広島レジーナ退団の松原志歩がデンマークの強豪フォルトゥナ・イェリングへ!U17では長谷川唯らと世界一を経験

2023.08.18 15:12 Fri
U-20女子W杯出場時の松原志歩
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U-20女子W杯出場時の松原志歩
サンフレッチェ広島レジーナは17日、海外挑戦のために退団を発表していた松原志歩(26)がデンマーク女子1部のフォルトゥナ・イェリングに加入することを発表した。大阪府出身の松原はセレッソ大阪堺レディース(現:セレッソ大阪ヤンマーレディース)の出身で、アルビレックス新潟レディースへ期限付き移籍を経て、WEリーグ発足年の2021年にS広島Rへと完全移籍で加入した。両サイドや中盤守備的な位置を主戦場とする。
年代別の日本代表にも名を連ね、2014年には高倉麻子監督率いるU-17女子日本代表で長谷川唯や長野風花らとともに、ホルヘ・ビルダ監督(現:スペイン女子代表監督)のU-17スペイン女子代表を下して世界一に輝いた実績を持つ。

なでしこリーグでは通算141試合32得点、WEリーグでは8試合に出場している。

フォルトゥナ・イェリングは国内リーグ11度の優勝を誇る強豪でUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)にも度々出場しているが、この2年はHBキューゲが台頭。今季は3季ぶりの優勝を目指す。
初の海外挑戦へ向け、松原はS広島Rの公式サイトを通じて意気込みを語っている。

「このたび、デンマーク1部のFORTUNA HJORRINGに移籍が決まりました。言葉や食事など大変なこともありますが、とにかく色んなことにチャレンジし大好きなサッカーを全力で楽しんで、大きな相手にも負けないように頑張ります。少し遠いですが応援していただけると嬉しいです。よろしくお願いします!」

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「彼女たちの分も背負って」いざ東京五輪へ! 高倉麻子監督は落選メンバーへの想いを胸に戦う「金メダルを獲りにいく」

日本サッカー協会(JFA)は18日、東京オリンピックに臨むなでしこジャパンメンバー18名を発表した。 2016年のリオ・デ・ジャネイロ・オリンピックの出場を逃したなでしこジャパン。オリンピックは2大会ぶりの出場となる中、18名の精鋭と4名のバックアップメンバーが発表された。 東京オリンピックの女子サッカーは7月21日に開幕。8月6日に新国立競技場で決勝戦を迎える。自国開催で金メダル獲得の期待が懸かる中、高倉麻子監督は当日の朝まで悩んだという18名を発表。チーム一丸となって金メダルを目指すと語った。 メンバー発表後、メディアの質疑応答に応じた高倉監督は、選手選考や東京オリンピックへの想いを語った。 「これまで多くの強化キャンプ、遠征を行っていく中で、たくさんの素晴らしい選手たちを選出し、そこで選手を気持ちよく送ってくださったなでしこリーグ、9月からはWEリーグのチームになりますが、そのチームの方々、関係者の方々に、お礼を申し上げたいと思います」 「また、関係者の皆様のみならず、合宿に参加してくれたメンバー、先日のキャンプには名前がなく、これまで残ってこれなかった選手でも、チームとともにトレーニングしたことによって、どれだけ大きななでしこのパワーになっていたかは、私自身感じているので、その努力をしてきた選手たちにもお礼を言いたいと思います」 「先日の合宿、親善試合、ウクライナ戦、メキシコ戦を戦う中で、いよいよオリンピックまで1カ月を切った中で、選手たちのパフォーマンスを用心深く見ました。本当にすぐそこにオリンピックの試合は迫ってきているので、選手のパフォーマンス、コンディション、もちろん心の中の様子といいますか、全部は見えませんが、選手の強い想いを観察しながら、本当にチームを作る上での総合的、複合的であり、特異性、特殊性、そういったことを考える中での、矛盾といいますか、こちらが立てばこちらが立たない。サッカーの試合での中でも起きる混沌という中で、誰を選んでいけば、今日本の女子サッカーが持ち得るベストなチームを作れるかを、本当に心を込めて選びました」 「今朝まで、最後の1ピース、2ピースは正直悩みましたし、朝も1時間ほど近所を散歩して、最後はこのメンバーで行こうと私自身は決心を固めて選んできました。選手個々の日頃の努力やプレーを間近に見た中で、どの選手も世界で戦っていけるという要素は持っていましたが、総合的に18人の選手を選びました」 ー今回発表した18名で臨む東京オリンピックへの自信は 「チームを作ってきた中で、様々な選手のトライ。私自身が日本の女子サッカーが進むべき方向性というものを選手と共に歩んできながら、トライもありエラーもありという中で、時間をかけてようやく選手自身が躍動し、私自身の目指していくサッカーということに関しても、色々な意味で歯車があってきたということを感じています」 「もちろん、今の時点でベストな状況ということではなく、オリンピックが始まる初戦から決勝の第6戦目まで、1試合1試合チームが成長する。それはプレーのみならず、選手自身の心の中も成長していく中で、金メダルを獲りにいくチームができると感じています」 ーキャプテンマークを巻く選手は。期待することと、その意味 「ディフェンダーでずっとこのチームになってからキャプテンを任せています、バイエルンの熊谷紗希にキャプテンを託そうと思っています」 「もちろん、彼女の年齢もチームの中で上になりますし、何より2011年の優勝したメンバーの1人でもあります。海外で長く様々な外国のプレーヤーとともに、チャンピオンズリーグで連覇をするチームでレギュラーを張ってきた選手なので、とにかくメンタルが強いですし、なおかつ人の意見を聞く耳を持った器の大きい選手であり人間だなと感じています。このチームのキャプテンは紗希以外には考えられないと思っています」 ー選手選考で最後まで悩んだ部分は 「6戦戦う中で、予選リーグ3つと、決勝トーナメントに入ってからの3つということを考えたときに、ポジションのバランスがあります。また、ビルを建てるのと一緒で、例えば1つのピースを変えたら、他もバランス的に変えるという図があるので、誰かと誰かを入れ替えれば済むという単純なことではないです。もし発想を変えて1人を変えると、それに伴って1人、2人というところが果たして良いのだろうかと考えが出てくるので、そこで大分考えを絞り出しました」 ーずっと10番を付けていた籾木結花ではなく岩渕真奈が10番となったなったが、その理由は 「代表の10番というのは本当にただの番号だと言えばそれまでですが、なでしこの象徴的な10番と言えば澤(穂希)さんになると思います。彼女の後に10番を背負う選手は、私の中でも重いという思いがあり、チーム発足時から岩渕はその候補の1人ではありました」 「ただ、どの選手もそうですが、グラウンドのパフォーマンスのみならず、チームを背負っていく顔になるという意味では、岩渕選手の持っているパフォーマンスや潜在能力を含め、人間的にも10番を託すときは成熟したときだと感じていました」 「意図的に8番という番号を背負ってもらっている中、ここしばらくのパフォーマンスや彼女の合宿中の言動に強い自覚を感じたので、今10番を託してもしっかり責任を果たしてくれると感じていました」 「東京オリンピックという大きな舞台で、彼女がチームの浮き沈みを背負って立つぐらいの気迫で10番を背負って、グラウンドで躍動してくれることを期待しています」 ー開幕まで残り1カ月。どう過ごすか 「サッカーは集団で戦うスポーツなので、1人1人、選手個々が何か自分の勝手でハミ出してしまうとチームの和が乱れるということもありますし、逆に飛び出しがチームを引っ張っていく両方の側面があると思います」 「選手には伸び伸びと世界一にチャレンジしてもらいながら、私自身はそのチームをとにかく同じ方向に向かせ、全員のパワーが同じ方向に向くように、精一杯戦っていきたいと思います」 ー2019年のW杯でも絞り込みを経験しているが23名と18名での違いは 「メンバーの人数が18人だったので、その部分は本当に違いました。絞り込んでいく作業は大変でしたし、悩みました」 「選手がレベルアップをして、たくさんの素晴らしい選手がいたので、そういった点でも絞り込んでいくことは難しい作業でした」 ー交代枠が5名になったことは選考に影響したか 「ここしばらく5名交代、トレーニングマッチは6名交代というところが通常になってきていたので、頭の中も舵を切りやすかったというのもあります」 「3人だったらどうだったかと言われれば、ちょっと変わっていたかもしれないと思いますが、仮定の話なのでなんとも言えないです」 ー世界のサッカーにも言及していたが選手の技術の進化について 「ワールドカップを含め、オリンピック、各クラブチームの試合を観る中で一番近いのは、2019年のワールドカップがありましたが、そこでのヨーロッパの国々の躍進というのは、ヨーロッパで開催された大会というプラスを抜きにしても非常に目覚しいものがありました」 「技術的にも戦術的にも洗練されながら選手たちが戦っているのを感じました」 「一番最初になでしこが世界に存在を知らしめた2011年は、技術的な部分や組織としてクレバーに戦う部分が称賛されましたが、そこを他のチームが追いかけてくる形になり、女子サッカーは発展してきたように思います」 「技術的な部分や組織の部分を、フィジカルを前面に出していたチームが着手したことで、私たちのチームが少し消されていくという部分もありましたけど、自分たちはその中でもさらにフィジカル的な要素を世界に追いつくべく細かな作業をしてきましたし、育成から様々な方々が、中学生、小学生に至っても、地域のたくさんの方々の協力の中で1人1人のサッカーの基本である止める、蹴る。状況の中でサッカーを判断していくという、頭の中のレベルが非常に上がってきたと感じています」 「それが、なでしこに上がってきたときに、選手のグラウンドの中での判断や気付きであったり、想像力、予測力というのは非常に上がってきたと感じていたので、自分たちの技術的な部分であったり、献身性、クレバーさに磨きをかけ、自分たちの武器で戦えるという手応えを感じながら、チームを作ってきています」 「そういった部分で十分に世界と戦っていけると感じながら、まだまだ課題はありますので、そこら辺は真摯に受け止めて、選手と1日1日大事にチーム力を上げていきたいと感じています」 ーあまり世界での経験値がないメンバーだが、その辺りはどう見ているか 「メンバーを絞り込んでいく中で、若い選手の台頭は大きななでしこの力になりましたし、若い世代の選手たちは多くがU-17ワールドカップ、U-20ワールドカップで世界一になった経験を持っています」 「もちろんフル代表の戦いは、全く次元の違うものですし、ましてや東京で開かれるオリンピックということで、どれぐらいのプレッシャーがかかってくるかは想像の範囲を超えるのかもしれないですけど、選手の経験という点では世界と戦ってきた経験は、育成年代の時から含めれば選手は物怖じするとは思いませんし、世界でA代表で戦ってきた選手は少ないですけど、若い選手に伝えながら、みんなでそういった経験の部分でのマイナスは補えると考えています」 ーFW4名の選出の理由は。タイプが異なると思うが。また、2019年は落選した田中美南に期待すること 「FWだけではなく、DF、MFも含めて魅力的な選手が揃ったんじゃないかと思います。ターゲットタイプもいますし、一発のプレーで逆を取れるタイプ、1つのキックでチャンスを作り出せる選手もいます」 「MF、FWという境目をつけず、様々な選手がチャンスを作り出していく、決める場所に顔を出して、連続してゴールを目指していくというところでは、いろいろな形が見えるので、そこの辺りは私自身も磨きをかけることは前提ですが、楽しみにしています」 「田中美南については、ボールを引き出す動きであったり、しっかり収めていく仕事、得点を決め切るということを要求する中で、彼女自身も自分のプレーと向き合い、1つ1つ真摯にサッカーに向き合う中で、成長を強く感じましたし、何よりも代表への強い思いをグラウンドで表現できるようになってきたなと思います」 「非常に調子も上がってきている選手ですし、今までの自分自身のサッカーのキャリアを考えれば、ここでやってやるという気持ちは非常に強いと思うので、大きく期待をしています」 ーリーダーが出て来て欲しいと常に要求されていたが、10番を背負う岩渕真奈の変化について 「このチームが成長してきたということは、もちろん岩渕選手のみならず、ここに名前が挙がっていない選手も含め、全員が成長を見せているという風に感じています。常日頃選手にリーダーシップをとって欲しいと言っていますが、それは持っている才能や、持っている想いが、人に伝わらない、グラウンドで表現できないならば、持っていないのと一緒だという私の考えがあるので、そこは選手にいつも要求してきた中で、最近は自分が持っている想いを出してくることに関して、みんながその想いを示すようになったと感じています」 「岩渕も、若い頃から注目を一身に受けて、期待を受けて心の内側を考えれば苦しい部分もたくさんあったと思いますけど、焦りや責任感、うまくいっていること、いっていないことをうまく処理できたのではないかと感じています。それをグラウンド上でもパフォーマンスとして、結果として出せるようになってきたなと感じています。それを成長として感じています」 ー上位のチームと争う時に和だけではなく、個でも引っ張っていく必要があると思うが 「選んだ選手全員に関して、大会中に化けるというか、ラッキーガール的な存在が出てくれば、チームの大きな力になると思いますし、とてつもない力を与えてくれると思いますが、そこを待つのではなく、選手全員が毎日の練習、日々の生活の中、戦う仲間との生活の中で、自分の想いをグラウンドで表現し出すということで、チームの結束が高まり、シンプルにプレーの質が上がって行ったり、リズムが上がって行ったりが起きると思うので、今選んだメンバーはグループとしても、そういったことを表現してくれると思っています」 ーバックアップメンバーを選んだ理由と期待していること 「18人に何かがあった時には、そのメンバーがすぐにグラウンドに出て戦うことになるので、登録上は18人になると思いますが、メンバーは22人だと捉えています。そういった捉え方をしながらも、心身ともに健康であること。ケガをしていないことが1つポイントになりました」 ー塩越柚歩と北村菜々美を招集した理由と期待するところ 「個人を理由を選んだ理由が1つではないので、なかなか説明しにくいんですけど、シンプルにパフォーマンスが良いという一言に尽きることもあります」 「プレーの幅が2人とも1つのポジションだけとか、自分の持っている得意なプレーだけということではなく、チーム戦術の中で比較的どこのポジションにおいても理解の中で自分自身を発揮できる強さを感じたので選びました」 ー選手に求めること、2019年のW杯からの変化は 「跳ね返りの強さはずっと選手に求めています。チームの約束事、私の要求することをだけをやっていればチームが勝てるわけではないですし、そこを超えて自分自身を表現するんだという、自分自身のプライドを感じる選手は期待を抱かせてくれます」 「日々、トライをして、失敗があった時に成長して行っている選手というのは、この先もサッカー選手を続けて行く限り成長できると思っているので、そういった選手は本当に良い選手、偉大な選手になって行くと思っています」 ー今大会に求めるところは 「東京オリンピックという世界大会、東京で行われるという重圧の中で、選手がどんな状況になって、どんなことを思い、マイナスの要素もたくさんあると思いますが、その時にどれだけ強く地に足をつけて立って前に進もうとするかが、全ての前提だと思うので、チャレンジし続けること、強気で進むことを選手に求めたいですし、私自身もそうありたいと思います」 ーメンバー選考をビル建設に例えていた。どんなビルを建てたかったか 「シンプルにコンクリートでできたビルだと思いましたが、本当に建てるのであれば、ピカピカな素材ということではなく、素材に含まれるものが高貴なものであって欲しいと思いますし、見えないところでしっかりした素材でできていて、シンプルで美しいビルでありたいと思いますし、色々な人がそのビルを見て、何か心を揺さぶられるような建物であればと思っています」 ー初戦のカナダ戦に向けて 「オリンピックの先陣を切って戦うということを考えただけでも、凄い重圧が来るんだろうなと想像しながら、それでもやることはサッカーのゲームなので、その試合に全神経を集中し、今ある全てを注いで、1試合に集中して戦うことに集中して、全員で心をひとつにして戦えればと思います」 ー今朝、散歩をして最終的にメンバーを決めたというが何か変化はあったか 「合宿中もそうでしたが、合宿が終わってからもどの選手を選考しようか、昨日は悶々としていました。寝るのは早かったんですが、目が覚めたのも早く、近所の公園を1時間半ぐらいボケっと散歩していました」 「散歩が終わる頃にはこうしようと気持ちが固まりました。自分自身の気持ちの問題なので、おおよそ決まっていたので、多く色々なものがガラッと変わったということはないです」 ー1年の延期で得た若手の成長と、女子サッカー発展のためにどうして欲しいか 「誰も想像し得なかったこのコロナ禍で、たくさんの方々が苦しむ中、医療従事者の方々の日々のご苦労を思い、去年の今頃のことを思えば、先の全く見えない中で、選手たちはサッカーから離れた生活を物心着いてから初めてしたと思います。私自身も一緒で、選手も私も世界平和とみなさんの健康があってこそのスポーツ、サッカーであることを見に染みて感じる中、ようやくサッカーが色々な方々のおかげでできるようになった時に、選手にサッカーへの想いがさらに強く芽生えたのかなと思います」 「昨年の10月、11月にJヴィレッジでキャンプをなんとかやらせて頂いた時の選手の表情だったり、シンプルにチームの中でのパワー、熱気みたいなものが確実に上がったと肌で感じました。この1年の中で選手たちが出てきたことは、日本にとってプラスですし、その中でも以前からもちろん活躍していた選手も戦いながら、みんなで切磋琢磨して、この18人が居ると思うので、全員の力でチームの底上げをしてきたなと思います」 「非常に目に見えないところではありますけど、中々偉大な世界一になった2011年のチームを追いかける。そこを超えていかなければいけないという選手の心の中やプレッシャーは、本当に大変なものだと思いますし、選手1人1人の努力があっての、この舞台だと思いますので、このチームを見た小学生や中学生が、なでしこのサッカーへの想いを感じてもらい、日々の練習でレベルアップをして、いつの日かなでしこのバトンを受け取ってくれるものを作るためにも、この18人、22人で良い結果を残したいと思います」 ーメンバーに鮫島彩が居なかったが、なぜ他の選手を選んだのか。選ばれなかった選手への想い。 「鮫島選手は、私が監督に就任して少し経ってから代表に入ってきて、非常に勉強熱心で、サッカーに対する想いの強さがあり、向上心も強く、様々な合宿の中で成長して、今も成長を続けている選手だと思っています。合宿の中で良いパフォーマンスがあったり、もちろん課題があったりという中で、間違いなく日々彼女の100%の努力をしてきたと思います。最後までなかなかノドを通らないご飯を食べている姿や、1人でケガの治療をしている鮫の後ろ姿は見てきました」 「その中で、この大きな舞台にチャレンジすることでの決断は簡単ではなかったですが、私自身、若い選手の成長や勢いを一方で感じていて、サッカーが進歩していく中で、選手に求められる役割は、ディフェンスの選手はディフェンスだけ、オフェンスの選手はオフェンスだけということではなく、総合力が求められるという、非常に難しい課題が選手にはあります」 「日本のチームを作るときに、自分たちがボールを持ったときにいかに優位にゲームを進めるかというところに重点を置いて考えたときに、今の選手たちという風になりました。鮫だけではなく、他の選手も自分の特徴を精一杯だし、日々本当に勉強する気持ち、素直な気持ち、葛藤がありながら合宿中もプレーしている姿は私の中にはずっとありますし、その選手あってのこの18名、22名だと思っているので、彼女たちの分も背負って、最後まで諦めずになでしこらしい戦いをしていきたいと思います」 2021.06.18 18:42 Fri
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「最後は一緒に喜びたかった」5年間の指揮を終えた高倉麻子監督、世界と戦う上で足りないものは「ボックス内での仕事」

日本サッカー協会(JFA)は27日、なでしこジャパンを指揮する高倉麻子監督(53)の退任を発表した。 8月末の任期満了をもって退任となる高倉監督は、2016年4月に佐々木則夫前監督の後任として、なでしこジャパンの監督に就任。日本では男女を通じてA代表で初の女性指揮官となった。 高倉監督は、2018年4月の女子アジアカップで優勝。2019年のフランス女子ワールドカップではベスト16で敗退。そして1年延期となった2021年の東京オリンピックでもベスト8での敗退と、世界を相手に結果を残せないままの退任となった。 退任を受け、27日に高倉監督は緊急のメディア対応を実施。その中で、なでしこジャパンを率いた想いや、東京五輪での戦いについてコメントした。 ◆高倉麻子監督 「今回、東京五輪を終え、残念ながら自分たちが望んだ結果ではありませんでしたが、1つの区切りとして私自身は8月末をもって退任することとなりました」 「皆さんの前で、こういった小さな機械を前に話すのではなく、顔を合わせてお話ししたかったですが、こちらでお話しさせていただきます」 「5年間なでしこジャパンの監督という、非常に責任ある立場を任せていただき、非常に光栄でしたし、私自身は話を受けた時には女子サッカーの世界中の発展を考えれば難しいチャレンジになるとわかった中で、覚悟を決めて話を引き受けました」 「5年という時間が長かったのか短かったのかは判断しかねますが、毎日、日々日本の良さとはなんなのか。世界と戦っていくためにどんな武器を持って戦っていくべきかを国内リーグ、海外の様々なリーグであったり、ヨーロッパ選手権やチャンピオンズリーグも見ました。その中で模索する日々だったと思います」 「いつもそのことを考え、選手とともにいかに短い時間でやりたいことを落とし込んでいくかということも、非常に難しかったですが、選手が非常にポジティブにトライしてくれたと思います」 「その中で、アジアの大会であったり世界での大会という中で、アジアでは一定の結果は選手の頑張りで獲ることができたと思いましたが、2019年のW杯、今回のオリンピック含め、思ったような結果が出なかったというのは私自身の力のなさだと思います」 「世界のサッカーが急激に進歩していることを感じますし、種を蒔いたのは2011年のなでしこジャパンのサッカーだったのかなと思います。種を蒔き、世界中でその花が咲いているのを受けて、こちらが受けて挑戦している状況かなと思います」 「オリンピックに関しては、コロナ禍でたくさんの方にご尽力いただいて開催できたことには感謝の気持ちしかありません。振り返ってみると1年延期やチーム作りは難しいところがあったと思います」 「色々な規制がかかる中で、オリンピックの初戦まで1年半海外の強豪国と試合ができなかったことで、初戦から相手のスピード、パワーを受けてしまった難しさはありました」 「1つ1つ自分たちの力を考えれば、簡単な試合はなく、修正をかけなければメダルに届かないと自覚しながら進みましたが、エンジンがかかる、世界の強度に選手がしっかり対応するところで試合が終わってしまった感じはあります」 「最後のスウェーデン戦は、力も勢いも一番あったチームだと思いますが、日本らしいサッカーができたと思います。早い時間帯で課題である失点はありますが、選手たちは勇気を持って最後まで戦ってくれたかなと思います」 「私が考えてきた日本の技術であったり、戦術理解であったり、献身性、持久力、アジリティ、パスで丁寧に崩す、自分たちがサッカーを作るというところでは良いチャレンジができたかなと思います」 「課題というのはどの時代にもどのチームにもあると思いますし、この結果が決して良かったわけではないことで、全てを否定するのではなく、積み上げてきたものを自分たちで信じて、しっかり立ち上がって前に進んでいくことが大事だと思います」 「リーグとともに歩んできた、両輪で歩んできましたが、この先WEリーグが始まり、選手もプロとなって、より多くの時間をプロとして使えるので、1選手としても、1人の女性としても、1人の人間としても素晴らしい時間を過ごしてほしいと思いますし、女子サッカーの飛躍と発展を望みながら過ごしていきたいなと思います」 ー今回は任期満了での退任。その想いは 「日々長い時間なでしこの監督として過ごす中で、今回のオリンピックは1つの区切りだと自分で考えていたので、メダルが獲れていたとしても、自分としては退く時かなと思っていました」 「任期満了でこの立場を離れることにネガティブなことは何もありません。次にバトンを渡す時が来たのかなと思います」 ー今後の女子サッカーはどう育っていったらいいか 「日本の女子サッカー界が世界に出ていってから、常にフィジカル、インテンシティとの戦いというのがあったと思います。その部分でサイズもそうですし、一瞬の爆発的なパワーというところでも、どうしても差が出てしまう場面というのはあったかなと感じています」 「ただ、そこで私たちは勝負するのではなく、より技術的な部分であったり、コンビネーションもそうですし、試合の運び方含め、そういった巧さ、精度を高めていくことが日本の良さだと思います」 「どの分野でも日本は器用だと思います。フィジカル的に大きな課題を持ちながらも、進んでいければと思います」 ー今後なでしこジャパンに必要な武器は 「日本が持っている技術的な部分であったり、組織的な守備もそうですし、コンビネーションもそうですけど、みんな持っていたと感じるかもしれないですが、日本が持っている細かい技術というのは、他の国の選手が持っているものとはちょっと違っていたと思います」 「ちょっと人を外すことであったり、コンビネーションもより細やかではあると思います。その部分で戦っていけたらという部分は、常々選手に話していました」 「ただ、精密機械ではないですが、ちょっとズレただけでも相手の圧力の前に潰されてしまうものであるので、フィジカル的な要素。ちょっとズレた時に身体能力でカバーできたり、そこを高めていくことを持ちつつ、精度というのは技術やタイミングなど、細かいことにこだわりながら、どれだけ細やかなところが積み上げていけるかが大事かなと思います」 ー今後はどういった形でサッカーに関わりたいか。代表監督をやったことの思い 「正直、話を引き受けるとなった時は、あまり考えると引き受けられないので、あまりにも重いなと思って、考えないで飛び込んでいくと決めて引き受けました」 「常々チャレンジする人間でいたいと思っていますし、転んでも起き上がる人間でいたいと思っている中で、自分自身が選手としても指導者としても道無き道を行く立場だったので、悩みは多かったですが、選手たちとたくさん笑ったこともありますし、ムカついたこともたくさんあります。その中で丁寧に積み上げていけたかなと思います」 「結果が出なかったことは自分自身で悔しい思いしかないですが、ただチャレンジはしてきたので、女子サッカーがこの先大変なトライになると思いますけど、自分自身がそれに関わっていくのか、全然違うことをするのかは全く白紙で、どうしようかなというのを日々ぼやっと考えている感じです」 ー高倉監督のチームは攻撃的なチームだと思っていたが、五輪では守備を固めたように見えた。その理由は 「私自身もサッカーは攻守一体ですし、守備的、攻撃的という表現はされますが、相手との力関係の中で、守備的な時間帯、守備的な試合、攻撃的な試合、攻撃的な時間帯はありますが、強気でサッカーをしたいということを志向してきました」 「ただ、1年半近く強度の高い試合ができなかったことは、今になって思えば、チームにとっては残念だったというか、そういうことを体感できずにオリンピックを迎えてしまったことは、やはり大きなマイナスだったかなと正直思っています」 「ただ、その前も強いチームと何回も試合をして、うまくいかない中でもこれぐらいならやっていけるという計算もありつつ、チーム作りをしてきました」 「色々な選手が関わって攻撃をしていくということは、スタッツと印象で違って、シュート数は大きく差が開いていたわけではなく、決めきるというところに関してパンチ力が1つ足りなかったということは課題として残るなということがあります」 「相手の強度や相性の中でやりたいことがやれるやれないはありましたが、選手がやりたいサッカーを理解してトライしてくれたと思います」 「ただ、1、2戦に関してはカナダ戦で早い時間帯で失点したことで後ろに重くなり攻撃にアグレッシブになれなかったこと、イギリス戦も強力なFWがいることで後ろに重くなったことは残念でしたが、そのあとは持ち直してくれたと思います」 ーこれまで指揮してきたこと、東京五輪の結果を受けて女子委員会から何か注文があったりしたか 「今回のオリンピックで、1戦、2戦を戦って思うような戦いにならず、だいぶ批判を受けたなと自分自身は感じていましたし、選手自身はコロナ禍で部屋にずっといる中で、そういったものを目にして、自信や勇気が抜かれていくじゃないですが、そういった様を見る中で、私自身も初めての感覚でしたけど、難しい戦いだったなと思います」 「観客もいない中で、なんとなく誰からも応援されていないという感覚になったり、その中で勇気を出して戦う難しさを感じていました」 「それでも一戦一戦戦うことを最初に話をしていたので、よく持ち直して戦ってくれたと思います。協会の方からは会長からもそうですが、今現在の状況の中では、最後のスウェーデンに対して3-1という結果ですが、互角とは言えないですが、それに近い試合をしてくれたことは良かったんじゃないかとは言っていただきました」 「日本のスタイルはこれで完成していないですし、良さを表現できたわけでもないですが、方向性は大きくズレていないという話は出ています」 「もちろん積み上げも、色々なことをもっと大きくすることは大事ですが、そういった評価の中で、自分の希望がどうこうではなく、オリンピックで潮目だなと思っていたので、自分が続けたいとか、あまりそういったことは思っていなかったです」 「女子サッカーがまた発展していくために、選手も指導者も、色々なパワー、違う風を受けながら進んでいくことは大事なので、自分自身が残せることは全て伝えていきたいと思います」 「私が全て正しいわけではないので、進むべき方向を見て進んでいっていただければと思います」 ー日本が足りなかったと思う点、世界の伸びのスピードにどう対応していくべきか 「足りなかったことは、先ほど言ったように色々な局面での強度、ボックス内でゴールを奪う、ゴールを守るスポーツなので、チャンスを作るのではなく、どんな形でも決め切る力が必要だと思います」 「絶対的なストライカーみたいな選手が出てくるのを待つわけにはいかないので、月日が流れる中でそういった選手が出てくることもあると思いますが、どれだけコレクティブにゴールに向かっていけるかが大事です」 「ボックス内での仕事。GK、CB、FW、決め切る、打たせない、やらせないという強度をより上げていくことが大事だと思います」 「ヨーロッパの国々がすぐに隣同士で遠征できたり、3、4チーム集まって親善試合ができるのとは違って、遠くまで出かけないと強豪国と戦えないという状況はあります」 「私の知り合いも含めて、最初の頃はよくトライできていたと思いますが、今後もより早くスケジューリングする中で、強豪国との対戦ということは数多くこなしていけないと思います」 「リーグとの両輪もあるので、リーグの中にそういった欧米の選手、アフリカの選手、アジアでもフィジカルに優れた選手を呼んで、リーグに違う血を入れてもらうことも大切だと思います」 ーこの5年間で胸を張れる部分、失敗した部分 「胸を張れることは大してないです。チームは生き物で、想像だにしないことは裏で起きていることもありました」 「選手に対してもチームに対しても良いところに目を向けて、ネガティブなことをあまり問題にしないように。解決はしますが、そういった中でチームを作れたことは悪くはなかったかなと思います」 「世界大会で結果的には勝負所で勝ちきることができなかったので、そこはずっと自分で悔しいままいくんだろうなと思います」 ー監督を務めていて1番悩んだこと 「再び世界一を獲るんだという強い思いをもって、もちろん世代交代を考えながら、ただ若い選手を使うつもりもなかったです」 「中堅の選手たちにも光るものがある限り、そういったところでチャレンジして試合で使ってという中で、アジアの中ではギリギリではあっても試合の流れを読み、交代選手、試合での選手の使い方、チームのやり方を考えて勝っていけましたが、2019年のオランダ戦で、後半自分たちに流れが来て、どこで仕留めようかというところまで考えられたのに負けた時のスタジアムの雰囲気はずっと自分の中にありました」 「そこから世界で勝てなかったことへの自問自答と、なんでなんだろう、何をしなければいけないかということはずっと苦しかったです。それがあってこその次のトライとなりましたけど、オリンピックでもなかなか勝ち切れませんでした。そこは自分自身で悩んでいました」 ー世代交代の過渡期に監督を務めた。W杯、五輪を若い選手が経験したことをどう生かして欲しいか 「結果的に若い選手を多く選出するという形になった中で、平均年齢も今回は1番目か2番目に結果的に若くなったと思います」 「本当に尽きないですが、選手がこの戦いで自分自身にどれだけ矢印を向けて、いちサッカー選手として深く考えて、どれだけ深く突き詰めていくかだと思います」 「それはWEリーグで積み上げていってくれることだと思いますし、誰一人思いがなくて戦った選手はいないと思いますが、もう1個届かなかったという点では、よりメンタル的な部分でも、体も心も技術も全てですが、もう1つ先に行って、次に向かって悔しい思いをぶつけて欲しいと思います」 ーマッチメイクに男女の差を感じているか、取り組みに対して思うことがあるか 「マッチメイクに関してはもちろん要望を出していましたし、マッチメイクをしてくださる協会の方も努力をしてくださって、あらゆる手を使ってくれました」 「なかなか上手くいかなかったので、こういう風なマッチメイクになりました」 「遠く日本まで来てくださったチームには感謝していますし、コロナ禍で致し方ない部分があったので、その辺はやれる中で常にベストを尽くしてということであったり、状況が揃わなければある中でやるしかないので、男子高校生、大学生に力を借りてやりました」 「女子の登録人数がまだ5万人前後のなかで、協会が女子にかけるパワーは同じというわけにはいかないと聞いています」 「その辺りも変わっていってくれればという思いはありますが、1つの場所、1つの部署が頑張るのではなく、みんなで力を合わせて、多方面からプローチをして強化していかなければいけないと思います」 ー最後に一言 「最後になりますが、皆様にお礼を言いたいと思います」 「私自身が監督を引き受けて、ずっと日本の道を探ってきたと言いましたが、2011年のワールドカップでの優勝がなでしこの1つの大きな転機だったと思います」 「その時に私はフランクフルトで試合を見ていましたが、日本が優勝して、元アメリカ代表キャプテンで監督をやられた友人がいましたが、「おめでとう」という言葉と同時に「ここからが大変だぞ」という言葉をもらいました」 「言われた時にはあまりピンとこなかったですが、自分が監督として戦う中で、いつもその言葉が頭にあって、アメリカはそのプレッシャーと30年戦っている。日本も2011年を境にそういったステージに突入したんだなということを感じながらずっと戦ってきました」 「ハードな道ではありましたが、良いトライができた部分と、まだまだ足りなかった部分は指導者である限り学び続けたいと思います。これからの女子サッカーの発展を願っています」 「雨の日も風の日も、遠くでも近くでも、取材に来てくれた方々が応援してくれた姿は忘れませんし、最後は一緒に喜びたかったです」 「女子サッカーの発展のためにも皆さんの評価、批評が必要なので、これからも女子サッカーが盛り上がるために力を貸してもらいたいと思います。5年間お世話になりました。ありがとうございました」 8月27日 18:22 2021.08.27 18:30 Fri
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本田美登里監督がウズベキスタン女子を率いパリ五輪アジア1次予選突破の快挙! 苦難、享受、なでしこと対戦の可能性にも言及「10年後ぐらいは面白いんじゃ」

日本女子サッカーの先駆者の1人、現在はウズベキスタン女子代表の監督を務める本田美登里氏が、日本サッカー協会(JFA)のオンラインインタビューに登壇した。 現役時代は日本女子代表としても通算44試合に出場し、指導者としても岡山湯郷Belle、AC長野パルセイロ・レディース、静岡SSUアスレジーナ(現:静岡SSUボニータ)などで指揮を執ってきた本田監督。2022年1月からはJFAによる指導者海外派遣の一環として、ウズベキスタン女子代表の監督を務めている。 海外挑戦の動機には、JFAからのアプローチに加え、日本サッカーの現状は外部からどのように見えるのかと、めぐる想いもあったようだ。 「長い間、日本の女子サッカーを見てきている中で、ちょっと外から見てみたらどんな風に見えるのか。高倉(麻子)ジャパンをすごく応援していたんですけれども、なかなかいい成績出せないままに終わってしまって、(日本に)何が足りて何が足りなくてっていうところを見てみたいっていう思いがあった」 ウズベキスタン女子は3月24日付のFIFAランキングでは50位、アジアでは10番目に位置している。本田監督は就任後、アメリカ遠征やトルコ遠征など精力的に強化を進め、今年4月に開催されたパリ・オリンピックのアジア1次予選を3連勝で見事に突破してみせた。 予選では3試合で19得点無失点。成績だけなら盤石に思われるが、「日本では起こり得ないことがものすごいたくさん起きて、一次予選突破もできないかなというくらい」と残すほどの大仕事だったようだ。 「まぁ、アジアのあるあるですよ」とこぼしたのは、規律の甘さだ。選手のみならずスタッフも含めて時間にルーズで、遠征時でも集合時間通りに顔を出すのは2、3人。練習当時のグラウンドもないこともあれば、スリッパにピアス着用も当然といった中、規律を求めることに苦労したという。 「国民性がそうなのか、怒ったところで改善がないので怒るだけ損。なので、対応力というよりは忍耐力」と語ったが、レジェンド級の選手を一時招集外とするなど、荒療治も決行。とはいえ、「日本の選手もウズベクの選手も、見てほしい、声を掛けてほしいっていう選手は非常に多い。20人いたら20人の選手に目を配ることは今までもしてきまたし、日本とは変わらない部分」と、選手に寄り添う姿勢も忘れない。なお、ウズベキスタンの選手の方が「プレミアというか賞金に対しての目の色が違うので、UFA(ウズベキスタンサッカー協会)がニンジンをぶら下げるっていう作業はしていると思います」と、ならではの情報も明かした。 パリ・オリンピック女子サッカーの出場チームはホスト国を含めて「12」。アジアには2枠が割り当てられている。 アジア2次予選にはウズベキスタンのほか、1次予選を突破したイラン、ベトナム、タイ、フィリピン、チャイニーズ・タイペイ、インドに加え、1次予選を免除されている朝鮮民主主義人民共和国、日本、オーストラリア、中国、韓国が参加。4チーム3グループに分かれての総当たり戦で、各組1位と2位の成績最上位が3次予選へ向かい、2組のホーム&アウェイ戦で出場権を争う。 10月に行われる2次予選の組み合わせはまだ決定していないが、ウズベキスタンがなでしこジャパンと対戦する可能性も大いにある。「(ここ数試合の)日本の失点も見ているので、ちょっとボールを放り込んだら面白いかなと思ったりはしています」と、日本を分析している。 「(ウズベキスタン選手の)ポテンシャルは身体能力含めてものすごい高い。でも、それがサッカーという競技にイコールになっていないので、磨きをかければかけるだけ素晴らしいものが生まれるポテンシャルを持っている。今ではないですけど、10年後ぐらいのウズベキスタンは面白いんじゃないかなっていう風に思います。10年はいませんけど」と、将来性にも期待している本田監督。ウズベキスタンの今後の飛躍、そして本田監督の手腕にも大きな期待が寄せられている。 2023.04.18 19:55 Tue

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30年前に欧州を制したユニフォームがモチーフ、デンマーク代表のW杯ユニフォームが発表!

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デンマーク代表ヒュルマンド監督、2026年夏まで契約延長

デンマークサッカー協会(DBU)は6日、カスパー・ヒュルマンド監督(51)と2026年7月31日まで契約を延長したことを発表した。 2020年8月にデンマーク代表の指揮官に就任したヒュルマンド監督は、2021年夏に行われたユーロ2020でベスト4進出に導く手腕を発揮。2022年カタール・ワールドカップではグループステージ敗退に終わったが、本大会出場に導いていた。 ヒュルマンド監督は契約延長を受けて「私の目標はデンマーク全土を一致団結させて鼓舞し、子供たちやクラブに何かをお返しすることだ」とコメントしている。 2023.06.07 07:30 Wed
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「全てのヒーローがマントを着ているわけではない」バロンドール授賞式でドログバが感動のスピーチ、エリクセンの命救ったケアーに敬意

元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏が、ステージ上で改めて敬意を示した。 29日、『フランス・フットボール』が主催するバロンドールの授賞式が開催。パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2年ぶり7度目の受賞を果たした。 授賞式では他の表彰もされた中、プレゼンターを務めていたドログバ氏が壇上でスピーチ。1人の選手への敬意を表した。 「この場を借りて、私にとって大切なことをお話ししたいと思います。今年、本当に功績のあった人物に敬意を表したいと思います」 「この男はヒーローです。これはフットボールや我々よりも大きいことです」 「ケアーは友人でもある、クリスティアン・エリクセンの命を助けました。賢い人々は、全てのヒーローがマントを着ているわけではないと言いました。シモン・ケアー、ありがとう」 これは、今夏行われたユーロ2020のデンマーク代表vsフィンランド代表の一戦で、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが卒倒し、ピッチ上で心肺停止になった事件に関するものだ。 エリクセンがピッチ上で倒れた際、DFシモン・ケアーが最初に異変に気がつき駆け寄ると、救助を呼び、その後はエリクセンの妻のケア、チームメイトとともにエリクセンを囲う壁を作るなど、素晴らしい対応を見せていた。ドログバ氏は改めて賛辞の言葉を送り、会場は拍手に包まれることとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】ドログバ氏がケアーを称えるスピーチ、会場も拍手に包まれる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">This is more than football. <br><br>Thanks <a href="https://twitter.com/simonkjaer1989?ref_src=twsrc%5Etfw">@simonkjaer1989</a> for being you! <a href="https://twitter.com/hashtag/ballondor?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ballondor</a> <a href="https://t.co/Z84TCbiafE">pic.twitter.com/Z84TCbiafE</a></p>&mdash; Ballon d&#39;Or #ballondor (@francefootball) <a href="https://twitter.com/francefootball/status/1465418482607177730?ref_src=twsrc%5Etfw">November 29, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.30 15:50 Tue

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