クリステンセンが代表戦で負傷…最低3週間の離脱予想でバルサにも打撃

2023.03.24 14:55 Fri
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バルセロナのデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンが負傷交代した。

移籍1年目のバルセロナでセンターバック陣の中心を担うクリステンセン。合流中の代表先にて、23日に行われたユーロ2024予選のフィンランド代表戦に先発したが、18分にピッチを後にした。

スペイン『アス』によると、交代時の表情から軽いものではなさそうな雰囲気だったが、試合後の初期検査では左ふくらはぎの裂傷が確認され、復帰まで3〜4週間を要する見込みだという。
26歳は24日にもバルセロナに戻り、クラブのメディカルでさらなる検査を受けるが、4月5日に行われるレアル・マドリーとのコパ・デル・レイ準決勝2ndレグを欠場するのは確実とのことだ。

なお、2ndレグでは離脱中のペドリウスマーヌ・デンベレも間に合いそうにない模様。クリステンセンの代役はマルコス・アロンソか、ジュール・クンデのいずれかが考えられるが、果たして。


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明暗くっきり!なでしこ撃破のデンマークはロッカーで超歓喜

親善試合であっても、勝利はチームに好影響をもたらすものだ。 11日、国際親善試合のデンマーク女子代表vsなでしこジャパンがデンマークのオーデンセ・スタジアムで行われた。 7月に開幕を迎えるオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)へ向け、強化を進める両者。序盤は前線から守備の圧力を高めたデンマークがセットプレーから度々チャンスを創出し、強度を落とした中盤以降は日本がボールを保持して機を伺うという展開に。膠着したゲームは、裏へのロングボールに対して相手選手と並走した南萌華が78分に痛恨のオウンゴールを献上し、1-0でデンマークの勝利となった。 FIFAランキング15位のデンマークは、現在支柱の1人であるナディア・ナディムが昨年9月に負った左ヒザ前十字じん帯断裂の影響でチームを離れている。だが、日本戦の前には7日に同3位のスウェーデン女子代表とアウェイでの国際親善試合を行い、こちらも1-0で勝利。各試合後のロッカーでは歓喜に沸く姿が確認できるなど、雰囲気は良好だ。 W杯のヨーロッパ予選では8試合で40得点2失点と圧倒的な強さを見せたデンマーク。女子ユーロの最高成績は準優勝だが、W杯ではまだメダルがなく、過去最高成績はベスト8。今大会ではグループDに属し、中国女子代表、イングランド女子代表、ハイチ女子代表と同居するが、最高位を更新し、旋風を巻き起こすことはできるだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】なでしこジャパンに勝利し、ロッカーで歓喜するデンマーク女子</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="da" dir="ltr"> Ny sejrssang<br><br>Stærk sejr over Japan. Og endnu en smuk sejrssang <a href="https://twitter.com/hashtag/ForDanmark?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ForDanmark</a> <a href="https://t.co/K1xkkwj9qZ">pic.twitter.com/K1xkkwj9qZ</a></p>&mdash; Fodboldlandsholdene (@dbulandshold) <a href="https://twitter.com/dbulandshold/status/1645865418500853763?ref_src=twsrc%5Etfw">April 11, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】なでしこジャパンvsデンマーク女子のハイライト</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="0uG898IX9sA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.04.13 16:30 Thu
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「最後のメンバー選考にも関わってくる」W杯メンバー発表前のラストマッチ、池田太監督の選手起用は? ブラッシュアップ?最後のテスト?「難しい作業」

なでしこジャパンの池田太監督が、デンマーク女子代表戦に向けて意気込みを語った。 今年7月にオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)を控えるなでしこジャパン。今回のヨーロッパ遠征が、W杯前最後のアウェイでの活動となる。 7日にはポルトガル女子代表と対戦し、先制を許すも1-2で逆転勝利。11日にデンマーク戦を控えている。 池田監督は試合前日のメディア取材に応じ「ポルトガル戦で2-1と勝利してから、デンマークに移動しました。丸1日かけて移動して、昨日はトレーニングをしました。デンマーク戦には向けて、これからトレーニングします。W杯と同じような移動で良いシミュレーションができています」と、移動を含めた短いスパンでの連戦へのシミュレーションが上手くいっているとコメント。デンマークについては「堅実で推進力のあるチームなので、我々の攻撃守備、遠征の中では結果を求めて明日は戦いたいと思っています」と語った。 ポルトガル戦ではミスも見られた中で、しっかりと逆転しての勝利。池田監督は「課題というか、ポルトガル戦では前線からハイプレスをかけていく、アグレッシブな戦いにトライして、その分中盤にスペースができてしまう。そういうことも認識しながら、中盤にできるスペースなどをどうコントロールしていくのかを確認しました」と語り、「デンマーク戦に向けて距離感、守備の戦い方を含めて、今日のトレーニングでやっていきたいです」と、修正点を確認して明日の試合の臨みたいとした。 選手の起用方法については「海外ではラストのゲームの中で、コンビネーションを確かめたいということもありますし、最後のメンバー選考にも関わってくるので、その辺りのバランス。難しい作業となります」とコメント。移動を含めた中3日での連戦ということもあり、選手の入れ替えをしたい思いと、精度を上げていきたい思いが交錯しているという。 デンマークは7日にスウェーデン女子代表と対戦しており、1-0で勝利。東京オリンピックでなでしこが負けた相手に勝利している。 3バックで臨むことが多かったデンマークだが「4バック、[4-3-3]でやっていた」とのこと。「粘り強さもあるチームなので、しっかり対応しなければいけないと思います」時を引き締めた。 また、アーリークロスなども多用してくることもあり、「クロスボールは早いタイミングでも入れてくるのが見られたので、まずは相手の推進力をどうコントロールする。横からのボールに対してしっかり準備すること。これをミーティングや午後の練習でも共有したい」と語った。 ポルトガル戦では前からのプレスがハマっていた部分もあったが「アグレッシブさを思い出してほしいということもありましたし、初戦で良い入りを見せるというところではアグレッシブにいくということで、チームとして全体の勢いを出すために前線からプレスをかけました」と意図を説明。「それで生まれるスペースをどうコントロールするか。戦い方の幅を広げる意味では良いトライをしてくれましたし、エラーもありましたが、90分でひっくり返して勝利できたことはよかったです」と、トライした中で課題が見えながらも、結果をしっかり残せたことは良かったとした。 4月11日でW杯までちょうど100日となる。池田監督は残りの期間について「次から日本国内のキャンプ、本番に向けてのトレーニングが何回ぐらいできるかというのも、計画の中で何を伝えていかなければいけないかということもあり、綿密に進めていかなければいけないので、実質的にどういったものを伝えていくかが重要となります」と語った。 2023.04.10 21:55 Mon
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「ゴールをこじ開ける」なでしこの中軸になりつつあるMF藤野あおば、ゴールへの強い意欲を示す「自分が取るためのプレーを念頭に」

なでしこジャパンのMF藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)が、デンマーク女子代表戦に向けて意気込みを語った。 今年7月にオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)を控えるなでしこジャパン。今回のヨーロッパ遠征が、W杯前最後のアウェイでの活動となる。 7日にはポルトガル女子代表と対戦し、先制を許すも1-2で逆転勝利。11日にデンマーク戦を控えている。 藤野は試合前日のメディア取材に応じ、意気込みを語った。 「ポルトガル戦では先制を許してしまい、展開も厳しくなったんですが、次の試合に向けて改善したいところです」 「次の試合もチーム全体で勝利という結果を出せるように、良い準備をしていきたいです」 2022年10月になでしこジャパンに初招集された藤野。そこから8試合に出場し、チームの主軸になりつつある。W杯前最後のアウェイゲームだが、海外勢との対戦については「海外の相手とやるとWEリーグと比べてスペースがあったり、立ち上がりは感じました。そこは足を止めずに動き続けるところはより意識して取り組めました」とコメント。「高い位置が取れた時にクロスの精度を欠いたところもあったので、勢いを持って攻撃しているところでしっかりフィニッシュで終われるように、次の試合は課題として取り組んでいきたいです」と課題を口にした。 ゴールに向かうプレーよりは、サイドのスペースに流れてのチャンスメイクが多く、右サイドを主戦場としながら左サイドにも回る藤野。その中で前線の選手とのコミュニケーションについては「初選出から周りの選手とのコミュニケーションや自分の特徴を伝えるところは意識的にやっています」と語り、「前線の選手との連係は高く取れるように意識しています。色々な選手とアイデアを出しながら取り組んでいます」と、先輩たちとの連係もしっかりと取れているとした。 課題と語ったクロス精度については「課題に思っているところとしては自分が流れる、流れないに関わらず、クロスに入っていくところが少ないので、クロスを上げる人の選択肢を増やすことも必要ですし、中に入っている人数が少ないことで相手DFもボールがくるところが予測しやすいと思います」と、チーム全体としてクロスに合わせる選手が少ないという課題があるとコメント。「ボールを足から離すタイミングもあったので、中の人数を増やす上でも運ぶところが大切ですし、入ってきてほしいところと合わせたいところの考えの違いがサイドの質を落とすことにつながると試合後に話し合いました」と、サイドにボールが入った際の中の準備については取り組んでいるとした。 また、代表選出からゴールはここまでない状況。藤野はゴールを意識しているとし、「得点だったり、ゴールネットを揺らすことを求められていると感じているので、ゴールをこじ開けるところはかなり課題になってきていると思います」とコメント。「個人的にはなかなかゴールの近くでプレーする機会が数少ない状況にあるので、次の試合では外に流れてクロスだったり、味方を生かすことは続けてやりたいですが、ゴールを取れるポジションどり、自分が取るためのプレーを念頭に置いてプレーしなければいけないと思っています」と、ゴールへの意欲を口にしている。 4月11日でW杯まではちょうど100日となる。残りの期間について「かなり短いなっていうのは思います」と語る藤野。「今のチームに合流して、試合は何試合か重ねて課題や成果が目に見える形で出てきていても、改善できないところ、前回の試合でもクロスの精度が課題として出ました」と語りながらも、「ただ、焦ってもしょうがないので、できることをやって全力で準備していきたいです」と、一歩ずつ改善に努めるとした。 2023.04.10 21:42 Mon
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