アキレス腱に問題抱えるバルセロナのクリステンセン、デンマーク代表招集を辞退…
2024.03.19 00:42 Tue
負傷で招集辞退のクリステンセン
バルセロナのDFアンドレアス・クリステンセンが、デンマーク代表の招集を辞退した。
クリステンセンは、17日に行われたラ・リーガ第29節のアトレティコ・マドリー戦を欠場。当初はスターティングメンバーに名を連ねていたが、ウォームアップ中にアキレス腱の違和感を訴え、U-21スペイン代表MFフェルミン・ロペスが急遽代役を担っていた。
スペイン『スポルト』によると、クリステンセンはケガを負っているわけではないものの、シーズン序盤から腱炎を患っており、現在その問題が悪化しているという。
そういった中、デンマークサッカー協会(DBU)は18日、クリステンセンの招集辞退と共に、ブレンビーのDFヤコブ・ラスムッセンの追加招集を発表した。
なお、現状ではインターナショナルマッチウィーク明けに予定される30日のラス・パルマス戦で戦列に復帰できる見込みのようだ。
クリステンセンは、17日に行われたラ・リーガ第29節のアトレティコ・マドリー戦を欠場。当初はスターティングメンバーに名を連ねていたが、ウォームアップ中にアキレス腱の違和感を訴え、U-21スペイン代表MFフェルミン・ロペスが急遽代役を担っていた。
スペイン『スポルト』によると、クリステンセンはケガを負っているわけではないものの、シーズン序盤から腱炎を患っており、現在その問題が悪化しているという。
なお、現状ではインターナショナルマッチウィーク明けに予定される30日のラス・パルマス戦で戦列に復帰できる見込みのようだ。
アンドレアス・クリステンセンの関連記事
バルセロナの関連記事
記事をさがす
|
|
アンドレアス・クリステンセンの人気記事ランキング
1
バルサ、来季の補強ポイントは右SB、CB、CF!?
バルセロナが来シーズンの補強に関して、すでに複数の選手をリストアップしているようだ。スペイン『アス』が伝えている。 補強ポイントとして挙げられているのは、右サイドバック、センターバック、センターフォワードの3つだ。右サイドバックには現在、スペイン代表DFジョルディ・アルバが務める左サイドバックように絶対的な存在がいない。そこで同ポジションの補強を考慮しているなか、候補として浮上しているのがバイエルンのドイツ代表DFヨシュア・キミッヒ(24)だという。 しかし、キミッヒは同クラブで地位を確立していることから獲得は困難とされており、ライプツィヒで今シーズン、ここまで公式戦15試合2ゴール2アシストを記録している同国代表DFルーカス・クロステルマン(23)にも注目しているようだ。 次にセンターバックに関しては、元スペイン代表DFジェラール・ピケ(32)の後継者探しが焦点に。現在、フランス代表DFクレマン・ラングレがピケとのコンビを組んでいる中、同国代表DFサミュエル・ユムティティはケガがち。フランス人DFジャン=クレール・トディボも19歳と若い。 そこで195㎝の長身ながらスピードやボール扱いにも定評があるフィオレンティーナのセルビア代表DF二コラ・ミレンコビッチ(22)、ビルドアップに長けたチェルシーのデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン(23)をリストアップしているという。 最後のセンターフォワードでは、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(33)の後釜探しが必須となっている。 インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(22)がトップターゲットとなっているようだが、契約解除金は1億1200万ユーロ(約134億円)と高額。そのため、年齢がネックになっているものの、アーセナル退団を考慮していることが噂されているガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(30)の獲得に動く可能性も指摘されている。 2019.11.23 20:15 Sat2
クリステンセンのバルセロナ移籍が決定的に! 年俸7億6千万円の3+1年契約に
チェルシーのデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン(25)のバルセロナ移籍が決定的となった。 チェルシーとの契約満了が今夏に迫り、以前からバルセロナ行きが噂されていたクリステンセン。ここ数日で一気に加速し、すでにメディカルチェックを完了させたという情報も舞い込んだ。 具体的な契約内容も徐々に明らかとなる中、確度の高い移籍情報を提供するジャーナリストのニコロ・スキラ氏が契約完了を明言。バルセロナとクリステンセンは、1年間の延長オプションがついた3年契約を締結、年俸は600万ユーロ(約7億6700万円)となるようだ。 アカデミー時代からチェルシーで過ごし、2014年10月のトップチームデビューから公式戦154試合に出場するクリステンセン。トーマス・トゥヘル監督からの信頼も厚いが、新たな挑戦に打って出るようだ。 2022.03.12 13:55 Sat3
バルサ行き濃厚のチェルシーDFクリステンセン、FAカップ決勝当日朝に欠場を申し出の事実…
バルセロナへの移籍が大きく取り沙汰されているチェルシーのデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンだが、FAカップ決勝でプレーすることを断っていたようだ。 チェルシーの下部組織出身で2014年10月にトップチームデビューを果たしたクリステンセン。ボルシアMGへの2シーズンのレンタルを経験して以降はファーストチョイスではないながらも堅実なバックアッパーとしての地位を確立し、公式戦161試合に出場している。 チェルシーとの契約が今シーズン限りで満了を迎えるクリステンセン。バルセロナへの移籍が濃厚となっており、メディカルチェックも完了しているとのことだ。 そのクリステンセンだが、14日に行われたリバプールとのFAカップ決勝ではメンバー外となっていた。 本来であれば、クリステンセンはこのリバプールとの決勝でプレーする予定だったが、イギリス『BBC』によると、試合当日の朝にトーマス・トゥヘル監督へ試合でプレーする準備ができていないと申し出て、出場を断っていたというのだ。 今夏の退団が濃厚であるため、来季の構想に入らない選手がシーズン終盤の試合で起用されないということはよくあるが、トゥヘル監督は移籍を認めながらも起用する方針だったとのこと。ただ、クリステンセン側から申し出たというのだ。同選手がピッチに立っていれば、タイトルが獲得できたかは分からないが、ケガなどではないという事実が混乱を表していることとなる。 2022.05.16 20:55 Mon4
渦中のクリステンセンにトゥヘル「彼はプレーしたくなかったわけじゃない。私はそう思っている」
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督がデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンに言及した。イギリス『デイリー・メール』が報じている。 今季もチェルシーで公式戦34試合に出場するものの、契約切れが今夏に迫るクリステンセン。フリーでのバルセロナ行きが決定的とされるなか、14日に行われたFAカップ決勝のリバプール戦を欠場した。 ただ、現地メディアが指摘したメンバー外の経緯が物議に。そのリバプール戦で先発予定されながら、試合当日にケガでもないのに、トーマス・トゥヘル監督にメンバーから外すよう申し出たというのだ。 バルセロナ行きが濃厚とされる状況もあって、様々な憶測がなされ、プロ意識を欠く行為と非難の声も少なくないなか、トゥヘル監督がその件に口を開いた。 「アンドレアスは(リバプール戦)当日の朝、私に話をしにきた。『出る準備ができていない。先発するのも、ベンチにもいるのも』とね。彼なりの理由があるんだ。それはプライベートなことで、秘密にしておく。ただ、ここ数週間、同じような状況で、今回が初めてじゃない」 「彼はプレーしたくないというわけじゃなく、プレーできなかったんだ。私はそう思っている。それは大きな違いだ。我々は受け入れざるを得なかったし、これからも受け入れるつもり。私はアンドレアスにああいった類の試合でプレーしたい思いがあったと今でも信じている」 なお、チームは19日に行われるプレミアリーグ第27節延期分のレスター・シティ戦を含めて残り2試合だが、ドイツ人指揮官はクリステンセンの出場可否について、「FAカップ決勝のときも知らせを受けたのは直前だった。この試合も、他の試合も予測できないね」と話している。 2022.05.19 14:30 Thu5
チェルシー退団のクリステンセン、バルサ行きについて「色々なことが上手くいく必要がある」
チェルシーを退団したデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン(26)が去就について語った。デンマーク『BT』が伝えた。 チェルシーの下部組織で育ったクリステンセンは、2015年7月にファーストチームに昇格。そのまま、ボルシアMGへのレンタル移籍となるが、2017年6月に復帰する。 復帰して以降は出場機会を増やし、チェルシーでは通算161試合に出場し2ゴール2アシストを記録。しかし、契約満了を迎え、今季限りでの退団が発表されていた。 同じくチェルシーで最終ラインを支えたドイツ代表DFアントニオ・リュディガーも退団し、レアル・マドリー移籍が既に発表されている中、クリステンセンは去就が未定となっている。 それでも、予てからバルセロナ移籍が取り沙汰され、時間の問題と見られている中、デンマーク代表の活動に参加しているクリステンセンが去就について口を開いた。 「どこでプレーしなければいけないのかはわかっている。上手くいけばすぐにだ」 「でも、しばらくの間、僕は自分が何をすべきかをわかっている。ちょうど良いタイミングを待っている」 バルセロナへの移籍が近づいている中で、まだその時期は不透明だと語るクリステンセン。その理由は自身の気持ちではないという。 「残念ながら、完全に僕次第ではないんだ。他にも、色々なことが上手くいく必要がある」 「静かにしてくれ。もう少し待たなければいけないと言いたいね」 決定するまではそっとしておいて欲しいと語るクリステンセンだが、バルセロナについて聞かれると、誰もが行きたいビッグクラブだと語った。 「ヨーロッパで最大のクラブの1つだ、問題があったかどうかに関わらず、選手にとって最も大きなクラブの1つであることには変わりない」 果たしてクリステンセンのバルセロナ行きはいつ決まるのか。相棒だったリュディガーとのクラシコにも注目が集まりそうだ。 2022.06.15 20:25 Wedバルセロナの人気記事ランキング
1
浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!
▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu2
バルセロナの至宝ガビに衝撃の事実「彼は靴紐の結び方をよく知らない」
バルセロナのスペイン代表MFガビの秘密が1つ明らかになった。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。 今季17歳という若さでファーストチームデビューを果たしたカンテラの至宝ガビ。10月にはスペイン代表デビューし、85年ぶりに最年少出場記録を塗り替えた。 ここまで公式戦に17試合に出場しているが、チャビ・エルナンデス新監督就任以降の6試合でもスタメン起用されており、新体制でもその存在感を遺憾なく発揮している。 その実力もさることながら、別の注目を浴びていたのがガビのスパイクの靴紐だ。 ガビは試合中に靴紐が解けた状態でプレーすることがよくあり、一種の迷信的な行いなのではないかとも噂されていたが、スペイン人記者のマルク・マルバ・プラッツ氏によると、その理由は単純なものだった。 「ガビは幼い頃から靴紐をほどいたままプレーしている。それは、靴紐の結び方をよく知らないからだ。彼は気にしていないし、それでプレーしている」 最近では、同僚のU-19スペイン代表MFニコ・ゴンサレスが、自身のインスタグラムで「学ぶ時間…」というコメントを添えて、ガビの靴紐を結んであげている写真を掲載しており、ガビの靴紐の秘密に関しては、チームメイトにも知れ渡っているようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】スパイクのひもが解けまくるガビ</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/gavi1.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/gavi2.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/gavi3.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2021.12.21 21:15 Tue3
メッシとC・ロナウドは似ているのか、バルセロナとレアル・マドリーからの退団の類似点と相違点
世界中で大きな話題となっているアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのバルセロナ退団問題。様々な報道がなされ、新天地の候補もいくつか噂されている。 メッシがバルセロナを去ることになる要因についても様々なものが挙げられているものの、やはり1つのクラブで長年プレーした選手、しかも世界最高峰の選手が退団を望むということは、サッカー界にとっては事件のようなものだ。 <div id="cws_ad">◆メッシ、バルサとアルゼンチンで積み上げた700のゴール!<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJpdXJXdEtuTyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> しかし、過去にもスター選手が、引退以外の形でチームを去って行くことは多くあったが、世界最高峰の選手ともなればそう多くはない。最も記憶にあるのは、やはりポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが挙げられるだろう。 世界最高の評価を分け合う2人のスターの退団に関して、類似点と相違点を改めて比較してみたいと思う。 <span class="paragraph-title">◆退団時の年齢</span> C・ロナウドとメッシの年の差は2歳。C・ロナウドはマンチェスター・ユナイテッドから2009年7月にレアル・マドリーへ加入。エースとしてチームを長年牽引すると、2018年7月にユベントスへと移籍。9年間の在籍でチームを去ったが、当時の年齢は「33歳」だった。 メッシは、2000年7月にニューウェルズ・オールドボーイズからバルセロナのカンテラに入団。2005年7月にファーストチームへ正式に昇格し、スター選手とプレーをしながら、自身がエースへと成長していった。今夏バルセロナを退団するとなれば、メッシも「33歳」。奇しくも、長年のライバルであったC・ロナウドと同じ年齢で、長年活躍したチームを去ることとなる。 <span class="paragraph-title">◆クラブ会長との関係</span> 類似点という意味では、選手と会長の関係も似ている部分がある。 C・ロナウドは、マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長との関係に問題があり、退団時にはサラリーアップの約束が果たされていないと主張していた。当時、マドリーはC・ロナウドとの契約延長を画策していたが、自身の扱いに不満を覚え、結果的にユベントスへ売却する事となった。 一方のメッシも、クラブとの関係は何年にもわたって冷え切っている。今夏にも契約延長交渉を行うとされていたが、一転して交渉がストップ。コーチングスタッフとの確執や、言われもない責任を問われたほか、バルトメウ会長が掲げているクラブのプロジェクトにもうんざりしているとされてきた。 また、新たに就任したロナルド・クーマン監督が相棒でもあったウルグアイ代表FWルイス・スアレスに対して電話で構想外を伝えたことが決定打となったともされ、クラブの進む方向性に大きな疑念を抱いた結果が、今回の退団希望につながったようだ。 互いに会長との関係がこじれた結果、退団を希望するという状況に。その点では似ていると言えるだろう。 一方で相違点もいくつかある。 <span class="paragraph-title">◆クラブにおける存在</span> C・ロナウドとメッシの大きな違いは、クラブにおける存在価値だろう。互いに世界最高峰の選手であることは疑いの余地はないが、かたや移籍で加入した選手、かたや下部組織から育った選手だ。 前述の通り、マンチェスター・ユナイテッドから加入したC・ロナウドは公式戦438試合で450ゴール133アシストを記録。ラ・リーガ2回、チャンピオンズリーグ4回など、16のタイトルをもたらせた。 一方のメッシは現時点で20年在籍。731試合で634ゴール285アシストを記録し、ラ・リーガ10回、チャンピオンズリーグ4回など、34のタイトルをもたらせている。 タイトルの差、クラブで残した数字にも差はあるが、メッシの存在はサッカーを超えたものになっていると言える。バルセロナの人々にとっての存在の大きさは、マドリッドの人々にとってのC・ロナウドとは比較にならないだろう。 <span class="paragraph-title">◆移籍金</span> また、両者の移籍金についても差が生まれることになる。C・ロナウドは3年契約で10億ユーロの契約解除条項があったものの、最終的には1億1200万ユーロ(約140億5000万円)の移籍金でユベントスへと移籍。クラブ側がC・ロナウドの希望に沿った形となった。 一方で、メッシはクラブを自分の意思で退団できるリリース条項があったものの、クラブ側は6月10日でその期限が切れていると主張。本来であればフリーで他クラブへ移籍できたところが、この条項が適用されなければ7億ユーロ(約878億円)の契約解除金がかかる可能性も。途方も無い金額だけに、移籍金がかかるのであれば、実質メッシの移籍は不可能と考えるべきだろう。 <span class="paragraph-title">◆監督との関係</span> また、監督との関係も異なる。C・ロナウドが退団したタイミングで指揮を執っていたのはジネディーヌ・ジダン監督だ。ジダン監督はC・ロナウドを信頼しており、チームの中でも当然のことながら中心に置いて考えていた。 一方で、キケ・セティエン監督との関係もあまり良くなかったメッシだが、新たに就任したロナルド・クーマン監督はよりその間に溝を生むことに。「チームを優先する」という明確な意図を示したクーマン監督だが、メッシが気にしたのはスアレスへの扱い。自身のことよりも、チームメイトへの扱いを大きく気にしているとも言われ、今回の決断をしたとみられている。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2020.08.26 21:15 Wed4
