女子サッカー界特有の問題に新プロジェクト発足…男子よりも頻発するヒザの前十字じん帯問題にイングランドで動き

2024.05.01 14:35 Wed
ACLを損傷したことで女子W杯出場を逃したリア・ウィリアムソン
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ACLを損傷したことで女子W杯出場を逃したリア・ウィリアムソン
女子サッカー界で長らく大きな問題となっており、原因が解明されていないヒザの前十字じん帯(ACL)の問題。イングランドでは、予防を研究するための新たなプロジェクトがスタートするという。

サッカー界においてはケガというのはつきもの。小さなものから大きなものまで、接触プレーやハードなトレーニング、試合を行えば、少なからず発生してしまう。

男女共にケガはつきものだが、女子サッカー界だけで見られる異常な事態がある。それがACLの負傷だ。
その7割は非接触で発生すると言われているが、女子サッカー界ではこの負傷が頻発。とある研究では、男子の2〜6倍のリスクが女子にはあるとされている。

WEリーグでも多くの選手がこの負傷で離脱。昨年の皇后杯では、三菱重工浦和レッズレディースのなでしこジャパンMF猶本光、MF安藤梢が同じ試合で2人ともACLを損傷し、今季絶望という状態となっている。
また、世界に目を向けても多くの選手がACLの問題を抱え、ワールドクラスの選手も多数が離脱。イングランド女子代表キャプテンのリア・ウィリアムソンは2023年の女子ワールドカップを欠場、かつてバロンドールも受賞したスペイン女子代表MFアレクシア・プテジャスはユーロ2022を欠場。大きな大会の出場を逃す選手も珍しくない。

あまりの頻発具合に、「ACL Women Football Club」というX(旧ツイッター/@aclwfc)もあるほど。世界中のACLの負傷の情報を共有しようというアカウントであり、それほどまでに女子サッカー界では大きな問題となっている。

そんな中、イングランドではプロサッカー選手協会(PFA)、FIFPro(国際プロサッカー選手会)、そしてスポーツブランドの「ナイキ」、リーズ・ベケット大学が協力し、ACL損傷の予防を研究する新たな3年間のプロジェクトに資金提供をすることとなった。

このプロジェクトにはFA女子スーパーリーグ(FAWSL)の半数以上のクラブが同意しており、施設やチームの規模に応じたスタッフの数、トレーニング施設へのアクセス頻度、移動やプレーのスケジュールなど多くの要素に基づいて評価していくというもの。女子サッカー選手のACL損傷のリスクを高める環境要因に焦点を当てていくという。

FIFProの女子サッカー戦略・研究責任者であるアレックス・カルビン博士は、「プロジェクトACL」が最終的には世界中のプロリーグに拡大されることを期待している。

「これまでのところ非常に前向きな反応が得られている。シーズン終了時にはさらに多くのWSLクラブが参加することが期待される」

「クラブの賛同は必要ないが、クラブの賛同は本当に望んでいルコと。これは、クラブが女子プロサッカーのより良い未来に貢献する機会だ」

これまでは女性特有の問題と考えられており、月経の周期やスパイクの問題、体の構造など生理学的な要因に焦点が当てられ研究されてきた。

しかし、そこに目を向けていることが誤解を招く可能性もあると考えられ、より体系的に研究していくことにするとのこと。また、選手たちの意見をしっかりと吸い上げて、本人たちが感じていながらも見逃されている問題にもフォーカスしていくことになるという。




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猶本光の爽やか真っ白コーデが好評!アディダス最新作姿に「髪も短くなって決まってる」「白似合う」と反響

三菱重工浦和レッズレディースのなでしこジャパンMF猶本光がアディダスの新作コーディネートを披露。好評を博している。 自身にとって初の女子ワールドカップ(W杯)となったオーストラリア&ニュージーランド大会で、3試合に出場した猶本。グループステージ第2戦のコスタリカ女子代表戦では見事な先制点を挙げた。 WEリーグカップの開幕戦こそ休養を与えられたが、2日に行われた第2節のノジマステラ神奈川相模原戦にはフル出場。敵将の菅野将晃監督をして「センターバックやアンカーがつけないようなところに顔を出され、フリーにしてしまったことは課題」と言わしめたように、絶妙なポジショニングと持ち運びからの展開で先制点の起点となった。 明けて4日には自らのインスタグラムを更新。アディダスの「Z.N.E.」コレクションを纏った白コーデ姿を公開した。 「Z.N.E.」は1日に発表されたばかりの最新コレクションで、ラグビー日本代表の稲垣啓太と、モデルの稲垣貴子さん夫妻がキービジュアルを務める。 清涼感漂う一枚は「髪も短くなって決まってるぜぃ」、「爽やか感たっぷり」、「カッコいい!」、「白似合う」、「靴下がかわいい」と好評を博したほか、「白もカッコいい。けど、やっぱり赤が一番カッコいい」と、好感を得つつも普段の浦和Lカラーが好きだという声も聞こえた。 23日に北九州スタジアムで催されるアルゼンチン女子代表戦のメンバーにも名を連ねた猶本。「9月23日の代表戦、初めて試合を観に行きます。めちゃくちゃ楽しみです!!」と、大きな期待が寄せられている。 <span class="paragraph-title">【写真】アディダスの新作で全身白コーデの猶本光</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CwwUzwkvMNQ/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; 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浦和レディースが新加入記者会見を実施!大学屈指の3選手に、ユースからは2名が昇格

三菱重工浦和レッズレディースが9日、新加入記者会見を実施。2024年から浦和へ加入する5選手が出席し、意気込みなどを語った。 新たに赤のユニフォームを纏うのは、DF後藤若葉(早稲田大学)、MF森田美紗希(日体大SMG横浜/日本体育大学)、FW渡邉莉沙子(日本大学)。また、ユースからMF竹内愛未、DF岡村來佳がトップチームへ昇格する。 第19回アジア競技大会の優勝メンバーでもある後藤に、屈指のプレーメーカーである森田、力強いドリブルが武器のストライカー渡邉と、3選手は大学時代にも名を馳せている。さらに、攻撃センスに秀でた運動量豊富な竹内に、対人守備に強い岡村と、各ポジションに個性豊かな面々が揃った。 仁木俊雄強化部長は冒頭で、各年代で新加入選手に関わった指導者への感謝を述べ、「この選手たちを育てていただいた指導者の皆様がいてこそ、今この場を迎えられていると思います」とコメント。また、各選手に対しては「浦和を背負う責任を持って、ピッチで躍動してくれることを願っております」と期待を込めた。 楠瀬直木監督も「今チームには日本を代表する選手が大勢います。そういう選手たちから多くを学んで、一日でも早くデビューを飾って、お客さんのハートを掴み、WEリーグを、日本のサッカーを、我々の一員として引っ張っていける存在になってもらえたら」と、活躍を望む言葉をかけている。 2023-24WEリーグは現在ウインターブレイクを迎えており、浦和は首位INAC神戸レオネッサと勝ち点「1」差の2位。逆転での連覇へ向け、新戦力の早期フィットは欠かせない。 各選手はそれぞれ、チームの印象を語り、目標とする選手などを挙げて意気込みを語った。 <span class="paragraph-subtitle">◆キャプテンシー有する大学ナンバーワンDF</span> ▽後藤若葉 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/goto.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 「早稲田大学より新加入することになりました後藤若葉です。浦和レッズレディースという素晴らしいチームでプレーできることを大変嬉しく思います。これまで支えてくださった全ての皆様への感謝の気持ちを忘れずにプレーしていきたいと思います。これまでよりもさらに厳しい環境にはなると思いますが、この素晴らしいチームの中で多くのことを学び、吸収して、かつ自分らしいプレーが出せるように頑張っていきたいと思います」 「(浦和の印象は)私は中学校高校と日テレ・メニーナの方に所属していたのですが、その時からレッズは強いなというイメージがありました。プラスして、選手たちもファンサポーターの方々も全て含めて、本当にいいチームだなと、皇后杯の決勝を目の前で見させていただいて感じたので、その中に入っていけることがとても楽しみですし、ファンサポーターの方々はとても熱く一緒に戦ってくださると思うので、その方々たちと皇后杯で掴めなかった頂点を(取って)、一緒に喜べるように頑張っていきたいです」 「(目標にしている選手は)高橋はな選手。U-19、20でセンターバックを組んで、一緒にアジアを取りましたし、その中で学ぶことも多かったです。これから隣で立てるように、かつ越えていけるように頑張っていきたいと思っています」 <span class="paragraph-subtitle">◆技術力に長けたゲームメーカー</span> ▽森田美紗希 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/morita.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 「日体大SMG横浜から加入することになりました森田美紗希です。歴史あるこのチームに入団することができ、すごく嬉しい気持ちです。また、小さい頃からの夢であった舞台で戦うことをすごく楽しみにしています。身長は小さいのですが、小柄でも戦えるということを証明できるように頑張りたいと思います」 「(浦和の印象は)私は皇后杯で対戦させていただいて、その時の会場がレッズサポーターの皆さんで埋め尽くされていたことが、すごく深い印象です。本当にサポーターの皆さんがすごく熱いという印象と、選手の皆さんは高い技術があって、圧倒されるような試合をされたと思いました。これからリーグが続きますが、その中で自分が(メンバーに)食い込んでいけるように、また、頂点を取れるように頑張りたいと思います」 「(目標にしている選手は)伊藤美紀選手。自分と同じぐらいの身長なんですけど、どこにでも顔を出して、高い技術もあって大きい選手にも負けないですし、そういうガッツあるプレーがすごく魅力的だなと、練習参加をしてから一層を感じたので、一日でも早くそういう選手になれるように頑張っていきたいです」 <span class="paragraph-subtitle">◆突破力が武器のザ・ストライカー</span> ▽渡邉莉沙子 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/watanabe.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 「日本大学から加入することになりました渡邉莉沙子です。小さい頃から一ファンとして応援させていただくと同時に、すごく憧れていたこのチームに加入できることを大変嬉しく思います。中学時代にお世話になったクラブでもあるので、たくさんのことを色々な選手から学んで、一日でも早くチームの勝利に貢献できるように頑張ります」 「(浦和の印象は)ジュニアユース時代からトップの選手たちを間近で見てきて、その時から本当に強いという印象は変わりません。皇后杯も間近で見させていただいて、本当に一体感のある、ファンサポーターの心を強く動かすチームだと思いました。ファンサポーターの方々には、自分はどこからでもシュートを打てることが強みだと思っているので、そこを見ていただきたいです」 「(目標にしている選手は)菅澤優衣香選手。ストライカーという言葉がよく似合う選手で、必要な時に点を取れる選手だと思っています。自分もチームが苦しい時に点を取れるような選手になりたいです」 <span class="paragraph-subtitle">◆育成出身、攻撃的中盤のホープ</span> ▽竹内愛未 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/takeuchi.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 「ユースから昇格しました背番号29番ミッドフィルダーの竹内愛未です。私の強みは技術を生かして得点につながるプレーと、ネズミのように駆け回る前線からの守備です。今まで私と出会ってくれた全ての方への感謝の気持ちを忘れず、毎日元気いっぱい頑張ります。応援よろしくお願いします」 「(浦和の印象は)中学1年生から6年間ずっと駒場スタジアムで運営を手伝い、1番近くで試合を見てきましたが、ファンサポーターの皆さんの応援の力や選手たちが熱意を持ってプレーすることに、心を動かされて、昇格という目標を1番にずっと頑張ってきました。自分も早くそのピッチで皆様の応援を受け止めたいなと思います。あとはがむしゃらに走ってチームに貢献したいので、そこを見て欲しいです」 「(尊敬している選手は)猶本光選手。ファンサポーターを沸かせるプレーや、チームメイトを鼓舞するガッツのある姿を間近で見てきて、一緒に練習する中でも誰に対しても平等に要求したり、声をかけてくれたりする姿に心を動かされました。いつかは越えられるように、一緒にピッチでプレーできるように頑張りたいです」 <span class="paragraph-subtitle">◆ヘディングの強さは攻守で武器に</span> ▽岡村來佳 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/okamura.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 「ユースから昇格しました背番号30番デフェンダーの岡村來佳です。私の長所は対人の強さとコーナーキックからの得点です。長所を活かしつつ、偉大な先輩方のプレーを吸収し、チームに貢献できるような選手になっていけるように頑張ります。応援よろしくお願いします」 「(浦和の印象は)私も中学、高校から間近でトップの選手たちを見させていただき、とても格好良くて人柄も優しい、そんな印象を持っていました。サポーターの皆さんには自分の諦めない姿を見て欲しいです」 「(憧れている選手は)石川璃音選手。皇后杯の決勝を見て、璃音さんが出ていたら点が取られないのではと思うようなプレーをしていて、とても憧れました。私も一緒にピッチで立てるように頑張っていきたいです」 2024.02.09 20:50 Fri
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さいたまダービーは仲田歩夢弾で大宮VENTUSが先制も、塩越柚歩の後半ATミドルで浦和レディースが追い付きドロー!《WEリーグ杯》

20日、2022-23 WEリーグカップ第1節グループAの大宮アルディージャVENTUS vs 三菱重工浦和レッズレディースがNACK5スタジアム大宮で行われ、2-2の引き分けに終わった。 WEリーグの名を冠して初めて行われるカップ戦がリーグ戦に先駆けてスタートし、新シーズンが幕を開けた。 大宮はGKにスタンボー華を起用し、昨シーズンのベースとなった[4-4-2]を採用。AC長野パルセイロ・レディースから加入し「10」番を背負う五嶋京香は、昨季徐々に存在感を増していった源間葉月とダブルボランチを形成した。 池田咲紀子が右ヒザ前十字靭帯損傷、福田史織がU-20日本女子代表活動と、GK事情に難を抱える浦和は18日に特別指定選手として承認されたばかりの伊能真弥をスタメンで起用。南萌華の抜けた最終ラインには長嶋玲奈らサイドバック調の4人が並び、ポゼッション時には柴田華絵をアンカーとした[4-3-3]、守備時に[4-4-2]を組むシステムで臨んだ。 昨シーズンのリーグ戦での対戦成績は、互いに敵地で勝利を挙げての1勝1敗。序盤は塩越柚歩ら前線にタレントをそろえる浦和が主導権を握り、CKから菅澤優衣香のヘッド、猶本光の連続ミドルなどでゴールに迫る。 守勢の時間が続く大宮もクロスに対して粘り強く対応し、古巣戦となる乗松瑠華を中心にボックス内での決定機は許さず。攻撃では中盤より前へ運べない状況が続いていたものの、30分に少ないチャンスを生かして先制に成功。ミドルサードでの守備から速攻に転じると、井上綾香が持ち運んでスルーパスを送り、この日は右サイドハーフに入った仲田歩夢がダイアゴナルランでペナルティアーク左まで走り込み、すべり込みながら左足で合わせてネットを揺らした。 インサイドハーフの2枚や安藤梢を使って効果的にプレスを回避して前進する浦和は43分にボックス右から菅澤の右足で狙うも、ビハインドで前半を終えると、ハーフタイムに2枚替え。遠藤優が右サイドバック、清家貴子が左ウイングに入る。大宮も仲田に代えて村上真帆を投入した。 浦和は佐々木繭がミドルで後半最初のチャンスを作れば、大宮は井上が巧みなボールタッチから右足でネットを揺らすも、オフサイドポジションにいた源間がGKのブラインドとなったためにゴールは認められず。 その後は浦和が攻勢を強めたものの、次の1点を挙げたのは後ろが耐えた大宮。村上の右からのクロスにGK伊能と五嶋が交錯するような恰好となり、こぼれ球はゴール方向へ。DF決死のクリアも小さく、詰めた上辻佑実が頭で押し込んでリードを広げた。 大宮は74分に左ヒザ前十字靭帯損傷の長期離脱から復帰した大熊良奈を送り出し、今季浦和から加入した柴山史菜もピッチへ。だが、終盤は長く守備に追われると、後半追加タイム1分に清家のクロスから猶本に1点を返され、以降も受けに回ってしまう。 試合終了も見え始めた追加3分。浦和はボックス手前でパスを受けた塩越がルックアップから豪快に右足を振り抜くと、強烈なミドルシュートが右隅に決まって土壇場で試合を振り出しに戻し、そのままタイムアップ。昨季の皇后杯女王が意地を見せ、2-2の引き分けに終わっている。 ◆WEリーグカップ グループステージ 第1節 ▽8月21日 グループA 大宮アルディージャVENTUS 2-2 三菱重工浦和レッズレディース ▽8月20日 グループA アルビレックス新潟レディース 1-1 ちふれASエルフェン埼玉 AC長野パルセイロ・レディース 1-1 マイナビ仙台レディース グループB <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">INAC神戸レオネッサ 3</span>-2 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 2022.08.21 20:06 Sun
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東京NBが首位・浦和Lの連勝止めるも逆転優勝遠のく手痛いドロー…I神戸は田中美南2発で追走し次節直接対決へ《WEリーグ》

2022-23 Yogibo WEリーグ第17節の5試合が7日に各地で開催された。 浦和駒場スタジアムでは9連勝で首位を走る三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点39)と、9ポイント差で追う3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザの直接対決が行われ、2-2の引き分けに終わった。 島田芽依や猶本光のミドルなどで浦和が優勢に試合を進めたが、先制したのは東京NB。松永未夢がバイタルエリア右で安藤梢のチェックに遭いながらも粘ってキープし、いったん戻して木下桃香がクロスを入れると、石川璃音の背後に顔を出した植木理子が頭で合わせてネットを揺らした。 ビハインドで前半を終えた浦和だったが61分、柴田華絵のボール奪取から速攻へ転じると、清家貴子がペナルティアーク手前左から鋭いミドルシュートを右上隅へ突き刺して同点に。7分後には右サイドの崩しから塩越柚歩が第2節以来となるゴールを挙げ、逆転に成功する。 負けられない東京NBも82分に北村菜々美がシュートを沈めて同点とするも、再逆転までには至らず、2-2でタイムアップ。浦和は連勝が「9」でストップするも首位をキープし、2戦連続ドローの東京NBは逆転優勝が遠のくこととなった。 前節は痛恨の黒星で浦和Lとの勝ち点差が「6」となった2位のINAC神戸レオネッサは、アウェイで7位・ノジマステラ神奈川相模原と対戦し、2-0で勝利を収めた。 攻勢の続く中で21分の伊藤美紀のシュートはクロスバーに嫌われるも、前半終了間際の42分に成宮唯のパスカットから田中美南が強烈な右足のフィニッシュを沈めて先制点を奪うと、後半の立ち上がりにも再び田中。阪口萌乃の右CKにニアで合わせて今季9得点目を挙げ、得点ランキングの単独トップに躍り出た。 バウンスバックを果たしたI神戸は、次節ホームで浦和Lとの直接対決を迎える。 また、異例の10:30キックオフとなった最下位・アルビレックス新潟レディースvs6位・サンフレッチェ広島レジーナは、1-0で新潟Lが勝利。 右足関節三角靭帯損傷から復帰し、10試合ぶりの先発出場となった石淵萌実が11分にWE初ゴールとなる先制点で試合を動かすと、これが決勝点に。前節I神戸から挙げた金星を含め、今季初の連勝を飾っている。 10位・AC長野パルセイロ・レディースと8位・ちふれASエルフェン埼玉の一戦は、AC長野が逆転勝ちを収めた。 試合は開始早々の4分にEL埼玉が先制。トップ下にポジションを移して存在感を見せる瀬戸口梢のラストパスから吉田莉胡が3試合連続となるゴールを決め、試合を動かした。先手を取られたAC長野だったが、前半途中に急遽の出場となった奥津礼菜が大きな仕事をやってのける。 折り返しての63分、ボックス右角から左足を振り抜いて豪快な同点ゴールをたたき込むと、4分後には川船暁海に右足で合わせての逆転弾。奥津の今季初ゴールを含む2発で、AC長野がEL埼玉との前回対戦以来となる5試合ぶりの白星を手にした。 9位のジェフユナイテッド市原・千葉レディースvs5位・マイナビ仙台レディースは、マイ仙台が中島依美の今季3得点目で52分に先制するも、千葉Lも56分に鴨川実歩がネット揺らし、ドローでタイムアップ。マイ仙台は連勝ならず、千葉Lは6連続ドローに終わっている。 ◆WEリーグ 第17節 <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">アルビレックス新潟レディース 1</span>-0 サンフレッチェ広島レジーナ ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1-1 マイナビ仙台レディース 三菱重工浦和レッズレディース 2-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ ノジマステラ神奈川相模原 0-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">2 INAC神戸レオネッサ</span> <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">AC長野パルセイロ・レディース 2</span>-1 ちふれASエルフェン埼玉 WE ACTION DAY(今節試合なし) 大宮アルディージャVENTUS <span class="paragraph-title">【動画】田中美南が得点ランキングトップに躍り出る貫録の2ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="9q0J8zCb0YA";var video_start = 3044;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.05.07 17:50 Sun

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