髙瀬愛実の豪快ボレーでINACが首位堅持!長船復活の浦和Lはなでしこ期待の新星・石川璃音の決勝点で追走《WEリーグ》
2023.03.05 16:05 Sun
5日、Yogibo WEリーグがおよそ2カ月ぶりに再開し、第9節の5試合が各地で行われた。
首位に立つINAC神戸レオネッサはアウェイで3位のマイナビ仙台レディースと対戦。新戦力と元なでしこジャパン戦士が結果を残した。
[3-5-2]でスタートしたI神戸は今冬にセレッソ大阪堺レディースから加入した筒井梨香を3バックの中央で、小山史乃観を左ウイングバックで先発起用した。すると、試合開始早々の3分。筒井は阪口萌乃のFKを頭で合わせてネットを揺らし、早々にWE初ゴールをマークする。
仙台もJFAアカデミー福島から加入したU-19日本女子代表候補の松窪真心が先発出場。さらに、C大阪堺組の田畑晴菜を後半頭から投入すると、C大阪堺の先輩・矢形海優が同点弾を演出。高い位置でのパスカットから船木里奈のゴールをお膳立てした。
同点のまま推移し、ドローも見え始めた90分。I神戸が勝負強さを見せる。脇阪麗奈の左CKをニアで田中美南が頭で合わせ、クロスバーの跳ね返りを途中出場の髙瀬愛実がジャンピングボレーで決めた。
2位の三菱重工浦和レッズレディースはアルビレックス新潟レディースの敵地に乗り込み、苦戦しながらも勝利を手にした。
浦和Lは新潟Lが敷く[4-4-2]のコンパクトな陣形とプレッシングの前に中盤中央を思うように使えず、前線の菅澤優衣香にもボールが入らない。逆に自陣ゴール前では15分に道上彩花へ収められ、あわやの場面となるが、栗島朱里が間一髪のカバーでシュートまでは打たせず難を逃れた。
前半終了間際にようやく猶本光のミドルなどで盛り返した浦和Lは、ハーフタイム明けに菅澤に代わって負傷明けのキャプテン柴田華絵、塩越柚歩に代わって百戦錬磨の安藤梢を投入し、島田芽依を右ワイドから中央へ移した。すると、この策が見事に的中。56分、島田が猶本のシンプルな裏へのパス1本で抜け出すと、相手に体を寄せられながらも体幹の強さを発揮し、ボックス右からの右足シュートでネットを揺らした。
一方、トップ下に入った上尾野辺めぐみが多数ボールに関わり、攻撃にもテンポを生み出していた新潟Lは70分に同点弾。栗島のコントロールミスを敵陣バイタル左で園田瑞貴が拾い、上尾野辺を経由してサイドを変えると、最後は滝川結女が強烈な一撃を沈めた。
同点に追いつかれた浦和だったが81分、2月に行われたSheBelieves Cupでなでしこジャパンデビューを果たした石川璃音がチームを救う。猶本のFKに体ごと投げ出すようなヘディングで合わせ、チームに再びリードをもたらすと、これが決勝点に。浦和Lが新潟Lに手を焼きながらも、首位を追走している。
また、浦和Lは2021年8月に左ヒザ前十字靭帯損傷の重傷を負った長船加奈がついに戦列復帰。ようやくのWEリーグデビューを果たすと同時に、先発フル出場を果たしている。
4位の日テレ・東京ヴェルディベレーザは7位・ちふれASエルフェン埼玉とのアウェイ戦に臨み、3-0で勝利。29分に北村菜々美が先制点を奪い、前半終了間際に相手のオウンゴールでリードを広げると、65分には藤野あおばがドリブル突破から追加点を挙げ、快勝を収めている。
5位のノジマステラ神奈川相模原は、9位・ジェフユナイテッド市原・千葉レディースをホームに迎え、山梨学院大学から新加入の浜田芽来、U-19日本女子代表候補の笹井一愛が得点し、2-0で勝利。10位のAC長野パルセイロ・レディースと6位・大宮アルディージャVENTUSの一戦はゴールレスドローに終わっている。
▽第9節
アルビレックス新潟レディース 1-2 三菱重工浦和レッズレディース
マイナビ仙台レディース 1-2 INAC神戸レオネッサ
ちふれASエルフェン埼玉 0-3 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
ノジマステラ神奈川相模原 2-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
AC長野パルセイロ・レディース 0-0 大宮アルディージャVENTUS
WE ACTION DAY(今節試合なし)
サンフレッチェ広島レジーナ
首位に立つINAC神戸レオネッサはアウェイで3位のマイナビ仙台レディースと対戦。新戦力と元なでしこジャパン戦士が結果を残した。
[3-5-2]でスタートしたI神戸は今冬にセレッソ大阪堺レディースから加入した筒井梨香を3バックの中央で、小山史乃観を左ウイングバックで先発起用した。すると、試合開始早々の3分。筒井は阪口萌乃のFKを頭で合わせてネットを揺らし、早々にWE初ゴールをマークする。
同点のまま推移し、ドローも見え始めた90分。I神戸が勝負強さを見せる。脇阪麗奈の左CKをニアで田中美南が頭で合わせ、クロスバーの跳ね返りを途中出場の髙瀬愛実がジャンピングボレーで決めた。
終了間際の勝ち越しゴールが決勝点となり、I神戸が2-1で辛勝。リーグ唯一の無敗で首位をキープしている。
2位の三菱重工浦和レッズレディースはアルビレックス新潟レディースの敵地に乗り込み、苦戦しながらも勝利を手にした。
浦和Lは新潟Lが敷く[4-4-2]のコンパクトな陣形とプレッシングの前に中盤中央を思うように使えず、前線の菅澤優衣香にもボールが入らない。逆に自陣ゴール前では15分に道上彩花へ収められ、あわやの場面となるが、栗島朱里が間一髪のカバーでシュートまでは打たせず難を逃れた。
前半終了間際にようやく猶本光のミドルなどで盛り返した浦和Lは、ハーフタイム明けに菅澤に代わって負傷明けのキャプテン柴田華絵、塩越柚歩に代わって百戦錬磨の安藤梢を投入し、島田芽依を右ワイドから中央へ移した。すると、この策が見事に的中。56分、島田が猶本のシンプルな裏へのパス1本で抜け出すと、相手に体を寄せられながらも体幹の強さを発揮し、ボックス右からの右足シュートでネットを揺らした。
一方、トップ下に入った上尾野辺めぐみが多数ボールに関わり、攻撃にもテンポを生み出していた新潟Lは70分に同点弾。栗島のコントロールミスを敵陣バイタル左で園田瑞貴が拾い、上尾野辺を経由してサイドを変えると、最後は滝川結女が強烈な一撃を沈めた。
同点に追いつかれた浦和だったが81分、2月に行われたSheBelieves Cupでなでしこジャパンデビューを果たした石川璃音がチームを救う。猶本のFKに体ごと投げ出すようなヘディングで合わせ、チームに再びリードをもたらすと、これが決勝点に。浦和Lが新潟Lに手を焼きながらも、首位を追走している。
また、浦和Lは2021年8月に左ヒザ前十字靭帯損傷の重傷を負った長船加奈がついに戦列復帰。ようやくのWEリーグデビューを果たすと同時に、先発フル出場を果たしている。
4位の日テレ・東京ヴェルディベレーザは7位・ちふれASエルフェン埼玉とのアウェイ戦に臨み、3-0で勝利。29分に北村菜々美が先制点を奪い、前半終了間際に相手のオウンゴールでリードを広げると、65分には藤野あおばがドリブル突破から追加点を挙げ、快勝を収めている。
5位のノジマステラ神奈川相模原は、9位・ジェフユナイテッド市原・千葉レディースをホームに迎え、山梨学院大学から新加入の浜田芽来、U-19日本女子代表候補の笹井一愛が得点し、2-0で勝利。10位のAC長野パルセイロ・レディースと6位・大宮アルディージャVENTUSの一戦はゴールレスドローに終わっている。
▽第9節
アルビレックス新潟レディース 1-2 三菱重工浦和レッズレディース
マイナビ仙台レディース 1-2 INAC神戸レオネッサ
ちふれASエルフェン埼玉 0-3 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
ノジマステラ神奈川相模原 2-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
AC長野パルセイロ・レディース 0-0 大宮アルディージャVENTUS
WE ACTION DAY(今節試合なし)
サンフレッチェ広島レジーナ
小山史乃観
阪口萌乃
松窪真心
矢形海優
菅澤優衣香
道上彩花
栗島朱里
猶本光
柴田華絵
塩越柚歩
安藤梢
島田芽依
上尾野辺めぐみ
園田瑞貴
滝川結女
石川璃音
長船加奈
脇阪麗奈
田中美南
浜田芽来
笹井一愛
INAC神戸レオネッサ
三菱重工浦和レッズレディース
日テレ・東京ヴェルディベレーザ
ノジマステラ神奈川相模原
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最下位大宮Vが今季初勝利で後半戦スタート! 首位・東京NBは若手が躍動し3連勝、猶本光が長期離脱から復活アシストの浦和も勝利【SOMPO WEリーグ】
2024-25 SOMPO WEリーグ第12節の5試合が、1日〜3日にかけて各地で行われた。 前半戦終了から2カ月半を経て後半戦がスタート。前節首位浮上の日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点25)は、8位AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点14)とアウェイで対戦した。 東京NBは10分、前節初ゴールを挙げた18歳の眞城美春がボックス手前やや右寄りの位置でFKを獲得。自らキッカーを務めると、ゴール右上を狙ったボールがクロスバーを叩いてネットを揺らす。 32分にはクロスからの競り合いをこちらも18歳の松永未夢が制し、東京NBに追加点。後半立ち上がりには19歳の樋渡百花、20歳の土方麻椰が追加点。AC長野も終盤に川船暁海が1点を返すが、1-4で試合終了。若手が躍動した東京NBが3連勝で首位をキープしている。 前節初黒星で首位陥落のINAC神戸レオネッサ(勝ち点24)は、9位ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点13)をホームに迎えた一戦。13分、右サイドでFKを得たI神戸は、土光真代のクロスから井手ひなた。GKの頭上を越すヘディングシュートで先制点をもたらす。 さらに成宮唯のミドルもあったI神戸だが、クロスバーの跳ね返されると愛川陽菜のヘディングシュートはGK浅野菜摘がセーブ。後半に入るとEL埼玉の吉田莉胡がゴールに迫ったが、左足のシュートは左ポストをかすめる。 その後は互いに決定機を迎えたが、次の1点は生まれず。1点で逃げ切ったI神戸が仕切り直しの勝利で後半戦をスタートしている。 今シーズンの公式戦勝利がなく、最下位に沈む大宮アルディージャVENTUS(勝ち点3)は、11位ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点6)とホームで下位同士の直接対決。大宮Vは開始直後の左CKから先制。髙橋美紀のインスイングのクロスに金平莉紗が合わせた。 1点リードのまま終盤を迎えた大宮Vだが、N相模原が82分に同点ゴール。伊東珠梨がゴール前に浮き球のパスを送ると、大竹麻友が太ももで合わせる。クロスバーに当たったボールを大竹自ら押し込んだ。 逆転のチャンスもあったN相模原だが、大宮VのGK今村南海が好セーブ。すると後半アディショナルタイム、左サイドの乗松瑠華の浮き球のボールに齊藤夕眞が抜け出す。バウンドに右足を合わせて流し込み、大宮Vが勝ち越し。劇的な形で今シーズン初勝利を手にしている。 首位を追いかける三菱重工浦和レッズレディースは、月曜日のナイトゲームとなった中ジェフユナイテッド市原・千葉をホームに迎えた。 日中から埼玉では大雪が降っていた中、試合前には止むことに。ただ、ピッチには雪が積もり雪かきが行われた中で行われた。 皇后杯を制して臨む後半戦。ケガでの長期離脱から復帰したMF猶本光が今季初出場を果たした。 試合はホームの浦和が序盤から攻め込む展開となると35分、右CKを獲得すると、伊藤美紀がクロス。この流れからシュートブロックのこぼれ球を伊藤がボックス内右から強烈なミドルシュートを叩き込み、浦和が先制する。 その後はなかなかゴールが生まれない展開となる中で時間が経過。後半もゴールが生まれなかったが84分、FKの流れから左サイドでボールを持った猶本がボックス左を仕掛けてクロス。これを後藤若葉が飛び込みヘッド。WEリーグ初ゴールが決まり、リードを2点に。そのまま逃げ切り2-0で勝利し、2位に浮上した。 その他、4位サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点17)は10位マイナビ仙台レディース(勝ち点7)とゴールレスドロー。5位アルビレックス新潟レディース(勝ち点17)は、後半アディショナルタイムの下吉優衣のゴールで7位セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点14)相手に逆転勝利を挙げた。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ第11節</h3> ▽3月1日(土) INAC神戸レオネッサ 1-0 ちふれASエルフェン埼玉 【I神戸】 井手ひなた(前13) 大宮アルディージャVENTUS 2-1 ノジマステラ神奈川相模原 【大宮V】 金平莉紗(前1) 齊藤夕眞(後45+3) 【N相模原】 大竹麻友(後37) ▽3月2日(日) セレッソ大阪ヤンマーレディース 1-2 アルビレックス新潟レディース 【C大阪】 矢形海優(後1) 【新潟L】 上尾野辺めぐみ(後10) 下吉優衣(後45+4) マイナビ仙台レディース 0-0 サンフレッチェ広島レジーナ AC長野パルセイロ・レディース 1-4 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【AC長野】 川船暁海(後34) 【東京NB】 眞城美春(前10) 松永未夢(前32) 樋渡百花(後3) 土方麻椰(後9) ▽3月3日(月) 三菱重工浦和レッズレディース 2-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 【浦和】 伊藤美紀(前35) 後藤若葉(後39) <span class="paragraph-title">【動画】齊藤夕眞が劇的弾!大宮Vに初勝利もたらす</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="4U7DbyriGxE";var video_start = 139;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.03 21:30 Mon2
成宮唯の2得点でI神戸が首位キープ! 東京NB、浦和も勝利で3位まで2pt差は変わらず【SOMPO WEリーグ】
2024-25 SOMPO WEリーグ第14節の6試合が、15日と16日に各地で行われた。 2連勝で首位を奪還したINAC神戸レオネッサ(勝ち点30)は、後半戦初勝利を狙う6位・ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(勝ち点18)とのホームゲーム。I神戸は28分に決定機。最終ラインの裏へ抜け出した桑原藍がロングボールを収めるが、フリーでのシュートはGK望月ありさがセーブする。 ゴールレスで折り返すと、50分にI神戸が先制。成宮唯のインターセプトから水野蕗奈が左クロス。ゴール前に走り込んだ成宮が頭で押し込む。 さらに64分、右サイドを抜け出した桑原の折り返しから再び成宮。右足ワンタッチで2点目を奪う。千葉も79分、右CKの混戦から小林莉々子が押し込むが反撃はここまで。逃げ切ったI神戸が3連勝で首位をキープしている。 前節ドローで首位を譲った日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点29)。10位・マイナビ仙台レディース(勝ち点8)とのアウェイゲームに臨むと、32分に先制。眞城美春の右クロスに土方麻椰がニアで合わせる。 さらに前半アディショナルタイム、右サイドを抜け出した青木夕菜が思い切って右足シュート。対角のゴール左隅に決め、東京NBがリードを広げる。 後半も追加点に迫った東京NBだが、山本柚月のシュートはクロスバー直撃。しかし、マイ仙台の反撃も実らず、0-2で東京NBが完封勝利を収め、首位のI神戸を追いかける。 3位・三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点28)も前節ドローで連勝がストップ。今節は最下位・大宮アルディージャVENTUS(勝ち点7)とアウェイでの埼玉ダービーに臨んだ。 浦和は33分、前線からプレスをかけた高橋はながハーフウェイライン付近でボール奪取。一気に攻め込むと、伊藤美紀のリターンパスから高橋がコントロールショットを沈める。 1点ビハインドで後半を迎えた大宮Vは、チャンスを作りながら同点ゴールを奪えず。すると77分、セットプレーの折り返しから島田芽依が押し込んで浦和に2点目。終盤には藤﨑智子のPKで勝利を決定づけ、浦和も上位2チームに続く。 その他、4位・サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点22)は8位・セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点15)と1-1で終え、3試合連続ドロー。後半4ゴールで大勝の5位・アルビレックス新潟レディース(勝ち点20)がS広島Rと勝ち点「23」で並んだ。11位・ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点7)は今シーズン2勝目を挙げ、マイ仙台をかわして10位に浮上している。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ第14節</h3> ▽3月15日(土) サンフレッチェ広島レジーナ 1-1 セレッソ大阪ヤンマーレディース 【S広島R】 上野真実(後12) 【C大阪】 田子夏海(後5) 大宮アルディージャVENTUS 0-3 三菱重工浦和レッズレディース 【浦和】 高橋はな(前33) 島田芽依(後32) 藤﨑智子(後43) ▽3月16日(日) マイナビ仙台レディース 0-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【東京NB】 土方麻椰(前32) 青木夕菜(前45+2) ちふれASエルフェン埼玉 0-4 アルビレックス新潟レディース 【新潟L】 OG(後3) 山谷瑠香(後6) 川村優理(後10) 道上彩花(後35) ノジマステラ神奈川相模原 3-0 AC長野パルセイロ・レディース 【N相模原】 大竹麻友(後14) 南野亜里沙(後24、後37) INAC神戸レオネッサ 2-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 【I神戸】 成宮唯(後5、後19) 【千葉L】 小林莉々子(後34) <span class="paragraph-title">【動画】成宮唯が2得点の活躍! I神戸vs千葉L ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Z1BFaUBWCJA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.16 18:50 Sun3
なでしこジャパンDF守屋都弥がアメリカのエンジェル・シティFCへ完全移籍「INAC神戸の選手として戦った10年間は、私にとって宝物です」
INAC神戸レオネッサは1日、なでしこジャパンDF守屋都弥(28)がNWSL(アメリカ女子1部)のエンジェル・シティFCへ完全移籍すると発表した。 エンジェル・シティによれば、契約期間は1年の延長オプション付帯の1年契約になるという。 奈良県出身の守屋はJFAアカデミー福島から2015年にINACに加入。以降は国内屈指の強豪でリーグ戦130試合近くに出場。2021-22シーズンのWEリーグ、皇后杯3度の優勝に貢献。個人としてもWEリーグでベストイレブン、優秀選手賞を受賞するなど、リーグを代表する選手に成長した。 また、2023年にデビューを飾ったなでしこジャパンではここまで15試合に出場し、2023年FIFA女子ワールドカップ、2024年パリオリンピックにも出場している。 なお、エンジェル・シティにはJFAアカデミー福島の後輩であるなでしこジャパンの同僚MF遠藤純、INACの元同僚GKスタンボー華が在籍している。 今回の移籍に際して、守屋は10年間を過ごしたINACへの感謝の想いを綴っている。 「INAC神戸レオネッサに関わるすべての皆様へ この度、Angel City FCに移籍させていただくことになりました」 「シーズン途中にも関わらずこの決断を尊重してくださったクラブ関係者の皆様には心から感謝しています」 「高校卒業後からINAC神戸の選手として戦った10年間は、私にとって宝物です。入団して1年目はベンチにも入れず、2位ばかりのシーズンで「シルバーコレクター」と呼ばれる時期もありましたが、苦しいことばかりではありませんでした。WEリーグ初年度優勝やチームみんなで勝ち取った皇后杯優勝など、いろんな喜びを味わうこともできました。長くクラブにいたからこそ毎年色んな選手とプレーすることができ、ともに喜び、自分にないサッカー感や価値観に刺激をもらう毎日でした」 「その中で海外に挑戦したいという思いは常にあり、今そのチャンスをいただけたので決断することにしました。初めての移籍が海外ということで不安はたくさんありますが、成長した姿をお届けできるよう精一杯頑張ってきます!」 「サポーターの皆さんには直接ご報告とお礼を伝えることができず心残りではありますが、毎シーズン戦い抜くことができたのも雷音さんをはじめ応援してくださる皆さんのおかげです!」 「最後に、これまでクラブをご支援してくださったスポンサーの皆様には心から感謝申し上げます」 「本当に長い間INACの一員として戦わせていただきありがとうございました。これからも引き続きINAC神戸の応援と、守屋都弥の応援をしていただけたら嬉しいです! 行ってきます!」 2025.02.01 14:20 Sat4
I神戸がカルロタ・スアレスのPK弾で首位返り咲き! 東京NB&浦和の上位2チームが揃ってドロー、EL埼玉は4発大勝で7位浮上【SOMPO WEリーグ】
2024-25 SOMPO WEリーグ第13節の6試合が、8日と9日に各地で行われた。 3連勝で首位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点28)は、3連敗中と対照的な11位・ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点6)をホームに迎えた一戦。前半はゴールレスで終えるが、後半立ち上がりの北村菜々美の左クロスがN相模原のオウンゴールを誘い、東京NBが先手を取る。 N相模原も60分、左ポケットへ抜け出した榊原琴乃の折り返しから川島はるながダイレクトシュート。試合を振り出しに戻す。 しかし69分、左ポケットで仕掛けた北村が、切り返しからのコントロールショットを決め、再び東京NBがリード。N相模原も諦めず、最終ラインの裏へ抜け出した片山由菜がGKまでかわし、88分にゴール。どちらも譲らずにタイムアップし、東京NBは連勝が「3」で止まった。 東京NBを勝ち点差「1」で追う2位・三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点27)も3連勝中。4位・サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点21)とアウェイでの上位対決に臨んだ。 浦和は長期離脱から前節復帰した猶本光がダイレクトミドルで狙うと、29分には背後を取った島田芽依に決定機。どちらもS広島RのGK木稲瑠那がセーブする。 S広島Rも前半終了間際、小川愛の左CKを嶋田華がニアでヘッド。枠に飛ばしたが、遠藤優がゴールライン手前でクリアする。 後半もスコアは動かずゴールレスで終了。浦和は首位浮上のチャンスだったが、東京NBとともに連勝が止まっている。 浦和と勝ち点で並ぶ3位INAC神戸レオネッサ(勝ち点27)は、直近5試合無敗の5位アルビレックス新潟レディース(勝ち点20)と敵地で対戦。I神戸は31分、愛川陽菜がボックス内で倒されてPKを獲得。カルロタ・スアレスが決めて今シーズン7ゴール目をマークする。 I神戸の1点リードで折り返すと、51分には成宮唯の左足シュートがクロスバー直撃。その後、カルロタ・スアレスもGKとの一対一を逃したが、新潟Lにゴールを許さず1-0で勝利。上位2チームをかわして首位を奪還した。 その他、6位・ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(勝ち点17)と7位・セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点14)の中位同士の一戦はゴールレスドロー。9位・ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点13)は前半の4ゴールで3試合ぶりの勝利を挙げ、7位に浮上。前節初勝利を挙げた最下位・大宮アルディージャVENTUS(勝ち点6)は、8位・AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点14)と引き分けに終わっている。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ第13節</h3> ▽3月8日(土) ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-0 セレッソ大阪ヤンマーレディース ちふれASエルフェン埼玉 4-0 マイナビ仙台レディース 【EL埼玉】 木許和心(前14) 栃谷美羽(前16) 佐久間未稀(前21) 樋口梨花(前31) サンフレッチェ広島レジーナ 0-0 三菱重工浦和レッズレディース 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2-2 ノジマステラ神奈川相模原 【東京NB】 OG(後1) 北村菜々美(後24) 【N相模原】 川島はるな(後15) 片山由菜(後43) ▽3月9日(日) アルビレックス新潟レディース 0-1 INAC神戸レオネッサ 【I神戸】 カルロタ・スアレス(前31) AC長野パルセイロ・レディース 1-1 大宮アルディージャVENTUS 【AC長野】 川船暁海(後44) 【大宮V】 齊藤夕眞(前36) <span class="paragraph-title">【動画】白熱の上位対決はゴールレスドロー S広島Rvs浦和 ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="dvY7VmpPw9g";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.09 21:12 Sun5