なでしこジャパンの杉田妃和がポートランドと2026年まで契約延長!GM「ヒナは特別な才能を持っている」

2023.12.14 15:55 Thu
アメリカでのプレーを続ける杉田妃和
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アメリカでのプレーを続ける杉田妃和
ポートランド・ソーンズFCは14日、なでしこジャパンのMF杉田妃和(26)との契約を2026年まで延長したことを発表した。チームのゼネラル・マネージャー(GM)兼サッカー運営部長のカリーナ・ルブラン氏は「ヒナは明らかに特別な才能を持っていて、我々のスタイルに独特なフレアを加えてくれます。彼女のような才能と個性を備えた選手がメンバーにいることは幸運です」と、杉田を評価し、長期契約締結を喜んだ。
藤枝順心高校出身の杉田は、高倉麻子監督率いるU-17日本女子代表の一員として2014年のコスタリカU-17女子ワールドカップ(W杯)で優勝を経験。自身も大会最優秀選手(MVP)に選出された。

2015年にINAC神戸レオネッサへ加入。2022年1月にソーンズへ完全移籍を果たした。

NWSLの全大会2シーズンで48試合に出場。13ゴール7アシストを記録した。デュエル勝利数190回、タックル成功数47回、チャンスクリエイト数65回、ドリブル成功数43回という攻守を伴った数字のほか、パス成功率81.95%はチームのMF、FW陣の中ではトップとなっている。
なでしこジャパンとしてもオーストラリア&ニュージーランド女子W杯に出場するなど、46試合3得点を記録。パリ・オリンピックアジア最終予選や本大会へ向けても大きな期待が寄せられている。

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パリ・オリンピックアジア最終予選となる北朝鮮女子代表との2連戦へ向け、13日に始動したなでしこジャパン。17日に国内キャンプ5日目を迎え、トレーニング後にはMF杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC)がメディアの取材に応じた。 なでしこジャパンは2大会連続6度目のオリンピック出場を懸け、北朝鮮と24日に第1戦(開催地未定)、28日に国立競技場での第2戦を迎える。 WEリーグ組が中心となって行われている国内キャンプは、追加招集の北川ひかる(INAC神戸レオネッサ)が合流して13名。トレーニングメニューは限定されるが、これまでも相手のプレス回避を意識したビルドアップなどが行われてきた。 杉田自身は「(大人数で)組織の練習ができない分、個人の課題やトライしたいことを大事にして、人数が少なければボールに触われる回数も増える」と、前向きな姿勢で取り組んでいる。 「挑戦してうまくいかない部分も絶対に出てくると思いますが、今だったら持ち味にできる可能性もある。そういう失敗も、挑戦して成功に変えていけるようなトライはしていきたいと思っています」 対戦相手の北朝鮮に対しては、「自分自身はトップで戦ったことはないですが、(初めて)戦える楽しさもあれば、緊張感もあるので、いい準備して臨みたい。受け身ではなく、自分たちからどんどん仕掛けに行くのも大事なのではと思います」と語る。 また、今回のメンバー発表前には、これまで名を連ねてきたMF宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)やMF猶本光(三菱重工浦和レッズレディース)が相次いで負傷。15日には遠藤純(エンジェル・シティFC)もケガのために不参加が発表された。 仲間の離脱について、沈痛な面持ちで口を開いた杉田は、彼女たちの想いも背負って結果を残したいと、言葉にした。 「大事な大会の前でそうなってしまったのは本当に悲しいですし、自分たち含め、すごくショックではありますけど、そういう人たちのためにも、それ以外の見てくれている人たちのためにも、やれることは変わらないと思いますし、そういうものを背負って、いい結果でいい内容で、一緒に戦ってもらえるようなプレーを見せていけたら」 2024.02.17 21:15 Sat
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