長が見えたと語った。 多くのJリーガーを輩出している明治大学だが、途中退部しプロ入りしたのは佐藤で3人目。過去には、長友佑都(FC東京)、室屋成(ハノーファー)の両名がおり、どちらもFC東京に加入したサイドバックだった。ただ、Jリーグを経由せずにヨーロッパにいきなり挑戦したのは初めてのケースだ。 過去には、MF長澤和輝(名古屋グランパス)が専修大学卒業後にケルンに入団。ただ、当時ケルンはドイツ2部に所属していた。また、DF小池裕太(横浜F・マリノス)は流通経済大学からベルギー1部のシント=トロイデンに入団。サッカー部を途中で退団し夏に加入したが、半年で鹿島アントラーズへと期限付き移籍し、ヨーロッパでのプレーを終えていた。 高校卒業後にそのままヨーロッパのクラブに加入した例であれば、FW宮市亮(横浜F・マリノス)のアーセナルや最近ではFW福田師王がボルシアMGへと移籍。ただ、ファーストチームでいきなりプレーはしていない。大学から5大リーグのファーストチームにいきなり加入するのは初めてのことと言える。 そして、この加入を後押ししたのは、栗田監督だったと佐藤が明かした。「自分としては1月まで明治でプレーして、そこから海外に渡るということを伝えましたが、栗田さんから背中を押していただいて、『この半年でチャンスを掴んでこい』と言われて、この8月での加入の思いが決まりました」とコメント。ヨーロッパのシーズンが始まるタイミングでの移籍が良いと判断できたようだ。 栗田監督は「むこうとコミュニケーションをとり、懐に入り、環境に馴染まなければいけない。この半年はとても大きいのではないか」と佐藤に伝えたという。そして「数試合をやった中で、半年の間に1部に上がれるかもしれない」と伝え、8月の加入を後押ししたとのこと。恩師として、教え子の夢を叶えるための最善の道を選択させた形となった。 ブレーメンの発表ではU-23チームに合流するとなっていたが、能力を見せれば、すぐにファーストチームにあげることとなり、佐藤を含めた数選手をチームは常に見て、引き上げるというプランがあるようだ。 佐藤は今回の挑戦について「今回のブレーメンの加入についても、自分の夢に何が一番近いのかを考えた時に、ドイツ1部で出ることが一番早いと思いました」とコメント。「最初はU-23でのスタートになりますが、今年からファーストチームの練習に参加して、ブンデスリーガ1部にも出場して、ヴェルダー・ブレーメンの中心選手になれる活躍をしたいと強く思っています」と、すぐにでもドイツ1部でプレーする気概を見せた。 佐藤が掲げている夢とは「ヨーロッパで活躍して、日本代表になってワールドカップ(W杯)に出る」ことだという。2024年にはパリ・オリンピックがあり、2026年には北中米W杯がある。出場するとなれば、佐藤は25歳。決して若くはなく、3年後のW杯出場が最短ルートとなる。 その佐藤をヨーロッパに送り出すと決めた栗田監督だが、ヨーロッパでプレーすることに向いた選手だと感じているようだ。 「サッカー面では攻守にわたるハードワーク、突破力、推進力、ゴールに向かう突き進むプレーが特徴ですが、海外に挑戦するにあたり、向いているなというのが最初の印象です」 「パッションがあること、コミュニケーションスキルが高く、英語が堪能で、向こうの監督やコーチも英語を話す。戦術の指示も英語でコミュニケーションが取れる。日本人選手はコミュニケーションが弊害となっていましたが、そこは問題ないというところ」 「壁があればすぐに吸収し、目の前のチャンスを掴む何かを持っている選手だと思っています。壁が高ければ高いほど掴めば良いし、切り拓けば良い。それが実現できるタイプだと思うので、臆することなくドイツで暴れて欲しいですし、夢に向かって突き進んで欲しいと思います」 最短距離で夢を叶えるためには、チャンスを掴むという能力は非常に重要となる。決して多くは訪れないチャンスを掴める選手がトップに上がり、そうでない選手は埋もれていくのサッカー界だ。日本代表に選ばれる選手も限られ、ヨーロッパのトップリーグでプレーできる選手も限られる。その点で、佐藤が持つチャンスを掴む力は重要となる。 佐藤も「監督も言われたように、チャンスを掴む力が少なからずあると思うので、日々の取り組みで自信をつけて、大舞台になった時にチャンスを掴めるか。これからの人生において一番大事な力になると思うので、そこを意識して、ドイツで貪欲にやってきたいと思います」と意気込みを語った。その言葉通りのキャリアを歩むことが期待される。 その佐藤だが、目標とする選手がいるという。「目標としている選手は今マンチェスター・ユナイテッドにいるマーカス・ラッシュフォード選手です」とコメント。理由については「1人で攻撃を完結できる力、1人で相手を打開できる力というのが、自分もそういうところを強みとしています。ただ、2段階も3段階も高いレベルにいるのがラッシュフォード選手なので、目標としています」と、イングランド代表で活躍し、ユナイテッドの中心選手でもあるラッシュフォードのようになりたいと語った。 テクニックを駆使してプレーするタイプではない佐藤だが、フィジカル能力に優れ、身体能力の高さはこの世代でも随一。そして、それはブンデスリーガでプレーする上では非常に向いていると言える。 「ブンデスリーガのイメージは規律のある守備、チームで統一された洗練された攻守がすごく特徴で気だと思います。それに加えて、インテンシティの高さ、切り替えの速さをそれぞれの選手がしていると思います」 「自分もハードワーク、切り替えの速さ、運動量は明治大学で培ってきたものがドイツでは凄く試されると思うので、よりレベルアップして、活躍するというイメージがあります」 しっかりと自身の将来像を見据えられている佐藤。明治大学で鍛えられた人間性を武器に、ドイツで輝くことができるのか。日本代表の先輩たちも多くプレーし、日本人にとっては登竜門的なリーグでもある。「強みというのも、海外から見たらまだまだ強みではないと思うので、ここからより成長して、もう1段階、2段階上がって、大きな選手になって夢を掴めるようになれればと思います」と語るように、自分にベクトルを向けて大きく羽ばたけるのか、また注目せざるを得ない選手が1人海を渡る。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2023.07.21 21:40 Fri

ハノーファー加入の松田隼風がトップのTMに室屋成と先発!映える髪色でツーショットも「お世話になりすぎてます」

ハノーファーのU-20日本代表DF松田隼風が、室屋成とのツーショットを公開した。 6月8日に水戸ホーリーホックから2.ブンデスリーガクラブへの期限付き移籍が発表された松田。U-23チーム所属ではあるものの、7日行われたホルシュタイン・キールとのトレーニングマッチには、室屋と揃って先発出場を果たした。 [3-5-2]の布陣で臨んだハノーファーは右のウイングバックに室屋、左に松田と、両ウイングバックに日本人選手を並べた。 シーズン前のトレーニングマッチで、30分+22.5分の2セットという変則ながらも、早速トップチームの中でもまれた松田。9日には自身のインスタグラムにて「お世話になりすぎてます」と、“先輩”とのツーショットを公開している。室屋も茶目っ気たっぷりの絵文字で返信するなど、新加入選手をかわいがっているようだ。 なお、ハノーファーは現在オーストリアでキャンプ中。室屋は帯同しているが、松田は不在となっている。 <span class="paragraph-title">【写真】室屋と共にTMに出場した松田隼風</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CueY_posOlB/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CueY_posOlB/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CueY_posOlB/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">松田隼風/Hayate Matsuda(@hayate__1002)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.07.11 14:50 Tue

水戸から世界へ! U-20日本代表DF松田隼風がハノーファーへ期限付き移籍…提携の一環、高く評価されU-23チーム所属へ「海外の厳しい環境に身を置きたい」

水戸ホーリーホックは8日、U-20日本代表DF松田隼風(20)が2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のハノーファーへ期限付き移籍することを発表した。 なお、レギオナルリーガ(ドイツ4部)に所属するU-23チームに所属することとなる。移籍期間は2023年7月1日から2024年6月30日までに決まった。 松田は北海道出身で、JFAアカデミーで育った。U-15、U-18と過ごし、2022年に水戸へと入団。プロ1年目から明治安田生命J2リーグで12試合に出場すると、今シーズンもここまで7試合に出場し1得点を記録していた。 これまでU-16からU-20まで日本代表を経験し、先日まで参加していたU-20ワールドカップにも参加。3試合に出場していたが、チームはグループステージで敗退していた。 水戸とハノーファーは、2023年7月1日から3年間の育成を目的とした業務提携をスタートさせるが、今回の移籍はその条項の1つ。ハノーファーが松田を高く評価したことで実現した。 なお、11日のジェフユナイテッド千葉戦が松田にとって最後の試合に。その後、現地でメディカルチェックを受け、正式契約を結ぶこととなる。 松田はクラブを通じてコメントしている。 「この度、ドイツブンデスリーガ2部に所属するハノーファー96のU23チームに期限付き移籍することになりました。僕はこれまでの各年代別の代表チームの活動で、海外の選手たちと対戦する機会に恵まれてきたこともあり、少しでも早く海外挑戦をしたいという思いを持っていました。また、今年5月に行われたU20W杯に出場させていただいたことで、あらためて自分の課題にも気づかされました。そんな中、クラブの取り組みがきっかけとなり、ハノーファー96からお話をいただけたことは大変光栄ですし、自分の成長のためにも海外の厳しい環境に身を置きたいと思い、今回の移籍を決断しました」 「特別指定も含めると約2年間、いろいろな経験を通じて選手としても人としても大きく成長させてくれただけでなく、今回の移籍も快く送り出してくれたクラブのすべての皆さん、そしてスタジアムやアツマーレでいつも僕を鼓舞してくれたファン・サポーターの皆様に心から感謝しています。今チームは少し苦しんでいる状況ですが、きっとここから好転していくと信じていますし、ドイツから水戸ホーリーホックの躍進を応援しています」 「まずは一年間の期限付き移籍となりますが、次のステップを勝ち取れるよう、そしてもっともっと良い選手になっていけるよう、一日一日を大切に過ごしてきますので、今後も応援いただけると嬉しいです。いつか自分の成長の証と感謝の気持ちを水戸ホーリーホックのユニフォームを着て、ピッチで表現する日を僕自身、楽しみにしています。頑張ってきます!!」 また、ハノーファーのアカデミーダイレクターを務めるユリアン・バットマー氏も松田の獲得にコメントしている。 「松田隼風選手のU23チームへの移籍が実現することは、水戸ホーリーホックとの提携関係をより良いものにしていく上で大きな意味を持つことです。才能に溢れ、非常に高いモチベーションを持った左利きのサイドバックがハノーファー96のファミリーに加わり、我々のアカデミーチームでプレーすることで、ヨーロッパでのキャリアをスタートしてくれることを非常に嬉しく思っています」 ハノーファーのファーストチームにはDF室屋成が所属。過去には、日本代表DF酒井宏樹(浦和レッズ)やMF原口元気(シュツットガルト)、MF山口蛍(ヴィッセル神戸)、MF清武弘嗣(セレッソ大阪)、FW浅野拓磨(ボーフム)など、多くの日本人が所属していた。 <span class="paragraph-title">【写真】ハノーファーのユニフォームを手にする松田隼風</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="de" dir="ltr">Hayate <a href="https://twitter.com/hashtag/Matsuda?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Matsuda</a> kommt auf Leihbasis für eine Saison von <a href="https://twitter.com/hollyhock_staff?ref_src=twsrc%5Etfw">@hollyhock_staff</a> in unsere <a href="https://twitter.com/hashtag/96U23?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#96U23</a>.<a href="https://t.co/429iZhPFv8">https://t.co/429iZhPFv8</a></p>&mdash; 96-Akademie (@96Akademie) <a href="https://twitter.com/96Akademie/status/1666719438098296833?ref_src=twsrc%5Etfw">June 8, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.06.08 17:38 Thu

水戸が室屋成所属のハノーファーと育成業務提携締結、若手選手が毎年U-23へ期限付き移籍

水戸ホーリーホックと2.ブンデスリーガに所属するハノーファーは28日、両クラブ間で育成業務提携を締結したことを発表した。 今提携は、水戸のトップパートナーであるJX金属株式会社のグループ会社TANIOBIS GmbHが両クラブのパートナーになることで実現した。 契約期間は2023年7月からの3年間。水戸の若手選手が毎年1名、ハノーファーのU-23チーム(レギオナルリーガ所属:ドイツ4部リーグ相当)へ期限付き移籍し、トレーニングや試合を通じて、トップレベルへのステップアップを目指すとしている。 そのほか、協働でのスカウティングシステムの構築や、eスポーツを通じた交流、アカデミーからトップまでの指導者研修や若手選手の短期留学の機会の提供を行い、それぞれが持つノウハウやネットワークを共有しながら、両クラブのさらなる発展を目指すとのことだ。 ハノーファーには元日本代表DF室屋成が所属し、今季ここまでドイツ2部で10位に位置。過去には酒井宏樹(浦和レッズ)や清武弘嗣(セレッソ大阪)、山口蛍(ヴィッセル神戸)、原口元気(シュツットガルト)、浅野拓磨(ボーフム)と日本代表でプレーしていた選手たちも所属していた。 また、Jクラブと海外クラブとの育成業務提携は、近いとことでは徳島ヴォルティスとレアル・ソシエダが契約を締結。そのほかV・ファーレン長崎とレバークーゼン、サンフレッチェ広島とケルンの例などがある。 2023.04.29 14:55 Sat

Jリーグが「J30ベストアウォーズ」の開催を発表! ファン投票をもとに歴代のMVP、ベストイレブン、ベストゴールなどを表彰

Jリーグは11日、Jリーグ30周年記念企画として、これまでの30年を回顧する「J30ベストアウォーズ」を開催することを発表した。 「J30ベストアウォーズ」は、30年の歴史の中から「MVP」、「ベストイレブン」、「ベストマッチ」、「部門別ベストゴール」、「ベストシーン」を決定。ファン・サポーターの投票をもとに決まるという。 投票期間は月11日 (火) 13:00から4月21日 (金) 18:00まで。結果は、5月15日(月)のJリーグの日を予定している。 MVPは1名、ベストイレブンは11名、ベストマッチは1試合、ベストゴールは6部門に分かれ、「ボレー/オーバーヘッド部門」、「テクニカル部門(トラップ、ドリブル、ループ等)」、「ミドル/ロングシュート部門」、「フリーキック部門」、「ヘディングシュート部門」、「その他部門(パスワーク等)」から1ゴールずつ、ベストシーンも1シーンが表彰される。なお、各賞のノミネートは、これまでのJリーグアウォーズの受賞歴や選考委員会の推薦により選定されている。 MVPは、「ベストイレブン」の投票結果をもとに各ポジションの投票数の上位選手から選考委員会にて決定。ベストイレブンはファン・サポーターからの得票数上位よりGK1名、DF3名、MF3名、FW1名を選出、選考委員会にてその他3名(除くGK)を決定となり、外国籍選手は5名いないとなる。また、ベストマッチ、部門別ベストゴール、ベストシーンはファン・サポーターからの最多投票数によって決定される。 投票は各賞1人1回のみ。ベストイレブンは11名を選択可能となっている。 ◆MVP&ベストイレブン ノミネート選手 ポジション:選手名(ベストイレブン受賞年) 所属チーム/出場試合数/得点 GK:ヴァンズワム(2001) 所属:磐田 / 出場:74試合 / 得点:0 GK:大神友明(1997) 所属:磐田など / 出場:110試合 / 得点:0 GK:川口能活(2006) 所属:磐田など / 出場:421試合 / 得点:0 GK:川島永嗣(2009) 所属:川崎Fなど / 出場:130試合 / 得点:0 GK:菊池新吉(1994、1995) 所属:V川崎など / 出場:199試合 / 得点:0 GK:権田修一/メディア推薦 所属:清水 / 出場:321試合 / 得点:0 GK:真田雅則(1999) 所属:清水 / 出場:243試合 / 得点:0 GK:シジマール/メディア推薦 所属:清水など / 出場:61試合 / 得点:0 GK:曽ヶ端準(2002) 所属:鹿島 / 出場:533試合 / 得点:0 GK:高丘陽平(2022) 所属:横浜FMなど / 出場:111試合 / 得点:0 GK:高桑大二朗(2000) 所属:鹿島など / 出場:113試合 / 得点:0 GK:チョン・ソンリョン(2018、2020) 所属:川崎F / 出場:223試合 / 得点:0 GK:都築龍太(2007) 所属:浦和など / 出場:250試合 / 得点:0 GK:土肥洋一(2004) 所属:FC東京など / 出場:341試合 / 得点:0 GK:中村航輔(2017) 所属:柏など / 出場:89試合 / 得点:0 GK:楢﨑正剛(1996、1998、2003、2008、2010、2011) 所属:名古屋など / 出場:631試合 / 得点:0 GK:西川周作(2012、2013、2014、2015、2016) 所属:浦和 / 出場:559試合 / 得点:0 GK:林彰洋(2019) 所属:仙台 / 出場:259試合 / 得点:0 GK:東口順昭/メディア推薦 所属:G大阪 / 出場:374試合 / 得点:0 GK:本並健治/メディア推薦 所属:G大阪など / 出場:209試合 / 得点:0 GK:松永成立(1993) 所属:横浜Mなど / 出場:174試合 / 得点:0 GK:吉田宗弘(2005) 所属:C大阪など / 出場:93試合 / 得点:0 GK:ランゲラック(2021) 所属:名古屋 / 出場:177試合 / 得点:0 DF:秋田豊(1997、1998、2000、2001) 所属:鹿島など / 出場:391試合 / 得点:23 DF:新井場徹/メディア推薦 所属:鹿島など / 出場:423試合 / 得点:22 DF:伊藤宏樹/メディア推薦 所属:川崎F / 出場:236試合 / 得点:4 DF:井原正巳(1993、1994、1995、1996、1997) 所属:横浜Mなど / 出場:297試合 / 得点:5 DF:岩田智輝(2022) 所属:横浜FMなど / 出場:123試合 / 得点:8 DF:岩政大樹(2007、2008、2009) 所属:鹿島など / 出場:290試合 / 得点:35 DF:内田篤人(2008、2009) 所属:鹿島 / 出場:148試合 / 得点:3 DF:エウシーニョ(2017、2018) 所属:徳島 / 出場:179試合 / 得点:26 DF:遠藤航/メディア推薦 所属:湘南など / 出場:127試合 / 得点:13 DF:大岩剛(2001) 所属:磐田など / 出場:386試合 / 得点:10 DF:太田宏介(2014、2015) 所属:町田 / 出場:296試合 / 得点:11 DF:大野俊三(1993) 所属:鹿島など / 出場:99試合 / 得点:1 DF:加地亮(2006) 所属:G大阪など / 出場:300試合 / 得点:3 DF:車屋紳太郎(2017、2018) 所属:川崎F / 出場:227試合 / 得点:4 DF:小池龍太(2022) 所属:横浜FM / 出場:142試合 / 得点:9 DF:駒野友一(2012) 所属:磐田など / 出場:374試合 / 得点:19 DF:近藤直也(2011) 所属:柏など / 出場:209試合 / 得点:8 DF:斉藤俊秀(1999) 所属:清水など / 出場:244試合 / 得点:16 DF:酒井高徳/メディア推薦 所属:神戸 / 出場:193試合 / 得点:6 DF:酒井宏樹(2011) 所属:浦和 / 出場:81試合 / 得点:4 DF:ジェジエウ(2020、2021) 所属:川崎F / 出場:91試合 / 得点:6 DF:塩谷司(2014、2015、2016) 所属:広島 / 出場:176試合 / 得点:20 DF:シジクレイ/メディア推薦 所属:G大阪など / 出場:289試合 / 得点:26 DF:昌子源(2016、2017) 所属:鹿島 / 出場:230試合 / 得点:8 DF:鈴木秀人(2002) 所属:磐田 / 出場:328試合 / 得点:9 DF:鈴木正治(1995) 所属:横浜Mなど / 出場:118試合 / 得点:4 DF:イリアン・ストヤノフ(2005) 所属:千葉など / 出場:118試合 / 得点:6 DF:相馬直樹(1995、1996、1997、1998) 所属:鹿島など / 出場:289試合 / 得点:10 DF:田中隼磨/メディア推薦 所属:松本など / 出場:420試合 / 得点:15 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/ 出場:203試合 / 得点:3 DF:洪明甫(2000) 所属:柏など / 出場:114試合 / 得点:7 DF:槙野智章(2010、2015、2016) 所属:浦和など / 出場:415試合 / 得点:46 DF:増川隆洋(2010) 所属:名古屋など / 出場:289試合 / 得点:11 DF:松田直樹(2000、2002) 所属:横浜FMなど / 出場:385試合 / 得点:17 DF:水本裕貴(2012) 所属:広島など / 出場:416試合 / 得点:17 DF:宮本恒靖/メディア推薦 所属:G大阪など / 出場:337試合 / 得点:8 DF:室屋成(2019) 所属:FC東京 / 出場:108試合 / 得点:2 DF:森岡隆三(1999) 所属:清水など / 出場:285試合 / 得点:9 DF:森重真人(2013、2014、2015、2016、2019) 所属:FC東京 / 出場:442試合 / 得点:35 DF:山口智(2006、2007、2008) 所属:G大阪など / 出場:448試合 / 得点:37 DF:山田暢久/メディア推薦 所属:浦和 / 出場:501試合 / 得点:25 DF:山根視来(2020、2021、2022) 所属:川崎F / 出場:168試合 / 得点:12 DF:山本英臣/メディア推薦 所属:甲府 / 出場:223試合 / 得点:4 DF:吉田麻也/メディア推薦 所属:名古屋 / 出場:71試合 / 得点:5 MF:青山敏弘(2012、2013、2015) 所属:広島 / 出場:438試合 / 得点:20 MF:阿部勇樹(2005、2006、2007、2016) 所属:浦和など / 出場:590試合 / 得点:75 MF:アレックス/三都主アレサンドロ(1999) 所属:清水など / 出場:353試合 / 得点:67 MF:アンドレス・イニエスタ(2019、2021) 所属:神戸 / 出場:110試合 / 得点:21 MF:家長昭博(2018、2020、2021、2022) 所属:川崎F / 出場:403試合 / 得点:72 MF:石川直宏(2009) 所属:FC東京など / 出場:290試合 / 得点:49 MF:井手口陽介(2017) 所属:福岡 / 出場:130試合 / 得点:14 MF:伊東輝悦(1999) 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三笘薫に次ぐ日本代表のジョーカー候補に? ドイツ2部で研鑽積む伊藤達哉が直近2試合で1G2A

マクデブルクの伊藤達哉が数字を残している。 柏レイソルの育成組織からハンブルガーSVへと、Jリーグの経ずに海を渡った伊藤は、現在シント=トロイデンからの期限付き移籍でマクデブルクに加入している。 今季はスタメン出場こそ6試合だが、第23節を消化した2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で22試合に出場。室屋成との日本人対決となった前節のハノーファー戦では途中出場で2アシストを記録し、ドイツ『キッカー』の選出する各節のベストイレブンにも選出された。 インタビューにも流ちょうなドイツ語で応じる伊藤は3日のカイザースラウテルン戦でも後半頭からピッチへ登場。1-0の65分に角度のない位置から貴重な追加点を挙げるなど、限られた出場機会の中で結果を残している。 日本代表には2018年9月のキリンチャレンジカップ、コパ・アメリカ2019に招集されているが、これまで出場はない。 ドイツの2部からはデュッセルドルフの田中碧がカタール・ワールドカップ(W杯)への日本代表メンバーに選出されていたが、戦術的な理由とはいえ第23節はベンチを温めたままだった。となれば、研鑽を続ける25歳のアタッカーも三笘薫(ブライトン&ホーブ・アルビオン)に次ぐジョーカーとして、3月の代表活動へ向けて一考の余地はあるのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】角度のない位置からファーへ流し込んだ伊藤の追加点@カイザースラウテルン戦</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/CpfYXvKgHV4/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/CpfYXvKgHV4/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">1. 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ハノーファー、今季3Gを挙げる室屋成と2025年まで契約延長

ブンデス2部のハノーファーは30日、元日本代表DF室屋成(28)との契約延長を発表した。新たな契約期間は2025年6月30日までとなる。 新契約にサインした室屋は、公式サイトで以下のようにコメントしている。 「僕にとってハノーファー96への移籍は大きなステップでした。母国を離れ、遠い異国の地で自分の居場所を見つけなければならなかった。でも、ここは初日から非常に取り組みやすい環境でした」 「ハノーファーで家族も僕も、とてもくつろぐことができている。はっきりしているのは、ハノーファーが僕にとって、本当に特別なクラブになったということだ。ここからの数年間が楽しみだよ」 大阪府出身の室屋は青森山田高校から明治大学に進学後、大学在学中の2016年2月にFC東京とプロ契約。主力右サイドバックとしてJ1リーグ通算107試合を誇り、2019年にはJリーグベストイレブンに選出された。 その後、2020年の夏にハノーファーへ完全移籍を果たすと、ここまで公式戦82試合に出場。在籍3年目を迎えた今季は右サイドバックに加え、ウィングバックとしても活躍し、8月19日のマクデブルク戦で移籍後初ゴールをマーク。ここまで公式戦18試合で3ゴール3アシストを記録している。 また、代表キャリアにおいては世代別代表として2016年のリオ・デ・ジャネイロ オリンピックを戦うメンバーに選ばれ、2017年にA代表デビュー。通算16キャップを刻んでいる。 2022.12.31 01:51 Sat

サプライズはある? いよいよ日本代表W杯メンバーが発表、ベスト8に行くための26名を予想

いよいよ11月1日に迫った日本代表のカタール・ワールドカップ(W杯)のメンバー発表。今回は26名が招集を受けることになり、これまでよりも3名多い選出となる。 過去6大会日本はW杯に出場し、最高成績は3度経験しているベスト16。ベスト8以上の成績を目指し、2018年のロシアW杯後から森保一監督がチームを率いてきた。 これまで森保監督が指揮してきた試合は57試合。2018年9月11日に行われたコスタリカ代表戦を皮切りに、アジアカップ、コパ・アメリカ、W杯予選、EAFF E-1サッカー選手権と戦ってきた。 戦績は39勝8分け10敗。126ゴール38失点という状況だ。 ちなみに、初陣のメンバーは以下の通り。今とは大きく顔ぶれが違う。 ◆スタメン GK:東口順昭 DF:室屋成、槙野智章、三浦弦太、佐々木翔 MF:堂安律、遠藤航、青山敏弘、中島翔哉 FW:南野拓実、小林悠 ◆サブ GK:シュミット・ダニエル、権田修一 DF:植田直通、車屋紳太郎、冨安健洋 MF:三竿健斗、守田英正、天野純 FW:伊藤達哉、伊東純也、浅野拓磨 この中で現在も招集されているのは、遠藤、堂安、南野、シュミット・ダニエル、権田、冨安、守田、伊東、浅野の9名。彼らが選ばれれば、チーム発足から知っているということになる。 さて、話を本題に戻して、W杯の日本代表メンバーだ。これまで、6月の4連戦後、そして9月のドイツ遠征後の2度にわたって26名のメンバーを予想した。 W杯のメンバー発表といえば、サプライズが付き物。日本も、1998年の三浦知良の落選や2002年の中村俊輔の落選、中山雅史、秋田豊の招集、2006年の久保竜彦の落選、巻誠一郎の招集などがある。 ただ、今回に関しては、26名と枠が広がったにも関わらず、サプライズはないと予想する。これまでの招集メンバーを考えても、起きたとすればそれは本当のサプライズになってしまうほど、予想しやすい状況だ。それでも、W杯の戦いを考え、コンディションを含めてベストと思われる26名をチョイスしてみた。 <span class="paragraph-title">◆GKは一番サプライズがある可能性も</span> 改めて26名を予想すると、GKに3名、残りの10のポジションに2名ずつ、そしてそこに3名を足すという考えだ。 GKは予選を守り抜いた権田修一(清水エスパルス)、9月に高いパフォーマンスを見せたシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)は確定と言って良いはずだ。ただ、GKに関してはシュミット・ダニエルが正守護神になることを勧めたい。 まずは高さ。そして足元の技術とキックは大きな武器。懸念されていたショットストップに関しては、9月にその成長ぶりを見せていた。日本サッカーが目指すゴールキーパーではなくゴールプレーヤーという像にはシュミット・ダニエルが一番近い存在。また、相手のプレスを回避するというところと、ビルドアップしていくという点では、シュミット・ダニエルが適していると言える。 そして、予てから指摘する3番手。希望を述べれば、谷晃生(湘南ベルマーレ)や大迫敬介(サンフレッチェ広島)、鈴木彩艶(浦和レッズ)ら若手を1名連れて行ってもらいたい。将来のことを考え、試合に起用せずともW杯というものを経験しておいて欲しいという思いがある。 正直なところ、川島永嗣(ストラスブール)は3番手で招集されても出番はないと考えて良い。過去3大会守護神として日本を支えてきた経験値は圧倒的。メンタリティも高く、選手にとってのお手本という意味では間違いなく招集に値する。そのため、経験値を取るか、経験を踏ませるか。森保監督が悩むとすれば、このポジションの3人目は大きな悩みかもしれない。 ただ、シュミット・ダニエルが正守護神になるのであれば、権田は外れる可能性がある。9月にはハイボールの対応時に落下し負傷。その後復帰したが、Jリーグでも接触プレーで負傷。試合には出ているが、コンディションは心配だ。予選の功労者ということで外れる可能性は低いはずだが、W杯を考えるとシュミット・ダニエル、川島、谷が良いと予想する。 <span class="paragraph-subtitle">◆DFはケガの具合で変動の可能性</span> そしてDFライン。4バックを想定すると、右サイドバックは酒井宏樹(浦和レッズ)と山根視来(川崎フロンターレ)、左サイドバックは長友佑都(FC東京)と中山雄太(ハダースフィールド・タウン)となる。サイドバックはケガ以外ではこの4名が固いだろう。他の候補として呼ばれてきた室屋成(ハノーファー)は負傷中、左も佐々木翔(サンフレッチェ広島)という選択肢はあるが、3バックで常に戦っている選手のためハマりにくい。3番手という考えは抜けないだろう。 その中で1つ考えられるのは冨安健洋(アーセナル)を右サイドバックとして考えるということだ。アーセナルでは、今季は左サイドバックで起用されているが、昨シーズンは右サイドバックが主戦場。そして、名だたるプレミアリーグのアタッカーを封じてきた。 酒井はケガの不安もある。そして山根の経験値は不安もある。そういう点では、冨安が右サイドバックのファーストチョイスになる可能性はあるだろう。 そうなるとセンターバックの顔ぶれも変わるはずだ。冨安を抜けば、吉田麻也(シャルケ)、谷口彰悟(川崎フロンターレ)、板倉滉(ボルシアMG)の3名は固いと言える。板倉の回復具合は気になるが、クラブが試合に起用せずに回復に集中させていることもあり、間に合うと信じて良い。仮に間に合わなかった場合でも、選手の入れ替えは可能であるため、板倉は招集されるだろう。 そしてもう1名が伊藤洋輝(シュツットガルト)になるだろう。左サイドバックでもセンターバックでもプレーが可能。そして3バックでも問題なくプレーができる。ブンデスリーガではレギュラーでプレーし、高さに加えて対人能力も強く、左足のキックも期待できる。 <span class="paragraph-title">◆MFは意外な落選者が出る可能性</span> 中盤も[4-3-3(4-1-4-1)]ではなく、[4-2-3-1]をベースに考えて10名を選考する。 ボランチは遠藤航(シュツットガルト)、守田英正(スポルティングCP)、田中碧(デュッセルドルフ)、柴崎岳(レガネス)となるだろう。そして2列目の右は伊東純也(スタッド・ランス)と堂安律(フライブルク)で間違いない。好調の2人は外せないはずだ。 ただ、この中でいえば、柴崎に疑問符はつく。プレスやデュエルを考えれば遠藤、守田が外せない。また、バランサー、攻撃参加という点では田中も入るだろう。しかし、柴崎は最近の起用法を見ても、そして起用された試合でのパフォーマンスを見ても、物足りなさは残る。 これまで経験してきたものの差はあれど、代表でのパフォーマンス不足は懸念材料。3試合をシミュレーションしても、より戦えるメンバーはいるといえる。 ボランチに入るのであれば、旗手怜央(セルティック)を推したいところ。ユーティリティ性はもちろんのこと、今季セルティックで見せる高いパフォーマンスは、非常に可能性を感じさせる。チャンピオンズリーグ(CL)でもチームは敗退という結果に終わっているが、旗手は高いパフォーマンスを披露。欧州トップレベルを体感し、さらに成長している印象だ。 そしてトップ下は、圧巻のパフォーマンスを続ける鎌田大地(フランクフルト)と南野拓実(モナコ)。鎌田のパフォーマンスは文句なし。その一方で、南野の状態は心配なもの。数字が残っていないこともそうだが、特にボールロストや中盤で潰される回数が目立つのが気になるところだ。ただ、トップ下での起用であれば、可能性はあると言える。 そして左は久保建英(レアル・ソシエダ)と三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)となるだろう。久保の肩の具合は心配だが、重傷ではないと願うばかり。今季2トップの一角でプレーしている中でのパフォーマンス向上は日本にとっては大きな武器となる。 そして気になるのは原口元気(ウニオン・ベルリン)だ。ブンデスリーガで首位に立つチーム。今季はレギュラーとは言えないが、コンスタントに試合には出ており、パフォーマンスが悪いというわけではない。W杯経験者であり、ハードワーク、屈強な相手にも負けないプレー、そしてサイド、トップ下、ボランチ、インサイドハーフと中盤のあらゆるポジションで高いパフォーマンスを出せるのは武器。ドイツを知っているという点でも招集したいところだ。 また、スーパーサブとして期待したいのは相馬勇紀(名古屋グランパス)。独特のドリブルのリズムは、三笘とも違い、相手の手こずるはず。東京オリンピックでもその違いは見せ、国際舞台でも通用することは示しているだけに、サプライズがあるとすれば相馬と言える。 <span class="paragraph-subtitle">◆FWは復活したエースと?</span> そしてFWだ。懸念されていた大迫勇也(ヴィッセル神戸)だが、どうやら間に合うと見て良い。リーグ戦でもゴールを決めるなどし、神戸の猛反撃に一役買っていた。 そして控えとしては、古橋亨梧(セルティック)、上田綺世(セルクル・ブルージュ)、浅野拓磨(ボーフム)と言ったところだろう。これまでの招集もそうだが、特に古橋と浅野は前線からのプレッシングという点で大きな役割を果たすはず。消耗戦となる中で、起用する意図を見出しやすい。ただ、浅野は負傷中。ケガが癒えたとして、W杯で戦うまでにコンディションが上がるのかが懸念材料だ。 上田に関しては、ベルギーでのパフォーマンスも安定してきており、結果としてゴールもついてきている。あの動き出しとポジショニングは生まれ持った才能。W杯の舞台でこそ輝きそうな予感を与えてくれ、ゴールの匂いを感じさせてくれることは大きい。 気になるのは前田大然(セルティック)だろう。なかなかゴールを決められずに苦しんでいる今シーズン。前線からのプレスという点では、最も入れておきたい選手だ。ただ、ゴールを決めるという力を失いかけており、代表の活動では自らボールを引き出すという動きが少ない印象だ。 ここも誰を選ぶのか。戦い方を予選から大きく変えていくのであれば、大迫の落選も十分にあり得る話。森保監督がどういうプランで3試合を考えているかによると言える。 いずれにしてもサプライズは起こらなそうだが、3試合の戦いを想定して選んだメンバーは以下の通り。果たして、実際にはどの26名が選ばれるだろうか。 ◆日本代表W杯メンバー予想 GK:シュミット・ダニエル、川島永嗣、谷晃生 右SB:冨安健洋、酒井宏樹 CB:吉田麻也、板倉滉、谷口彰悟、伊藤洋輝 左SB:長友佑都、中山雄太 ボランチ:遠藤航、守田英正、田中碧、旗手怜央 右MF:伊東純也、堂安律 左MF:久保建英、三笘薫、相馬勇紀 トップ下:鎌田大地、南野拓実 CF:大迫勇也、古橋亨梧、上田綺世、前田大然 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2022.10.31 23:00 Mon
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移籍履歴
移籍日 移籍元 移籍先 種類
2020年8月17日 FC東京 ハノーファー 完全移籍
2016年2月5日 明治大学 FC東京 完全移籍
2016年1月31日 FC東京 明治大学 レンタル移籍終了
2015年4月24日 明治大学 FC東京 レンタル移籍
2013年4月1日 明治大学 完全移籍