猶本光 Hikaru NAOMOTO

ポジション MF
国籍 日本
生年月日 1994年03月03日(30歳)
利き足
身長 157cm
体重 50kg
ニュース
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「得点すればチームは負けない」WEリーグ新記録の6戦連発、浦和FW清家貴子「自分がやるしかない」とメンタリティを変えた2人の不在

WEリーグ新記録となる6試合連続ゴールを記録した三菱重工浦和レッズレディースのなでしこジャパンFW清家貴子が想いを語った。 27日、2023-24WEリーグ第20節の三菱重工浦和レッズレディースvsアルビレックス新潟レディースが浦和駒場スタジアムで行われた。 この試合は、AFC女子チャンピオンズリーグのプレ大会として開催されていたAFC Women's Club Championship 2023 – Invitational Tournament(AWCC)の決勝のために前倒しで開催されたが、決勝は突然の中止となる異例の事態に。前節から中2日という中で、試合は行われた。 1試合の引き分けを挟んで7連勝中の浦和と、リーグ再開後は5連勝中の新潟Lの一戦。好調同士の対戦は、その中でも飛び抜けて結果を残している清家が34分に6試合連続となるゴールを記録し浦和が先制。後半は清家のクロスから菅澤優衣香のゴールが決まり、2-0で浦和が勝利。1試合消化が多い中で首位に浮上した。 試合後のメディア取材に応じた清家。6試合連続ゴールはWEリーグ新記録だが「試合を終わってみたら点が入っていたという感じですね(笑)」と、ここまで積み上げたものを振り返った。 ゴールは自陣の栗島朱里からのロングフィードに相手と上手く入れ替わって抜け出し、落ち着いて流し込んだが「あそこはチームとして共有していた場所です」と、裏を狙っていたとし、「栗島選手と直接目があったとか、合図があったとかではなく、初めから打ち合わせした場所だったので、狙い通りでした」と、思い描いた通りの形でのゴールだったと振り返った。 中2日での試合。「みんな体がキツい中で2-0という結果的に完璧な試合運びができて凄く嬉しいです」と勝利を振り返った清家。立ち上がりは難しい展開となったが「やっぱりちょっとみんな身体が重かったというか、中2日でこれだけ試合をやってきていれば当たり前なので、そこは前半見えた部分はありますけど、そこで踏ん張れるのがレッズレディースの強みです」とコメント。「後半は相手が緩めてきた20分以降から、こちらも掴めてきて、良い距離感でパスを回せて、こちらが主導権を握れたことは大きかったかなと思います」と、耐えながらペースを掴めたことが良かったとした。 ゴールだけでなくアシストでも貢献した清家は「2人とも抜け出していましたし、菅澤選手の強みもわかっていますし、低いボールでふかさないようにということを意識して蹴れたので入るなと思いました」とコメント。「クロス入れた時点で絶対入るなと思ったので、喜んじゃいました」と、ゴールが決まる前に喜んでいた理由を明かした。 クロスについては「あの形というのは自分がサイドバックの時に培ってきたクロスの力だと思います」と語る清家。「最近は菅澤選手が出ていなくて、自分が中でポイントゲッターになることが多かったですけど、菅澤選手がいると自分はサイドで生きるので、そこはクロスということは意識していましたし、上手い形でゴールを取れて良かったです」と、本来のポジションであるサイドでのチャンスメイクにも手応えを感じているようだ。 「伸び伸びプレーできています」と周りの選手に感謝する清家。圧倒的な結果を残せるようになった要因の1つについては、皇后杯で長期離脱となったMF猶本光、FW安藤梢の存在だと語った。 「今まで光さん、梢さんに頼ってしまっていた部分、2人がどうにかしてくれることも多かったので、そういう気持ちの甘えみたいなものが今思えばどこかあったのかなと思いますし、居ないので自分がやるしかない。自分がボールを受けて前に運んでシュートを打つしかないという、そういう気持ちの面も大きいかなと思います」 メンタル面も大きく影響していると語る清家。パリ・オリンピック行きも決定し、残りの期間、出場のためやっておきたい部分については「得点力は自分の強みですし、そこは残しておきたいというか、ベースとして持っておくのは当たり前です。その上で守備だったり、ゲームの組み立てはレッズレディースでしっかり伸ばしたいです」と、更なる成長と結果を残すことを誓い「良い選手がいるので引っ張ることはできないですけど、得点で貢献はできると思うので、チームに迷惑をかけないようにやっています 。得点すればチームは負けないので」と、ゴールで貢献すると語った。 また90分間動き続ける“走力”についても「守備の部分、攻撃で受ける部分だったり、常に動き続けるということを意識しています。それで走力が自然と伸びていると思います」とコメント。ゴール感覚、そして攻守のハードワークはWEリーグ連覇、そしてパリ五輪に向けても大きな原動力になりそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】清家貴子がWEリーグ新記録の6試合連続ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="hxyMn4vvpt8";var video_start = 10;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.27 19:10 Wed

猶本光に安藤梢、先制ゴールの高橋はなが左の手首に記した想い「今日も一緒に戦っていた」

殊勲の先制ゴールを挙げたなでしこジャパンのDF高橋はなが、試合を終えての想いを口にした。 なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は28日、パリ・オリンピックアジア最終予選第2戦となる北朝鮮女子代表戦を国立競技場で行い、2-1で勝利。2戦合計スコアを2-1とし、2大会連続6度目のオリンピック出場権を獲得した。 3バックの一角で先発フル出場した高橋は、26分にセットプレーから先制点をマーク。敵陣中央でのFKを北川ひかるが対角へ放り込むと、クリアされたボールを左ポケットから上野真実が頭で押し返し、ニアで田中美南がフリック。ヘディングシュートがクロスバーを叩き、こぼれ球をプッシュしてチームに勢いを与えた。 試合後のフラッシュインタビューに応じた高橋は、チームメイトや応援してくれたファンへの感謝を述べた。 「本当にこのチームのみんなのおかげで、会場に駆けつけてくださったみなさん、テレビで応援してくださったみなさんのおかげなので、感謝の気持ちでいっぱいです、ありがとうございます!」 得点シーンは「いいところにこぼれてきただけなので押し込むだけでした」と謙遜するも、FWの経験も生かした嗅覚を発揮し、誰よりも早く左足を伸ばした。 1月の皇后杯準決勝では、浦和のチームメイトである安藤梢や猶本光が負傷。さらに、メンバー発表直前には、これまでなでしこで戦ってきた遠藤純(エンジェル・シティFC)も離脱を余儀なくされた。 皇后杯決勝でも左手首のテーピングに猶本、安藤の名前を記してピッチに立つことを決めた高橋は、この日も様々な想いを背負って試合に臨み、得点、オリンピック出場権獲得という最高の結果で応えて見せた。 「今日もここに(手首のテーピングを示して)梢さんと光さんの名前を書いて試合に臨んだので、一緒に戦っていました。光さんも頑張っているので、私たちも負けられないですし、遠藤純も今回ケガで来られなくなってしまったので、いろいろな人の想いを背負ってチーム全員で戦いました」 「感謝の気持ちを忘れずに、パリに向かって成長していくだけなのでもっともっと頑張りますこれからもよろしくお願いします」 <span class="paragraph-title">【動画】セットプレーからなでしこDF高橋はなが先制点を奪う!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>日本に待望の先制点<br>\<br><br>セットプレーの流れから大きなゴール!<br><br>田中美南のヘッドはGKに防がれたが<br>いち早く反応した高橋はなが押し込んだ<br><br>AFC女子サッカー パリ五輪最終予選<br>日本×北朝鮮<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中 <a href="https://t.co/LjZf7wKOnQ">pic.twitter.com/LjZf7wKOnQ</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1762781478021124216?ref_src=twsrc%5Etfw">February 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.29 08:30 Thu

「怖さももちろんある」負ければ終わり、北朝鮮との決戦へ清家貴子「活躍して、日本を勝利に導く」

なでしこジャパンのMF清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)が、北朝鮮女子代表との決戦に向けて意気込んだ。 なでしこジャパンは24日、パリ・オリンピックアジア最終予選第1戦となる北朝鮮戦をサウジアラビアで行い、ゴールレスドローで終えた。翌日に現地でのトレーニングを挟み、26日に帰国。そのまま、コンディション調整に重きをおいた軽めのトレーニングを行った。 清家は第1戦を受けての修正点について「ワンタッチのプレーを増やしていくところは大事だと思いますし、味方との共通認識は増やしていかないといけないと思います」とコメント。よりスピードとテンポを持ったプレーをしたいとした。 北朝鮮は5バックでブロックを深い位置に設定。あまりプレスをかけてくることはなかった。 清家は「もっとハイプレッシャーで前から食いついてくると思っていたので、想定外ではありました」と、スカウティングしていたのとは違ったとコメント。「その中でも5枚いてももっとサイドが来ると思っていたんですが、来なかったです。自分たちのポジショニング含めて、相手のDFがなかなか動かなかったので、立ち位置は直していきたいです」と、相手の出方に対して上手く対応できなかったとした。 そんな中で、28日の試合では勝った方が五輪への切符を獲得する状況。「もちろんチームとして修正もしていきますし、ホームで戦えることは自分たちにとっては凄く力になります」と、国立競技場で戦えることはプラスだとし、「個々の良さ、強さがもっと出てくると思います」と初戦とは違う形になるだろうと予想した。 改めて、大一番に臨む心境については「日本の女子サッカーの未来を背負っているので怖さももちろんありますが、そういう舞台で戦えるチャンスを得ているワクワク感だったり、チームで勝ってみんなで一緒に喜び合えることを想像するとありがたいです」とし、しっかりと勝っていきたいと意気込んだ。 また、この試合に向けてはケガ人も多く抱え、プレーできない主力選手もいる。清家のチームメイトであるMF猶本光も重傷を負い、五輪に出場したとしても危うい状況だ。 清家は「自分が活躍して、日本を勝利に導くというのが、そういう人たちのためだと思いますし、喜んでくれると思います」とコメント。「どうしても忘れられないというか、頭の片隅にはあるので、頑張りたいなと思います」と、彼女たちの想いも背負って、切符を掴みにいくとした。 2024.02.26 23:53 Mon

「楽しさも緊張感もある」なでしこ杉田妃和、パリ五輪懸かる北朝鮮戦へ「自分たちから仕掛けるのも大事」

パリ・オリンピックアジア最終予選となる北朝鮮女子代表との2連戦へ向け、13日に始動したなでしこジャパン。17日に国内キャンプ5日目を迎え、トレーニング後にはMF杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC)がメディアの取材に応じた。 なでしこジャパンは2大会連続6度目のオリンピック出場を懸け、北朝鮮と24日に第1戦(開催地未定)、28日に国立競技場での第2戦を迎える。 WEリーグ組が中心となって行われている国内キャンプは、追加招集の北川ひかる(INAC神戸レオネッサ)が合流して13名。トレーニングメニューは限定されるが、これまでも相手のプレス回避を意識したビルドアップなどが行われてきた。 杉田自身は「(大人数で)組織の練習ができない分、個人の課題やトライしたいことを大事にして、人数が少なければボールに触われる回数も増える」と、前向きな姿勢で取り組んでいる。 「挑戦してうまくいかない部分も絶対に出てくると思いますが、今だったら持ち味にできる可能性もある。そういう失敗も、挑戦して成功に変えていけるようなトライはしていきたいと思っています」 対戦相手の北朝鮮に対しては、「自分自身はトップで戦ったことはないですが、(初めて)戦える楽しさもあれば、緊張感もあるので、いい準備して臨みたい。受け身ではなく、自分たちからどんどん仕掛けに行くのも大事なのではと思います」と語る。 また、今回のメンバー発表前には、これまで名を連ねてきたMF宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)やMF猶本光(三菱重工浦和レッズレディース)が相次いで負傷。15日には遠藤純(エンジェル・シティFC)もケガのために不参加が発表された。 仲間の離脱について、沈痛な面持ちで口を開いた杉田は、彼女たちの想いも背負って結果を残したいと、言葉にした。 「大事な大会の前でそうなってしまったのは本当に悲しいですし、自分たち含め、すごくショックではありますけど、そういう人たちのためにも、それ以外の見てくれている人たちのためにも、やれることは変わらないと思いますし、そういうものを背負って、いい結果でいい内容で、一緒に戦ってもらえるようなプレーを見せていけたら」 2024.02.17 21:15 Sat

パリ五輪予選に臨むなでしこに痛手、遠藤純が左ヒザの負傷で北朝鮮戦は不参加に

日本サッカー協会(JFA)は15日、パリ・オリンピック アジア最終予選に臨むなでしこジャパンに、MF遠藤純が不参加となることを発表した。 エンジェル・シティでプレーする遠藤は、ケガのために不参加となるとのこと。追加招集選手は決定次第発表されるという。 左ウイングを主戦場とする遠藤は、2023シーズンのナショナル・ウィメンズ・スーパーリーグ(NWSL)で17試合に出場し3ゴール2アシスト。3月の開幕に向けて調整していた。 しかし、クラブの発表によれば、プレシーズンのトレーニングキャンプ中に左ヒザ前十字じん帯を損傷したとのこと。負傷者リスト入りするという。 全治などは明かされていないものの、状況によってはパリ・オリンピック出場権を獲得した場合でも本大会の出場が厳しい可能性がある。 なでしこジャパンは、MF猶本光(三菱重工浦和レッズレディース)も左ヒザ前十字靭帯損傷、宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)は足首骨折で不在と、負傷で中心選手を欠くこととなっている。 2024.02.15 09:58 Thu

浦和レディースが新加入記者会見を実施!大学屈指の3選手に、ユースからは2名が昇格

三菱重工浦和レッズレディースが9日、新加入記者会見を実施。2024年から浦和へ加入する5選手が出席し、意気込みなどを語った。 新たに赤のユニフォームを纏うのは、DF後藤若葉(早稲田大学)、MF森田美紗希(日体大SMG横浜/日本体育大学)、FW渡邉莉沙子(日本大学)。また、ユースからMF竹内愛未、DF岡村來佳がトップチームへ昇格する。 第19回アジア競技大会の優勝メンバーでもある後藤に、屈指のプレーメーカーである森田、力強いドリブルが武器のストライカー渡邉と、3選手は大学時代にも名を馳せている。さらに、攻撃センスに秀でた運動量豊富な竹内に、対人守備に強い岡村と、各ポジションに個性豊かな面々が揃った。 仁木俊雄強化部長は冒頭で、各年代で新加入選手に関わった指導者への感謝を述べ、「この選手たちを育てていただいた指導者の皆様がいてこそ、今この場を迎えられていると思います」とコメント。また、各選手に対しては「浦和を背負う責任を持って、ピッチで躍動してくれることを願っております」と期待を込めた。 楠瀬直木監督も「今チームには日本を代表する選手が大勢います。そういう選手たちから多くを学んで、一日でも早くデビューを飾って、お客さんのハートを掴み、WEリーグを、日本のサッカーを、我々の一員として引っ張っていける存在になってもらえたら」と、活躍を望む言葉をかけている。 2023-24WEリーグは現在ウインターブレイクを迎えており、浦和は首位INAC神戸レオネッサと勝ち点「1」差の2位。逆転での連覇へ向け、新戦力の早期フィットは欠かせない。 各選手はそれぞれ、チームの印象を語り、目標とする選手などを挙げて意気込みを語った。 <span class="paragraph-subtitle">◆キャプテンシー有する大学ナンバーワンDF</span> ▽後藤若葉 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/goto.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 「早稲田大学より新加入することになりました後藤若葉です。浦和レッズレディースという素晴らしいチームでプレーできることを大変嬉しく思います。これまで支えてくださった全ての皆様への感謝の気持ちを忘れずにプレーしていきたいと思います。これまでよりもさらに厳しい環境にはなると思いますが、この素晴らしいチームの中で多くのことを学び、吸収して、かつ自分らしいプレーが出せるように頑張っていきたいと思います」 「(浦和の印象は)私は中学校高校と日テレ・メニーナの方に所属していたのですが、その時からレッズは強いなというイメージがありました。プラスして、選手たちもファンサポーターの方々も全て含めて、本当にいいチームだなと、皇后杯の決勝を目の前で見させていただいて感じたので、その中に入っていけることがとても楽しみですし、ファンサポーターの方々はとても熱く一緒に戦ってくださると思うので、その方々たちと皇后杯で掴めなかった頂点を(取って)、一緒に喜べるように頑張っていきたいです」 「(目標にしている選手は)高橋はな選手。U-19、20でセンターバックを組んで、一緒にアジアを取りましたし、その中で学ぶことも多かったです。これから隣で立てるように、かつ越えていけるように頑張っていきたいと思っています」 <span class="paragraph-subtitle">◆技術力に長けたゲームメーカー</span> ▽森田美紗希 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/morita.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 「日体大SMG横浜から加入することになりました森田美紗希です。歴史あるこのチームに入団することができ、すごく嬉しい気持ちです。また、小さい頃からの夢であった舞台で戦うことをすごく楽しみにしています。身長は小さいのですが、小柄でも戦えるということを証明できるように頑張りたいと思います」 「(浦和の印象は)私は皇后杯で対戦させていただいて、その時の会場がレッズサポーターの皆さんで埋め尽くされていたことが、すごく深い印象です。本当にサポーターの皆さんがすごく熱いという印象と、選手の皆さんは高い技術があって、圧倒されるような試合をされたと思いました。これからリーグが続きますが、その中で自分が(メンバーに)食い込んでいけるように、また、頂点を取れるように頑張りたいと思います」 「(目標にしている選手は)伊藤美紀選手。自分と同じぐらいの身長なんですけど、どこにでも顔を出して、高い技術もあって大きい選手にも負けないですし、そういうガッツあるプレーがすごく魅力的だなと、練習参加をしてから一層を感じたので、一日でも早くそういう選手になれるように頑張っていきたいです」 <span class="paragraph-subtitle">◆突破力が武器のザ・ストライカー</span> ▽渡邉莉沙子 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/watanabe.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 「日本大学から加入することになりました渡邉莉沙子です。小さい頃から一ファンとして応援させていただくと同時に、すごく憧れていたこのチームに加入できることを大変嬉しく思います。中学時代にお世話になったクラブでもあるので、たくさんのことを色々な選手から学んで、一日でも早くチームの勝利に貢献できるように頑張ります」 「(浦和の印象は)ジュニアユース時代からトップの選手たちを間近で見てきて、その時から本当に強いという印象は変わりません。皇后杯も間近で見させていただいて、本当に一体感のある、ファンサポーターの心を強く動かすチームだと思いました。ファンサポーターの方々には、自分はどこからでもシュートを打てることが強みだと思っているので、そこを見ていただきたいです」 「(目標にしている選手は)菅澤優衣香選手。ストライカーという言葉がよく似合う選手で、必要な時に点を取れる選手だと思っています。自分もチームが苦しい時に点を取れるような選手になりたいです」 <span class="paragraph-subtitle">◆育成出身、攻撃的中盤のホープ</span> ▽竹内愛未 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/takeuchi.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 「ユースから昇格しました背番号29番ミッドフィルダーの竹内愛未です。私の強みは技術を生かして得点につながるプレーと、ネズミのように駆け回る前線からの守備です。今まで私と出会ってくれた全ての方への感謝の気持ちを忘れず、毎日元気いっぱい頑張ります。応援よろしくお願いします」 「(浦和の印象は)中学1年生から6年間ずっと駒場スタジアムで運営を手伝い、1番近くで試合を見てきましたが、ファンサポーターの皆さんの応援の力や選手たちが熱意を持ってプレーすることに、心を動かされて、昇格という目標を1番にずっと頑張ってきました。自分も早くそのピッチで皆様の応援を受け止めたいなと思います。あとはがむしゃらに走ってチームに貢献したいので、そこを見て欲しいです」 「(尊敬している選手は)猶本光選手。ファンサポーターを沸かせるプレーや、チームメイトを鼓舞するガッツのある姿を間近で見てきて、一緒に練習する中でも誰に対しても平等に要求したり、声をかけてくれたりする姿に心を動かされました。いつかは越えられるように、一緒にピッチでプレーできるように頑張りたいです」 <span class="paragraph-subtitle">◆ヘディングの強さは攻守で武器に</span> ▽岡村來佳 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/okamura.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 「ユースから昇格しました背番号30番デフェンダーの岡村來佳です。私の長所は対人の強さとコーナーキックからの得点です。長所を活かしつつ、偉大な先輩方のプレーを吸収し、チームに貢献できるような選手になっていけるように頑張ります。応援よろしくお願いします」 「(浦和の印象は)私も中学、高校から間近でトップの選手たちを見させていただき、とても格好良くて人柄も優しい、そんな印象を持っていました。サポーターの皆さんには自分の諦めない姿を見て欲しいです」 「(憧れている選手は)石川璃音選手。皇后杯の決勝を見て、璃音さんが出ていたら点が取られないのではと思うようなプレーをしていて、とても憧れました。私も一緒にピッチで立てるように頑張っていきたいです」 2024.02.09 20:50 Fri

「光さんの想いも背負って」石川璃音は浦和の誇りを、猶本の想いを胸にパリ五輪最終予選へ

三菱重工浦和レッズレディースのなでしこジャパンDF石川璃音がパリ・オリンピックアジア最終予選への想いを口にした。 8日、日本サッカー協会(JFA)はパリ・オリンピックアジア最終予選となる北朝鮮女子代表戦へ向けたなでしこジャパンのメンバーを発表。浦和からは清家貴子、高橋はな、石川の3名が選出された。 9日にクラブでのトレーニングを終えて取材に応じた石川は、「自分が選ばれたのはチームのみんなのおかげでもありますし、レッズに入っていなかったらこうして定期的に選んでもらえなかったと思うので、みんなに感謝しながら戦いたいと思います」と、日本の、そして浦和の看板を背負って戦う決意を言葉にした。 ホーム&アウェイで行われる第1戦目の会場が未定となっていることについては、「不安はありますけど、(相手は決まっているので)あとは戦うだけ。そこに囚われてはいないです」と、勝利を目指すことに焦点を当てる。 北朝鮮については高い強度を誇るとの印象を持っているようだが、「勢いを持って削りにくるプレーなどもあると思いますが、受け身にならないで自分から仕掛けてアグレッシブなサッカーができたら。初めのプレー、一発目でバーンと行くのが大事かなと思います」と、対人勝負でも引けを取るつもりは全くない。 また、これまでなでしこジャパンを支えながらも、直前の大ケガにより、戦列を離れることになった猶本光について、石川は目を潤ませながら「光さんの分まで戦えるように」と、想いを背負って決戦に臨むことを誓った。 「大好きな先輩で、助けてもらったこともたくさんありますし、一緒に戦えないのは悔しいです。でも、光さんの方がもっと悔しいと思う。今年に懸けていた思いも聞いていたので、光さんの分まで戦えるように、そういう想いも背負って頑張りたいなと思います」 2024.02.09 17:05 Fri

「日本女子サッカーの未来が私たちに」 浦和DF高橋はながパリ五輪最終予選メンバーに選出! 敵地戦未定にも「何でも大丈夫」

三菱重工浦和レッズレディースDF高橋はながなでしこジャパン選出にコメントした。 今夏のパリ・オリンピックで2大会連続6度目の出場を目指すなでしこ。ホーム&アウェイでの最終予選では北朝鮮女子代表と対戦する。先のブラジル遠征では外れたものの、この大事な北朝鮮女子との2連戦でメンバー入りの高橋は9日の取材で選出の心境、意気込みを語った。 「まず最終予選のメンバーに入ることができて、日本代表の選手としてオリンピックを目指す戦いができるというのはありがたいこと。もう一度、より一層の責任と覚悟をもって、気を引き締めて頑張っていかないといけないなと思う」 「あとは日本の女子サッカーの未来が私たちにかかっている。今まで予選をテレビで観て、実際に色々と感じたなかで、今度は自分がプレーする立場。何ができるのかをしっかりと考えて、いい準備をして絶対に勝って帰ってきたい」 浦和Lを代表しての選出にも「毎回、そこに関しては思って臨んでいる。特別、さらにというか、改めてその思いを持つのが大事。このチームがあってこその代表だし、背負って行っているのは忘れずにプレーしたい」を改めて自覚と責任を強くした。 浦和Lからは猶本光こそケガで外れたが、自身を含め、清家貴子と石川璃音の計3選手がメンバー入りという部分にも「自チームから行く選手が多いのは心強いし、普段のコミュニケーションも、サッカーもやりやすくなる。自分自身も嬉しい」と話した。 そうした思いを抱き、代表に向かう高橋だが、アウェイとなる第1戦の開催地は未定。だが、不安はなく、「何でも大丈夫。心強いメンバーがいるし、自分自身も関係ない。どこでも楽しめるし、自分たちが作り出していくだけ」と笑みを浮かべた。 北朝鮮女子の印象についてはアンダー世代での対戦経験から「どの戦いも厳しいものになる」と回想。「大事な試合にかけてくる熱量が違う」といい、「アウェイに行ったとき、応援がどの程度がわからないけど、その雰囲気にのまれないようにしたい」と警戒した。 オリンピック出場がかかる連戦とあって緊張もあるだろうが、「まずは楽しみでしかない。自分が出る、出ないに関係なく、今そこを迎えるというのが楽しみ」との心境も明かした高橋。なでしこをパリに導く活躍が注目される。 2024.02.09 15:20 Fri

「浦和の名に恥じるプレーはできない」パリ五輪予選に選ばれた清家貴子、期待の大きさに「絶対に勝たないといけない」

三菱重工浦和レッズレディースのFW清家貴子が、パリ・オリンピック アジア最終予選に向けて意気込みを語った。 日本サッカー協会(JFA)は8日、なでしこジャパンのメンバー22名を発表。アジアに2枚しかない切符の1枚を懸けて戦う、北朝鮮女子代表戦に向けたメンバーに清家も選出された。 なでしこジャパンの中心の1人であり、様々なポジションで起用されながらもゴールへ向かう姿勢が特長の清家。チームはシーズン再開に向けて8日に再始動し、2日目となったトレーニング後に囲み取材に応じ、代表選出への思いを語った。 「まず直近の目標にしていた部分でもあったので、選ばれたということは率直に嬉しかったですし、安心した気持ちもありました。ただ、オリンピックの出場権を獲得することが一番なので、次はそこに向けてという感じです」 今回のメンバーには、浦和Lからは高橋はなと石川璃音も選出された一方で、皇后杯で重傷を負った猶本光は選外となった。 浦和を背負って戦うことについては「たくさんのレッズサポーターが試合を見てくれますし、応援もしてくれるので、浦和の名に恥じるプレーはできないですし、もちろん日本も背負っているので、そういうプレーはできないと常々感じています。浦和レッズの清家貴子を世界に見せたいと思います」とコメント。強い意気込みを持って臨むという。 皇后杯では決勝まで進んだものの、PK戦の末にINAC神戸レオネッサの前に敗退。「悔しかったですけど、割とあの日でチームとして悔しさを消化できたというか、結果としてPKでの負けになってしまったので、誰を責めることもできないですし、みんなで良い戦いもできたので、そこを良しとして、次に向けてみんなで話して楽になりました」と、すぐに切り替えはできており、五輪予選に向けても集中できているという。 相手の北朝鮮はパワーもあり力強いプレーを見せてくる相手。清家は印象について「球際の強さだったり、戦う気持ちという部分は本当に強いなと思います」と語り、「そこは選手として負けてはいけない部分だと思うので、そこと戦えるような体づくりをしたいと思います」と、しっかりと鍛えてき行きたいとした。 この最終予選はホーム&アウェイで行われ、24日にアウェイで、28日にホームで対戦する。ただ、現在北朝鮮でのアウェイゲームが中立地になる可能性があるとされており、戦う場所が未定となっている。 清家は開催地について「北朝鮮に行くというので、色々な不利な状況になることは予想していましたけど、1つが人工芝でやることがあったので、その準備はしていました」とコメント。「天然芝でできるのであれば嬉しいなと」と、ピッチの問題に言及。「北朝鮮に行かなくて良いのであれば、そこはポジティブに捉えたいです」と、中立地になった方がプレーしやすい環境だと語った。 2試合での決着については「あまり経験がないので、個人としては一戦一戦全力で戦うことだけだと思う」と語る清家。1戦目の結果を受けて、ホームでの試合は思惑も変わってくるはず。「ゲームコントロールについてはチームの話を聞いてという感じになります」と、そこは池田太監督らスタッフに任せたいとした。 自身のプレーについては「代表だとどこで出るか、サイドバックかフォワードか、サイドハーフかわからないですけど、どこで出ても自分の良さというか、点を取っていく、チームとして点を取っていくためにどんな動きをしたら良いかを考えることは絶対持って行きたいです」とコメント。ゴールに向かうという自身の特徴を出したいと意気込んだ。 日本が予選を突破して五輪切符を掴むとなると、2012年のロンドン五輪以来となる。当然経験していない選手しかいない状況だが、清家は「正直想像できないというか、自分としては北朝鮮とのホーム&アウェイを勝ち抜くということしか考えていないところしか見ていないです」とコメント。ただ、メンバー入りしたことでの反響は大きかったようで「オリンピック予選ということでメンバー発表されて、周りからの言葉や期待を受けて、この大会に出ることの大事さを改めて確認させられましたし、身が引き締まるというか、絶対に勝たないといけないなと感じました」と、2016年は逃してしまった五輪切符をしっかりと掴みたいと誓った。 2024.02.09 14:40 Fri

上野真実が1年半ぶりのなでしこ復帰!リーグ戦5試合連続得点中のFWに指揮官は期待寄せる「パフォーマンスがよく北朝鮮との対戦経験もある」

日本サッカー協会(JFA)は8日、パリ・オリンピックアジア最終予選となる北朝鮮女子代表戦へ向けたなでしこジャパンのメンバー22名を発表。池田太監督は選考理由について言及した。 2大会連続6度目のオリンピック出場を懸け、ホーム&アウェイでの最終予選に臨むなでしこジャパン。メンバーにはキャプテンの熊谷紗希(ローマ)や、司令塔の長谷川唯(マンチェスター・シティ)らが順当に選出され、ブラジル遠征で初招集を受けた谷川萌々子(FCローゼンゴード)と古賀塔子(フェイエノールト)が継続して招集を受けた一方、負傷中の宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)や猶本光(三菱重工浦和レッズレディース)らが選外となった。 主軸を担っていた2人については「ケガはつきものとはいえ、乗り越えなければならないものだと思っていますし、早い回復を祈っています」と、配慮の言葉を残している。 また、代わる戦力として、上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ)が2022年7月以来となる代表復帰を果たした。 指揮官は上野の選出に関し、「WEリーグ、皇后杯でのパフォーマンスがよく、アジア競技大会での対戦経験もある。ゴール前での感覚や、スコアを取っている部分も含めて、選出した」と、選考理由を述べた。 熊本県出身の27歳FWは、2023年のアジア競技大会に日本女子代表として参加。北朝鮮とも決勝で相まみえ、連覇に貢献している。WEリーグでは5試合連続得点中で、5ゴールは現在リーグ単独トップと、好調を維持している。 上野が所属するS広島Rは、今季もこれまで通りの[4-3-3]でスタートし、現在は[3-4-2-1]を併用。上野は最前線やインサイドハーフ、シャドーでプレーしてきた。チームによって戦い方は異なるとはいえ、なでしこジャパンが採用するシステムと同じ形の中で継続的にプレーしているのは、本人にも代表にとってもプラスに働くだろう。 池田監督は「布陣に関しても、(選手が)流動的に関わりある攻撃を作り上げてきたので、いろいろな選手を前線でも中盤でも考えている」とコメント。S広島Rのチームメイトである中嶋淑乃とのコンビにも注目が集まる。 <span class="paragraph-title">【動画】上野真実、今季のリーグ戦全5ゴールを紹介</span> <span data-other-div="movie"></span> <span class="paragraph-subtitle">◆第4節 大宮アルディージャVENTUS戦</span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/uVOY1xKqHww?si=WVRHB0Lv3zeXNDzs&amp;start=60" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <span class="paragraph-subtitle">◆第5節 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦</span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/EV4tMAeBbAE?si=lVGJPNolNqxZxOG-&amp;start=16" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <span class="paragraph-subtitle">◆第1節延期分 三菱重工浦和レッズレディース戦</span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/0faJa-Dmg8Y?si=jW3lFcfkET-L9kST&amp;start=40" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <span class="paragraph-subtitle">◆第6節 日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦</span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/RVU_15MKFNc?si=nZWFu-cunL_J49W-&amp;start=112" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <span class="paragraph-subtitle">◆第7節 ノジマステラ神奈川相模原戦</span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/S6-COh0xS4Y?si=-NkrhesvVFseGdmZ&amp;start=56" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> 2024.02.08 20:40 Thu
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